Mr.Dashのぶろぐ館

奈良・大阪・日本アルプスの山々が大好きな、Mr.Dashのブログです。

2020年7月18日(土)~19日(日) [北八ツ]白駒池から茶臼山、縞枯山、坪庭を歩く!

2020年07月20日 | 山登りの記録
■メイン写真
中木場から見た茶臼山と縞枯山。2週間ぶりの青空だったらしい。


■今回のコース
18日 新大阪⇒(移動)⇒白駒池駐車場→白駒池(周回)→白駒荘[泊]
19日 白駒荘→麦草峠→大石峠→茶臼山→展望岩→縞枯山→雨池峠→坪庭(周回)→八ヶ岳
   ロープウェイさんちょう駅⇒縄文の湯⇒大阪


旅行社のツアー登山で、北八ツをガイドしてきた。
コロナ禍の中、旅行社、添乗さん、山小屋、バス会社、日帰り温泉施設など、
それぞれがいろんな注意を払いながら、がんばっておられるのを改めて実感した。
みんなで、できることをして、経済活動、感染防止、心の平穏の鼎立を
図らねばならない。



白駒池駐車場でバスを下り、国道299号を渡って、この日の宿・白駒荘へ向かう。



このあたりはコケの名所で、約500種ほど生育しているという。



原生林の林床は緑で覆われていて神秘的だ。昼過ぎまで雨が降っていたので、
コケはイキイキしている。



山小屋に入るには少し時間があったので、白駒池を周回した。
雨雲はどこかに吹き飛び、なんと、みごとな青空が広がっていた。



白駒荘は再来年(2022年)に創業100周年を迎える。
全員の体温をチェックし、宿帳には全員の氏名、住所、連絡先を明記して提出。



本館裏に咲くクリンソウ。



床下にひっそりとヒカリゴケ。ご存知なかったお客様がほとんどで、
皆さん、カメラ片手に大盛り上がりだった。



新館前の池のほとりには、ハクサンシャクナゲが綺麗に咲いていた。
今年は、全体的には花の数はかなり少なかった。



本館前で見かけたテングタケ。



この日の豪華な夕食。味はもうちろん、言うことなしである。

2日目の朝は、空には薄雲がかかっていた。思いのほか涼しい中、出発。



コケの森を抜けて、麦草ヒュッテ前の草原へ。テガタチドリかな?
ハクサンフウロやヨツバシオガマなどが咲いていた。



大石峠を経て、中木場のピークへ。気温の上昇とともに霧も消えていく。
次の茶臼山の山頂は展望が全くないだけに、ここの眺めは貴重だ。



コケだけでなく、地衣類も元気いっぱい。



縞枯現象の「縞」の部分を通過中。森が白骨化している。



縞枯山手前の展望岩に寄り道。南側の眺め。赤岳、阿弥陀岳は薄いガスの中だったが、
それでも南アルプスや中央アルプスが見え隠れいて、ワイドな眺めに酔いしれた。



シッポゴケがかわいい。



縞枯山の山頂も展望なし。ここから標高差150mを一気に下る。



オサバグサの花が、かろうじてついていた。
田中澄江さんの「花の日本百名山」で、縞枯山のオサバグサが選定されている。



雨池峠に下りてきた。なんともすがすがしい眺め。



縞枯山荘で名物のコーヒーを注文し、ウッドデッキでランチタイム。
弁当は白駒荘で用意してもらったもので、おかずの種類が多い、手の込んだものだった。



坪庭を周回。期待していたほど花は咲いておらず。
シラタマノキやコケモモなども咲いていなかった。
ここまで青空が広がったのは15日ぶりというほど、7月は日差しが少なく、気温も
低かったことが影響しているのか。



ロープウェイは「密」を避けるため、ゴンドラには定員の半数しか乗せない代わりに、
本来20分毎のところを、10分毎に運行していた。

今回は貴重な晴天の中を歩くことができ、ラッキーだった。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 2020年7月15日(水) [伊賀]尼... | トップ | 2020年7月22日(水) [南紀]百... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

山登りの記録」カテゴリの最新記事