デンマンのブログ

デンマンが徒然につづったブログ

萌えていたい PART 1

2007-07-04 09:23:24 | 恋愛・失恋・不倫・性の悩み・セクハラ



萌えていたい
 



筆おろし





六条の御息所(みやすどころ)は
光源氏の初めての恋人。
年上の教養ある女性です。

気位の高い彼女は
源氏の心が自分から
離れそうになると、
自分の方から身を引きます。

でも、心の中では
光源氏への思いを断ちがたく、
生霊(いきすだま)となり、
源氏の正妻「葵の上」を
とり殺してしまいます。

六条の御息所は
それ程の激しい愛情で
光源氏を愛していたのでしょう。

平安の昔、
家柄が高く、
やんごとなき貴家ともなれば、
女児は未通で嫁入りする事が
絶対条件でした。
男児は元服が筆おろしの
目安だったようです。

その“筆おろし”ですが、
天皇や将軍などの場合だと、
その介添えをするのは乳母
の場合が多かったと
言われています。

乳母といっても
だいたい24~5歳の
当時としては
女盛りの年増。

元服(男児の成人式)が
12~16歳の間ですから、
互いに理想的な
相手です。

少年の未知への
飽くなき好奇心と
有り余る精力。

女盛りで少年の心を
充分に知っている“熟女”は
勢い教育熱心な余り、
乳母であるよりも女として、
つい愛欲に溺れてしまうのも
自然な成り行き。

その結果、
乳母が妊娠する事も
あったようです。

男にとって最初の女に
特別な思いを抱くのは当然で、
こうして乳母がそのまま
正室になることも珍しくなかった。

入念に手ほどきを受け、
手練手管を仕込まれたら、
男たるもの、
女好きにならないわけがない。

しかも乳母なるがゆえに、
他にさしたる仕事はなく、
男は心置きなく色事に専念できる。

光源氏にとって
六条の御息所は
乳母のような存在だったのでしょう。
それも、乳母と言うより
次第に女として愛してゆく。

六条の御息所も
“乳母”のように
源氏をいつくしみながらも
熟女として
源氏との愛に溺れてゆく。

でも、熟女の思慮と分別に
目覚めて身を引くのです。
しかし、萌え盛った
女の情念は止み難く
生霊(いきすだま)となり、
源氏の正妻「葵の上」を
とり殺してしまう。

光源氏と
六条の御息所の間に萌え盛った
情念の激しさが見えるようです。

by デンマン

『エロい女と六条の御息所』より




デンマンさん。。。、また、“筆おろし”ですか?

いけませんか?。。。レンゲさんも平安文学が好きだと言ったでしょう?光源氏と六条の御息所が出てくるのですよ。日本の古典に関心のある人にとって、この部分は言わば日本国憲法と同じぐらいに重要なところですよ。レンゲさんも、そう思うでしょう?

“筆おろし”がそれ程重要なのですか?

僕は別に筆おろしにこだわっている訳じゃありませんよ。光源氏と六条の御息所の奥ゆかしい関係を言っているのですよ。

奥ゆかしいのでしょうか?

“奥ゆかしい”と思えなくても、少なくとも格調高いでしょう?

格調高いのでしょうか?

ミーちゃんハーちゃんが出会い系で知り合って薄っぺらな恋愛遊戯に浸るよりも、文学的に香りが高いでしょう?そう思いませんか?

ミーちゃんハーちゃんを持ち出すのは、あたしに対するあてつけでしょうか?あたしが恋愛遊戯をしているとデンマンさんはおっしゃりたいのですか?

やだなあああぁ~。。。レンゲさんは、すぐにそうやってひねくれた物の考え方をするのですね?

だって。。。デンマンさんはあたしと坂田さんの関係を恋愛遊戯だと決め付けているのですわ。

違いますよ。僕は、レンゲさんにもう一度清水君との関係を考え直して欲しいと思うから光源氏と六条の御息所の話を持ち出したのですよ。

つまり、洋ちゃんが光源氏で、あたしが六条の御息所だとおっしゃるのですか?

そうですよ。六条の御息所が光源氏の筆おろしをしてあげたのですよ。レンゲさんも清水君の筆おろしをしてあげたのですよ。そう言う訳で僕は上の話をもう一度持ち出したのですよ。

でも、デンマンさんはくどいですわぁ~。

確かに僕はくどいかも知れませんよ。でもねぇ、レンゲさんの幸せを願うからこそ、こうして源氏物語を持ち出してまでレンゲさんに清水君との関係をもう一度考えてもらいたい訳ですよ。

あたしと洋ちゃんの関係は破綻した訳ではありませんわ。

しかし、今のように坂田さんとの関係を続けていたら、遅かれ早かれ清水君にバレて、やがて破局を迎えるのですよ。

バレないようにしますわ。

ん?。。。バレないようにしますってぇ。。。これからも。。。これからも、レンゲさんは坂田さんと関係を続けてゆくつもりなんですか?

だってぇ~。。。坂田さんはあたしにとって大切な人ですわ。

分かっていますよ。。。しかし。。。だからって、清水君に隠れて坂田さんに抱かれている。。。こんな事がいつまでも続けられると思っているのですか?

デンマンさんが黙って居れば分かりませんわ。

ん?。。。つまり。。。つまり。。。レンゲさんは後ろめたさを感じながらも、これから坂田さんとの関係を続けてゆくつもりなのですか?

いけませんか?

いけませんかって。。。三角関係をずっと続けてゆくなんて。。。そんな事ができる訳無いでしょう?

でも、あたしにとって、洋ちゃんも坂田さんも大切な人です。。。

レンゲさんのその気持ちは分かりますよ。でもねぇ、二人の男と関係を続けたら、最悪の場合はどちらの関係も破綻してしまいますよ。そうなる前に失敗から学んだらどうなんですか?僕は、そう言っているのですよ。

失敗からですかぁ~。。。?

そうですよ。レンゲさんは次のように書いていましたよね?


おだやかに何年間もつきあった人も、

けっこういたんですよ!




2007-04-25 10:36

わたしのことに、良い意味での関心を持っていただけて、
自分自身を誇りに思えます!
デンマンさんは、レンゲ・マニアかもしれませんよね!?
これからも、飽きさせることのないように、
引出しを増やしていきたいです。

でも。
なぜわたしは「独占欲が強い」と
思われてしまっているのかなあ…?
不倫での精神状態は、一過性の狂気でした。

ごくごく平凡なつきあいの事は、
あんまりネタにもならないので
書いてきませんでしたが、
独占欲がなさすぎると思われているのか、
彼氏から「冷たい」と
文句を言われることも多いのです。
これ、マジな話ですよ。

それに、長続きしないというのも誤解ですぅ。
おだやかに何年間もつきあった人も、
けっこういたんですよ!


だけど、そんな人たちの思い出を、
ネットで語ると、ただのおのろけですよね。
なので、知られざる恋愛なのです。
元彼から友人になった男性がいるのですが、
かれこれ10数年のつきあい…
腐れ縁?

いままで、エキセントリックでセンセーショナルな
恋愛経験を書きすぎたわたしです…
誤解をまねいても当然ですよね。
でも、それらはわたしの恋愛の特殊な経験で、
それ以外のほとんどは、平凡で健全な
男女交際だったんです。

 (中略)

案外フツーなレンゲです。
今度はわたしの情けない片想いの数々を、
暴露しようかなあ。
笑えますよ。マジで…

by レンゲ

『性愛と信頼感 (2007年5月9日)』より


こうしてレンゲさんは穏やかに何年間も付き合える人も居るんですよ。

そうですわ。

だから、坂田さんとも穏やかに付き合えばいいじゃないですか?。。。それなのに、今のレンゲさんは坂田さんと激しく付き合っていますよ。

激しく付き合っているわけではありませんわ。

あのね。。。一緒に暮らしている人が居るのに、その人以外の男に、こっそり抱かれていれば、いつか必ずバレてゴタゴタが持ち上がる。。。穏やかな生活に嵐がおとづれる。。。そういうのを激しい付き合いと僕は言うのですよ。

あたしが坂田さんに抱かれる事はいけないことなのでしょうか?

ん?。。。そんな事は分かりきっている事でしょう?レンゲさんだって後ろめたい気持ちがあるから清水君に隠れてコソコソと坂田さんに抱かれている。。。そういう事でしょう?

あたしは洋ちゃんの気持ちを傷つけたくないからですわ。。。

でも、清水君が知ったら傷つくでしょう。。。そんな事は分かりきっている事でしょう。。。

あたしと坂田さんは今のようにしか愛し合えないのですわ。

そんな事は無いでしょう?上の手記の中でもレンゲさんは次のように書いていますよ。


元彼から友人になった男性がいるのですが、

かれこれ10数年のつきあい…


こうして愛人から友達になって現在でもレンゲさんは付き合っている人が居るのですよ。だから、レンゲさんだって坂田さんを愛人ではなく友達として付き合うことだってできる訳ですよ。。。そう思いませんか?

でも。。。、でも、坂田さんはそういうタイプの人ではないのですわ。

どういうタイプだと言うのですか?

だから。。。坂田さんとは。。。あのォ~。。。肌を合わせて愛したいと思うほど親密になれる人なのですわ。

でも、上に書いてある“彼”だってそのような愛人だった訳でしょう?

でも、あたしには分かりましたわ。彼とは馬が合わないと。。。つまり、愛人としてあたしと彼とは、なんとなくソリが合わなかったのです。。。それで、今では友達づきあいをしているのですわ。

坂田さんは友達と言うよりは愛人のままの人だと言うのですか?

そうですわ。

ううう~ん。。。人にはそれぞれ相性と言うものがありますからねぇ~。。。精神的にも。。。肉体的にも。。。かつて、もずりさんは僕の記事に次のようなコメントを書いてくれましたよ。

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