デンマンのブログ

デンマンが徒然につづったブログ

お願い、もう一度愛して PART 2

2006-07-18 12:21:15 | 恋愛・失恋・不倫・性の悩み・セクハラ


レンゲさんは、やっぱり頭がいい女の子ですよね。僕が洋子さんの手記を持ち出した裏の理由を感じ取ってしまう。うへへへへ。。。

そのいやらしい薄笑いを何とかしてくださいなぁ~。

これは、僕のトレードマークのようなものですから、どうにもならないですよ。うへへへへ。。。

分かりましたわ。。。それで、デンマンさんは洋子さんの手記を持ち出してきて、ほんとうは何がおっしゃりたいのですか?

洋子さんはボーイフレンドと別れてしまった。寂しかった。そういう時に山田さんという妻子があるけれども洋子さんには魅力的な男性が現れた。洋子さんにとっての星の王子様ですよね。


山田さんには奥さんも子供もいたのですが、
親しく言葉を交わすようになってから6ヶ月程経った頃、
私は思い切って別れたボーイフレンドの事を切り出したのです。

それがきっかけで、山田さんと男女関係のことを話し合うようになり、
それまでに他の人には相談できなかったセックスの悩みなども
彼に打ち明けるようになったのです。
そのようなわけで私たちは急速に近づいていったのです。

ある時別れたボーイフレンドの話をしているうちに
思い余って私は泣きだしてしまいました。
その時アパートまで送ってくれた車の中で
山田さんは私を抱き寄せて慰めてくれたのです。
その次の週私は彼を自分のアパートに招いて
初めて身を任せたのでした。



久しぶりのエッチだったので、
溢れ出る愛液がシーツに滴るほど感じてしまい、
とても恥ずかしい思いをしました。

男性経験は別れたボーイフレンドしか知らない私は、
女の扱いに慣れている山田さんの至れり尽くせりの愛撫を受けて、
身も心も溶けてしまうようでした。
強烈な快楽に初めて頭が真っ白になり、
悦楽にしびれて我を忘れるような恍惚感にどっぷりと浸ったのです。


実は、この手記を初めて読んだとき、これはレンゲさんが書いたのではないかと僕は思ってしまったほどですよ。それ程、洋子さんの手記とレンゲさんが書く詩には共通するモノが感じ取れるんですよ。





お願い、もう一度抱きしめて



2006/07/14

あなたとわたしは大きな広いベッドで
一日中愛しあった
甘い蓮華の花が咲く
広くて果てしないお花畑
それがあなたとわたしが愛しあったベッド

ぬけるように青い空が
あなたとわたしが愛しあうのを
微笑を浮かべて見つめていた
祝福するように
うらやましそうに
楽しそうに

蓮華の花びらが敷き詰められた
肌ざわりのいいシーツと
柔らかなダウンがいっぱい詰まっている
大きなまくら

朝から晩まで
あたなとわたしはベッドの中にいて
いっぱいキスして過ごした

ふたりはずっとわらっている
わたしはしあわせすぎて
時々泣いたりした

あなたはわたしの涙を
優しい唇で拭ってくれた
ああ、あなた...
いとしい人...



今のわたしの涙は嬉し涙
しあわせなメロディーが
この胸の中にとまらなくて
あなたの胸へと伝わってゆく

そしてわたしは
あなたのくちびるが
わたしのくちびるに
かさなる瞬間まで
じっと見つめていた
まぶたをとじて
じっくりと味わう

わたしの愛を
あなたのくちびるに差しだす
あなたは舌でからめとる
わたしの愛が
甘く透きとおって
あなたの舌のうえで
ゆっくりととけてゆく

あなたの愛は
甘露のようにわたしの心に広がってゆく
あなたのくちびると
同じ味がする

わたしは全ての感覚で
あなたを愛しているから
わたしの全てが
あなたを恋しく思う
ああ、あなた...
いとしい人...



わたしはあなたの腕の中で生まれかわった
あなたはわたしの殻を破ってくれた
わたしはあなたの女になった...

あなたの愛がこの身体に
沁み透るように伝わってくる
その愛を全身に感じながら
わたしはもがき続けた

あなただけの女に生まれるために
わたしは苦悩する
そして強くなる
わたしは生まれかわった
あなたのために
ああ、あなた...
いとしい人...

あなたの全てがいとおしい
あなたのまぶたをくちびるで愛撫する
くちびるから全身にしびれるような
熱い波がひろがってゆく
狂おしいまでに
わたしはあなたの腕に抱きしめられて身悶えた

わたしの思考を空白にする甘美な衝撃
身を焼くようなあの歓喜
全身を打ち震わせるあの悦楽
女の芯をしびれさせる官能の疼き

あの悦びの瞬間を
わたしはあなたの愛の中で
あなたと溶けて一つになって
全身で感じていた

激しい歓喜の波が押し寄せては引いてゆく
わたしはその悦びの波に翻弄されながら
あなたの愛に耳を澄ませ
全身であなたの愛を感受して
あなたの腕に抱かれて
長い長い悦楽に酔いしれた

あなたがわたしをつつむやすらぎの光
おだやかな時がいつまでも流れてゆく
あなたにやっと出会い
そして愛し合う

あんなに強く抱きしめた腕
ふたりは確かに結ばれて
身も心もとけあった
ああ、あなた ・ ・ ・
いとしい人 ・ ・ ・

あなただけが与えてくれた
あの至福
あなただけが教えてくれた
あの悦び
あなただけが癒してくれた
あの寂しさ
あなただけが満たしてくれた
あの虚しさ
ああ、あなた ・ ・ ・
いとしい人 ・ ・ ・

初めての出会いから
分かっていた
あの夜のしじまの中で
あなたと交わした愛が
とこしえに続くことを

愛している
あの朝、すべてが澄み切って
誰にもじゃまはできなかった

あなたとわたしは確かに結ばれて
身も心もとけあった
ああ、あなた ・ ・ ・
いとしい人 ・ ・ ・
お願い、もう一度抱きしめて

by レンゲ

『お願い、もう一度抱きしめて』より


分かりますか、レンゲさん。。。? 洋子さんもレンゲさんも恋愛至上主義なんですよ。僕は、洋子さんのことはほとんど知らないのだけれど、上の手記を読む限り、洋子さんはレンゲさんと同じような感じ方、レンゲさんと同じような恋愛の仕方をする人だと言うことが良く分かるんですよ。。。だからこそ、初めて上の手記を読んだ時に、僕はレンゲさんが書いたものではないだろうか?と疑ってしまったほどですよ。

恋愛至上主義はいけないことですか?

決していけないことではないけれど、現実的な考え方ではないですよね。

どうしてですの?

だって、そうでしょう?星の王子様なんて現実には居ませんよ。星の王子様と思っているアホな男と、そう思い込んでいるアホな女だけが“星の王子様”を見ることができる。でも、現実的な人が見れば、その人物は“裸の王様”ですよ。

あたしはデンマンさんを星の王子様にして恋を恋しているとおっしゃるのですか?

それ程単純ではないでしょう。でもね、レンゲさんは清水君と別れて、ちょうど洋子さんと同じような寂しい気持ちになっている。清水君は詩など見向きもしない。僕はレンゲさんの詩をありがたがって熱心に読む。だから、レンゲさんも好きな詩を熱心に作って僕に読んでもらおうとする。ただ、レンゲさんと洋子さんが普通の女性と違うのは、恋愛至上主義の世界を現実だと思い込んでしまう。普通の女性ならば、星の王子様の中に“裸の王様”が見えてくる。だから、飾り立てられた恋愛にのめり込もうとはしないものですよ。

あたしは、洋ちゃんによって満たされないものをデンマンさんと満たそうとしているとおっしゃるのですか?

そうですよ。でも、それは幻想に近いと言っていいですよ。

デンマンさんは女の夢を壊してしまうのですね?

ホラ、ホラぁ~。。。レンゲさん自身が“女の夢”と言っているではないですか?

そういう意味で言っているのではなく、“自分らしい恋愛”と言う意味ですわ。

でも、それだって、恋愛至上主義に変わりがないですよ。上の手記を書いてから洋子さんがどうなったか知らないけれど、“不倫”である以上出口の無い迷路に迷い込んだようなものですよ。

つまり、洋子さんは山田さんとは幸せにはなれないのですか?
 
そうですよ。レンゲさんの手記をじっくりと読めば、洋子さんは昔のボーイフレンドとヨリを戻すか、結婚することが可能な新しいボーイフレンドを探し始めたはずですよ。でも、そうしなかった。洋子さんもレンゲさんと同じ恋愛至上主義だからですよ。しかし、重婚が犯罪である社会では“不倫”することは破滅の道に突き進むことですよ。

あたしは一体どうすれば。。。?

だから、僕とレンゲさんは心の恋人として愛し合うのですよ。うへへへへ。。。

【ここだけの話しですけれどね、僕はレンゲさんと清水君がヨリを戻してくれることを願っているんですよ。僕はレンゲさんの星の王子様にはなりたくないんですよ。あなただって馬鹿馬鹿しいと思うでしょう?ええっ?“心の恋人”だと思う事がそもそも星の王子様と思うことと変わりがないって。。。?うへへへへ。。。あなたって、けっこう人生を皮肉な見方で見るタチなんですね?それでは、あまりにも夢と希望が無いですよ!。。。ええっ? 人生なんて、初めから夢も希望も無いものだあああ。。。それは言いすぎですよ!日本に居ると、そういう考え方しか持てなくなるんですよ!。。。ええっ?でも、レンゲさんは日本に住んでいる恋愛至上主義者じゃないか、とおっしゃるのですか?。。。だから、境界性人格障害を患っているんですよ!僕の言おうとしていることが、あなたにも分かりますよね?。。。うへへへへ。。。とにかくね、レンゲさんの話の続きは、ますます面白くなりますよ。どうか期待して待っていてくださいね。もっとレンゲさんのことが知りたいのなら、下にリンクを貼っておきましたからぜひ読んでくださいね。】

       
レンゲさんの愉快で面白い、そして悩み多いバンクーバーの日々は
次のリンクをクリックして読んでください。

NOTE:

ここ1週間ぐらい、レンゲさんの記事のリンクは古いままになっていました。
新しく更新したリンクを下に貼り付けました。


■ 『レンゲさんのこれまでの話を読みたい人のために。。。』

■ 『レンゲさんの愛と心のエデン』



レンゲさんをもっと知りたい人は。。。。

■ 『女探偵ふじこが試みたレンゲさんの素行調査』

■ 『“愛の正体” と “レンゲのテーマ”』

■ 『不倫の悦びと苦悩』

■ 『レンゲさんのように苦境から立ち上がった女 ー グロリア・スタイナム』

レンゲさんの写真を見たい人は。。。

■ 『レンゲさん、あなたは実はメチャ美人なんですよ!』


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