狷介不羈の寄留者TNの日々、沈思黙考

多くの失敗と後悔から得た考え方・捉え方・共感を持つ私が、独り静かに黙想、祈り、悔い改め、常識に囚われず根拠を問う。

子ザル「シャーロット」抗議に見る世間の権威・権力に対する望塵之拝・旧套墨守と付和雷同の性質

2015-05-10 19:08:02 | 世間・空気
 先日5月7日、大分県の高崎山自然動物園で、今年最初に生まれた雌の赤ちゃんザルに、誕生直後の英国王女に因んで「シャーロット」と名づけたところ、一般市民から苦情が殺到したとの事。それに対して英国王室広報担当者は「(公式的には)あくまでもノーコメントだが、名前の付け方は所有者の自由だ。」と述べたとの事。電話やメールによる批判や抗議は、300を超えたとの事。
 翌日、園を管理する市は「シャーロット」のまま変更しない事を明らかにしたとの事。
 この批判や抗議からは、世間一般には権威や権力に盲従し、根拠・理由も無くそれらを崇拝・尊敬している人達が如何に多いかという事が伺える。世間の人達の、肩書きや勲章を安易に鵜呑みにしたり、権威・権力・高いステータスに迎合し媚びへつらう性質・性格が見えて来る。私には、その様な批判や抗議が起こる事自体が疑問に思えるのである。
 「差別化」によって、高い地位~低い地位が存在するのである。「差別は悪い事」と言う偽善・綺麗事を言う傍ら、差別によって権威・権力を崇めているのである。つまり例を挙げれば、が存在するから天皇・皇室が存在できるわけである。
 差別や偏見が生じる理由は、それを行なう人達が持っている知識に偏りがあるからである。人それぞれが幅広くバランスのとれた知識を持っているならば、偏見や差別は生まれるはずがない。しかし、世間の多くの人達が依存しているマスコミは「偏向報道」をして世間の多くの人達を洗脳し、煽り立て、世論を作って扇動する。そして世間においては、井戸端会議や風評によって拡大するわけである。
 世間の人達の多くが、自分の内に基準や規範となるべきものを持っていない。その事によって、自分で捉え、考え、判断する事が出来ず、常に周囲の反応・顔色によって自分の言動を決めている。批判されるのを恐れて、常に周囲と同じ事を言い、同じ事を行なっている。右向け右と権威・権力が言うと、皆そろって右を向いている。その様にして、「多数派」に偏っているのである。その上で、「少数派」を差別するのである。
 子ザル「シャーロット」抗議に見る世間の権威・権力に対する望塵之拝・旧套墨守と付和雷同の性質を見るのである。
 此度の子ザルに「シャーロット」と名付けた事は、英王室という権威・権力に対する「皮肉」が利いて、とても愉快であった。どうせなら「蛇」に名付ければ良かったものと思うのであるが、蛇は動物園にはいないのでしょうか?。

  ※望塵之拝(ぼうじんのはい)…地位の高い人や権力のある人に、媚びへつらうこと。
  ※旧套墨守(きゅうとうぼくしゅ)…古くからの形式や方法をかたくなに守り、融通のきかないこと。
  ※付和雷同(ふわらいどう)…自分にしっかりした定見がなく他人の意見や行動に軽々しく同調すること。

 本ブログ過去の関連記事↓↓
  ・2013/04/26付:「旧約聖書・創世記6章4節の「ネフィリム」②・・・蛇 、ダン、宇宙人、イルミナティ」
  ・2013/08/31付:「本日の記事「今夏の猛暑は『地球寒冷化』の前兆か?・・・10年後辺りに小氷河期の可能性」の追記・・・世界各地での今夏の異常気象、& ダン族の建てた英国」
  ・2013/11/05付:「福島県民に対する「棄民政策」を阻止しようとした天皇への陳情の何が悪いのか・・・万世一系では無い天皇、そもそも天皇の権威とは一体何なのか」
  ・2015/04/26付:「『盗撮ウイルス』によりプライバシーがネット上に公開 & ダイアナ妃暗殺」

 参考記事↓↓
  ・2015/05/08付・神戸新聞朝刊:「サルに王女の名・・・英王室『自由』 大分の動物園は大使館に相談へ」
  ・2015/05/08付・神戸新聞夕刊:「『シャーロット』変更せず 大分の子ザル」

イスラエルは入植地拡大継続において更にヨルダン川西岸地区の1万1千棟以上の住宅破壊を計画

2015-05-10 17:27:34 | パレスチナ 2012~2017
 現イスラエル国が建国されてから現在に至るまでイスラエルは入植地拡大を続け、それにに伴いパレスチナの樹齢数百~数千年にも及ぶオリーブの木々を破壊して来ている。
 イスラエルの不法占領下にあって、入植地拡大の被害や封鎖、アパルトヘイト、基本的人権の侵害、虐待を依然受け続ける中で、パレスチナ人は伝統的な有機栽培農法を受け継ぐ等して、環境にも配慮した生活を続けて来た。
 パレスチナ人は先祖代々パレスチナの地に住み続けて来た。パレスチナ人の殆どが、実は先祖アブラハム―イサク―ヤコブの血を受け継ぐ本当のユダヤ人なのである。しかし、イスラエルの中のスファラディー・ユダヤ人も本当のユダヤ人なのである。「乳と蜜の流れる地」であるカナンの「約束の地」は、その本当のユダヤ人に対してのものである。イスラエルの支配階級に位置し欧米にも多く存在しているアシュケナジー・ユダヤ人は、実はユダヤ人ではなく先祖はカザール人であり、彼らには主は約束されていないのである。
 2015年5月6日付・イランラジオ(IRIBイランイスラム共和国国営放送・国際放送ラジオ)「ヨルダン川西岸のパレスチナ人住宅が、破壊される危機に直面」より、「OCHA・国連人道問題調整事務所は、最新の報告の中で、『ヨルダン川西岸にある1万1,000棟以上のパレスチナ人の住宅を完全に破壊することが、シオニスト政権の政策に据えられている』と語っています。シオニスト政権は、1988年から2014年までに、ヨルダン川西岸にあるパレスチナ人の住宅1万4,087棟を破壊する命令を出しました。OCHAの統計によりますと、これらの家屋の解体計画は20%近くが実施されており、さらに1万1,134棟の住宅が破壊される寸前だということです。」。
 2015年5月7日付・イランラジオ「パレスチナで、シオニスト入植地の建設が継続」より、「シオニスト政権は7日木曜、ベイトルモガッダス・エルサレム東部にこえる900棟の住宅の建設に同意したということです。こうした中、OCHA・国連人道問題調整事務所は、最新の報告の中で、『パレスチナ・ヨルダン川西岸地域における、1万1,000棟以上のパレスチナ人の住宅の完全な破壊が、イスラエル政府の政策とされている』と発表しました。また、別の報道によりますと、シオニスト政権は7日、ヨルダン川西岸各地を攻撃し、少なくとも5人のパレスチナ人を逮捕したということです。さらに同日、シオニスト政権軍は、ガザ地区の停戦合意に違反し、この地区の各地でパレスチナ人の農業用地や漁船を銃撃しました。」。

 本ブログ過去の関連記事↓↓
  ・2012/12/27付:「本当のユダヤ人であるパレスチナ人が偽ユダヤ人に虐げられている世界最大の矛盾・・・イギリスの三枚舌外交、イルミナティ・フリーメーソン」
  ・2015/02/15付:「不法占領中のイスラエルはパレスチナの土地を奪い入植地を拡大し続けている」
  ・2015/02/22付:「イスラエルは入植地拡大に伴いパレスチナの樹齢数百~数千年にも及ぶオリーブの木々を破壊している」

 引用記事↓↓
  ・2015/05/06付・イランラジオ(IRIBイランイスラム共和国国営放送・国際放送ラジオ):「ヨルダン川西岸のパレスチナ人住宅が、破壊される危機に直面」
  ・2015/05/07付・イランラジオ:「パレスチナで、シオニスト入植地の建設が継続」

 参考動画↓↓
 

YouTube: Israel's Supreme Court allows demolition of Palestinian village in Negev
 

YouTube: Israeli forces invade Silwad town in West Bank, injure anti-settlement protesters
 

YouTube: UN concerned over Israel’s recent settlement plan


ユダヤ人とは誰か―第十三支族・カザール王国の謎(著者:アーサー・ケストラー氏、訳者:宇野正美氏、出版社:三交社、出版日:1990/04)
ユダヤ人とは誰か―第十三支族・カザール王国の謎(著者:アーサー・ケストラー氏、訳者:宇野正美氏、出版社:三交社、出版日:1990/04)

ユダヤ人の起源 歴史はどのように創作されたのか(著者:シュロモー・サンド氏、訳者:高橋武智氏・佐々木康之氏・木村高子氏、出版社:武田ランダムハウスジャパン、出版日:2010/3/26)
ユダヤ人の起源 歴史はどのように創作されたのか(著者:シュロモー・サンド氏、訳者:高橋武智氏・佐々木康之氏・木村高子氏、出版社:武田ランダムハウスジャパン、出版日:2010/3/26)
 
 
  上図:出典(経由):World Literature Today・・・クリックにて拡大

サウジアラビアが米国提供の禁止兵器「クラスター爆弾」でイエメンを攻撃 & アシールを暴くつもりか?

2015-05-10 16:22:26 | 中東
 サウジアラビアが、アメリカから提供された禁止兵器「クラスター爆弾」を用いて、イエメンの一般市民に向け攻撃を行なっている
 イエメンのイスラム教・フーシ派は、同教・シーア派系の武装組織である。そのシーア派の中心はイランであり、イランはフーシ派への支援をしていると言われている。それに対するサウジアラビアは、イスラム教・スンニ派の中心である。そのサウジアラビアは此度のクラスター弾をはじめとして、兵器提供、資金提供、情報提供等と、米国やイスラエルから支援を受けている
 そしてイスラエルは、その間隙を突いて、米国に依存せず、イランへの単独攻撃をする事を考えている。
 クラスター弾は人道上の懸念から、2008年2月22日、ニュージーランド・ウェリントンにおける国際会議において、「ウェリントン宣言」が出され、120ヶ国が署名している。その後2008年12月3日、「クラスター弾に関する条約」(「オスロ条約」)が出され、95ヶ国が署名している。そしてその後、30ヶ国が条約を批准している。日本は条約を批准している。しかし、米国・イスラエル・ロシア・中国・韓国・北朝鮮・サウジアラビア・イラン等は署名していない
 イエメンは「乳と蜜の流れる地」であるカナンの「約束の地」アシール近郊(或いは含まれる?)である。イエメンには、アブラハム―イサク―ヤコブを先祖に持つ、本当のユダヤ人が数多くいるものと思われる。此度の戦闘において、イルミナティ・フリーメーソンは、その隠されて来たアシールを暴こうとしているのであろうか?。

 本ブログ過去の関連記事↓↓
  ・2014/07/15付:「偽ユダヤ人が本当のユダヤ人・パレスチナ人を虐殺している・・・イスラエル軍によるガザ空爆、同じ血統のイエメンの人々はパレスチナ人と連帯・・・イスラエルのガザ侵略・パレスチナ人に対する虐殺と人権蹂躙(1)」
  ・2015/04/26付:「2015/2/6徳島地震は契約の箱を狙った人工地震か」

 参考動画↓↓
 

YouTube: Human Rights Watch: Saudi-Led Coalition Bombing Yemen with Banned U.S.-Made Cluster Munitions
 

YouTube: Pentagon defends transfer of banned cluster bombs to Saudi Arabia
 

YouTube: A Saudi airplane reportedly landed at an Israeli airport
 

YouTube: HRW blames US for Saudi crimes in Yemen
 

YouTube: Sign a petition against Saudi aggression on Yemen

 参考文献↓↓
聖書アラビア起源説(著者:カマール・サリービー氏、訳者:広河隆一氏・矢島三枝子氏、出版社:草思社、出版日:1988/12)
聖書アラビア起源説(著者:カマール・サリービー氏、訳者:広河隆一氏・矢島三枝子氏、出版社:草思社、出版日:1988/12)