Mr.Dashのぶろぐ館

奈良・大阪・日本アルプスの山々が大好きな、Mr.Dashのブログです。

ワルサー兄イ、星になる

2005年09月30日 | 山にまつわるあれこれ
27日早朝、ワルサー兄イが星になった。あまりに早すぎる死であった。28日、お通夜がしめやかに行われた。明るく送ってあげたい、だから泣くまい、泣かずに見送るのだと思っていたが、不覚にも涙が頬を流れ落ちた。 ワルサー兄イとは、数えてみたら7回も一緒に山に登っていた。大峰・七面山、北ア・燕岳、中ア・木曽駒ケ岳/宝剣岳、生駒の大原山、昨年8月には夜の大和葛城山からPLの花火を楽しみ、年末には新雪のダイヤ . . . 本文を読む
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篠原秋彦さんを偲ぶビデオ「レスキュー」を観た。

2005年09月28日 | 山にまつわるあれこれ
先日、ともちゃんがG女史から、一本のビデオを借りてきた。トーホーエアレスキューが出した「レスキュー」という珍品。今年、穂高方面の某小屋で譲ってもらったという。 先日、観てみたが、実際に遭難現場で撮った映像の迫力にはドギモを抜かれた。自分の身の危険をものともせず、ギリギリのところまで現場にヘリコプターを寄せる。卓抜した技術はもとより、その熱意というか、執念に胸を打たれた。 彼のような人がいてくれ . . . 本文を読む
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9/25(日)、滝畑・クレン谷へ、涼し~い沢登り

2005年09月27日 | 沢登りの記録
今年の沢じまいになるのだろうか。今年は4回の沢登りができた。やっぱり締めは大阪府の沢だろう。大阪の「乏しい」沢の中では屈指の存在・滝畑のクレン谷に出かけた。実は、ネットでは未公開だが、昨年9月に、おとなりのサカモギ谷でひどい目に遭っている。当然、半分ビビリながらの入谷だ。今日のメンバーはMr.Dash、ともちゃん、I村さん、Y口さん、M角さんの5人だ。 千石谷林道を進み、南葛城山への登山道を見送 . . . 本文を読む
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K本さん、おめでとう!!

2005年09月23日 | 山にまつわるあれこれ
当山岳部のK本さんが、マレーシア・ボルネオ島のキナバル山の登頂に成功!富士山に練習登山し、ともちゃんに付いてインドアクライミングで体重移動やらを学び、シッカリ練習をつんでの快挙達成。本当に、お見事でした。 思えばキナバルはMr.Dashとともちゃんにとっても初めての海外登山だった。キナバルが、思いのほか楽勝であったことが、キリマンジャロ登頂への良きステップになったことは否めない。 K本さんは、 . . . 本文を読む
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9/17-19、北ア・針ノ木岳へお手ごろ縦走③

2005年09月23日 | 山登りの記録
いよいよ最終日。今日は針ノ木雪渓を下って扇沢に戻るだけだ。朝から小ぬか雨。カッパを着て下山する。もはや雪渓はわずかに残るのみで、いっさい、雪の上を歩くことはできない。左岸の高巻きの鎖場を慎重に下りる。 鎖場の下で、沢を渡渉し、いったん右岸へ。やがて左岸に渡り返すが、先行のご夫婦パーティが渡渉点に気づかず直進してしまっている。その時点では、わざとそう進んでいるのかどうかが判然としなかったが、やがて . . . 本文を読む
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9/17-19、北ア・針ノ木岳へお手ごろ縦走②

2005年09月23日 | 山登りの記録
18日、快晴の朝。爺ヶ岳も、鹿島槍も、ド迫力で我々の眼を楽しませてくれている。高老年パーティ(ツアー)が幾つか来ていたが、ほとんどが鹿島槍方面に向かったようだ。彼らの出発時間は異常に早い。我々の出発は7時前だったが、すでに殆どのパーティが出発済だった。 出発して間もなく、立山、剱岳方面のすばらしいパノラマが右手に広がった。カメラのシャッターを続けざまに切る。岩小屋沢岳を過ぎると、新越山荘に着く。 . . . 本文を読む
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9/17-19、北ア・針ノ木岳へお手ごろ縦走①

2005年09月23日 | 山登りの記録
3連休を活かして、北アルプス・針ノ木岳への縦走を企てた。ともちゃんのほか、ウチの部で一番の快速男・I島クンと、彼の東京の友人・S本さんが参加。健脚4人パーティとなった。 今回の計画は、扇沢を基点に、種池からぐるっと稜線をたどり、針ノ木岳から雪渓を下り、扇沢に戻る、お手ごろの縦走コース。短期間に5つのピークを踏めるので、ピークハント心がくすぐられる。ちょうど中秋の名月なので、稜線から月見酒と洒落込 . . . 本文を読む
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9/11(日)、台高支稜・白鬚岳に北尾根からアプローチ

2005年09月21日 | 山登りの記録
かねてから行きたかった、白鬚岳の北尾根ルート。急斜面とヤセ尾根が面白いとの評判だ。朝から小雨がパラつく、あいにくの天気だったが、「本降りになれば戻ろう」ということで、予定通り出発した。 メンバーはMr.Dash、ともちゃん、O坂さん、H山さんの最小ユニット。全員、昨日の扇形山に続く「連投」だ。皆んな、本当に呆れるくらい山が好きなのだ。 中戸から、沢沿いの林道をさらに奥に進む。簡易浄水所前の広場で . . . 本文を読む
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9/10(土)、大峰前衛・扇形山を迷いつつ登る

2005年09月16日 | 山登りの記録
山岳部のOB会の例会山行に、飛び込みで加わった。総勢17名という、もはや統制のとれない人数のパーティである。でも、今日は大峰の主ともいえるKa原氏がおいでなので、こりゃ心配ないなと、勝手に安心する。 今日の目的地は扇形山。道の駅「吉野路黒滝」から中戸に向かい、登頂後、小南峠に下るというもの。エアリアマップに破線で記されたルートだ。集落の一番上、林道終点の墓場の横から、山道に入るようだが、じつはK . . . 本文を読む
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金剛山・高天谷で見たコウモリの昼寝

2005年09月05日 | 山にまつわるあれこれ
高天谷の沢登りで、昼食をとっていたとき。ふと頭上の木(広葉樹だが、何かわからん)を見上げると、小さなぬいぐるみが葉の裏にくっいている。 始めはムササビか、ヤマネか、そういうものかとも思ったが、よくよく見ると、小さな耳が下向きになっている。逆立ち状態なのだ。コウモリ。紛れもない。 何を好き好んで、こんな葉の裏にいるのか分からないが、沢を渡る風がもたらす「f分の1」の揺らぎが心地いいのか、「マイナス . . . 本文を読む
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9/3(土)、金剛山・高天谷に沢登り(その2)

2005年09月05日 | 沢登りの記録
トップバッターはMr.Dash。カメラマンY井氏と一緒に、血眼でルートを読む。流れのすぐ右のホールドは、しばらくは見えるが、4mぐらい登ると、いきなりツルツル、頼りなくなる。流れを越えて左へのトラバースは無理。ほぼ垂直の箇所を右に攀じ登るようにして対処。その上の傾斜が多少、マシだと見えたが、実際にはホールドに乏しく難儀。右手を精一杯伸ばして、尖ったホールドをやっと握ったら、グラグラしている始末。滝 . . . 本文を読む
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9/3(土)、金剛山・高天谷に沢登りに行った(その1)

2005年09月05日 | 沢登りの記録
当初、7月に予定していた金剛山・高天谷への沢登り。雨で流れて、やっと2ヶ月後に実現した。精鋭初心者軍団7名(内、ベテラン1名)という布陣。Mr.Dashにとっては、今年3本目の沢だ。 高天彦神社手前の駐車場に各自集合。ちょっと渋滞で遅れてしまったが、なんとか全員集まる。身支度を整え、9時に出発。高天滝6mは、通常、右を巻くが、ベテランY澤おじさんが、いきなり滝のすぐ右の岩にかじりつく。本職はロッ . . . 本文を読む
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