性と愛と家庭崩壊
わたしの胸には、愛情はない。
だって教わってないから。
2005-08-13
わたしは生まれた時から、
必要な愛情をあたえられなかった。
両親ともに、
こんなめんどくさい生き物の
ニーズなんて考えもしない。
わたしはいつも見捨てられてきた。
わたしの胸には、愛情はない。
だって教わってないから。
わたしは、親を憎んでいました。
今は“血のつながった
やっかいな他人”だと思っています。
これからどうなるか分かりませんが、
今の私には親との和解は無理です。
ウチの親を客観的に見れば、
社会性が欠如していたんです。
ふたりともボンボンとお嬢だから世間知らずだし。
で、わたし親から最後の一撃食らわされて、
自分は将来利用するために育てられてきたことがわかっちゃって。
親はわたしに向かって確かにそう言ったのです。
それで、わたしは親から離れたのです。
by レンゲ
『デンマンさんが私のことをグロリア・スタイナムに似ていると』より
レンゲさんは、こうして自分が育った家庭が崩壊していたことを書いていたけれど、レンゲさん以外にもね、現在の日本には家庭崩壊の中で育った人がたくさん居るんですよ。
デンマンさんは、どうしてそのような事をおっしゃるのですか?
最近の日本で起こった悲惨な事件を調べてみると実に良く分かりますよ。その犯人の家庭がほとんど家庭崩壊しているからですよ。
デンマンさんは実際に調べてみたのですか?
調べてみたと言う程、時間をかけたわけではないけれど、ちょっとネットでチェックして見るだけでも、犯人の家庭の実態が分かりますよ。母子家庭だとか、両親が離婚しているとか、別居しているとか。。。
でも、それだけでは家庭崩壊と言えないでしょう?
確かに、それだけで家庭崩壊と決め付けるには問題があるけれども、少なくとも次のような事はすぐに読み取れますよ。つまりね、犯人が育った家庭に笑いがあふれてはいなかった。両親の愛情に包まれて育ったわけでもなかった。むしろ、孤独で寂しい子供時代をすごしていた。要するに愛の欠如した家庭で育ってきた。そういう事がはっきりと読み取れますよ。レンゲさんが書いていたように、“ウチの親を客観的に見れば、社会性が欠如していたんです”。。。子供にこう言わせるような親が増えているということですよ。社会性のない親。人間性が理解できない親が増えているんでしょうね。
。。。で、今日は家庭崩壊のことについて話すのですか?
実は、Realogのメンバーである鐵さんから次のようなコメントをもらったんですよ。
そうだったんですか。
3人の合成人物とは少しびっくりです
そして記事の中の家庭崩壊の落とし子と言う言葉を見て
なおさらびっくりしました〓
まさに彼女がそうだからです
彼女の家はキリスト信仰です
キリスト教が悪いと言うふうには取らないで下さいね
彼女の両親は彼女を自分の思い通りに育てたかったみたいです
そして彼女が両親の期待に添わない行動や発言をすると
こう言います
「こんな子なら産まなきゃよかった」
「産みたくて産んだわけじゃない」
と…
そして彼女は人との接続を絶ちました
そして、人に気に入られようと言う気持ちが大きくなり、
嫌とは言えなくなりました
人の愛を判断出来なくなり何度も騙されました
与えられるはずの親の愛情を知らないんです…
直接接したた事はなくて半端な助言をするわけにもいかず
友達の「彼女の話」を聞くだけしか出来なかったんです
でもその友達も精神病を患っていて私は1番近くで見てきました
自分をコントロールできない大変さや悔しさは少しは分かってあげられると思うんです
by 鐵 2006/06/18 01:04
『性と愛の至福 PART 3』のコメント欄より
今回も鐵さんは午前1時に書いていますよ。前回は午前2時でした。僕と同じように夜型人間なんでしょうね。
鐵さんが書いてくださった2度目のコメントですわね?
そうですよ。本当にありがとうございます。鐵さんのコメントを読んでも、家庭崩壊が境界性人格障害と関わっていることがよく分かるんですよ。
そして記事の中の家庭崩壊の落とし子と言う言葉を見てなおさらびっくりしました〓
まさに彼女がそうだからです
鐵さんも、このように“境界性人格障害を患っているらしい”彼女が育った家庭が崩壊していたという事をはっきりと認めていますよ。
この女性もちょうどあたしのような家庭に育ったんでしょうね。
この女性の場合には両親の期待が大きかったようですよね。レンゲさんの場合には父親の存在は希薄でレンゲさんにプレッシャーをかけるようなことはなかったようですよね。でも、レンゲさんのお母さんは、かなりの教育ママゴンだったようですよね。レンゲさんは、このように書いていましたよ。
教育という名を借りた虐待
2005 03/16 11:00 編集 返信
わたしは、今よりも脆い心を、成長させて強く正しく明晰に育てていく段階で、大人たちの無知?ゆえに、教育という名を借りた虐待によって育ち、そのツケを自分自身で払わなければならないのです。
苦しいです。
そして、悔しくて、無念です。
自分に備わっていたであろう可能性を、幼少期につぶされたのだと大人たちをうらんでいます。
でも、恨んでいるだけでは、前には進めないということに気が付いてからは自分で自分を慰め、過去の傷を癒す努力をしています。
確かに自分で勝手に信じた相手からの、裏切り?行為にたいして、裏切られた・信じていたのに・・・などと言うのは、自分の思い込みによる信頼の、真相を知ることだと思います。
わたしは未だに、この寂しさのせいで容易に人を信じます。
相手をまず疑ってみることなど、考えられないのです。
世間はそんなに甘いものではないのでしょうが、どうしても信じてしまいます。
それで、つらい思いを何度もしているのに、学習能力がないのかも知れませんね。
by れんげ
『わたしは未だに、この寂しさのせいで容易に人を信じます』より
レンゲさんは、こうしてもがいている。できるならば親と和解をしたいとも思っているけれど、でもできない。
本当にできないんですよ、デンマンさん。
でもね、じっくり話し合えば分かり合えるものですよ。
デンマンさんは、そうおっしゃいますけれど、そういう雰囲気がないんです。
分かりますよ。レンゲさんは次のように書いていましたからね。
仲直りしたい。でも、。。。
不良娘は、それが
なかなかできないんです。
2004 09/08 13:03 編集 返信
ほんとうにありがとうございます。
わたしが、グレていた間も
ビーバーランド XOOPSに
行きたかったんです。
でも、わかっていただけたら
うれしいのですが、
不良娘は、
それができないんです。
できないから、
どんどん距離が大きくなる。
わたしの家庭は
そんな所でした。
「話し合い」なんて、
タブーでしたから。
トラブルが起きるたびに、
家族の溝は
深まっていきました。
わたしは、
その家庭崩壊を、
追体験したような、
そんな気持ちがします。
でも、デンマンさんは、
玄関の鍵を
あけてくださるんですね。
感謝します。
できそこないの身に、
痛いほどしみてきます。
ありがとうございます。
by レンゲ
『次元の違いとは端的に言うと』より
でもね、レンゲさんが一方的に「話し合い」なんて、タブーだと思い込んでいるのかもしれない。もう6年もお母さんと話をしていない。これはちょっと異常ですよ。
分かりますわ。でも、デンマンさん、それが崩壊家庭なんですわ。
肉親の間で感情がこじれるとどういうことになるかという事は歴史を見てもはっきりと分かりますからね。僕も理解しているつもりですよ。このことについては次の記事で書きました。
『怖~い、とても怖~い女の確執?』
あたしも読ませていただきましたわ。確かにあたしにも思い当たる事があります。あたしは3人姉妹の長女でしたから。あたしとすぐ下の妹とがうまく行かなかったんです。
でもね、レンゲさんと妹とは和解したんですよね。