デンマンのブログ

デンマンが徒然につづったブログ

愛は大海の如く。。。心はすみれの花のように。。。PART 2

2006-03-30 11:40:53 | 恋愛・失恋・不倫・性の悩み・セクハラ


<< 境界性人格障害の判断基準 >>

■ 対人関係が不安定だ。
  理想化とこき下ろしの
  両極端を揺れ動く。

■ 衝動性が強い。
  浪費、薬物乱用、過食、無謀運転、
  見境なしのセックスなどに陥る。
  衝動的に不倫に走ったりする。

■ 感情が不安定だ。
  強い不快、イライラ、
  不安などに悩まされる。

■ 自分ではコントロールできない
  不適切なほどの強い怒りが起こる。

■ 自殺の振る舞いや
  自傷行為などを繰り返す。

■ 自分自身に対するイメージが不安定。
  自己同一性の顕著な混乱が見られる。

■ 慢性的な空虚感、退屈さがある。

■ 見捨てられる不安とそれを
  避けようとする行為を繰り返す。

■ 妄想観念や解離性障害
  (記憶喪失や現実感の喪失など)がある。

上の9つの項目のうち、5つ以上当てはまると境界性人格障害と診断される可能性が高い。


僕は改めてレンゲさんの衝動性について考えさせられましたよ。よく言えば決断力があるということなんだろうけれども、レンゲさんの場合には、境界性人格障害と深く関わっているんですよ。

あたしは病的に決断してバンクーバーのデンマンさんに会いに飛んでいったと言うのですか?

当時、レンゲさんはすっかり落ち込んでいて死にたいともらしていましたからね。。。あの時バンクーバーに来ていなかったら、衝動的に自殺していたかもしれない。。。そう思う事もありますよ。だから、レンゲさんの衝動性を責めるつもりはありません。でもね、この衝動性を理解しないとレンゲさんが理解できません。だから、また上の表を持ち出したんですよ。

デンマンさんは、何が何でも、あたしの行動を上の表に結び付けようとしていますわ。

そういう傾向が確かに僕にはありますよ。でも、僕がレンゲさんのことを理解できたのは、この上の表を見たからですよ。何もかもこの表に結びつける事は問題があるかもしれないけれど、レンゲさんを理解するためには、この表は欠かせませんよ。

それで、上のあたしの詩を持ち出して何がおっしゃりたいのですか?

清水君と出会い、愛し合い、レンゲさんは「羽根」を見つけましたよ。でも、この「羽根」を背中につけても飛ぶことが出来ませんよ。

どうしてですか?あたしは洋ちゃんと「不倫」しているわけではありませんわ。

レンゲさんと清水君はファンディー(fundies)をはいて一心同体になって愛し合っているつもりだろうけれど、『比翼連理(ひよくれんり)』になっていませんよ。


『比翼連理(ひよくれんり)』



男女の相思相愛の仲をいう。
思い寄せる二人のきずなが永遠であること。

中国の西の果てに想像上の鳥が居ると伝えられています。
その鳥はオスとメスがそれぞれ一足、一翼、一目で常に雌雄一体で翼を比(なら)べて飛んでいる。
これが比翼の鳥です。

連理とは、根元は別々の二本の木がくっついて幹や枝が重なり、木目(理)が連なったものを、そう呼びます。
そのような枝のことを“連理の枝”と言います。
だから「比翼連理(ひよくれんり)」と言えば、いつでもくっついて離れられない男女(夫婦や恋人や愛人同士)の仲睦まじいさまを言います。

白楽天の「長恨歌」では、死んだ楊貴妃の魂は、天にあっていかにも寂しげに、梨花一枝(りかいっし)春雨を帯びる風情だった、と詠まれています。
玄宗との仲睦まじかった日々をしのんで楊貴妃は次のように語ります。



七月七日長生殿
夜半人無く私語せし時
天に在りては願わくば
比翼の鳥と作(な)り
地に在りては願わくは
連理の枝と為らん


もっと分かり易く言い直すと次のようになります。

七夕の夜、二人きり。
陛下はわたしにささやかれた。
天にあっては比翼の鳥、
地にあっては連理の枝。
二人はいつでもいっしょだよと。
その誓いも今は空しく、
私は天にあり、陛下は地にとどまって、
別れ別れです。


あたしと洋ちゃんは“比翼連理”ではないとおっしゃるのですか?

レンゲさんが、そうなりたいと思う気持ちは分かるけれど、残念ながらそのようになっていませんよ。

どうしてそのようなことをおっしゃるのですか?あたしと洋ちゃんは毎日愛し合っています。

それは分かりますよ。でも、次のような愛し方はとても“比翼連理”だとは思えません。



わざわざ、走っている車の中で愛し合うことはないでしょう?アパートでゆっくりと愛し合えばいいじゃないですか?

だって、家の中にずっと居るのって退屈です。

それで、車の中で愛し合うのですか?だったら、人目のないところで車を止めてから愛し合えばいいじゃないですか?

それではスリルがありません。

つまり、なんですか?スリルとスピードとセックスを求めてドライブに出たわけですか?

だって、洋ちゃんがそうしたいって言うから。。。。

だから、そういう時にはレンゲさんが引き止めるんですよ。レンゲさんにとって、愛し合うことは遊びですか?お互いに家庭を持とうと考えて付き合っているなら、そのような危険な愛し方はしないはずですよ。まるで退屈を紛らわせるために愛し合っているように見えますよ。僕は、清水君もレンゲさんと同じような不幸な家庭に育ったので、境界性人格障害を患っていると思いますよ。だから、レンゲさんも清水君も退屈さと空虚感が死ぬほど嫌なんですよね。それで、健常者には考え付かないような危険なことまでして愛し合う。

そうではありませんてばああああ。。。あたしは洋ちゃんと、いつでも愛し合いたいんです。いつまでも一緒に居たいんです。

だから、カップル専用パンツなどはかなくても、いつでも愛し合えるし、一緒に居られるでしょう?

だって、洋ちゃんがファンディーをはいて、つながったままでドライブに行きたいと言うから。。。

だから、なぜ、そのような危ない事は止めようと言わないのですか? もっと普通に愛し合おうと言わないのですか?

あたしは洋ちゃんに嫌われたくないんです。“下つき”だと言われたばっかりだし、洋ちゃんの言うことをイヤだと言って断ったら、あたし、ますます洋ちゃんに嫌われてしまうようで。。。そうなったら、またデンマンさんに、それ見ろ、と言われるし。。。

でも、今のような愛し方をしていたら、絶対にいつか事故を起こしますよ。

『いつでも愛し合いたい。いつまでも一緒に居たい』より


上の『比翼連理』の白楽天の詩をもう一度思い出してください。



七夕の夜、二人きり。
陛下はわたしにささやかれた。
天にあっては比翼の鳥、
地にあっては連理の枝。
二人はいつでもいっしょだよと。
その誓いも今は空しく、
私は天にあり、陛下は地にとどまって、
別れ別れです。


この詩は楊貴妃が死んで玄宗皇帝と天と地に別れ別れになって、二人の愛も死んでしまったことを詠(うた)っている詩ではありませんよ。

違うのですか?

レンゲさんだって分かっているでしょう? “違うのですか?”なんてしらばっくれても、僕にはレンゲさんの心が読めるんですからね。

つまり、あたしとデンマンさんは比翼連理なんですのネぇ~?うふふふふふ。。。

その通りですよ。今更、白々しいですよ。

それで、デンマンさんは何がおっしゃりたいのですか?

玄宗皇帝と楊貴妃を結び付けているのは何だと思いますか?

分かりません。何ですの?

信頼ですよ。。。信頼。

どういうことですの?

信頼し合っているから、愛が枯れる事がないんですよ。だから、死んでも“比翼連理”なんですよ。ファンディーをはいているからじゃないんですよ。

それって、絶対にあたしを馬鹿にしていますよね?

馬鹿にしているわけじゃないですよ。上のレンゲさんとの会話をもう一度読んでみて下さいよ。信頼が欠けていると思いませんか?

欠けていますか?


あたしは洋ちゃんに嫌われたくないんです。“下つき”だと言われたばっかりだし、洋ちゃんの言うことをイヤだと言って断ったら、あたし、ますます洋ちゃんに嫌われてしまうようで。。。そうなったら、またデンマンさんに、それ見ろ、と言われるし。。。


信頼で堅く結び合っているなら、このようなことを言わないものですよ。お互いの愛に不安を感じているから、レンゲさんは清水君に引きずられるようにして危険なドライブに出かけてしまう。まかり間違えば、事故を起こして死んでしまうんですよ。レンゲさんの知性を持ってすれば、命あってのモノダネだということが充分理解できるはずですよ。死んではおしまいですよ。それにもかかわらず、危険なドライブに出かける。ここでも、境界性人格障害の表を持ち出さないとレンゲさんを理解できないんですよ。

そうなんですか?

まるで、レンゲさんは他人事のように言うけれど、理性を押し殺してまで、レンゲさんが清水君と出かけるのは、慢性的な退屈さが死ぬほどイヤだからですよ。だから死も恐れずに出かけてしまう。しかし、レンゲさんは何もかも知っている。だからレンゲさんがしっかりして清水君を引き止めなければならないんですよ。

でも、あたしは洋ちゃんに嫌われたくないんです。

こういうところに、8才の女の子がまた顔を覗かせるんですよ。レンゲさんの中には思慮と分別を持った熟女も居るんですよ。こういう時にこそ、その熟女が出てこなければならないんですよ。

デンマンさんのように何もかも理屈で割り切る事などできませんわ。

分かりますよ。何もかも理屈で割り切れていたら、レンゲさんは今頃家庭を持って子供の一人か二人のお母さんになって平凡な幸せをつかんでいるでしょうね。

あたしは平凡な女の幸せをつかむ事ができないのですか?

今のままでは無理ですよ。ファンディーをはいてパンツの中でつながったままドライブに出かける限り、平凡な家庭を持って、二人の子供の優しいお母さんになるのは無理がありますよ。そう思いませんか?

デンマンさんは、そうやって、またあたしを馬鹿にしていますわああああああああ~~
 
【ここだけの話しですけれどね、またファンディーでオチですよ。なぜか、同じことの繰り返しになってしまうんですよね。失敗に学ばないレンゲさんのようですよね。うへへへへ。。。。とにかくね、レンゲさんの話の続きは、ますます面白くなりますよ。どうか期待して待っていてくださいね。もっとレンゲさんのことが知りたいのなら、下にリンクを貼っておきましたからぜひ読んでくださいね。】

       
レンゲさんの愉快で面白い、そして悩み多い日々は
次のリンクをクリックして読んでください。

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■ 『レンゲさんのこれまでの話を読みたい人のために。。。』

■ 『レンゲさんの愛と心のエデン』



レンゲさんをもっと知りたい人は。。。。

■ 『女探偵ふじこが試みたレンゲさんの素行調査』

■ 『“愛の正体” と “レンゲのテーマ”』

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■ 『レンゲさんのように苦境から立ち上がった女 ー グロリア・スタイナム』

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