![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5e/20/d1f2d59441570ed560ee6203f16e04a2.jpg)
■メイン写真
柏尾谷の、印象的な赤いナメ。
■今回のコース
天津彦根神社→(遊歩道)→(柏尾谷入渓)→KOBE川の音ベース→二股→4m滝→5m滝→
尾根道分岐→6m段瀑→7m滝→5m斜瀑→長い斜瀑→柏尾谷池→舗装道出合→
尾根道出合(廃道)→尾根道分岐→KOBE川の音ベース→天津彦根神社
酷暑で死にそうになるので、プライベートで沢歩きを楽しんできた。
六甲山系の北に位置する、丹生(たんじょう)山系の柏尾谷は、すぐ横に遊歩道が延びて
お手軽に遡行できる、ちょうどいい沢だ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2e/2b/344c6d4dec05941e8bc3e28a11a99a4e.jpg)
登山口の、天津彦根神社。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/30/26/a0d9515e66671bc247641d635a15dbbb.jpg)
神社の右奥から、暗い雰囲気の行場に下りる。
ここから入渓し、少しレベルの高い沢登りを楽しむのもいいが、今日はお気楽に行きたい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/19/ff/9c6be7133d65119b0abe7808bd556fd8.jpg)
キャンプ場へ続く遊歩道をとる。えらい大きなツバキの実が落ちていた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/11/dd/16a390e977a791f5d7a73f6277e4bee4.jpg)
遊歩道は3度、柏尾谷本流を横切る。一番最初のところで入渓する。
ボーイスカウトなど子供たちも遡行できるレベルだが、なにしろ涼しくて気持ちいい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/56/4d/c83a21e612f19cd497dc9e0d0a44569c.jpg)
沢靴にカエルがしがみついてきた。サワガニや小魚の姿も。
かつては中ほどに「柏尾谷リバーパーク」というキャンプ場があったが、その跡地に今年、
「KOBE川の音ベース」という新しいキャンプ場がオープンした。
スタッフは明るくて爽やかな若者が多く、好印象。
以前はキャンプ場からの汚水で、柏尾谷下部の水は汚かったが、今はそんなことはない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/14/b0/e7dd764eacb13944539a21f0e2481034.jpg)
のどかなナメ床が続く。周囲の樹林も、植林ではなく雑木林なのがいい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7b/c9/58e25a067aef5a2432f3ced2a54549c5.jpg)
ナメが終わり、沢の二股を過ぎると、渓相は少し変化する。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3b/01/d58b8a47a42c8547e5a835c5bc50cb56.jpg)
木漏れ日がキラキラ光って、じつに美しい。
水温がやや冷たくなってきた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7a/11/445381294cf429ed4687f63c7ae99db3.jpg)
すぐ先に5mほどの滝があるが、おとなしく右の遊歩道に出て巻く。
そのまま次の滝も巻いたところで、沢に戻る。
ふたたびナメとなり、2つ目の二股へ。この間の尾根が、今回使う下山道である。
本流をさらに進むと遊歩道は終わり、崩壊し始めている登山道が並行する。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6b/30/00f28fe03ba000bc8647754dbb9489e1.jpg)
深い釜(とはいえ、泳ぎがmustというほどではない)をもつ小滝は階段状でたやすい。
続く7m斜瀑も、一見、高度感があるが、ここも階段状なので簡単だ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/40/e0/4fdb323eedf186af89147c9a39582eb9.jpg)
水流がやせてきて、倒木も出てきたりして、遡行対象としては終了かなと思うが、
またもや、いい感じの斜瀑が続いて現れるのがいい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/71/34/f6ea71ae6b7d8de2fd084d5e4d6850e4.jpg)
ツチアケビを発見。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/17/82/4db5e771e4c236216ab1c47790e134aa.jpg)
リュウノヒゲ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/33/99/6cde37593d67a7a7937cbb6350ae8949.jpg)
右に明瞭なの登山道が分かれるところで遡行を終了。数分で、水源である柏尾谷池に出る。
兵庫カンツリー倶楽部に沿った舗装道に出ると、道端にいろいろ花をみつけた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2b/cf/cd59422429f58197a268dd11d357fdfd.jpg)
オカトラノオ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/03/3a/1a16ab29509432c5cc7db86153356102.jpg)
ノギラン。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4d/0a/b7227edad87e26c26e5342c2e995698a.jpg)
オオバノトンボソウ。
柏尾谷に戻る尾根道への取付き点は、以前は札もかかって明瞭だったが、伐採されたアカマツが
そのまま放置されたことで、登山道への入口がふさがれてしまった。
100mほど手前から山に入り、無理やりトラバースして、尾根道に出る。
読図とヤブ漕ぎのノウハウが必須のところで、ある意味で今回一番の難所である。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/23/78/94418ea0bb5ab60d9980742266cb19aa.jpg)
暑い尾根道をどんどん下る。途中、東ノ峰(城山)の岩稜が見える。
城山には、室町時代はじめに金屋経氏が築いた柏尾城跡がある。
柏尾谷の二股に戻って、あとは沢に入ったり、遊歩道を歩いたり、気ままに戻った。
下山後は、「からとの湯(鹿之子温泉)」へ直行。
有馬温泉のような赤い湯は、地下700mから汲み上げる弱アルカリ性単純弱放射能温泉。
ラドン、鉄分などが豊富な泉質だ。
風呂上がりにソフトクリームをペロッと平らげて、大満足。
柏尾谷の、印象的な赤いナメ。
■今回のコース
天津彦根神社→(遊歩道)→(柏尾谷入渓)→KOBE川の音ベース→二股→4m滝→5m滝→
尾根道分岐→6m段瀑→7m滝→5m斜瀑→長い斜瀑→柏尾谷池→舗装道出合→
尾根道出合(廃道)→尾根道分岐→KOBE川の音ベース→天津彦根神社
酷暑で死にそうになるので、プライベートで沢歩きを楽しんできた。
六甲山系の北に位置する、丹生(たんじょう)山系の柏尾谷は、すぐ横に遊歩道が延びて
お手軽に遡行できる、ちょうどいい沢だ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2e/2b/344c6d4dec05941e8bc3e28a11a99a4e.jpg)
登山口の、天津彦根神社。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/30/26/a0d9515e66671bc247641d635a15dbbb.jpg)
神社の右奥から、暗い雰囲気の行場に下りる。
ここから入渓し、少しレベルの高い沢登りを楽しむのもいいが、今日はお気楽に行きたい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/19/ff/9c6be7133d65119b0abe7808bd556fd8.jpg)
キャンプ場へ続く遊歩道をとる。えらい大きなツバキの実が落ちていた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/11/dd/16a390e977a791f5d7a73f6277e4bee4.jpg)
遊歩道は3度、柏尾谷本流を横切る。一番最初のところで入渓する。
ボーイスカウトなど子供たちも遡行できるレベルだが、なにしろ涼しくて気持ちいい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/56/4d/c83a21e612f19cd497dc9e0d0a44569c.jpg)
沢靴にカエルがしがみついてきた。サワガニや小魚の姿も。
かつては中ほどに「柏尾谷リバーパーク」というキャンプ場があったが、その跡地に今年、
「KOBE川の音ベース」という新しいキャンプ場がオープンした。
スタッフは明るくて爽やかな若者が多く、好印象。
以前はキャンプ場からの汚水で、柏尾谷下部の水は汚かったが、今はそんなことはない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/14/b0/e7dd764eacb13944539a21f0e2481034.jpg)
のどかなナメ床が続く。周囲の樹林も、植林ではなく雑木林なのがいい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7b/c9/58e25a067aef5a2432f3ced2a54549c5.jpg)
ナメが終わり、沢の二股を過ぎると、渓相は少し変化する。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3b/01/d58b8a47a42c8547e5a835c5bc50cb56.jpg)
木漏れ日がキラキラ光って、じつに美しい。
水温がやや冷たくなってきた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7a/11/445381294cf429ed4687f63c7ae99db3.jpg)
すぐ先に5mほどの滝があるが、おとなしく右の遊歩道に出て巻く。
そのまま次の滝も巻いたところで、沢に戻る。
ふたたびナメとなり、2つ目の二股へ。この間の尾根が、今回使う下山道である。
本流をさらに進むと遊歩道は終わり、崩壊し始めている登山道が並行する。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6b/30/00f28fe03ba000bc8647754dbb9489e1.jpg)
深い釜(とはいえ、泳ぎがmustというほどではない)をもつ小滝は階段状でたやすい。
続く7m斜瀑も、一見、高度感があるが、ここも階段状なので簡単だ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/40/e0/4fdb323eedf186af89147c9a39582eb9.jpg)
水流がやせてきて、倒木も出てきたりして、遡行対象としては終了かなと思うが、
またもや、いい感じの斜瀑が続いて現れるのがいい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/71/34/f6ea71ae6b7d8de2fd084d5e4d6850e4.jpg)
ツチアケビを発見。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/17/82/4db5e771e4c236216ab1c47790e134aa.jpg)
リュウノヒゲ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/33/99/6cde37593d67a7a7937cbb6350ae8949.jpg)
右に明瞭なの登山道が分かれるところで遡行を終了。数分で、水源である柏尾谷池に出る。
兵庫カンツリー倶楽部に沿った舗装道に出ると、道端にいろいろ花をみつけた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2b/cf/cd59422429f58197a268dd11d357fdfd.jpg)
オカトラノオ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/03/3a/1a16ab29509432c5cc7db86153356102.jpg)
ノギラン。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4d/0a/b7227edad87e26c26e5342c2e995698a.jpg)
オオバノトンボソウ。
柏尾谷に戻る尾根道への取付き点は、以前は札もかかって明瞭だったが、伐採されたアカマツが
そのまま放置されたことで、登山道への入口がふさがれてしまった。
100mほど手前から山に入り、無理やりトラバースして、尾根道に出る。
読図とヤブ漕ぎのノウハウが必須のところで、ある意味で今回一番の難所である。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/23/78/94418ea0bb5ab60d9980742266cb19aa.jpg)
暑い尾根道をどんどん下る。途中、東ノ峰(城山)の岩稜が見える。
城山には、室町時代はじめに金屋経氏が築いた柏尾城跡がある。
柏尾谷の二股に戻って、あとは沢に入ったり、遊歩道を歩いたり、気ままに戻った。
下山後は、「からとの湯(鹿之子温泉)」へ直行。
有馬温泉のような赤い湯は、地下700mから汲み上げる弱アルカリ性単純弱放射能温泉。
ラドン、鉄分などが豊富な泉質だ。
風呂上がりにソフトクリームをペロッと平らげて、大満足。