Mr.Dashのぶろぐ館

奈良・大阪・日本アルプスの山々が大好きな、Mr.Dashのブログです。

大峰・吉野関係の本を2冊読みました。

2005年10月20日 | 山に関する本やマンガ
相次いで、大峰・吉野に関する本を2冊読んだ。まず「大峰こぼれ話」(銭谷武平著、東方出版2000円)。そして、「吉野 仙境の歴史」(前園実知雄、松田真一共著、文英堂1900円)。 「大峰こぼれ話」は、洞川周辺の昔の食生活や植物の分布、大峰奥駆道の植生のナゾなどについて、古老への聞き取りを含めた丁寧な調査活動がなされており、非常に興味深い。 「フド」とは何か?「クロユリ」「シラカバ」が大峰にあった . . . 本文を読む
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10/16(日)、バリエーションルート・クロモジ尾から稲村ヶ岳(2)

2005年10月19日 | 山登りの記録
稲村ヶ岳の山頂を辞して、今度は大日山に寄る。山好きだが、なぜか高所恐怖症というT中さんも、勇気を出して見事ピークに到達!誰も欠けることなくピークに立てるって、やっぱり最高だ。昔のように山頂直下のチムニー状の急坂(ほとんど崖)をクサリに頼って登らなくても、今はハシゴや鉄の橋ができている。もっとも、赤い鉄の階段は、以前に来たときよりもかなり劣化が進んでいて、抜けている段もあって恐かった。 誰もいない . . . 本文を読む
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10/16(日)、バリエーションルート・クロモジ尾から稲村ヶ岳(1)

2005年10月19日 | 山登りの記録
最近、かなり山に入れ込んでいるT中さんから、稲村ヶ岳に行きたいとのリクエストがあった。T中さんの実力であれば、母子堂から法力峠を経て山頂に至るノーマルルートは、自力で簡単にできるはず。そう考えたMr.Dashは、自身初めての「クロモジ尾」からのアプローチを選んだ。下山は、わざわざレンゲ辻を回って川瀬谷を清浄大橋に下りる。法力峠ルートはスギの暗い植林が続く。Mr.Dashは、花粉症だからというわけで . . . 本文を読む
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10/10、帰りに寄った温泉がなかなかGOOD!

2005年10月13日 | 山にまつわるあれこれ
白水谷を後にして、はじめは高山から少し南に行った臥龍温泉に寄ろうと考えていた。県道89号で峠越えをしようと思ったら、途中、工事中とのことで迂回させられた。ところが、すぐに2車線の立派な農道に出て、却ってラクに山越えできた。 すると、もとの県道に合流する交差点に、温泉を発見。荒城温泉・恵比須の湯といって、今年2月にできたばかりの小さな温泉だ。何でも、地元住民の皆さんが共同出資して掘ったそうだ。入浴 . . . 本文を読む
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白水谷で収穫したヤマブドウとアケビ

2005年10月13日 | 沢登りの記録
白水谷で収穫したヤマブドウは、ちょうど食べごろ。普通に売られているブドウより確かに酸っぱいが、なかなかおいしかった。入渓点にはアケビの実も食べごろに実っていた。思わぬ秋の味覚は、敗退の沢のささやかな恵みだった。 . . . 本文を読む
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10/10(月)、岐阜・高原川支流・白水谷に沢登り

2005年10月13日 | 沢登りの記録
9日、沢上谷(そうれだに)でゆったりした気分になった後、新平湯温泉で渓流臭さを落とす。沢上谷は、確かに美しいが、まだ上流に若干の民家があり、水を飲むのは避けたい。 この夜は、いったん沢上谷の入渓点に戻って、焚き火&酒盛りと、お決まりのコース。拾った薪が、どれもかなり湿っていて、なかなか火が安定しない。スギの枯れ枝とホオ葉の落ち葉でつなぎながら、皆んな夢中で火の番をした。そして久しぶりの寝袋、車中 . . . 本文を読む
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10/9(日)、岐阜・高原川支流、“ナメ天国”沢上谷に、沢登り(その4)

2005年10月13日 | 沢登りの記録
再び本流に戻り、広い赤ナメや、小滝群をこなす。基本的にザイル等は一切不要な、のどかな沢である。そして今度は本流に、でっかい滝が出現した(写真)。一枚岩の、まるで屋久島の千尋滝(せんぴろのたき)のような、水量の少ない大川ノ滝(おおごのたき)のような、そんな雰囲気だ。ここで昼食タイム。冷えた身体に、スープパスタがしみわたる。 この滝は、いくらM村さんでも直登不可能。右側の樹林帯を高巻きする。ちょうど . . . 本文を読む
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10/9(日)、岐阜・高原川支流、“ナメ天国”沢上谷に、沢登り(その3)

2005年10月12日 | 沢登りの記録
順調にナメの遡行を続けていると、左に地味な、苔むした枝沢が現れる。再び寄り道をして、これを登ってみる。やや薄暗い小沢を詰めると、いきなり前方が開け、3方をオーバーハングした断崖絶壁に囲まれる。はっと息を飲む圧倒的な光景である。 そこには30m以上はあろうかと思われる大きな滝が落ちている。オーバーハングの崖を落下しているため、滝の裏側に回りこめる”裏見”ができる滝だ。これは珍しい。当然、裏まで行っ . . . 本文を読む
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10/9(日)、岐阜・高原川支流、“ナメ天国”沢上谷に、沢登り(その2)

2005年10月12日 | 沢登りの記録
入渓点からほどなく、左に黒い岩肌の滝が現れる。一旦、本流を離れ、これを遡ってみると、奥には(その1)で掲載した見事な2条のナメ滝が立ちはだかる。しばらく口をあんぐり開けざるを得ないが、やがてムフフフと怪しい笑いがこみ上げてくる。 本流に戻ると、しばらく小滝が続く。水が冷たいので、釜には入らず、適当にへつって行く。やがて赤っぽいナメ床になる(写真)。これが実に美しい。紅葉が始まりかけた、柔らかな緑 . . . 本文を読む
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10/9(日)、岐阜・高原川支流、“ナメ天国”沢上谷に、沢登り(その1)

2005年10月11日 | 沢登りの記録
もう涼しくなったから、今年の沢登りは終了と思っていたら、沢好きスーパーマンのM村さんから、岐阜県の高原川支流、沢上谷(そうれだに、と読む)に行こうと声がかかった。寒いだろうけど、10月の沢って、どんなもんだろうかという好奇心もあり、行くことにした。 M村さんは、6月に比良・奥ノ深谷に誘っていただいて以来2回目の山行(参照http://blog.goo.ne.jp/dash111779/e/87c . . . 本文を読む
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10/1(土)、S津市で、初めての講演

2005年10月11日 | 山にまつわるあれこれ
大阪のS津市の図書館からの依頼で、初めて講演をした。題して「大阪の山の魅力」。90分も独りで喋れという難題だ。 なぜ、こんなMr.Dashが講演をすることになったのか。知ってる人は知っている、Mr.Dashは学生時代にI市の野外活動センターでキャンプカウンセラーをしていたが、その時のキャンプ長さんの友人が、S市図書館の副館長さんなのだ。キャンプ長さんは、今は料理屋をやっておられて、そこで副館長さ . . . 本文を読む
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