デンマンのブログ

デンマンが徒然につづったブログ

犬と猫

2022-02-28 03:41:17 | 地球・環境・自然・動物・ペット
犬と猫

 


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デンマンさん。。。、今日は、犬と猫のお話ですか?


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そうです。。。小百合さんは不満なのですか?

いいえ、楽しみですわ。。。でも、どういうわけで犬と猫なのですか?

ちょっと次のリストを見てください。。。

 


(home22-02-10.jpg)


『拡大する』

『犬の話@バレンタイン』

『猫カフェde癒し』


 



これはGOO の僕の「デンマンのブログ」の管理画面なのですよ。。。赤枠と緑の枠で囲んだ箇所に注目してください。。。



あらっ。。。犬と猫が出てくる記事に反響があるのですわねぇ〜。。。

そうなのですよ。。。やはり、動物の中でもペットの犬と猫に多くの関心が集まるのですよ。。。

どういうエピソードにネット市民の皆さまは興味があるのですか?

ちょっと次のエピソードを読んでみてください。。。

 



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空知(そらち)

 

4年前の夏、母が自殺した。
アパートから自宅にかけつけたけれど、母の顔は見なかった。

泣き続ける家族を冷静にながめながら、「バカなことを」と思っただけだった。
がっくりと肩を落とした父の代わりに、私が喪主を務(つと)めた。

真夏の青空に立ち上る火葬場の煙をぼんやりと見つめながら、私はただ「暑いな」とつぶやいただけだった。

 (中略)

どんなときでも涙を見せない私は、どう考えても“かわいい女”ではなかった。
「お前はひとりでも生きていける女だよ」

 


(breakup5.gif)

 

いつも相手にそう言われて恋は終わる。
何度も同じ言葉で失恋するから、私は案外その言葉が気に入っていた。(略)

5回目の恋が終わった日の帰り道、動物病院の横を通りかかると、
そこに「子犬(フレンチブル)あげます。おとなしく、あまり鳴きません」という張り紙があった。(略)

写真をみると、どう見てもかわいい犬とは言いがたい。
これがいわゆる「ブサイク犬(けん)」と言うのだろうか。

 


(frbull02.jpg)

 

私は、そのまま通りすぎた。(略)

泣かない女と鳴かない犬ーーーいいコンビだ。

そう思うと、つい笑ってしまった。

1週間経っても、2週間経っても、その張り紙はそのままだった。(略)
あと2日、この張り紙があったら、私が「ブサイク」を引き取ろうーーーそう心に決めた。(略)

「ブサイク」は無事に私のもとにやってきた。
いつまでも「ブサイク」と呼ぶのもかわいそうなので、(略) 私は「空知」と名付けた。(略)

空知は散歩に行くとき、かならずボールをくわえて出かける。
公園に到着すると、そのボールを私の前にポトリと落として、投げろと催促する。

前足を地面につけ、おしりを高くあげて、シッポを左右に軽く振る。
それは空知の「遊んで!」というポーズだった。

 (中略)

ある日、いつものように空知と私は追いかけっこを楽しんでいた。
気がつくと、空知が私を追いかけてこない。

振り向くと、遠くから何かが走りよる音が聞こえた。
1匹の大型犬が私と空知めがけて、一目散に走ってきたのだった。

それは一瞬の出来事だった。
大型犬は空知の首に噛みつくと頭を左右に振った。

まるで獲物をしとめたライオンのように。
空知は短く悲鳴をあげた。

大型犬が次に向かったのは、ボールを手にした私だった。
空知は立ち上がって私の前に立ち、大型犬に向かって牙をむいた。(略)
しかし、空知の身体は、鮮血で真っ赤になっていた。

私は動けなかった。
“不意打ち”を食らって“固まる”私。
いつもは気にもとめずにランニングををしている人たちが、私の代わりに空知を動物病院へ運んでくれた。

 (中略)

病院に着くと、私は横たわった空知に触れて、空知の顔におでこをつけた。
「ごめんね、空知……。 痛い思いさせちゃったね。 ボール投げ、もうできなくなっちゃたね。 あれ、ホントに楽しかったよ。 ごめんね、空知……」

 


(frbull03.jpg)

 

しばらく黙っていた獣医が、ゆっくりと話し始めた。

「泣いていいんですよ。そういうときは思いっきり泣くんです。
人間は泣くことで、痛みやつらさを減らすことができるんですから」

となりにいた看護師が、私の背中をゆっくりさすってくれた。
あたたかい手で何度も背中をさすられているうちに、私はのどが締めつけられるように苦しくなり、やがて涙がこぼれてきた。
私は泣いた。

「思い切り泣くんです」
その言葉が、なぜだかとてもつらかった。
つらくてつらくて、私は泣いた。

 (中略)

長い長い入院生活を終えて、空知は元気になって私のところに帰ってきた。
私と空知の生活がまたはじまった。

泣くことは大切だ。
悲しいときは誰にどう思われようと、大声で泣くんだ。
それでいいんだ。(略)


私はそのことを初めて知った。
空知がそれを教えてくれた。

ありがとう、空知。
ずっといっしょにいようね。

 (94-107ページ)

 

(注: 赤字はデンマンが強調。
読み易くするために改行を加えています。
写真とイラストはデンマン・ライブラリーより)




『犬から聞いた素敵な話』
著者: 山口花
2013年10月2日 第8版第21刷発行
発行所: 東邦出版株式会社


 



どうですか、小百合さん。。。 久しぶりに読み直しても いい話だと思いませんか?



上のエピソードを読んで、デンマンさんは大声で泣いたのですか?

いや。。。 別に大声で泣くほど感動したわけではないのですよ。。。

他にも感動するエピソードが出てくるのですか?

じゃあ、次のエピソードも読んでみてください。。。

 



 


(mother003.png)

 

ごめんね、あかり。
おかあさんはあかりを置いて先に逝きます。

ソックスが生きているうちはソックスが私のかわり。
あかりを見守ってくれるよ。

そして、ソックスも、いつかはあかりより先に逝くでしょう。
そのとき、私はいよいよ念願の風になります。

いつかあかりは私を風みたいだってほめてくれたよね。
あれ、かなりうれしかった。
ちょっといたずらな風が吹いたら、私がそばにいると思ってください。

 


(foorin2.jpg)

 

それからもうひとつ。
『犬との10の約束』は覚えてくれてる?
あれにはつづきがあります。

それは約束ではなくて、『虹の橋』という詩です。
ソックスが先に逝ってしまったあとで読んでみてね。

 


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『虹の橋』

 


(niji01.jpg)

 

動物は、死んだあとに虹の橋と呼ばれる場所で暮らします。
そこは快適で満ち足りているのですが、
ひとつだけ足りないものがあります。

それは特別な誰か、
残してきてしまった誰かがそこにはいないこと。
それがさびしいのです。

草原で遊び回っている動物たちのうち
一匹が突然遊ぶのをやめ、遠くに目をやります。

一心に見つめるその瞳は輝き、
からだはかすかに震えはじめます。

その子は突然草原を飛ぶように走り出します。
あなたを見つけたのです。

あなたとあなたの特別な友だちは
再会のよろこびに固く抱き合います。

そして、あなたを心のそこから信じているその友だちの瞳を覗き込みます。

あなたの人生から長い間失われていたけれど、
心からは一日も離れたことのなかったその瞳を。




 

じゃあ、元気でね。

芙美子 母より

 

(注: 赤字はデンマンが強調。
読み易くするために改行を加えています。
写真とイラストはデンマン・ライブラリーより)




200-201ページ 『犬と私の10の約束』
著者: 川口 晴
2008年2月25日 第11刷発行
発行所: 株式会社 文藝春秋


 



このエピソードも素晴らしい話だとは思いませんか? 子を持つ母親とすれば、やはり子供を置いて先に逝くことを考えて本当に身を切られるようにつらかったでしょうね。 しかも、子供はまだ10代の娘というのだから。。。なおさら後ろ髪を引かれるような思いでしょう。



確かに そうだと思いますわ。 あかりさんはまだローティ-ンで、しかも一人っ子だったでしょう。。。お母さんはマジで心残りだったでしょうね。

冒頭のエピソードはあかりちゃんの12歳の誕生日のことです。 その日、お母さんがゴールデン・リトリーバーの子犬をあかりちゃんにプレゼントするのだけれど、子犬を家に連れて帰るときに倒れて入院するのですよ。

膵臓でしたよね?

そうです。。。あかりちゃんのお父さんはお医者さんなのだけれど、膵臓がんがかなり進行していたのにも気づかなかった。 結局、手遅れで、あかりちゃんのお母さんはあの世に逝ってしまう。 あかりちゃんは子犬の名を「ソックス」とつける。 可愛がって育てたのでソックスはあかりちゃんになついて大きくなる。 それでもやがてソックスが10歳になる頃に急に体が弱って、ソックスもあの世に逝ってしまう。

なんだか本当に可哀想ですわねぇ〜。。。

あかりちゃんとお父さんで犬小屋を始末している時に、奥の方に封筒に入った書き置きが見つかる。 その書き置きがすぐ上で引用したものです。

猫のエピソードも感動的なのですか?

次のエピソードを読んでみてください。。。

 


猫の記憶


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僕になついた野良猫が居たのですよう。小百合さんのすぐ上のメールを読んで、僕は懐かしく思い出したのです。あの野良猫こそは“たなぎ猫”だと思ったのですよ。



どう言う訳で。。。?

野良猫だから飼い主が居る訳ではない。お袋に聞いたら実家のガレージの棚の上で夜を明かすことが多いと言うのですよう。

 


(cat73.jpg)

 

それで、この上の野良猫がデンマンさんに、なついたのでござ~♪~ますか?

この猫は、とっても警戒心が強いのですよ。野良猫って、たいていそうだけれど、この猫がどうして警戒心が強いかと言うと、僕の親父(オヤジ)が猫が嫌いなのですよ。野良猫が家の中に上がりこまないように、僕の親父は猫を見れば、飲み残しのお茶をぶっ掛けたりするのです。だから、僕の姿を見ると親父だと思って一瞬逃げ出しますよう。でも、2度目に振り向くと、いつもの怖い男とはちょっと違うようだと思うのか?遠くから確かめるような目つきをして、僕をじっと見ているのです。

それで。。。?

僕は犬や猫とは波長が合う目つきをしているのです。人間だって、この人とは気が合う、と言うことがあるでしょう? 僕は犬や猫とは仲良くなれるようなフェロモンでも出しているのではないか?うへへへへ。。。そう思うことさえありますよ。怖そうな犬が他の人には吠えても、僕には吠えない。。。そういう事を僕は何度か経験しています。

それで、その野良猫は、どういうきっかけでデンマンさんになついたのですか?

僕が帰省していた時に、この野良猫に餌付(えづ)けしてみたのですよう。

それで、すぐにデンマンさんになついたのでござ~♪~ますか?

一週間ぐらいは、僕の手からは食べませんでしたよ。

 


(ika12.jpg)

 

これはねぇ、“なかよし”と言う名の「チーズ入り裂(さ)きイカ」なんですよう。たまたま八戸市の知り合いがお土産に持って来たものです。イカなら猫も食べると思ったし、チーズだってミルクを固めたものですからね。ミルクは猫の好物でしょう。だから、「チーズ入り裂きイカ」ならば、絶対に猫ならばハマる、と思ったのです。

ハマりました?

ハマりましたよう。僕の姿を見ると「チーズ入り裂きイカ」が食べられると思って寄って来るようになりました。10日目には僕が体を触っても逃げないようになりました。

つまり、その野良猫はデンマンさんを飼い主に決めたのでござ~♪~ますか?

自分の用事がある時だけ、降りてくる…

でもねぇ、小百合さんも上のように書いていたけれど、「チーズ入りさきイカ」を食べ終わると、どこかへ行ってしまいますよ。んもお~。。。食べる時だけ僕になつく勝手な野良猫なのです。まさに「たなぎ猫」だと思いましたよう。

結局、デンマンさんを飼い主だとは思わなかったのでござ~♪~ますわね?うふふふふ。。。

この時は、僕が8年ぶりに実家に帰った時で、野良猫の“ミーちゃん”に餌付けをやっていた時に、菊ちゃんがたまたま通りかかったのですよう。「虫の知らせ」とでも言うのでしょうね。

菊ちゃんがまだ生きていた頃のお話でござ~♪~ますか?

そうなのです。菊ちゃんは奇病にかかって40代で亡くなってしまいました。本当に可哀想でした。菊ちゃんも懐かしかったのでしょうね。ニコニコしながら、すぐに僕のところにやってきました。やはり、僕だって「たなぎ猫」よりは菊ちゃんの方がずっと可愛いですよ。

 




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アキィーヤは、とおい。。。とおいとこから。。。きちゃったのォ~?

(僕がカナダに居ることはお袋から聞いていたらしいのです。)



うん、そうだよ。カナダと言う国なんだよう。菊ちゃんには分からないだろうなぁ~。。。どう?カナダって、どこにあるか知ってるゥ~?

と~♪~おい。。。と~♪~おいとこよねぇ~。。。

うん、うん、うん。。。。そうだよ、そうだよう。ずっと遠いところにあるんだよう。ちょうど地球の裏側なんだよ。分かるゥ~?

チキュウに裏があるのォ~

うん、うん、うん。。。あるんだよう。地球は丸いからね。

どうちて丸いの?平らでちょう?丸いとすべってちまうわ。うふふふふ。。。

そうだよなぁ~。。。うへへへへ。。。確かに丸いと滑ってしまうよなぁ。。。うしししし。。。菊ちゃんがネンネしている時に、僕は起きているんだよう。うへへへへ。。。

どうちて、あたしがネンネしている時にアキィーヤは起きているのォ~?

だから、地球は丸いからだよ。

チキュウは平らでちょう

うん、うん、うん。。。確かに菊ちゃんの目には平らに見えるよなぁ。間違いないよう。菊ちゃんは間違った事を言ってないよう。うへへへへ。。。地球が丸いか平らか?は菊ちゃんにとって重要じゃないから、どうでもいいんだよ。とにかく、菊ちゃん、お茶でも入れるから上がりなよ。


 



そう言う訳でしばらくぶりに会った菊ちゃんのために僕がお茶を入れることにしたのですよう。



デンマンさんは何年ぶりに菊ちゃんにお会いしたのでござ~♪~ますか?

10年ぶりぐらいですよう。知恵遅れの人ってあまり年をとらないのですよね。当時、菊ちゃんは40才になろうとしていたのだけれど、僕の目には小学生の頃見た菊ちゃんと、ほとんど変わりがなかったですよう。その時の菊ちゃんは20歳ぐらいでした。。。

それで、この時に何か面白いお話があるのでござ~♪~ますか?

そうなのです。

菊ちゃんを応接間に通して僕が台所でお茶を入れようとしていたのだけれど、とにかく、懐かしいのか、僕の後についてくるのですよう。応接間に座ってていい、と言うのに。。。

だって、菊ちゃんはデンマンさんのお嫁さんに成りたいと思っていたから、やっぱり会えてうれしかったのでござ~♪~ましょうね。

 


(bride15.jpg)

 

うん、うん、うん。。。確かにそうでしょうね。僕も、菊ちゃんに会えて本当に懐かしかったですよう。

それで、どのような事があったのでござ~♪~ますか?

お袋はちょうど町内会の会合に出席していて留守でしたよ。僕はヤカンを見つけて水道の蛇口から水を入れてコンロにかけようとしたのだけれど、菊ちゃんが面白そうに笑うのですよう。

デンマンさんが、何か面白い事でも言ったのでござ~♪~ますか?

菊ちゃんが面白がるような事は何一つ言ってないのですよう。

。。。んで、菊ちゃんは、いったい何を面白がったのでござ~♪~ますか?

それが、僕には全く見当がつかないのですよう。“菊ちゃん、何がそんなに可笑しいの?” 仕方ないから尋ねましたよう。

そうしたら。。。?

「フータ。。。フータ。。。」と言って笑っているのですよう。

初め、何の事を言っているのかさっぱり分からない。でも、菊ちゃんが指差したのでヤカンの蓋(ふた)の事を言っているのがようやく分かったのですよ。

どう言う事だったのでござ~♪~ますか?

僕はヤカンの注ぎ口から水を入れていたのですよう。

蓋を取らずにでござ~♪~ますか?

蓋を取らずにですよう。なぜなら僕がバンクーバーで20年以上使っているヤカンには次のように蓋がないのですよう。

 


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あららあああぁ~。。。ほんとでござ~♪~ますわねぇ~。。。おほほほほ。。。でも、これってマジですか?

もちろん、マジですよう。僕が画像ソフトで蓋を消してしまった訳ではないのですよう。本当に蓋のないヤカンなのですよう。

それでデンマンさんのご実家にあったヤカンは、どのようなものだったのでござ~♪~ますか?

 


(kettle23.jpg)

 

蓋がちゃんと付いているのですよう。どちらも、沸騰するとピーっと音を出すヤカンです。

日本には蓋の無いヤカンなんて売ってないと思いますわ。

僕もそう思いますよ。日本人は清潔好きですからね。水垢が溜まるから、絶対にヤカンを掃除したいと思うでしょうね。だから、蓋の無いヤカンなんて作ろうと思う人も居なければ、買う人も居ないと思うのですよう。

それなのにデンマンさんは、蓋の無いヤカンを買ったのでござ~♪~ますか?

そうですよ。蓋の無いヤカンと言う発想が面白いでしょう。。。ヘぇー、こんなものを本当に作る人が居るんだあああぁ~。。。僕は可笑しかったり、感心させられたりで。。。気に入って買ったのですよう。

どこで。。。?

カナダのイエローナイフですよう。もう20年以上前ですよう。。。僕は2年間ほどノースウエスト・テリトリーズ準州政府の財務省で計算機業務を担当していたのです。。。

 


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(yellowk2.jpg)

イェローナイフ 人口約2万

ところ変われば品変わる

 



それ以来、蓋の無いヤカンをデンマンさんはバンクーバーで20年以上も使っているのでござ~♪~ますか?



そうです。 習慣というものは恐ろしいものですよ。注ぎ口から水を入れていたので、蓋を取ろうという気持ちになりませんでした。菊ちゃんの目にも、信じられないような愚かな事を僕がやっているように見えたでしょうね。うしししし。。。

それで、野良猫のミーちゃんはどうなったのでござ~♪~ますか?

その翌年、僕がバンクーバーから実家に帰省すると、まだガレージの棚を寝床に決めて住んでいましたよゥ。しかも、驚いた事に僕を覚えているのです。また「チーズ入り裂きイカ」がもらえるかと思って寄って来ましたよ。可愛いものです。

八戸市の「チーズ入り裂きイカ」はあったのでござ~♪~ますか?

もちろん、すべて食べつくしてありませんでした。仕方がないから近くのスーパーまで行って、似たようなチーズ入りの裂きイカを買ってきました。

。。。んで、それからは毎年デンマンさんが帰省するとミーちゃんは覚えていて、デンマンさんのところにチーズ入りの裂きイカをおねだりに行ったのでござ~♪~ますか?

ところが、しばらく見なかったのです。その間に菊ちゃんは奇病で亡くなってしまった。

菊ちゃんの奇病って。。。どのような病気だったのでござ~♪~ますか?

腎臓が急に悪くなったようです。僕も良くは分からないのだけれど、体に害を及ぼすアンモニアを腎臓が人体には無害の尿素にするようです。ところが菊ちゃんの腎臓はアンモニアを無害な尿素に変える機能が急に失われてしまった。それで人体に害を及ぼすアンモニアが体中に回ってしまって菊ちゃんの命を奪ってしまったのですよ。まだ治療方法がなくて奇病の一つになっているそうです。

まだ40代の若さで亡くなってしまったのでござ~♪~ますか?

そうなのですよう。可哀想に。。。

。。。んで、野良猫のミーちゃんは、それ以来デンマンさんの前に姿を現わさなかったのですか?

ところが、去年の11月に帰省した時に、僕が応接間のソファに座りながらテレビニュースを見ていたら、ガラス戸の外の縁台にちょこっと座っているのですよ。

間違いなくミーちゃんだったのですか?

間違いありません。見知らぬ野良猫だったら、まず僕を警戒するから、あんなにすぐ近くにやってきませんよう。1メートル半ぐらいの距離でした。しかも、その場所は、チーズ入りの裂きイカをおねだりするスポットだったのですよ。つまり、ミーちゃん以外には知らないスポットです。

でも、デンマンさんと会うのは1年のうちでたったの1ヶ月。しかも、最後に会ってから、かなりの月日が経っていたのでしょう?

そうなのです。僕はなんだか、背筋がぞォーとしましたよう。

なんだかお化けでも見たような話し方ですわねぇ~? おほほほほ。。。

夜だったら、僕はマジで猫が化けて出てきたのかと思ったでしょうね。

何時頃だったのでござ~♪~ますか?

お昼のニュースを見ていたのですよう。だから、お化けではないのです。でも、猫の記憶力に僕はビックリしましたよう。

年をとって、なかなか自分ではネズミのような食べ物にありつけないので、エサをくれるデンマンさんのことを思い出したのでしょうね。




『猫と貴方の心理』より
(2022年1月3日)


 



エサをくれる人のことは野良猫も しっかりと覚えているのでしょうねぇ〜。。。



でもねぇ〜、少なくとも3年ぐらいは経っていたのですよ。。。ちょっと信じられませんでした。。。小百合さんにも 忘れられない猫の思い出がありますかァ?

ありますわ。。。私が飼っていたミカちゃんが1年ほど前に突然姿を消してしまったのです。。。近所を探し回ったのだけれど見つからず、1ヶ月、2ヶ月、3ヶ月経っても戻ってこない。。。

それで、どうしたのですか?

どこか遠くへ行って、交通事故にでも遭(あ)って亡くなってしまったのだと思って私はほぼ諦めていたのですわァ。。。

戻ってきたのですか?

忘れていた頃に、ひょっこりと姿を現したのです。。。半年ほど経っていました。。。

間違いなくミカちゃんだったのですか?

間違いありません。。。“他人の空似”でミカちゃんに似ていた野良猫だったら、警戒して私の足元に自分の体を擦り付けるようなことは しないと思いますわ。。。

 


(catmika.jpg)

 



このようにミカちゃんも再会を懐かしんでいたのですから。。。



いったいミカちゃんはどこへ行っていたのですか?

ミカちゃんに訊いても黙っていますから分かりませんわ。。。うふふふふふ。。。おそらく、猫好きな人にしばらく飼われていたのかもしれませんわ。。。でも、ある時、邪険(じゃけん)に扱われて、急に私のことを思い出して帰ってきたのかもしれません。。。

小百合さんも犬や猫に好かれる気質の持ち主なのですよ。。。

そうかしら。。。?

ミカちゃんが半年経っているのに戻ってきたということがその証拠です。。。



(foolw.gif)


【卑弥子の独り言】


(himiko22.gif)

ですってぇ~。。。

あなたも、ペットの犬や猫の忘れられない思い出がありますか?

もしあったら、是非コメントに書いてくださいませ。。。

ええっ。。。? 「そんなことは どうでもいいから、何か他に面白い話をしろ!」

あなたは、そのような強い口調で あたくしに ご命令なさるのでござ〜♬〜ますかァ?

いけ好かないお方。。。

わかりましたわ。。。

では、デンマンさんが暮らしているバンクーバーに一度も行ったことがない人のためにバンクーバーを紹介するクリップを貼り出しますわ。

ジックリとご覧になってくださいませぇ〜♬〜。

 


(stanley50.jpg)


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世界で最も住みやすい街バンクーバー






(wetsuit.jpg)


(wetsuit3.jpg)


(gastown20.jpg)

 

ビデオを見ても、なんだかワクワクしてくるでしょう?

とにかく、明日もデンマンさんが興味深い記事を書くと思いますわ。

だから、あなたも、お暇なら、また読みに戻ってきてくださいまし。

じゃあねぇ~~。

 


(hand.gif)


メチャ面白い、

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