デンマンのブログ

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チェルノブイリ

2021-05-04 02:25:55 | 映画・芸能界


 

チェルノブイリ

 


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軽井沢夫人@雲場池

 


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2021年4月23日 金曜日 午前9時17分

7時20分起床。気温10度。
今朝はどんよりとした雲に空が覆われているよ。
でも、僕の心は快晴ですよ!
こうしてノートパソコンに向かって小百合さんにメールを書いていると、まるで行田のBELCの WI-FI カウンターで小百合さんと並んでネットをしていた時のことが思い浮かんできます。

「嫌なことが多くて、こうしてBELCでデンマンさんと一緒にいると嫌なことも忘れるわ」
そう言ってニッコリと微笑む小百合さんの表情が浮かんできます。(微笑)

小百合さんは快晴の朝を迎えてルンルン気分でお目覚めですか?
それとも嫌なことを忘れるために夕べ酒を飲んで、
二日酔いですか?
きゃはははははは。。。

小百合さんのことだから、そういうバカバカしいことはしないだろうけれど。。。
酒は万病の薬とも言うけれど、
程々にしないと体に良くないですよ。

僕は神様が酒が飲めない体質に産まれさせたので、
振り返って考えてみると、
経済的な体に産まれたのですよ。
きゃはははははは。。。

昨日は、いつものように2つの記事を投稿したあとで
「徒然ブログ」のアクセス解析を見ていたら
また『軽井沢夫人@雲場池』を読んだネット市民がいました。

 


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『軽井沢夫人@雲場池』

 

平日の午後1時50分だから、おそらく専業主婦の奥さんが
軽井沢に住みたいと思っていたのに、夢が叶わず、きっと、つまらない毎日を過ごしているのですよ。
それで、若い頃の思い出に浸ろうとして、記事を読んだのでしょう!?
きゃはははははは。。。

つまり、軽井沢タリアセン夫人になろうという夢を持っていたのですよ。
小百合さんは、その夢を叶えたのです!

「徒然ブログ」の記事はログインしないと読めないと小百合さんが言ったのでFC2のブログの次の記事を読んでね。

 


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『軽井沢南口』

 

アウトレットで小百合さんのためにランジェリーを買って送ろうとしたら小百合さんが「いらないわ!」というつれない返事をしたのです。
それで、ワコールの店まで返しに行ったのですよ。
値札も取らず、袋も開いてなかったので、
例外的にお金を返してくれたのですよ。
きゃはははははは。。。

でも、あの日、小百合さんが受け取っていたら
その夜、小百合さんがあのランジェリーを身に付けて
「たら〜♬〜!デンマンさん!どう? わたしセクシーに見えるかしら? うふふふふふ。。。」
こう言って小百合さんが僕の目の前にセクシーな姿を見せて
ロマンチックな夜が始まるのでした。

「デンマンさんが、そう考えていると思っていたから、いらないと言ったのよ!」
小百合さんが、そう言うのが聞こえてくるようです。
きゃははははは。。。

夕べは『チェリノビル』という、あの有名な事故のドキュドラマを観ました。
2本のDVD で、5つのエピソードのテレビのミニシリーズですよ。
最初の2つのエピソードを観終わったら午前1時になったので寝ました。

あの事故はすごかったのですよ。
ソ連政府は世界に隠そうと躍起になったのです。
広島の原爆の30個分が爆発したことに匹敵するウラン235の放射能が放出されたというのです。

あの夜に駆けつけて火災の消火にあたった消防士のほとんどが被爆して亡くなっているのです。
核物理学者の説明を聞いたグロバチョフは被害の大きさに驚いてしまう。

この被害をできるだけ最小に抑えるために、3人の消防士に
タンクの水のバルブを開けて水を放出することにする。
しかし、その3人は確実に死ぬことになる。

 


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「どうしますか?命令を出しますか?」担当の責任者がグルバチョフに尋ねる。
「そうしないと、更に爆発して3百万人が死にます」
グルバチョフは考えた挙げ句に、その対策を実行することにしたのです。
ここまで観てきて午前1時になったので寝ました!
今夜、その続きを観ます。




右向け右の精神

2021年4月24日 土曜日 午前9時15分

6時40分起床。気温7度。
今朝は久しぶりの小雨が降ってます。
2度寝しようとしたけれど、あまりにスッキリと目覚めたので起きてしまいました。

あんまり良い天気が続くので、そろそろ天気が下り坂に差しかかるだろう、と思っていたら、案の定 雨ですよ。
でも、久しぶりの湿り気で 嫌な気分ではありません。

そろそろ5月の連休が近づいてきたけれど、
今年の連休も日本では旅行気分に浸る人は少ないでしょう!

日本人はリーダーが右を向けば、他の人も右を向くので
GWに旅行すると村八分にされるでしょう!?
きゃはははははは。。。

でも、そういう日本人の気質があったので日本は経済大国になったのですよ。
戦争をしたのも、そういう日本人の「右向け右の精神」があったからでしょう!?
僕は、みんなが右を向けが左を見たい性格だから、こうしてカナダに移住してしまったのですよ!
きゃははははは。。。

ところで、夕べは『チェリノビル』の続きを見ました。
エピソード3,エピソード4,エピソード5を観ました。
とにかくすごい映画ですよ。

被爆して死んでゆく人の姿を映しているのだけれど、
黒死病のように黒くなって死んでゆくのですよ。
目を背(そむ)けたくなるようなシーンでした。

 


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現実のように、メイクアップをしたのだろうけれど、
よくも、あれだけ恐怖感を与えるようにメイクしたと思いますよ。
コンピューターグラフィクスを使って作られた映画だと思うのだけれど、とにかく、現実の事故が起きたような臨場感があって、観ているだけでも背筋が寒くなってきました。
あんな風に死にたくないと思いますよ。
放射能は、匂いもしないし、目にも見えないから避けようがないですよね。

あの爆発した夜、原発の建物の屋根が吹き飛ばされて大火災になったのだけれど、放射能の恐ろしさを知らない近所の人達がわざわざ近くの見晴らしが良いハイウェイの陸橋にでかけて100人ほどが見物したのです。。。

ところが見物している間に被爆して、ほとんどの人が亡くなってしまったのです。
広島の原爆の30個分が爆発したことに匹敵するウラン235の放射能を浴びてしまったのですよ。
その橋は今でも「死の橋(Death Bridge)」と呼ばれているそうです。

 


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そもそも、この映画は一人の核物理学者が残した10本ほどのカセットテープに基づいて制作されたのですよ。
この人物が原発の責任者の3人の裁判で、検事側の証人として出廷してソ連政府のウソを暴いてしまった。

そのためにKGB(秘密警察)に睨まれて、その後の人生を滅茶苦茶にされてしまった。
それで自殺する前に、真実を残そうとして、ありのままの真相をテープに残したというわけです。
事故から2年経った時に、51歳で自殺してしまったのですよ。
本人も事故対策で現場にでかけて被爆しているので5年以内に死ぬだろうと覚悟していたようです。

小百合さんも、図書館で借りられたらぜひ観てね。
5時間かけて観るだけの価値のある映画です。

映画を観たあとでは、現在、生きていることの素晴らしさをしみじみと感じますよ。
こういう事故にあうこともなく、今年の秋にも小百合さんと再会してこれからも小百合さんと思い出の多い日々があると思うと神様に感謝したい気持ちです。

。。。と言いながら僕は世俗のキリストや、仏、アラーの神様は信じてませんけれど。。。
きゃはははは。。。

 


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さきたま古墳公園のゼリーフライ屋は今でもやってるようだよね。
たまには、小百合さんも行田に行って思い出を食べてね。
あそこのゼリーフライは、昔の「銭(ゼニ)フライ」と中身がよく似ています。
小百合さんと一緒にもう一度食べたいね。
きゃはははははは。。。

じゃあね。。。

 


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デンマンさん... また個人的なメールを書き出したのですか?


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そうです。。。いけませんか?

こういう私的なメールはネット市民の皆様にはつまらないと思いますわ…。

小百合さんも楽しめるように書いたのだから、ネット市民の皆様にも楽しめる箇所があるはずです…。

でも、個人的な部分は省略すべきですわ…。

あのねぇ〜、小百合さんが迷惑だと思うようなことは書いてません…。。。

迷惑なことが書いてありますわ。。。

でもねぇ〜、小百合さんを誰も特定することができないのです。。。だから、心配することはありませんよ。。。

けれども、特定しようとするネット市民が出てくるかもしれませんわ。。。

たとえ特定されたとしても「人違いだわ!」と押し通せばいいのですよ。。。そんな事より、映画の話をしましょう。。。

つまり、デンマンさんが観た映画のことが書いてあるので、メールを引用したのですか?

そうですよ。。。

。。。で、『Chernobyl』という映画を観て、それほど感動したのですか?

そうです。。。感動しました。。。

 


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『拡大する』

『実際のページ』




映画とあらすじ

 


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『チェルノブイリ』(原題:Chernobyl)は、2019年5月6日から6月3日まで、アメリカ合衆国・HBOで制作・放送されたテレビドラマ(ミニシリーズ 全5回 計330分)。

冷戦下の1986年に起きたチェルノブイリ原子力発電所事故の際、事態を隠ぺいしようとするソビエト政府の対応や、事故がもたらした人々への影響、被害の拡大を少しでも抑えようと奔走した人々の苦闘を描く。

第71回エミー賞リミテッドシリーズ部門作品賞、監督賞、脚本賞受賞。
主演男優賞(ジャレッド・ハリス)、助演女優賞(エミリー・ワトソン)、助演男優賞(ステラン・スカルスガルド)ノミネートなど高い評価を受けた。

第77回ゴールデングローブ賞テレビドラマ部門では作品賞と助演男優賞(ステラン・スカルスガルド)受賞。

 

あらすじ

第1話「1時23分45秒」

1988年4月、モスクワで監視下にあった51歳の科学者(レガソフ博士)が、ある告発の録音テープを秘密の場所に隠したのち、首吊り自殺する。
彼はチェルノブイリ原発事故の調査と収束を指揮した人物であった。

1986年4月26日未明、つわりで目覚めたワシリー・イグナテンコ消防士の妻のリュドミラは、地響きと共に爆発音を聞いた。
遠方のチェルノブイリ原子力発電所が建屋から上がる炎と青白い光束で夜空を照らす、異様な光景が窓越しに見える。
ほどなく、建屋に発生した火災を消火するための出動命令が下される。

死の灰が飛び散る中、放射線焼けを負う部下たちが次々と最悪の事態を予感し始める一方で、炉心への注水操作の必要に心を奪われてしまう。
現場に到着した消防士たちは口々に「金属の味がする」とつぶやき、間もなく、通常の火災にはない、異様な雰囲気を感じ取る。
グラファイト片をつかんだ消防士の手は、放射線焼けでボロボロになる。

プリピチャチ市執行委員会は、パニックを防ぐため、情報を統制し、市民の避難を禁止するという政治決定を下す。

クルチャトフ原子力研究所の第1副所長であるヴァレリー・レガソフ博士の下へ、閣僚会議副議長兼エネルギー部門担当のシチェルビナを名乗る人物から、RBMK原子炉の専門家としての事故処理のための政府委員会への出席を求める電話が掛かってくる。
不用意な発言を慎むよう釘を刺して電話が切られ、伝えられた放射線の数値にレガソフは不安を覚える。

夜が明け、危機的状況を知らされないプリピャチの子供達が通学する歩道に、鳥が落ちて来て死ぬ。

第2話「現場検証」

地元のプリピャチ病院には、放射性火傷を負った消防士たちが続々と運ばれてくる。
核事故の対処法を知らぬ医師も居り適切な処置が行えないばかりか、防火服が強い放射能を帯び、廃棄するために地下室に運ぶ女医たちの手も放射線火傷で赤くただれる。

ゴルバチョフ書記長も出席する閣僚会議の政府委員会。
やはり原発の仕組みはおろか放射線の害に関しても知る者は居らず、レガソフ博士は楽観的な報告に安堵するメンバーに対し、グラファイト(黒鉛)片が散乱している以上、炉心が爆発して剥き出しとなり、放射性物質が放出されて周囲を激しく汚染している筈だと指摘する。

オブザーバーの勝手な発言にいったんは苛立つゴルバチョフだったが、シチェルビナ副議長とレガソフに現地調査を命ずる。

ヘリコプターで現地に急行した2人の目には、黒煙を噴き上げる原子炉、建屋の屋上に散乱するグラファイト片、放射性物質によりイオン化されて青白く光る大気など、絶望的な光景が次々と目に入る。

出迎えたブリュハーノフ所長とフォーミン技師長は内心「シチェルビナには理解不能」と侮ってなお虚勢を張るが、いざシチェルビナに問い詰められると返答出来ない。

白ロシア原子力研究所のウラナ・ホミュック博士は、直ちにチェルノブイリに急行し、シチェルビナとレガソフに、汚染水で溢れる地下タンクに炉心溶融物が流れ込み、核爆発に匹敵する規模の水蒸気爆発が発生するまで2日もないと告げる。

ヨーロッパ全土の核汚染につながる大惨事を回避するには、建屋の内部構造に詳しい技師3名が炉心直下の地下タンクに入り、仕切弁を手動操作して排水しなければならない。

被爆死が避けられない作業だが、シチェルビナの言葉に意気に感じた3人(アナネンコ、ベルパロフ、バラノフ)が名乗りを上げる。
防護を施したウェットスーツに身をつつんで地下タンクに入り込んだ3人だったが、線量計ががなり立てる中、放射能の影響で懐中電灯が次々と消えていき、漆黒の闇の中に取り残される。

第3話「KGB」

地下タンクに入り込んだ3人は排水操作に成功し、しかも、奇跡的な生還を果たす。

火災は鎮火に向かい、ヨウ素131とセシウム137の放出量は減るが、炉心の温度が上昇し、被覆管に使うジルコニウム95が検出される。
遂にメルトダウンが始まったということ。

炉心溶融物が最下部のコンクリート床を突き抜けると、地下水と接触し、ドニエプル川に沿って、キエフから黒海までが核汚染される。
電話で報告を受けたゴルバチョフは、事故により権力基盤が揺らぎ始めたことを感じているから不機嫌。
避難区域の拡大を求めるレガソフを全く相手にしない。

潜伏期間を経て皮膚に水疱が浮かんで黒ずむなど容態が急変、細胞組織が損傷し、骨髄が破壊されて免疫不全となり、臓器や軟組織の腐敗が進み、血管が破壊されて出血などした末に、モルヒネも効かない激痛に襲われて落命することになる。それを聞いたシチェルビナは、「ガンや再生不良性貧血で死ねる我々は幸せ」と冗談を飛ばす。
空気が和んだところで、自分たちには常時、尾行がついていることを示し、室内での会話も全て盗聴されていることを伝える。

 


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ワシリー・イグナテンコ消防士の妻のリュドミラは、転院先のモスクワの第6病院を訪れる。
看護師たちの間から夫の皮膚が真っ黒になっているのが見える。

同じ第6病院で、ホミュック博士が事情聴取を行っている。
ディアトロフは証言を拒む。頭髪は抜け落ちているものの、食事に不平をこぼし、寝返りも打てる状態。
一方、トプトゥーノフは辛うじて人の形を保っているに過ぎない。
証言の途中で鼻血が噴き出てくる。
アキーモフも協力的だが、既に顔面が崩れてしまっている。

 


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容体が急変したワシリーは、同僚たちと同じく、別室に移される。
既に人の形を失い始めている。
死期が近いのをみて、プラスチックカーテンの中に入り込んで手を握り、妊娠していることを告げるリュドミラ。

たまたまそれを見つけたホミュック博士が、あわてて連れ出すが、妊婦を被爆の危険に曝した怠慢行為として報告・公表しなければならないと声高に騒いだため、監視していたKGBに逮捕されてしまう。

政府委員会の席上、シチェルビナは、関係者の献身的な努力で火災が鎮火し、メルトダウンを回避するための作業が続けられていることを報告する。
終了後にレガソフは、チェルコーフKGB第一副議長に詰め寄って、ホミュックの釈放を求める。

レガソフが「実直なバカ」であることを看て取ったチェルコーフは、釈放の求めに応じる。
レガソフとホミュックは、どんなに疎んじられても逃げ出さずに真相を解明するのが科学者の責務であることを互いに確認する。

レガソフの提言どおり、広い地域で住民の避難が始まる。
ワシリーは死亡する。
同僚たちの棺桶とともに、鉛で封印され、埋められた後、直ちにコンクリートで覆われる。

第4話「掃討作戦」

原子炉爆発から数ヵ月が過ぎ、プリピャチ市周辺では、住民の避難に続き、除染作業が行われている。
放射線除けに効き目があると信じられるウォッカをがぶ飲みし、くすねた鉛板で作った「卵のカゴ」で生殖器を覆って作業する兵士たち。

「ソ連で核災害は起きていない」という建て前に沿って、放射線の量を、実際の毎時12,000レントゲンでなく、毎時2,000レントゲンと偽って導入したことを知る。
現場で凄惨な光景を目の当たりにしているシチェルビナは、思わず悪態をついて受話器を壁に叩きつける。
レガソフは、苦悩の末、生身の人間に作業させるほかないという結論に至る。

防護策を施しても2分作業すれば寿命が半減し、3分作業すれば余命数ヵ月となるような過酷な環境。
1人あたりわずか90秒しか作業できないから、1人が2~3回、グラファイト片をスコップで投げ落とすと、もう時間切れになる。
ところが、建屋屋上は大小、無数のグラファイト片で覆われている。

兵士の1人は、時間切れを告げる合図を聞いて、あわてて戻る途中で、グラファイト片に足が挟まって転んでしまう。
ようやく室内に戻るが、見ると長靴が破れている。
「君は終わりだ」と告げられる。

未亡人となったリュドミラ・イグナテンコは、独りで出産するためキエフに引っ越してくる。
公園で産気づくが、出生後4時間で胎児は死ぬ。被爆の後遺症は母体でなく、胎児にあらわれるのだ。

第5話「真実」

1987年7月、共産党中央委員会と最高会議幹部会による裁判がチェルノブイリにて開催される。
証人として出廷したシチェルビナ、ホミュック、レガソフの3人によって、ブリュハーノフ、ディアトロフ、フォーミンら被告3名の罪状が明らかにされる。

途中、シチェルビナが咳込んで退席したため、裁判は30分間の休廷となる。
あわてて後を追ってきたレガソフ博士に、シチェルビナは吐血を拭ったハンカチを見せ、余命1年を宣告された旨を告げる。

 


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向かって左がシチェルビナ、右がレガソフ博士

 

場面は、時を遡って事故発生当日の朝、出勤したディアトロフは、失敗続きで未完となっている安全性試験が終了すれば、ブリュハーノフ所長が栄転し、フォーミン技師長が所長に昇格するも、技師長に昇格するのはディアトロフでなく、シトニコフである可能性が高いと告げられる。

電源喪失の事態を想定し、タービンの惰性回転による電力で、非常用ディーゼル発電機が起動するまでの約1分間、冷却水を送り続けられるかを試すテストであるが、功を焦る3人は未完のまま、竣工証明書に署名していた。

おりしもキエフ電力局からは、月末を控えてノルマ達成にむけた生産活動に影響を及ぼしてはならないと、テストの実施を10時間遅らせるよう連絡がある。
追い詰められるディアトロフ。
10時間遅れた結果、テストに関する知識を持たない夜勤組に全てが委ねられる。
アキーモフやトプトゥーノフが初めて目にする指示書は、作業手順の多くが説明なく線で消されている。

あわてて日勤組の技師に電話をかけると、線が引かれる前の指示に従えと助言される。
安全規則を無視してテスト強行のための指示を出し続けるディアトロフに対し、不安を募らせるアキーモフだったが、一切の反論が許されない。

 


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向かって右がディアトロフ

 

いよいよテストが開始され、タービンが停止される。
冷却水が炉心に回らなくなって温度が上昇し、キセノンが焼滅すると、今度は逆に、出力が急上昇する。
あわてるアキーモフとトプトゥーノフは緊急停止をはかりAZ-5ボタンを押下するが、制御棒先端の黒鉛が逆に反応を促進し、自重1000トンある炉心の蓋が許容量の10倍を超えた圧力に吹き飛ばされ、炉心に流れ込んだ酸素が水素(高熱によって被覆管から発生する)と灼熱の黒鉛に結び付き、大爆発が発生した。

場面は、再び法廷に戻る。
求める証言を得た裁判長と検察官は証言を終えさせようとするが、これをレガソフが拒み、すかさずシチェルビナも証言を続けさせるよう指示する。

レガソフはRBMK原子炉の欠陥が、KGBと共産党中央委員会によって隠蔽されていたと告発する。
「危険な橋」を渡ったレガソフは、閉廷後、別室に連行される。
そこに現れたチェルコーフは、「科学者の愚かしさ」を非難するも、社会的に抹殺するのみで、処刑などせず、放射線障害で寿命が尽きるのを待つことになると告げる。

ただ、シチェルビナとホミュックの2人も真相告発に協力していたことを知りつつ、それは不問にする。
レガソフがKGBによっていずこともなく連行されるのを遠く見守る2人。
事故発生の2年後、独り「嘘の代償」を問い続けたレガソフは、失意の中で自ら命を絶つ。

(デンマン注: 抜粋のみなので詳しくは本文を参照)




出典: 「チェルノブイリ (テレビドラマ)」
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』


 



あらっ。。。緊迫したすごい映画なのねぇ〜。。。



そうです。。。ひどい場面、すごい場面がしばしば出てきて、引きずり込まれるように観てしまうのですよ。。。

それで、デンマンさんはどういうところに感動したのォ〜?

最後に次のシーンがでてくるのですよ。。。

 


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Valery Leganov took his own life at the age of 51 on April 26, 1988, exactly two years after the explosion at Chernobyl.

 



この写真の人物が本物のレガソフ博士ですよ。。。51歳で自殺してしまったのです。。。

 


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The audio tapes of Leganov's memoirs were circulated among the Soviet scientific community. His suicide made it impossible for them to be ignored.

 

レガソフ博士は自殺する前に、真相を伝えようと10本近いテープに知っている限りのことを吹き込んでのです。。。彼の自殺が伝えられると、テープのことが科学者の間で口から口へと伝えられて、無視できないほどに世間に広まっていったというわけです。。。

 


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In the aftermath of his death, the Soviet officials finally acknowledged the design flaws of the RBMK nuclear reactor.

 

それまでに、ひたすらソ連政府は隠していたのだけれど、噂が広まっていったので、とうとうRBMK原子炉は設計上のミスがあったことをソ連政府は認めざるをえなくなった。。。日本でも福島の原発事故が起きるまでは、原発は安全だと政府も関係者も世間に伝えていたものですよ。。。でも、原発は危険だと警鐘を鳴らしていた科学者はいたのです。。。

 


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『日本の崩壊』

 


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The reactors were retrofitted to prevent an accident like Chernobyl from happening again.

 

再びチェルノブイリのような爆発事故が起きないように、ソ連政府も原子炉を改良した。

 


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Leganov was aided by dozens of scientists who worked tirelessly alongside him at Chernobyl.

 

チェリノブイリの原発事故ではレガソフ博士の他にも多くの科学者が事故究明のために活動していた。。。

 


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Some spoke out against the official account of the events and were subject to denunciation, arrest and imprisonment.

 

その科学者のうちの幾人かはソ連政府の公式見解に反対を表明したので、左遷されたり、逮捕されたり、収容所送りになっていた。。。

 


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For their roles in the Chernobyl disaster, Victor Bryukhanov, Anatoly Dyatlov and Nicolai Fomin were sentenced to ten years hard labor.

 

チェリノブイリ原発事故の責任を問われて、ビクター・ブリュハーノフ、アナトリ・ディアトロフ、ニコライ・フォミンの3人は10年の重労働の刑に処せられた。

 


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Over 600,000 people were conscripted to serve in the Exclusion Zone. Despite widespread accounts of sickness and death as a result of radiation, the Soviet gomernment kept no official records of their fate.

 

少なくとも600,000人が「立入禁止地区」に動員されて除染作業に従事した。。。被爆により健康を害したり死亡したことが伝えられていたのにソ連政府は公式の記録を一切残していない。

 


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Approximately, 300,000 people were displaced from their homes. They were told this was remporary. It is still forbidden to return.

 

約300,000人が避難しなければならなかった。。。彼らは避難措置は臨時のもので、しばらくしたら帰れると伝えられていたが、未だに元の家に戻ることは禁止されている。

 


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In 2006, he wrote, "The nuclear meltdown at Chernobyl was perhaps the true cause of the collapse of the Sovie Union.

 

2006年にグルバチョフは回顧録に次のように書いた。。。「ソ連の崩壊の真の原因は、チェリノブイリの事故でメルトダウンが起こったからだ」

 


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The official Soviet death toll, unchanged since 1987, is 31.

 

1987以来、訂正されていないソ連政府の公式の記録ではチェリノブイリの事故による死亡者は31人となっている。。。(ソ連政府、その後のロシア政府は相変わらず嘘を突き通しているのだ!)

 


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The truth doesn't care about our needs or wants.

 

真実は我々の都合の良いように変えてはならないものである。

 


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It doesn't care about our governments,

 

政府と言えども真実を変えてはならないのだ!

 


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our ideologies, our religions.

 

また、イデオロギーや宗教の都合のいいように真実を変えてもならない!

 


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It will lie in wait for all time.

 

真実は常に政府や、イデオロギーや宗教によって捻じ曲げられようとしている。。。

 


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And this, at least, is the gift of Chelnobyl.

 

チェリノブイリ事故から学ぶことがあるとしたら、それは真実を明らかにするということだ。。。

 


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Where I once would fear the cost of truth,

 

自殺したレガソフ博士は、かつて真実を見出すまでの経費や労力の大きさに恐れをなしていたものだ。

 


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now, I only ask,

 

しかし、チェリノブイリ事故を目の前にした時、レガソフ博士は改めて考えさせられた。。。

 


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What is the cost of lies?
 

 

ソ連政府がRBMK原子炉は設計上のミスを隠し、嘘を突き通していたことがチェリノブイリ事故をもたらしたのだ!

 



つまり、政府は嘘を付くものなのですよ! そして、真実を知らされてない庶民が、ある日突然不幸を背負うことになる。。。。最悪の場合命をうしなってしまう。。。

 


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『政府は嘘を付く』

 



だから、我々は政府に騙されないようにしなければならないのです。。。



でも、騙されないようにするには、どうしたら良いのですか?

僕のブログを読んでください! (微笑)



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【卑弥子の独り言】


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ですってぇ~。。。

日本でも福島の原発事故がありましたけれど、チェルノブイリの事故は、当時のソ連政府が被害状況を最小限に公表していたようです。

実際には、広島の原爆の30個分が爆発したことに匹敵するウラン235の放射能が放出されたのですから、すごい事故だったのでござ〜ますわァ〜。。。

ええ。。。「いつまでも、そんな恐ろしい事を言ってないで、他にもっと楽しい話をしろ!」

あなたは、そのような強い口調で あたくしにご命令なさるのでござ〜♬〜ますかァ〜。。。

分かりましたわァ〜。。。じゃあ、あたくしの“ヴィーナスのえくぼ”をご覧に入れますわァ。

 


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『拡大する』

『現時点での検索結果』

 

最近 「卑弥子 ヴィーナスのえくぼ」と入れてGOOGLEで検索する殿方が多いのでござ~ますわァ。

つまり、あたくしの“ヴィーナスのえくぼ”を目当てにやって来るのですわァ~。。。

うふふふふふふ。。。

ジムに毎日通って“ヴィーナスのえくぼ”をゲットしたのですわよゥ。

 


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どうでござ~ますかァ?

ええっ。。。 あたくしのお尻だとは思えないのでござ~ますかァ~?

どうしてよう?

ええっ。。。 スタイルがよすぎると、おっしゃるのござ~ますかァ~?

あたくしが十二単を一枚、一枚脱いでゆくと、最後には上のようなおヌードになるのですわよう。

信じてくださいましなァ~。。。

とにかく、興味深い話題が続きますゥ。

どうか、あなたもまた読みに戻って来てくださいませ。

じゃあ、またねぇ。。。


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ィ~ハァ~♪~!

メチャ面白い、

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■ 『ちょっと変わった 新しい古代日本史』

■ 『面白くて楽しいレンゲ物語』


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■ 『カナダのバーナビーと軽井沢に

別荘を持つことを夢見る小百合さんの物語』


■ 『今すぐに役立つホットな情報』

■ 『 ○ 笑う者には福が来る ○ 』

■ 『桜のメルヘン』

■ 『愛とロマンとダイエット』

■ 『愛の追憶』

■ 『午前3時のあなた』

■ 『ビミョ~っていうか』

■ 『お股の花々』

■ 『ロマンの追憶』

■ 『ヒシしようよ』

■ 『デンマンと松本清正張』

■ 『愛犬と神さま』

■ 『思い出@天の川』

■ 『ばあやと小百合さん』

■ 『座薬と軽井沢タリアセン夫人』

■ 『東電社員と愛の自転車』

■ 『梅から桜の国へ』

■ 『人はなんによって生くるか』

■ 『赤犬と離婚』

■ 『クローン人間』

■ 『3つの顔を持つ女』

■ 『記憶喪失』

■ 『約束』

■ 『野生動物@都市』

■ 『奇跡の黒馬』

■ 『フラッシュダンス』

■ 『命の物語』

■ 『犬とレーサー』




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こんにちは。ジューンです。

あなたは RSS リーダーを使っていますか?

わたしは、つい最近まで知りませんでした。

使ってみると、とっても便利ですよね。

お気に入りのブログの RSS feedを

リーダーに登録しておけば、

自動的に新しい記事を

読み込んでおいてくれます。

だから、一つのリーダーで

あなたのお気に入りのすべてのブログを

読むことができます。

もちろん、ブログだけではありません。

天気予報だとか最新のニュース。

また、最新の映画情報や

音楽や、ファッション情報など、

RSS feedを探して登録しておけば、

いつでも、最新の情報がゲットできます。

あなたも、試してみたらいかがですか?

RSSリーダーがどういうものなのか?

よく分からない人は次の記事を

ぜひ読んでみてください。

『床上手な女とRSS』


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ところで、英語の面白いお話を集めてみました。

もし、時間があったら読んでみてくださいね。

■ 『あなたのための 楽しい英語』

とにかく、今日も一日楽しく愉快に

ネットサーフィンしましょうね。

じゃあね。



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