HOPE 

Day of Hope「希望の日」の到来は間近!

日本の分割統治案から日本を守ってくれたスリランカ

2017-11-11 14:08:30 | 希望の未来を開くため
 
サンフランシスコ講和会議の時、セイロン(現スリランカ)代表ジャヤワルデネ氏(その後スリランカの大統領に)の演説により、日本は当時ソ連が主張していた分割統治案が否決され、独立を保つことが出来るようになった。その後、日本とスリランカは最も親しい友好国となった。安倍総理大臣がスリランカ訪問の時も話題になった事柄です。
7チャンネルテレビ東京の月曜、未来世紀ジパング 「知られざる親日国スリランカ・・・」でも取り上げられていましたね。

https://matome.naver.jp/odai/2134863009521091401

セイロン(現スリランカ)代表ジャヤワルデネ氏の演説(抜粋)

何故アジアの諸国民は、日本は自由であるべきだと切望するのでしょうか。

それは我々の日本との永年に亘るかかわり合いの故であり、又アジア諸国民が日本に対して持っていた高い尊敬の故であり、
日本がアジア緒国民の中でただ一人強く自由であった時、我々は日本を保護者として又友人として仰いでいた時に、日本に対して抱いていた高い尊敬の為でもあります。

私は、この前の戦争の最中に起きたことですが、アジアの為の共存共栄のスローガンが今問題となっている諸国民にアピールし、
ビルマ、インド、インドネシアの指導者の或人達がそうすることによって自分達が愛している国が開放されるという希望から日本の仲間入りをした、
という出来事が思い出されます。

セイロンに於ける我々は、幸い侵略を受けませんでしたが、空襲により引き起された損害、東南アジア司令部に属する大軍の駐屯による損害、並びに我国が連合国に供出する自然ゴムの唯一の生産国であった時に於ける、
我国の主要産物のひとつであるゴムの枯渇的樹液採取によって生じた損害は、損害賠償を要求する資格を我国に与えるものであります。

我国はそうしようとは思いません。何故なら我々は大師の言葉を信じていますから

大師(ブッダ)のメッセージ、
「人はただ愛によってのみ憎しみを越えられる

人は憎しみによっては憎しみを越えられない

実にこの世においては怨みに報いるに怨みを以てしたならば、ついに怨みの恩むことがない。

怨みをすててこそ恩む、これは永遠の真理である。」

はアジアの数え切れないほどの人々の生涯を高尚にしました。

仏陀、大師、仏教の元祖のメッセージこそが、人道の波を南アジア、ビルマ、ラオス、カンボジア、シャム(タイ)、インドネシアそれからセイロン(スリランカ)に伝え、
そして又北方へはヒマラヤを通ってチベットへ、支那へそして最後には日本へ伝えました。

これが我々を数百年もの間、共通の文化と伝統でお互いに結びつけたのであります。

この共通文化は未だに在続しています。

それを私は先週、この会議に出席する途中日本を訪問した際に見付けました。

又日本の指導者達から、大臣の方々からも、市井の人々(街の中にいる普通の人)からも、寺院の僧侶からも、日本の普通の人々は今も尚、平和の大師の影の影響のもとにあり、それに従って行こうと願っているのを見いだしました。

我々は日本人に機会を与えて上げねばなりません。

そうであるから我々は、ソ連代表の云っている、日本の自由は制限されるべきであるという見解には賛同出来ないのです。



J・R・ジャヤワルダナ (元スリランカ大統領)


ジャワルナダ元スリランカ大統領の精神の根本に仏陀の愛の教えがあったのですね!



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