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Day of Hope「希望の日」の到来は間近!

本当にこのような理由で?! お父様が顯進様から公職を剥奪されるに至った理由とはこのようなものだった  (統一家の混乱の最終的収拾のためにⅩ 2-10)

2017-10-23 11:56:49 | 統一家の混乱の最終的収拾のために

本当にこのような理由で?! お父様が顯進様から公職を剥奪されるに至った理由とはこのようなものだった

 

お父様が顯進様を公職から外された理由とされたこととは何だったのでしょうか?

 梁昌植会長は、お父様が顯進様を公職から解任された理由について「顯進様がお父様の命令に背いてアメリカ理事会を招集しようとしたことにある。」と述べています。(「霊界メッセージ事件の釈明書」より)勿論、この理由自体が偽りであったことは明らかにされていますが、そのことの理由だけでお父様は顯進様を解任されたわけではありませんでした。そのほかにもお父様が顯進様を解任された理由がいくつもありました。み言撰集を見ると、お父様が顯進様を叱責された言葉の中にその内容が残されています。

 

み言選集609巻その他の資料を見ると主に以下の7つの理由であったこととが明らかです。

 

お父様のみ言に見る顯進様解任に至る「顕進様の過ち」の数々

①その一、真の父母様を差し置いて顯進様が真の父母であると称した

み言選集609154ページ 2009.3.9天正宮み言選集609149ページ 2009.3.9天正宮

②その二、顯進様は脱線した。(お母様の主張)   

顯進様は妻が34人いる放蕩息子である。(お父様の言及) み言選集609138ページ 2009.3.8 お母様のみ言)

③その三、顯進様は統一家において徒党を組んだみ言選集609153ページ 2009.3.9.天正宮

④その四、顯進様はアメリカ理事会を勝手に主管した

理事会はアメリカ人を中心にすることができない。「はい、父母様が決定してくだされば…」世界の責任者達を、アメリカといえども顯進が勝手に人事できないというのです。み言選集609137ページ 2009.3.8 束草天正苑

⑤その五、顯進様の超宗教平和運動に対する批判 – 正当性がない。

全体の為に大会をしなければならない。お前の為の大会をしてはならない。先生はそうです。「私達のmovement運動がjust性もなければ大変なことになる」 私が統一教会に勝手なことはできない。超宗教平和運動は何を…←偽りの報告がなされていた証拠)

http://cafe.daum.net/tongilgyoyeouidoSJ/mWK1/398 資料 提供:信対委

⑥その六、弟達の韓国での過ちとは何ですか?手伝ったではないですか。亨進には驚きました。道人です。道人。ここに来て説教する位置に、私が何も知らずに亨進を責任者に立てたというのですか?http://cafe.daum.net/tongilgyoyeouidoSJ/mWK1/398  録音記録 提供 信対委

その七、「私にはそれはできません。そのようにされるならばならば、私は行きます」http://cafe.daum.net/tongilgyoyeouidoSJ/mWK1/409



実に呆れ果てるような「罪状」ですが、これらのどの内容も、実際の顯進様が該当するものではありませんでした。明らかに何者かが何らかの意図をもって捏造され、あるいは捻じ曲げられて報告された事実に他ならないことは誰の目からも明らかです。



そこでその時、顯進様はお父様に、

事態を正確に把握し真実を知ってください。」

訴えられました。語られた全ての内容についての真実を指導者に直接聞くことを訴えられたのです。しかし、お父様の答えは

私はすでに全てを知っているのに、何の報告を受けろと言うのか?

というものでした。顯進様は全てのことをあきらめて

「私にはそれはできません。そのようにされるならば、私は行きます。」

と語られてお父様のもとを去って行かれました。これが録音記録にあった顯進様がお父様に捧げた最後の言葉でした。 



この時、お父様が顯進様の罷免の理由として挙げられたこれらの内容の一つ一つをみれば、それらが明らかにお父様の身近にいた側近やあるいは真の家庭の誰かを通してお父様に伝えられた偽りの事実であることは誰の目にも明らかです。

明らかに顯進様を貶めるために作られた理由の数々であり、真のお父様がこれらの報告内容をそのまま信じておられたのかどうかは分りません。

それまで顯進様を限りなく信頼しておられたお父様がこれらの報告を真に受けておられたのか、それとも、何らかの深い意図があってこれらの報告された顯進様に関する事柄をあえて引用されて叱責されたのか?我々は知る由もありませんが、お父様が顯進様解任の理由とされたこれらの事項を見れば、明らかに顯進様を排除しようとする意図を持った何者かがお父様に偽りの報告を続けていた結果であることは明らかです。

これ等の偽りの情報を誰が作成し、だれが指示して、だれが実際にお父様に語っていたのか?これらの真実はいずれ明らかになることでしょう。但し、その事実関係の解明の如何に関わらず基元節に向けてのお父様の最後の摂理を破綻さえていく結果となって行った、顯進様の解任の次第が、明らかに意図的な偽りの情報のもとに行われたという事実は全食口が明確に知らなければならないことです。


金孝南訓母は知っていたはず お父様の信じられた「霊界メッセージ」が実は霊界メッセージではなかったことを  (統一家の混乱の最終的収拾のためにⅩ 2-9)

2017-10-22 17:46:37 | 統一家の混乱の最終的収拾のために

金孝南訓母は知っていたはず お父様の信じられた「霊界メッセージ」が実は霊界メッセージではなかったことを

 20111120日の梁昌植会長による解明書によれば、200938日の束草における霊界メッセージの発表内容が霊界メッセージとは全く関係が無い(霊界の孝進様から来たものではない)と語られています。ところが、束草天正院で真のお父様が語られたみ言を見れば、お父様はこのメッセージが霊界からのメッセージであると認識された立場で発言をされています。お父様はこのメッセージを根拠に、(メッセージが孝進様から来たものと信じて)顯進様からその役職を剥奪され、代わって亨進様を中心とする体制を指示されたのです。

 

さて、この時の金孝南訓母はこのメッセージが霊界の孝進様からメッセージではないことを明らかに知る立場でした。それにもかかわらず、金孝南訓母はそのことをお父様に明らかにせず、お父様が霊界からのメッセージだとおっしゃるそのままにしていたのです。極めて無責任でした。この無責任のゆえにお父様が基元節に向けて顯進に指示していた世界平和運動を挫折させることとなってしまったのです。「one family under GODの理想実現」という神様の理想実現の摂理が、最も佳境に至るその時期に、悲しくも頓挫して行かざるを得なくなったのです。



金孝南訓母は本当に霊界からのメッセージを受けていたのでしょうか?様々な金孝南が訓母として行っていた役事に付いても本当に霊界に通じて行っていたことだったのか、疑念が残ります。真のお母様のお母様である洪ハルモニ(大母様)が共にあったのか?と言うことにも疑念がもたれています。初期の役事は認めておられた真のお父様でしたが、その後お父様は、金孝南訓母に「役事を収拾するように」「大母様を語ってはならない」ほかのみ言を語られるようになって行っていました。



金孝南訓母は清平での霊界役亊を中止すべき

当ブログ記事のもととなっている金容成のブログが書かれた時点ではいまだその位置にあった金孝南訓母でしたが。2017年の現在ではすでにその位置にありません。しかし今なお清平での役事は続けられています。

 <金容成のブログより>清平の霊界役亊は詐欺的な霊界遊び(霊界ままごと)だと言わざるを得ません。清平役亊と献金の搾取は中断されなければなりません。お父様は「清平を収拾するようにいったのになぜしないのですか?」と語られています。金孝南訓母は清平役事は真のお父様の指示によるものだとしていました。しかしお父様は200949日以降、金孝南訓母をまったく信頼されていなかったことがあきらかになっています。



清平役事は復活論で述べられている原理的観点から見ると明らか、原理的な霊界観とは異なる主張がなされています。金孝南訓母は大母様を語り、霊界に逝かれた孝進様の名まで使って役亊していましたが。それらは偽りであったことが今は主張されています。今なお、清平においては先祖解怨役事が続けれていますが、だれも疑念を呈さないのでしょうか?




顯進様の公職剥奪の理由 アメリカ理事会改変の責任は誰にあったのか? すべての事実を知っていたはずの梁昌植会長による偽りの証言 (統一家の混乱の最終的収拾のためにⅩ 2-8)

2017-10-21 23:30:40 | 統一家の混乱の最終的収拾のために

顯進様の公職剥奪の理由 アメリカ理事会改変の責任は誰にあったのか? すべての事実を知っていたはずの梁昌植会長の偽りの証言

梁昌植会長は2011年11月20日の釈明書の中で、お父様が2009年3月8日に束草で顯進様の公職を剥奪した理由を以下のように主張しています。

<梁昌植会長の束草事件解明 2011.11.20>

 お父様が大怒されながら極端な措置をとられた背景には、理事会を開かず、一度、束草に集まるようにというお父様の絶対命令を破って、束草に集まる前に既に国際電話を通してアメリカ協会理事会会議を招集し、会議を強行しようとした点に対する怒りの表現であられた。 霊肉界摂理に責任を持たれる父母様の絶対性を信じる統一教会員であれば、父母様の決断と指示に対しては、唯一、絶対信仰と絶対服従で従うのみである。

 HTTP//cafe.daum.net/tongilgyoyeouidoSJ/mRnK/653 「束草霊界メッセージ事件」の真実、20111120 (前北米会長梁昌植会長釈明書から抜粋)

 梁昌植会長は、ここで問題とされている「顯進様が米国理事会を招集する動機」を知っていたはずです。2008年に亨進様はお父様が任命された米国理事会をお父様に無断で交代させてしまわれました。さらに米国理事会を原状復帰されるようにとのお父様の指示を2度にわたって無視されたのです。

米国理事会に関する一連の事実をお父様が正確にご存じだったら(これまでの経緯から、お父様には事実関係が正しく伝えられていなかったのみならず、明らかに顯進様が間違っていたかの印象を持つような報告がなされていた。)、2009年3月8日、束草においてお父様が顯進様からすべての公職を剥奪されることはなかったはずです

 

アメリカ理事会の改変を理由にお父様が怒られたとするならば、その責任は誰にあったのでしょうか?それは本来、お父様に無断で人事を行った亨進様であり、突然アメリカ総会長に就任した仁進様であり、お父様のもとに戻すようにとの指示を無視して仁進様の総会著職を強行するようにした國進様であり、このような事態の推移を正しくおと言うさまに知らせなかった金孝律補佐官はじめとした側近幹部にその責任があったと言っていいでしょう。

梁昌植会長はこれらの推移の事実をすべて知っていたはずです。にもかかわらず、顯進様解任の責任が顯進様ご自身にあったような発言は決して許されるものではありません。




束草事件を理解するために アメリカ理事会の改変をしたのは誰だったのか! 金孝律補佐官の偽りの報告 (統一家の混乱の最終的収拾のためにⅩ 2‐7)

2017-10-21 12:44:39 | 統一家の混乱の最終的収拾のために

引き続き「統一家の混乱の最終的収拾のために」の掲載を続けます。


束草事件を理解するために

 2009115日、お父様は亨進様に王冠をかぶせ王のマントを着せて代身者相続者として発表されました。(顯進様はこの式に参加されませんでした。参加されなかった事情はいずれ明らかにされるでしょう。)その後お父様は同様の戴冠式をアメリカと韓国で合わせて二度行なわれました。この二度目の時は顯進様は参加されました。

 200921日、お父様は顯進様に世界194か国巡回特命を下さました。顯進様に与えられたミッションは2009227日から515日までの三ケ月路程で世界194か国に世界平和統一家庭連合(Global Peace Home Assosiation)を創設、515日アメリカで国連が定めた「家庭の日」に194か国巡回の最期を飾ることでした。

 

アメリカ理事会の改変をしたのは誰だったのか!

2009220日~22、お父様は教権指導者たちのいる前で顯進様に「アメリカ総会長としてアメリカの摂理が重要だから滞りなく責任を果たすように」と指示されました。

 ところが、お父様のこの指示の直後の2009224日に國進様によってこの指示は覆されるのです。國進様は米国会長は(お父様が任命された顯進様ではなく)世界会長である亨進様が任命された仁進様である」と石ジュンホ会長に指示しアメリカ指導者に伝達させたのです。

 当時顯進様がお父様からの指示である194か国特別巡回を成功させるためにはアメリカ理事会の協力が不可欠でした。顯進様による世界194か国巡回が成功すれば「父子協助時代」の摂理の根幹が統一家に定着し2013113日の基元節勝利は確定的な状況に至っていたのです。

 

金孝律補佐官の偽りの報告

223日に顯進様はアメリカ理事会召集の旨を金孝律氏に伝えました。ところが金孝律氏は顯進様の指示には従わず、お父様に偽りの報告をしたのです。金孝律氏はお父様に「顯進様がアメリカ理事会を変更しようと理事会を招集した。」と偽りの報告をしたのです

 当時お父様はアメリカ理事会がだれによってどのように変更されたのかの事情をご存じではありませんでした。お父様は、顯進様がなぜアメリカ理事会召集しようとされたのか、その意図を理解することが出来ず(お父様のもとに正しい情報がもたらされていなかったので)アメリカ理事会の招集を許可されませんでした。それがゆえにアメリカ理事会召集に関して大変怒られたのです。

お父様はアメリカ理事会が、仁進様によって変更されていたとはまったくご存じで無かったのです。(お父様には事実が全く報告されていなかった。)顯進様が(勝手に)変更されたと思い込まれてしまわれた(そのように意図的に報告がされていた)のです。

これは当時お父様の側近として、様々な報告や指示をお父様に伝えていた、金孝律の偽りの報告がそうさせたことは間違いありません。このようにお父様の顯進様への誤解はそのように、金孝律補佐官による意図的な偽りの報告によってお父様が誤った認識を持たざるを得なくなって為されたことだったのです。


金ビョンファ氏が語った2008年~2009年束草事件に至る経過

2017-10-20 09:34:25 | 統一家の混乱の最終的収拾のために

金ビョンファ元北米大陸会長の声明の中で特に2008年~2009年のいわゆる束草事件にまでいたる、確執のありさまに関する記述

当HOPEブログで連載中の「統一家の混乱の最終的収拾のためにⅩ」の20008年から2009年の束草事件に至る経過を、その背景や推移を含めて克明に知ることが出来ます。この期間の経緯を明らかにして、問題点を整理して行くことが統一家の混乱の収拾には不可欠です。そのような意味から、今回の金ビョンファ元北米大陸会長の声明文は大きな意味のあるものだと思います。

あまりにも悲しい、憂うべき事態の推移ですが、このことから目を背けて行くわけにはいきません。

 

以下金ビョンファ元北米大陸会長の声明の中で特に2008年~2009年のいわゆる束草事件にまでいたる、確執のありさまに関する記述の部分です。

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このような中で私は、北米大陸会長に就任する約1ヶ月前の20084月頃、家庭連合の実質的な責任者が顯進様から亨進様に急に変わった知らせを聞いて、大きな衝撃を受けました。当時、顯進様は南米パラグアイで大きな問題が発生し、お父様の要請を受けてその火を消すために余念のない時でした。アメリカで顯進様を訪ねお会いした時、孝進様の死を心痛くされながら「お父様が私に南米でパラグアイ問題を解決し、12000人の平和大使を教育するようにと語られました。しばらくはアメリカにいないかも知れません」と語られたことがありました。私は後に、家庭連合世界会長の離任就任式が、顯進様が南米を巡回されている時に突然に進行され、顯進様には全く通知がなかったことを知り、何かが間違っていると思い、未来に対する不安な思いをどうすることもできませんでした。

 

当時感じた不安な思いは、不幸な現実として現れ始めました。亨進様が責任を持たれた家庭連合はおかしな方向へ流れて行き、ついに家庭連合の看板を下ろし、統一教会の看板を再び掲げることになりました。多くの指導者と食口たちは、摂理を逆戻りするような亨進様の措置に対し、強い不信と疑惑を持っていましたが、これがすべて真の父母様の指示であるという言葉にどうすることもできず服従するしかありませんでした。

 

当時、北米大陸会長であった私としては、最も理解できなかったことが亨進様の登場に続き、仁進様が再び舞台に立つという事件でした。真の子女様の一人一人に対する真の父母様の措置に対し、私たちがあえて割り込める立場ではありませんが、仁進様に対するお父様の指示が無視され歪曲されるのを見て、大きな衝撃を受けざるを得ませんでした。

 

20085月、私たち夫婦が北米大陸会長として就任した後、顯進様をアメリカの実質的な最高責任者として侍り活動していました。ところが突然、2ヶ月後の2008729日、世界本部から仁進様をアメリカ総会長としての発令を出すという公文書が全世界に通達されました。すると仁進様は公式就任式を持つ前に、すぐにアメリカ教会の理事会を自分の最側近に、大部分を交換しました。この知らせを聞いたお父様は叱られながら、理事会を再び元に戻すようにと指示されました。しかし、その指示は実施されず、一部の人たちだけが元の位置にもどされ、仁進様に主管できる人々が継続して理事会に残りました。

 

仁進様の発令に対しアメリカで混乱が続くと、200894日、ニューヨークを訪問した國進様はアメリカ教会の役員たちに「アメリカ総会長は文顯進ではなく文仁進」であると改めて強調しました。私はお父様にこの事実を直接確認したいと思いました。アメリカに責任をもつ大陸会長として、この混乱を収拾する責任があったからです。そして2008920日、アラスカのコディアックで、私はお父様に仁進様のアメリカ総会長発令の件について報告し、お父様の意志であるのかを確認しました。その時、お父様は「仁進はアメリカ総会長ではない!誰が仁進を任命したのか。仁進は教会の牧師、祭祀長だ!」と明確に語られました。私はみ言葉をそのまま録音し、仁進様にも聞いていただきましたが、仁進様はこれを完全に無視し、それ以降、共同大陸会長であった私と妻を遠くされ始めました。

 

20092月に入ってのお父様は「アメリカの責任は顯進」であると語られ、もう一度整理してくださいましたが、その指示は全く効力が発揮されませんでした。ついにお父様の指示があった直後、亨進様と國進様は石俊昊世界宣教本部本部長の名で公文書を送り、文仁進氏のアメリカ総会長に変わりがないとう意志をアメリカ側に伝え、二人の行動に大きく失望しました。結局、彼らの無謀な決定は、わずか3年で仁進様の不倫により破局を向かえ、この事件は、アメリカの二世の信仰を焦土化させ、アメリカ摂理を数十年後退させる惨事として記録されました。もしその時、仁進様が顯進様の下で祭祀長の役割に専念したなら、今日のような悲劇的な事態は発生しなかったかもしれません。

 

顯進様は、20092月、お父様の命を受けて世界巡回に発つ前、アメリカ教会の理事会を招集し、理事を本来のメンバーに戻そうとされました。私も当時、アメリカ教会の理事だったので、2009226日に開催された臨時理事会に参加することになりました。ところがこの会議は、最終的に國進様と亨進様、仁進様の反対により無効となりました。ところがこの理事会について顯進様が大きな騒動を起こしたとの報告を受けたお父様は、三人の男の子女様と仁進様夫妻、私たち夫婦とマイケル・ジェンキンスアメリカ協会長夫妻まで、束草に集結するようにと命じられました。226日、理事会が無効になった直後、私たち夫婦は顯進様に侍って束草に最初に到着し、お父様にお会いし、理事陣復帰のためのこれまでの経緯を報告しましたが、お父様は他からすでに知らせを聞いておられたのか、報告を受けてくださいませんでした。結局、この対立は縫合されないまま、顯進様は翌日の227日、GPFの世界ツアーのために日本に出国されました。

 

顯進様が日本とアジアを巡回される間、私は妻と共に束草に残り、血の凍るような時間を過ごさなければなりませんでした。 227日から37日までのわずか一週間程の期間に、想像することのできないことが束草で準備されていたことを間近で感じたからです。國進様と亨進様、金孝律、梁昌植、黃善祚、金孝南といった指導者たちがお母様の陣頭指揮の下、顯進様を完全に除去するための作戦を緻密に進めていました。当時、私はフィリピンと台湾での行事を主管された顯進様に「今、顯進様を逆某者として除去するための罠が仕掛けられているので、行事を中止し速く戻ってきてください」という電話を何回もしましたが、顯進様は不義が幅を利かせているところには戻らないとされ、続けて巡回することに集中されるとおっしゃいました。ところが、結局、彼らはお父様を通して顯進様にすべての巡回スケジュールを中断させ、すぐに束草に帰還することを命じ、顯進様はその命令に従い、38日、束草に戻って来られました。

 

その日、束草では、何が何なのか分からない食口が見ている前で人民裁判のような法廷が開かれました。彼らが準備した霊界報告書が発表され、顯進様の全ての公職活動を停止する命令が下されました。いわゆる逆某という言葉がお父様の口から飛び出し、それに対する反論を提起する機会も与えられず、理事会で顯進様の側にいた金ビョンファ、朴ジョンヘ北米大陸会長夫婦とニール・サルロネン・ブリッジポート大学総長、タイラー・ヘンドリックスUTS総長、郭珍滿モンゴル分俸王も全員免職されました。

 

お父様の夢を実現することに懸命に歩まれていた顯進様は突然にして逆某者とされ、この時から顯進様は父母を裏切って財産を盗み逃走した破倫者という烙印を押されることになりました。このような内容は世の中のメディアにまで報道され、その結果、真の家庭は、世の中から嘲笑されるようになり、統一教会が真の家庭運動をもって地上天国を成就するという、世の中に知られていたことが嘘になってしまいました。

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