![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0f/ed/5f2101cfdcddfdd1f0e2a38e70d7c099.jpg)
■メイン写真
腰まで浸かって釜をへつれば、雨乞の滝のすぐ隣まで入けるゾ!!
■今回のコース
百間山渓谷駐車場→梅太郎渕→亀の峡⇒こさめ渕→かやの滝→ふたおい釜→藤の中島→
甚兵衛渕→難渋の壺→猿渡り(吊橋)→雨乞の滝→三十三尋の壺→吊橋→夫婦滝→
犬落の滝→百間山渓谷→(下山路)→百間山渓谷駐車場
ここ数年の夏は酷暑になっている。こうした季節の低山歩きは、熱中症になりやすい。
これを避けるため、沢沿いに登山道がついているコースを、沢靴を履いて時折、流れに
ザブザブ入りながら進む「リバーウォーク」が涼しくてよい。
ロープが必要な、いわゆる「沢登り」ではなく、あくまで浅い流れを歩くうえ、
すぐ横は登山道が走るので、危険個所はすべて巻いて行ける。
その入門編として、和歌山県田辺市の山奥にある百間山渓谷を歩いてきた。
南紀の沢としては珍しく、夏にヒルが出ない、涼しい沢だ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0e/f8/e2d21da44ea49ff87d84561226ba30ec.jpg)
百間山渓谷入口の駐車場から、旧かもしか園の方へ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/55/f0/e75c62b0034fdf49878d9b9c5e2d99ff.jpg)
まずは梅太郎渕。左上の岩の上にあるウバメガシは樹齢500年といい、きこりの梅太郎が
落とした枝が根付いたという。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/16/a4/57ccba8ff3ff2ce8ad4fe25dddce669d.jpg)
横にある藤も年季が入っている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0e/19/be93e380db4f67da8d1a2310ab759213.jpg)
かぶさった岩の間の鉄階段を登る。探検ムードが盛り上がる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1f/0f/ab3f779955cc83c5ca9401e12af4f134.jpg)
かやの滝。樹齢300年のカヤの大木が滝の上部にかぶさっていたという。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1d/36/ee5ce3cd10b49236cead92f7d72b2105.jpg)
平流になってきたので、ここらで沢に入ってみた。冷たい流れが爪先に伝わり、
なんとも気持ちいい。
初めて沢靴を履く人も多いので、はじめは足の置場をこわごわ探しながら進む。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/28/30/df7a5077efce7606c73ae0ea8ee30e8b.jpg)
ふたおい釜は、さすがに上を巻く。沢登りならば、滝のすぐ左寄りの一枚岩を登ってもよいが、
この日は水量が多く、滝から流れが分かれて一枚岩を滑っていた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/08/17/ed654fe836c14214464f29bf3f95f92c.jpg)
巨岩に石清水が滴っているのが綺麗だ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/65/91/94017a93c174407db3e2ada67cf9c63b.jpg)
藤の中島を過ぎ、澄んだグリーンがひときわ美しい甚兵衛渕へ。背が立つところまで
入ってみて河童の気分に。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/29/7f/f0f4e19c25b54412f473a63324f4bf77.jpg)
一度全身が濡れてしまうと、怖いものはありませーん!
歓声が渓谷に響く。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/29/4e/bd0e94a337ce0760bb6359a4177a5575.jpg)
ポットホール(甌穴)がみられる「難渋の壺」も、沢靴なら平気。却って安全だ。
岩のトンネルをくぐる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0d/be/06d9abc95362997343e61c8da2cb77ff.jpg)
トンネルの外側は一本鎖のトラバース。登山靴なら滑りやすい場面だが、沢靴の威力が
存分に発揮される。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3f/61/afd8eb4c9b26c564731d53b5cdc01261.jpg)
流れの近くは、コケがきれい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/57/a6/5615d7e0f11a43c042e88c5cf014a8ff.jpg)
トチノキの巨樹にも癒される。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/00/f4/e2ad114ba296ec7b98092302dd8969d6.jpg)
雨乞の滝(落差10m)に到着。かつて日照りが続くと、ここで神楽をあげて雨乞いしたという。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0a/7c/529da738f692474359ff1818731cd6cd.jpg)
腰まで水に浸かりながら釜をへつって行けば、雨乞の滝の裏側を観に行ける。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0b/19/c2bc5273eed325be7136cf4c3a45986c.jpg)
これより上流は、ちょっと厄介なところもあるので、ほとんど遊歩道を歩いた。
吊橋を渡る。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6b/14/290bd9d2bc3e60353be49c9b396d6f94.jpg)
この日のゴールは、犬落の滝(落差30m)。猪を追っていた猟犬が、猪もろとも転がり落ちた
と伝わる。さすがにここは対岸から眺めるだけ。
帰りは雨乞の滝までは沢沿いの遊歩道を戻り、あとは上部を巻いている下山用の道で
登山口に楽に帰った。
いつものハイキングとはチョット違ったリバーウォーク。登攀のスリルを楽しむ
沢登りとは全く対極の癒しをもらい、マイナスイオンを大量に浴びて、なんだか
より元気になったみたい。
腰まで浸かって釜をへつれば、雨乞の滝のすぐ隣まで入けるゾ!!
■今回のコース
百間山渓谷駐車場→梅太郎渕→亀の峡⇒こさめ渕→かやの滝→ふたおい釜→藤の中島→
甚兵衛渕→難渋の壺→猿渡り(吊橋)→雨乞の滝→三十三尋の壺→吊橋→夫婦滝→
犬落の滝→百間山渓谷→(下山路)→百間山渓谷駐車場
ここ数年の夏は酷暑になっている。こうした季節の低山歩きは、熱中症になりやすい。
これを避けるため、沢沿いに登山道がついているコースを、沢靴を履いて時折、流れに
ザブザブ入りながら進む「リバーウォーク」が涼しくてよい。
ロープが必要な、いわゆる「沢登り」ではなく、あくまで浅い流れを歩くうえ、
すぐ横は登山道が走るので、危険個所はすべて巻いて行ける。
その入門編として、和歌山県田辺市の山奥にある百間山渓谷を歩いてきた。
南紀の沢としては珍しく、夏にヒルが出ない、涼しい沢だ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0e/f8/e2d21da44ea49ff87d84561226ba30ec.jpg)
百間山渓谷入口の駐車場から、旧かもしか園の方へ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/55/f0/e75c62b0034fdf49878d9b9c5e2d99ff.jpg)
まずは梅太郎渕。左上の岩の上にあるウバメガシは樹齢500年といい、きこりの梅太郎が
落とした枝が根付いたという。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/16/a4/57ccba8ff3ff2ce8ad4fe25dddce669d.jpg)
横にある藤も年季が入っている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0e/19/be93e380db4f67da8d1a2310ab759213.jpg)
かぶさった岩の間の鉄階段を登る。探検ムードが盛り上がる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1f/0f/ab3f779955cc83c5ca9401e12af4f134.jpg)
かやの滝。樹齢300年のカヤの大木が滝の上部にかぶさっていたという。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1d/36/ee5ce3cd10b49236cead92f7d72b2105.jpg)
平流になってきたので、ここらで沢に入ってみた。冷たい流れが爪先に伝わり、
なんとも気持ちいい。
初めて沢靴を履く人も多いので、はじめは足の置場をこわごわ探しながら進む。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/28/30/df7a5077efce7606c73ae0ea8ee30e8b.jpg)
ふたおい釜は、さすがに上を巻く。沢登りならば、滝のすぐ左寄りの一枚岩を登ってもよいが、
この日は水量が多く、滝から流れが分かれて一枚岩を滑っていた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/08/17/ed654fe836c14214464f29bf3f95f92c.jpg)
巨岩に石清水が滴っているのが綺麗だ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/65/91/94017a93c174407db3e2ada67cf9c63b.jpg)
藤の中島を過ぎ、澄んだグリーンがひときわ美しい甚兵衛渕へ。背が立つところまで
入ってみて河童の気分に。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/29/7f/f0f4e19c25b54412f473a63324f4bf77.jpg)
一度全身が濡れてしまうと、怖いものはありませーん!
歓声が渓谷に響く。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/29/4e/bd0e94a337ce0760bb6359a4177a5575.jpg)
ポットホール(甌穴)がみられる「難渋の壺」も、沢靴なら平気。却って安全だ。
岩のトンネルをくぐる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0d/be/06d9abc95362997343e61c8da2cb77ff.jpg)
トンネルの外側は一本鎖のトラバース。登山靴なら滑りやすい場面だが、沢靴の威力が
存分に発揮される。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3f/61/afd8eb4c9b26c564731d53b5cdc01261.jpg)
流れの近くは、コケがきれい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/57/a6/5615d7e0f11a43c042e88c5cf014a8ff.jpg)
トチノキの巨樹にも癒される。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/00/f4/e2ad114ba296ec7b98092302dd8969d6.jpg)
雨乞の滝(落差10m)に到着。かつて日照りが続くと、ここで神楽をあげて雨乞いしたという。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0a/7c/529da738f692474359ff1818731cd6cd.jpg)
腰まで水に浸かりながら釜をへつって行けば、雨乞の滝の裏側を観に行ける。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0b/19/c2bc5273eed325be7136cf4c3a45986c.jpg)
これより上流は、ちょっと厄介なところもあるので、ほとんど遊歩道を歩いた。
吊橋を渡る。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6b/14/290bd9d2bc3e60353be49c9b396d6f94.jpg)
この日のゴールは、犬落の滝(落差30m)。猪を追っていた猟犬が、猪もろとも転がり落ちた
と伝わる。さすがにここは対岸から眺めるだけ。
帰りは雨乞の滝までは沢沿いの遊歩道を戻り、あとは上部を巻いている下山用の道で
登山口に楽に帰った。
いつものハイキングとはチョット違ったリバーウォーク。登攀のスリルを楽しむ
沢登りとは全く対極の癒しをもらい、マイナスイオンを大量に浴びて、なんだか
より元気になったみたい。