◎スター・トレック イントゥー・ダークネス
やはりクリス・パイン版は圧倒的に進化してて、脚本が映画的になってる以上に画作りがまるで違う。あまり前のことだからどうしようもないんだけど、かつてのテレビから派生してした当時はハリウッドのあらすじの定番がまだ確立してなかったとしかおもえない。
それはそれとして、特撮マニア監督のJ・J・エイブラムスはもはやスペースオペラ専門家みたいな印象だけど、なんか手馴れたもんだな~っていう感想しか浮かんでこない。
唯一かっこいいな~とおもえたのは、ベネディクト・カンバーバッチが『わが名は、カーン』というアップで、いやこれはカンバーバッチの上手さだわね。
それにしてもエイブラムス、女の子大好きだな。ところどころでインサートされる乗組員の女性たちの無駄なアップが、えれぇ可愛い。
ま、カンバーバッチを単純な悪役にはできないし、良いもんにしちゃったらザカリー・クイント演じるスポックとかぶっちゃうしね。難しいところだ。さぞかし難儀だったろう。