HOPE 

Day of Hope「希望の日」の到来は間近!

トランプ政権のスタート

2017-01-21 16:25:54 | 時局

米国 トランプ大統領が就任した。

大統領就任演説を読んでみた。

「すべての変革はこの場から始まります。」と変革を強調したトランプ新大統領。

「どの政党が政権を握るということではなく政府が国民により統治されること・・・」今回の大統領選挙は、共和党から出馬したトランプ氏が共和党内部からも異論を持たれつつ勝利した。トランプ氏はSNSを駆使し、ツイッターで直接国民に語り掛けた。

「国は国民に奉仕するために存在している」これは、選挙期間中にもトランプ候補が強調していたことである。これらの言葉がアメリカの有権者の心を掴んだ。

アメリカに存在する、都市部の貧困、工場の閉鎖と失業、犯罪の増加や安全の喪失、こういった社会問題の終結をトランプ氏は就任演説で訴えます。

「私たちは一つの国家であり、彼らの痛みは我々の痛みです。彼らの夢は私たちの夢です・・・・私たちは一つの心、一つの故郷、一つの輝きに満ちた運面を共有しています・・・

「中間層の富が、その家庭から奪われ世界中に再分配されました・・・」

ここから

「アメリカ第一です。」アメリカ第一主義を訴えます。

「保護こそが偉大な繁栄と力につながるのです。」

「雇用を取り戻し、国境を回復し、富を取り戻し、そして夢を取り戻します。」と続きます。

「世界の国々と友好的な善意の関係を築きますが、すべての国には自国の利益を優先させる権利があることを理解したうえで、そうします。」と続きます。

「イスラム過激派のテロに対し世界を結束させ地球上から完全に根絶させます」とも語ります。

アメリカ合衆国への忠誠を訴えます。

「聖書はこう教えています。神の民が一体となって暮らすことはなんと素晴らしく喜ばしいことでしょう、と。」アメリカの団結を訴えます。

「最も大切なのは、神により守られていることです。」God Bless America と続きます。

「国家は努力してこそ存続する。」その通りです。

「今行動の時が来ています。・・私たちの国は再び反映し栄えるでしょう。」

「宇宙の神秘を解き明かし、地球上から病気の苦しみをなくし、未来の産業とテクノロジーを利用する準備をしています。」

「黒い肌、褐色の肌、白い肌であろうと、同じ愛国心の赤い血が流れています。…同じ偉大な星条旗に忠誠を誓っているのです。」

「(いずこにうまれようと)全知全能の創造主によって生命の息吹が吹き込まれます。」敬虔なキリスト者の側面も就任演説に語られています。

「皆さんの声、希望(HOPE)、夢が、アメリカの歩む道を決めるのです。・・皆さんの勇気、善意、愛が、その道を永遠に照らすのです。」と希望と夢を持つことの大切さを訴えます。

「一致団結して、私たちはアメリカを再び強い国にします。アメリカを再び富める国にします、。アメリカを再び安全な国にします。・・・アメリカを再び偉大な国にします。皆さんに神の祝福がありますように。・・アメリカに神の祝福がありますように。ありがとうございます。アメリカに神の祝福あれ。」God Bless America で締めくくられました。

(HUFFPOSTの日本語訳参照)

 

かなり異例な内容もあったと聞くが、トランプ新大統領の就任演説はその内容を読んでみると、伝統的なアメリカの建国精神に根本を置き、聖書に基づく、神の祝福を祈念する演説であり。かつての70年代アメリカの危機に際してアメリカ建国精神の復活を訴えた文鮮明師の「God Bless America]の復興運動を髣髴とする内容となっている。

アメリカ歴代大統領の中でも近年特別な役割を果たしたのがレーガン大統領であった。レーガンは役者出身であったが、強いアメリカの復活を訴え大統領に就任した。就任前後のレーガン大統領と文師のエピソードは統一教会(家庭連合)の古くからの食口はよく覚えていることだろう。

HOPE(希望)という言葉も出てきましたね。

戦後日本と米国との関係も昨年のオバマ大統領の訪広島と安倍総理のハワイ訪問で一つの区切りを迎えた。そのうえでのトランプ新政権は新しい時代の米日関係を示唆している。

東アジア情勢との関係を考えると、トランプ氏は大統領選挙終了まもなくに台湾の蔡総統と電話会談を行いその後も「一つの中国政策」の見直しを示唆し、そのことに北京政府は懸念の発言を続けている。米中は、圧倒的な貿易収支赤字を抱えている。トランプ新大統領がその是正に本格的に取り組みだせば中国は決定的なダメージを被ることは、間違いない。

共産党一党独裁体制の中国は、中国共産党による政権樹立から来年は70年を迎える大きな転換点に位置している。ロシア革命から72年の1989年にベルリンの壁の崩壊からソ連邦の崩壊がもたらされたが、その数年前文師が当時獄中の中から共産帝国の終焉を予言したことは食口はよく知っているはずである。

北朝鮮も今年で建国70年を迎える。共産党一党独裁の矛盾が極限状態に達している北と中国である。これまで経済の自由化で富を蓄えその力で世界侵出をはかって来たきた中国であるが、そこに大きく貢献したのが米中接近とそれに乗じた欧米諸国、そして日本の対中経済進出だった。しかし、その中国進出は安い労働力を根拠にした工場移転などであったが、それは自国の産業の衰退や失業者の増大をもたらし続けて来た。その矛盾を今回トランプ氏ははっきり選挙期間中から訴えて来た。

中国経済進出は、結局一部進出企業と中国の特権層、富裕層を生みだししてきた。今日日本の経済停滞は対中進出の負の側面の増大であった。

その中国は蓄えた富を根拠に軍事力を強化し、また金の力をバックにした外交でアジアアフリカ諸国に外交力を発揮してきた。それがまた、アメリカや日本の経済的劣化の原因ともなって来た。

今後トランプ大統領がどのような政策を展開していくのか!就任早々にTPPからの離脱などの方針を発表したがその影響がどのように今後の情勢に反映して行くのか。

期待と懸念が交錯する世界であるが、私は(HOPEブログY)は期待と希望(HOPE)をもってトランプ大統領の就任を歓迎したい。

今後世界の大変化の予兆を感じる。いい意味での変化である。

トランプ大統領の就任演説にある[神(GOD)]の言葉、明らかにトランプ大統領は神を意識し神の祝福のアメリカ、世界を展望している。共産主義無神論の中国共産党独裁国家との融和策の終焉を告げてもいるようである。

こういう時代に我々はどのような生き方や国家世界のあり方を提言していくのか!救世主、メシア、再臨主、真の父母として文鮮明師は現実の世界の問題にも積極的に発言し、行動し、事新時代の訪れに大きな影響を行使してきた。

今そのことを誰がして行くのか!文師が神から期待され託されたのは「地上天国」の実現、神の名による統一世界。人類一家族の理想世界の実現である。One Family under GOD の理想である。

トランプ新大統領の就任による新しいアメリカと世界の時代に天の父、神の期待に応える我々であり、統一家でなければならないのではなかろうか!古い因習的な概念や考えにこだわっている者は淘汰される。

トランプ新大統領が既得権者のもつ矛盾を指摘しているように、すべての組織にある、既得権益の矛盾を解消して行かなければならない。神の名のもとに、希望(HOPE)と理想を掲げていく時代が訪れている。