日本のマスコミは、欧米寄りの情報しか流しません。次に、その内の一例が有ります。又、本ブログ2012年12月28日付「イラン、ぺルシヤの寛容」にも関連内容が記載されています。
イランのマフム-ド・アフマディネジャ-ド大統領の第65回国連総会演説(2010年9月23日)の模様の動画が次に在ります。演説は、権力に迎合せず、媚び諂わず、正しい事をはっきり大胆に主張し、とても素晴らしいと思います。途中で、アメリカやイスラエル、NATO加盟国等が、退席してしまいます。
(1)~(3)までの3本に分割されています。その内の1本目のみを本日ブログに載せています。尚、下記の文章は、動画の演説からの引用です。
「聖なる預言者達は全ての人々を一神教、愛と正義へと促し、人類の繁栄の道を示す使命を持っていました。」
「預言者の呼びかけに反して、利己主義者や貪欲者が立ち上がって反乱を起こしました。」
「貪欲な者達は、イエス・キリストやマホメットに立ち向かいました。」
「近代になると、人間の倫理と価値は後進性の原因として拒否されました。」
「人間と天との断絶は、人間を真の自己から切り離しました。」
「資本と支配への信仰が、愛と団結への扉である一神教に取って代わりました。」
「神の価値への利己主義の衝突は、奴隷主義と植民地主義に繋がります。」
「世界の大部分の国々が、少数の西洋国家に支配される様になりました。」
「植民地化された国々の全ての資源、権利、文化が奪われました。」
「土地は占領され、原住民は侮辱され、大量に殺されました。」
「2つの世界大戦、パレスチナの占領、朝鮮戦争、ベトナム戦争、イランに対するイラクの戦争、アフガニスタンとイラクの占領、アフリカの紛争では何億人もの人々が殺害され負傷し、強制移住させられました。」
「テロリズム、麻薬の生産、貧困、社会での不平等が増加しました。」
「ラテンアメリカの独裁的なクーデター政府が、西洋の支援を受けてかつてない犯罪を犯しました。」
「3つの事件を調べれば、現在の世界統治システムを分析する事が出来ます。まず最初に、2001年9月11日の事件です。この世界は約10年間世界全体に影響を及ぼしました。突然ツインタワー攻撃のニュースが、大量のビデオ映像を用いて報道されました。ほぼ全ての国の政府と著名人が、此の事件を強く非難しました。しかし、その後プロパガンダ機械が全力で作動し始め、世界全体がテロリズムと言う名の巨大な危険にさらされているとほのめかし、世界を救う唯一の方法はアフガニスタンに軍を派遣する事だと主張しました。最終的に、アフガニスタンはイラクより少し後になって占領されました。・・・現在アフガニスタンとイラクでは、何十万人もの人々が殺されています。数百万人が負傷し強制移住させられ、この紛争は広がり続けています。・・・第二の見解は、アメリカ政府の一部の人々が、アメリカ経済の衰退とシオニスト政権を救う為の中東での支配の状況を逆転させる為に、これらのテロを仕組んだと言うものです。アメリカ国民の大多数、そして世界中の人々と政治家の多くが、この見解に同意しています。(ここで、アメリカ代表が退席。)・・・事件と関係のある主要な証拠は、大量の瓦礫の中に発見された幾つかのパスポートと、居住地の不明な1人の人物(ウサマ・ビン・ラディン、2001年にドバイのアメリカ病院で死亡)のビデオだけです。この人物はアメリカ政府高官(ブッシュ前大統領)と共に石油事業に関わっていた事が知られています。(ここで、?代表が退席。)同様に隠蔽されている点は、爆発や火事の為に自爆テロリストの痕跡は全く存在しないと言われている事です。(ここで、?代表が退席。)・・・アメリカ政府の見解を考慮する場合、軍隊を大規模に派遣して古典的な戦争を始める事は合理的でしょうか。軍の派遣によって、何十万人もの人々が死亡しました。・・・。」
「現在の秩序が終焉に到っていると考えられる第二の理由は、パレスチナの占領です。抑圧されたパレスチナの人々は、60年前から占領政権(イスラエル)の支配下に暮らしています。承認された占領者によって自由、安全、自己決定の権利を奪われています。(此の時、イスラエル代表は既に退席済み。)毎日の様に無実の女子供の頭の上で家々が破壊され、人々は祖国に住みながら水や食糧や薬を奪われているのです。・・・西洋の幾つかの国々の無条件な支援を享受しているこの政権(イスラエル)は、この地域の国々を定期的に威嚇し、公的にパレスチナ人や他国の重要人物の殺害を発表します。パレスチナ人の擁護者やこの政権の批判者は、圧力を受けテロリストのレッテルを貼られ、反ユダヤ主義者と呼ばれます。・・・占領が承認される代わりにパレスチナ人の権利が認められていたら、これ程の犯罪が行われたでしょうか?。私達の明確な提案は、パレスチナ人難民が祖国に帰る事です。・・・。」
「現在の秩序が終焉に到るとみなせる第三の理由は、核エネルギーの問題です。・・・原爆を所有する安全保障理事会の幾つかのメンバー国は、核エネルギーを原爆とみなして他国が手に入れられない様にして独占を確立し、IAEAに圧力をかけます。それと同時に、彼等は自己の核兵器を保有・開発し近代化しているのです。近年アメリカ政府は、自国だけで原爆を維持する為に800億ドル要請した事をお聞きになった事があるでしょう。其れが続いたのです。核兵器の軍縮が実現していないだけでは無く、原爆はある地域では増加したのです。占領と威嚇を続けるシオニスト政権(イスラエル)もその1つです。」
「『コーラン』は聖なる預言者達、ノア、アブラハム、イサク、ヨセフ、モーセ、イエス・キリストを敬い、彼らの正しさを示します。彼等は『コーラン』を燃やし、これらの全ての真実と正義を焼き尽くそうとしました。しかし、真実を焼き尽くす事は出来ません。『コーラン』は永遠のものです。神と真実は永続するからです。・・・私達は、悪魔の術中に陥る事を賢明に避けなければなりません。・・・『コーラン』と『聖書』、私達はそのどちらの本も尊重します。どちらも私達に与えられたものです。」
「国々の多くは、根本的変化と国際関係における正義を求めています。」
「過去数十年間、安全保障理事会の常任理事国の1つ以上が、常に紛争に関わって来ました。・・・国連の構造のお陰で、彼らは侵略行為を行なっても罰せられないと感じています。・・・国連は共通の世界統治の調整の中心です。」
「世界の秩序において、正義を奨励し差別を排除する事を目指すべきです。」
「国連事務総長は真実を語り公正な判断を行なう時、権力や機関の本部の在る国(アメリカ)の圧力を受けてはなりません。」
「皆さん、私は、自由と民主主義を強制する口実で他国を占領する事は、許し難い犯罪だと明確に主張します。」
「世界は軍事力、支配、一方主義、戦争、侮辱の論理よりも、憐れみ、正義、包括的な貢献の論理を必要としています。」
「親愛なる皆さん、世界統治の支配的方法、即ち資本主義が失敗した事は言うまでも有りません。奴隷制擁護主義、植民地主義、帝国主義の時代は終わったのです。」
「イラン国家、及び世界の大多数の国の政府は、現在の差別的世界統治を拒絶します。この非人道的な統治は行き詰まっており、大きな改革を必要とします。国際問題の改革と平等と繁栄の実現の為には、全ての国の貢献と私達に与えられた純粋な思考、そして人間と神による統治が必要です。」
「私達は皆、正義が平和、恒久的安全、民族間・国家間の愛の拡大の基盤であると確信しています。人類は抑圧、侮辱、虐待に苦しむ時、正義の中にその希求、権利、尊厳の実現を求めねばなりません。人類への愛と世界の善なるものへの愛の中に、人類の真の性質が現われています。愛は民族間・国家間の関係を築く為の最良の基盤です。・・・純粋さと安全と繁栄に満ちた世界を作る時、人々は競争者では無く仲間です。」
「イスラム教の預言者の子孫を父に持ち、キリストの信者を母に持つ神の真の僕、人類の真の友である完全な人間は、マリアの息子イエスや他の正しい人間(聖徒達)と共に、この輝かしい時に再び現れて人類を助けるでしょう。私達は彼らを迎え列に加わり、正しい裁きを求めねばなりません。」
「愛と崇拝を称えます。正義と自由を称えます。真の人類、完全な人間、人類の真の友を称えます。平和があなた方に、又、全ての正しい者と純粋な者に訪れます様に。あなた方に平安と神の憐れみが有ります様に。ありがとうございました。」
イランのマフム-ド・アフマディネジャ-ド大統領の第65回国連総会演説(2010年9月23日)の模様の動画が次に在ります。演説は、権力に迎合せず、媚び諂わず、正しい事をはっきり大胆に主張し、とても素晴らしいと思います。途中で、アメリカやイスラエル、NATO加盟国等が、退席してしまいます。
(1)~(3)までの3本に分割されています。その内の1本目のみを本日ブログに載せています。尚、下記の文章は、動画の演説からの引用です。
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YouTube: イラン大統領 第65回国連総会演説(1)9.11テロへの見解
「聖なる預言者達は全ての人々を一神教、愛と正義へと促し、人類の繁栄の道を示す使命を持っていました。」
「預言者の呼びかけに反して、利己主義者や貪欲者が立ち上がって反乱を起こしました。」
「貪欲な者達は、イエス・キリストやマホメットに立ち向かいました。」
「近代になると、人間の倫理と価値は後進性の原因として拒否されました。」
「人間と天との断絶は、人間を真の自己から切り離しました。」
「資本と支配への信仰が、愛と団結への扉である一神教に取って代わりました。」
「神の価値への利己主義の衝突は、奴隷主義と植民地主義に繋がります。」
「世界の大部分の国々が、少数の西洋国家に支配される様になりました。」
「植民地化された国々の全ての資源、権利、文化が奪われました。」
「土地は占領され、原住民は侮辱され、大量に殺されました。」
「2つの世界大戦、パレスチナの占領、朝鮮戦争、ベトナム戦争、イランに対するイラクの戦争、アフガニスタンとイラクの占領、アフリカの紛争では何億人もの人々が殺害され負傷し、強制移住させられました。」
「テロリズム、麻薬の生産、貧困、社会での不平等が増加しました。」
「ラテンアメリカの独裁的なクーデター政府が、西洋の支援を受けてかつてない犯罪を犯しました。」
「3つの事件を調べれば、現在の世界統治システムを分析する事が出来ます。まず最初に、2001年9月11日の事件です。この世界は約10年間世界全体に影響を及ぼしました。突然ツインタワー攻撃のニュースが、大量のビデオ映像を用いて報道されました。ほぼ全ての国の政府と著名人が、此の事件を強く非難しました。しかし、その後プロパガンダ機械が全力で作動し始め、世界全体がテロリズムと言う名の巨大な危険にさらされているとほのめかし、世界を救う唯一の方法はアフガニスタンに軍を派遣する事だと主張しました。最終的に、アフガニスタンはイラクより少し後になって占領されました。・・・現在アフガニスタンとイラクでは、何十万人もの人々が殺されています。数百万人が負傷し強制移住させられ、この紛争は広がり続けています。・・・第二の見解は、アメリカ政府の一部の人々が、アメリカ経済の衰退とシオニスト政権を救う為の中東での支配の状況を逆転させる為に、これらのテロを仕組んだと言うものです。アメリカ国民の大多数、そして世界中の人々と政治家の多くが、この見解に同意しています。(ここで、アメリカ代表が退席。)・・・事件と関係のある主要な証拠は、大量の瓦礫の中に発見された幾つかのパスポートと、居住地の不明な1人の人物(ウサマ・ビン・ラディン、2001年にドバイのアメリカ病院で死亡)のビデオだけです。この人物はアメリカ政府高官(ブッシュ前大統領)と共に石油事業に関わっていた事が知られています。(ここで、?代表が退席。)同様に隠蔽されている点は、爆発や火事の為に自爆テロリストの痕跡は全く存在しないと言われている事です。(ここで、?代表が退席。)・・・アメリカ政府の見解を考慮する場合、軍隊を大規模に派遣して古典的な戦争を始める事は合理的でしょうか。軍の派遣によって、何十万人もの人々が死亡しました。・・・。」
「現在の秩序が終焉に到っていると考えられる第二の理由は、パレスチナの占領です。抑圧されたパレスチナの人々は、60年前から占領政権(イスラエル)の支配下に暮らしています。承認された占領者によって自由、安全、自己決定の権利を奪われています。(此の時、イスラエル代表は既に退席済み。)毎日の様に無実の女子供の頭の上で家々が破壊され、人々は祖国に住みながら水や食糧や薬を奪われているのです。・・・西洋の幾つかの国々の無条件な支援を享受しているこの政権(イスラエル)は、この地域の国々を定期的に威嚇し、公的にパレスチナ人や他国の重要人物の殺害を発表します。パレスチナ人の擁護者やこの政権の批判者は、圧力を受けテロリストのレッテルを貼られ、反ユダヤ主義者と呼ばれます。・・・占領が承認される代わりにパレスチナ人の権利が認められていたら、これ程の犯罪が行われたでしょうか?。私達の明確な提案は、パレスチナ人難民が祖国に帰る事です。・・・。」
「現在の秩序が終焉に到るとみなせる第三の理由は、核エネルギーの問題です。・・・原爆を所有する安全保障理事会の幾つかのメンバー国は、核エネルギーを原爆とみなして他国が手に入れられない様にして独占を確立し、IAEAに圧力をかけます。それと同時に、彼等は自己の核兵器を保有・開発し近代化しているのです。近年アメリカ政府は、自国だけで原爆を維持する為に800億ドル要請した事をお聞きになった事があるでしょう。其れが続いたのです。核兵器の軍縮が実現していないだけでは無く、原爆はある地域では増加したのです。占領と威嚇を続けるシオニスト政権(イスラエル)もその1つです。」
「『コーラン』は聖なる預言者達、ノア、アブラハム、イサク、ヨセフ、モーセ、イエス・キリストを敬い、彼らの正しさを示します。彼等は『コーラン』を燃やし、これらの全ての真実と正義を焼き尽くそうとしました。しかし、真実を焼き尽くす事は出来ません。『コーラン』は永遠のものです。神と真実は永続するからです。・・・私達は、悪魔の術中に陥る事を賢明に避けなければなりません。・・・『コーラン』と『聖書』、私達はそのどちらの本も尊重します。どちらも私達に与えられたものです。」
「国々の多くは、根本的変化と国際関係における正義を求めています。」
「過去数十年間、安全保障理事会の常任理事国の1つ以上が、常に紛争に関わって来ました。・・・国連の構造のお陰で、彼らは侵略行為を行なっても罰せられないと感じています。・・・国連は共通の世界統治の調整の中心です。」
「世界の秩序において、正義を奨励し差別を排除する事を目指すべきです。」
「国連事務総長は真実を語り公正な判断を行なう時、権力や機関の本部の在る国(アメリカ)の圧力を受けてはなりません。」
「皆さん、私は、自由と民主主義を強制する口実で他国を占領する事は、許し難い犯罪だと明確に主張します。」
「世界は軍事力、支配、一方主義、戦争、侮辱の論理よりも、憐れみ、正義、包括的な貢献の論理を必要としています。」
「親愛なる皆さん、世界統治の支配的方法、即ち資本主義が失敗した事は言うまでも有りません。奴隷制擁護主義、植民地主義、帝国主義の時代は終わったのです。」
「イラン国家、及び世界の大多数の国の政府は、現在の差別的世界統治を拒絶します。この非人道的な統治は行き詰まっており、大きな改革を必要とします。国際問題の改革と平等と繁栄の実現の為には、全ての国の貢献と私達に与えられた純粋な思考、そして人間と神による統治が必要です。」
「私達は皆、正義が平和、恒久的安全、民族間・国家間の愛の拡大の基盤であると確信しています。人類は抑圧、侮辱、虐待に苦しむ時、正義の中にその希求、権利、尊厳の実現を求めねばなりません。人類への愛と世界の善なるものへの愛の中に、人類の真の性質が現われています。愛は民族間・国家間の関係を築く為の最良の基盤です。・・・純粋さと安全と繁栄に満ちた世界を作る時、人々は競争者では無く仲間です。」
「イスラム教の預言者の子孫を父に持ち、キリストの信者を母に持つ神の真の僕、人類の真の友である完全な人間は、マリアの息子イエスや他の正しい人間(聖徒達)と共に、この輝かしい時に再び現れて人類を助けるでしょう。私達は彼らを迎え列に加わり、正しい裁きを求めねばなりません。」
「愛と崇拝を称えます。正義と自由を称えます。真の人類、完全な人間、人類の真の友を称えます。平和があなた方に、又、全ての正しい者と純粋な者に訪れます様に。あなた方に平安と神の憐れみが有ります様に。ありがとうございました。」