Mr.Dashのぶろぐ館

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2023年7月22日(土) [丹生]柏尾谷のナメと斜瀑に涼む!

2023年07月24日 | リバーウオーク
■メイン写真
柏尾谷の、印象的な赤いナメ。

■今回のコース
天津彦根神社→(遊歩道)→(柏尾谷入渓)→KOBE川の音ベース→二股→4m滝→5m滝→
尾根道分岐→6m段瀑→7m滝→5m斜瀑→長い斜瀑→柏尾谷池→舗装道出合→
尾根道出合(廃道)→尾根道分岐→KOBE川の音ベース→天津彦根神社


酷暑で死にそうになるので、プライベートで沢歩きを楽しんできた。
六甲山系の北に位置する、丹生(たんじょう)山系の柏尾谷は、すぐ横に遊歩道が延びて
お手軽に遡行できる、ちょうどいい沢だ。



登山口の、天津彦根神社。



神社の右奥から、暗い雰囲気の行場に下りる。
ここから入渓し、少しレベルの高い沢登りを楽しむのもいいが、今日はお気楽に行きたい。



キャンプ場へ続く遊歩道をとる。えらい大きなツバキの実が落ちていた。



遊歩道は3度、柏尾谷本流を横切る。一番最初のところで入渓する。
ボーイスカウトなど子供たちも遡行できるレベルだが、なにしろ涼しくて気持ちいい。



沢靴にカエルがしがみついてきた。サワガニや小魚の姿も。

かつては中ほどに「柏尾谷リバーパーク」というキャンプ場があったが、その跡地に今年、
「KOBE川の音ベース」という新しいキャンプ場がオープンした。
スタッフは明るくて爽やかな若者が多く、好印象。
以前はキャンプ場からの汚水で、柏尾谷下部の水は汚かったが、今はそんなことはない。



のどかなナメ床が続く。周囲の樹林も、植林ではなく雑木林なのがいい。



ナメが終わり、沢の二股を過ぎると、渓相は少し変化する。



木漏れ日がキラキラ光って、じつに美しい。
水温がやや冷たくなってきた。



すぐ先に5mほどの滝があるが、おとなしく右の遊歩道に出て巻く。
そのまま次の滝も巻いたところで、沢に戻る。
ふたたびナメとなり、2つ目の二股へ。この間の尾根が、今回使う下山道である。
本流をさらに進むと遊歩道は終わり、崩壊し始めている登山道が並行する。



深い釜(とはいえ、泳ぎがmustというほどではない)をもつ小滝は階段状でたやすい。
続く7m斜瀑も、一見、高度感があるが、ここも階段状なので簡単だ。



水流がやせてきて、倒木も出てきたりして、遡行対象としては終了かなと思うが、
またもや、いい感じの斜瀑が続いて現れるのがいい。



ツチアケビを発見。



リュウノヒゲ。



右に明瞭なの登山道が分かれるところで遡行を終了。数分で、水源である柏尾谷池に出る。

兵庫カンツリー倶楽部に沿った舗装道に出ると、道端にいろいろ花をみつけた。



オカトラノオ。



ノギラン。



オオバノトンボソウ。

柏尾谷に戻る尾根道への取付き点は、以前は札もかかって明瞭だったが、伐採されたアカマツが
そのまま放置されたことで、登山道への入口がふさがれてしまった。
100mほど手前から山に入り、無理やりトラバースして、尾根道に出る。
読図とヤブ漕ぎのノウハウが必須のところで、ある意味で今回一番の難所である。



暑い尾根道をどんどん下る。途中、東ノ峰(城山)の岩稜が見える。
城山には、室町時代はじめに金屋経氏が築いた柏尾城跡がある。

柏尾谷の二股に戻って、あとは沢に入ったり、遊歩道を歩いたり、気ままに戻った。

下山後は、「からとの湯(鹿之子温泉)」へ直行。
有馬温泉のような赤い湯は、地下700mから汲み上げる弱アルカリ性単純弱放射能温泉。
ラドン、鉄分などが豊富な泉質だ。
風呂上がりにソフトクリームをペロッと平らげて、大満足。

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