WANNA PLAY SPORTS?

サッカー、NBA、プロ野球、ラグビー、何でも書きます。想いをそのまま文章にぶつける。

NBAプレイオフ 三十一日目

2012年05月31日 20時59分02秒 | Weblog
さて、ついにNBAプレイオフが始まって一ヶ月。
16チームもいたのが嘘のよう。

んなことで、今日の試合。
イースタンの第二シードのヒート対第四シードのセルティックス。
マイアミでの第二戦。
第一戦を見る限り、セルティックスに勝ち目は無いように思えたが、
早くも第二戦でセルティックスは勝機を掴んだ。
しかし、その掴んだ勝機を生かせなかったセルティックス。
オーバータイムの末に111-115で敗れ、本拠地ボストンに戻ることになった。

セルティックスではロンドが44点。
しかも53分間フル出場。ドック・リバースとしてはどうしても勝ちたかった試合だろう。
チームとしてのフィールドゴール決定率も相手を5%近く上回り、
勝っていてもおかしくなかった。
ちなみにガーネット18点、ピアース21点、アレン13点と合わせて52点。
このところアレンの不調もあり、これだけ3人で得点がとれたのも久しぶりな気が…。
しかし、ベンチポイントが8点。この辺がロンドのフル出場にも繋がった。
確かにベンチメンバーは明らかにヒートより劣っているものの、
彼らの奮闘なくして勝ちは見てこない。

対するヒートはダンクを外しながらもレブロンが34点。
ウェイドが23点で、チャルマーズが22点。
バティエー9点、マイク・ミラー7点に、ハスレムが13点。
今までレブロンとウェイドしか点がとれないと批判されていたチームが、
バランス良く得点できている。
この試合は最近では珍しくレブロンとウェイド二人合わせての得点が、
チームの総得点の50%以下。
ヒートとしてはこういう戦いを続けていくことで、
エース以外のメンバーも好調をキープすることが出来るだろう。


迎える第三戦はボストンで催される。
ウエスタンと同じく、下位シードが二連敗で本拠地に戻ることになった。
ここからどんな展開が待っているのか。
セルティックスはベンチポイントで20点は欲しいところだ。

NBAプレイオフ 三十日目

2012年05月30日 17時30分25秒 | Weblog
今日行われた試合はウエスタンのカンファレンス・ファイナル。
第一シードのスパーズ対第二シードのサンダー、第二戦。

サンダーとしては連敗スタートは避けたかったところだが、
111-120で敗れ、アウェーでの連敗スタートとなってしまった。
スパーズはシーズン中から20連勝を達成した。

この試合は、驚くほどスパーズが強かった。
フィールドゴール決定率は55%を超え、
試合を通してサンダーを圧倒した。
その中でエースのパーカーは34点。
ダンカンの得点こそ11点に留まったものの、
相手に付け入る隙を与えなかった。

サンダーはまるでヒートのような得点の取り方。
デュラント31点、ウエストブルック27点、ハーデン30点と3人で88点。
その他のメンバーの得点は、合わせて僅か23点。
サポーティング・メンバーの得点がこの程度だと、チームとして勝つのは厳しい。
正に、これはヒートの負ける時のパターン。

特にウエストブルックは、この試合もフィールドゴール決定率が悪かったにも関わらず、
一番シュートを打っている。
デュラントは17本、ハーデンは13本で、ウエストブルックは24本。
普通に考えれば、決定率の高いデュラントに集めるべきに思えるが、
マッチアップのパーカーへの対抗心もあってか、ウエストブルックのシュート本数が増えてしまっている。
もちろんスパーズがデュラントに対してボールを持てないようディフェンスをしているのは事実だが、
このシュート配分ではスパーズに勝てないだろう。

次戦からは舞台がオクラホマ・シティーに移る。
最初の二試合でキーとなったジノビリ、パーカーといったガード陣を抑えて、
サンダーとしては何とか勝機を見出していきたい。
鍵を握るのはウエストブルックになるだろう。

最近の日本人メジャーリーガーの近況

2012年05月29日 23時08分19秒 | Weblog
さて、今日松井秀のメジャー昇格が決まり、
おそらく松坂もそろそろ昇格の流れとなるだろう。

今季ここまでしっかりと結果を残しているのは、
ダルビッシュ、イチロー、上原、青木、黒田ぐらいだろうか。
あまり出番に恵まれないのは、
川崎、岩隈、福留あたり。
そして、やっと昇格組は、
松井秀、西岡、建山、田澤、おそらく松坂といったところか。
この3組とは別で、出ているけど結果を残せていないのが、
高橋尚だろうか。


活躍組の筆頭はダルビッシュだろう。
ここまで7勝をあげ、ア・リーグでトップ。
ただコントロールが悪く、球数が増えている現状を考えると、
試合を作れているとは言い難い。
今後打線の援護を得られない時に、どんなピッチングが出来るかで真価を問われることになる。

ダルビッシュ同様に防御率が4点近い黒田も、
評価の分かれるところ。
ただ彼は相手の特徴を知って、投球を構成するピッチャー。
今後は更なる活躍を見せてくれることだろう。

そして実は一番活躍しているのが上原だろう。
防御率はほぼ1点。
オープン戦はボコスカ打たれながら、シーズンに入ってからはビシッと抑えている。
四球も少なく、あとは暑くなる夏に向けてコンディションをキープできるか。

イチローはここまで2割7分ほど。
今年も去年と同様に4月好調、5月不調の流れなので心配しているが、
6月はどんな成績を残すか。
3番なら打点ももっと稼がなくてはいけない。

青木はここにきてスタメンに定着しつつある。
元々外野の3枠は埋まっていたが、青木の活躍を見て、
外野の一人が一塁を守り、青木を起用することになった。
打率も3割を超えており、ここから新人王を目指して欲しいところだ。

あと、特に記す活躍をしている選手はいないが、
川崎と岩隈は気の毒である。
ウェッジ監督の采配は地元シアトルでも批判が出ており、
あの起用の少なさは、こちらとしても残念でならない。
特に岩隈を先発に回さない理由が、全く見えてこない。

NBAプレイオフ 二十九日目

2012年05月29日 22時25分29秒 | Weblog
さて、昨日始まったウエスタンのカンファレンス・ファイナルに続き、
今日イースタンのカンファレンス・ファイナルが幕を開けた。

今年、イースタン・カンファレンスで最後に残った2チームは、
第二シードのヒートと第四シードのセルティックス。

結果は93-79でヒートの勝利。
ヒートは二枚看板のレブロンが32点で、ウェイドが22点。
セミファイナルでは二人で70点近くとった試合があったことを考えると、
少ない気もするが、まぁこれでも勝てるわけで。
しかも、この日のヒートはバティエーが10点、
チャルマーズも9点、マイク・ミラーも8点と、その他のメンバーがそれなりに点をとれた。
通常のチームではもっと援護が必要だが、
ヒートの場合はNBAを代表する二大エースがいるので、
他のメンバーのサポートはこれぐらいで良い。
更に、チームリバウンドでも相手を15本上回り、チームとしての勝利ともいえる。

この日の状況を考えると、おそらくボッシュがカンファレンス・ファイナルで
復帰出来る可能性は低そうだ。
このシリーズは、今日のメンバーで最後まで戦いぬくことになる。
ボッシュの得点分を二人のエースで補い、リバウンドについてはチーム全体で補うことが出来れば、
自ずと次の舞台が見えてくるだろう。


対するセルティックスはエースのピアースが12点に押さえ込まれた。
マッチアップする相手がレブロンということを考えると厳しいことは承知だが、
やはりエースは最低でも20点はとってくれないと勝機を見出すことは出来ない。
今日はロンドが16点、ガーネットが23点と、この二人の得点をこれ以上伸ばすことは難しいだろう。
あと、得点が伸びる要素があるのはピアース、アレン、バス。
ただピアース、アレンは相手のエースがマッチアップであり、
バスの持ち味は得点力ではない。
今後もセルティックスは厳しい戦いが続くことになるだろう。

始まったカンファレンス・ファイナル。
ウエスタンのシリーズは早期決着は考えにくい。
昨日の試合でもサンダーに充分勝機はあった。
逆にイースタンは早期決着が充分に有り得る。
セルティックスに対抗する力は残っているのだろうか。

ダルビッシュ 7勝目

2012年05月28日 15時11分54秒 | Weblog
なんか、しっくりとこない7勝目。
これでアメリカンリーグのトップだろうと、ダルビッシュの気は晴れないだろう。
この勝利はダルビッシュの好投から生まれたものではなく、
迫力のあるレンジャース打線が生み出したものに過ぎない。
そりゃ、5回投げているうちに9点の援護をもらえれば勝てる。

前回の登板でマリナーズ打線に打たれ、2敗目を喫したダルビッシュ。
今回も5回3失点とQS達成は出来なかった。
しかも5回で93球も投げ、被安打7、与四死球3、奪三振3、3失点。

今日のピッチングはカーブのコントロールが今ひとつ。
捕手のナポリも途中でカーブを諦め、ストレート系、チェンジアップ、スライダーで組み立てた。
今日は比較的ストレート系のコントロールが良かったが、
カーブがないため、緩急がつきにくい。
更にスライダーも抜け球が目につき、空振りを取ることができなかった。
それによってファールが増えたことも、球数が増えた要因の一つだろう。

今回の5回での降板理由が腰の張りということだが、
もしかすると早い段階からダルビッシュは感じていたのかもしれない。
3回以降三振が無かったのも、そのへんの影響かもしれない。
それでも前日の試合が13回に及んだレンジャースとしては、ダルビッシュにある程度投げてもらう必要があり、
ダルビッシュも何とか5回を投げきった。


こういう登板を続けられると、ファンがダルビッシュに求めるハードルがドンドン低くなっていく。
最初は完封してもらいたい。次は8回1失点でいい。
そして7回3失点でいい。いや、6回3失点でも充分。いやいや、5回投げて勝ってくれれば…。
という具合に、なっていく。
ダルビッシュには常に高い場所にいてもらいたい。
だからこそ、結果を残してもらいたい。
ダルビッシュならそれが出来るはずだから。

NBAプレイオフ 二十八日目

2012年05月28日 14時36分37秒 | Weblog
ついにカンファレンス・ファイナルが始まった。

ウエスタンのカードは、
第一シードのスパーズ対第二シードのサンダー。
ここまでシーズン中から18連勝中のスパーズと、
一昨年、去年の王者相手に勝ち進んできたサンダー。
このシリーズを事実上のNBAファイナルと見る人も少なくない。
(ただ去年はイースタンのブルズ対ヒートが事実上のファイナルと言われ、勝ったのはウエスタンのマーベリックス)

今日のゲームはサンアントニオで行われ、
大きい大きい白星を手にしたのはスパーズ。
これで19連勝。

この日のスパーズは案の定、ダンカンがサンダー自慢のインサイドのディフェンスに苦しみ16点止まり。
パーカーの得点も18点に収まった。
しかし試合を決めたのはジノビリの活躍だった。
26点を決めただけでなく、要所要所で確実に決めた。
更にベンチのニールが12点、スプリッターが9点というのも大きかった。

対するサンダーは、エースのデュラントが27点。
しかしウエストブルックがフィールドゴール21本中7本の17点。
ハーデンも17本中7本と決定率が上がらなかった。
フィッシャーが13点と奮闘したものの、キーマン二人が抑えられ、第一戦を落とすことになった。
この日、フィールドゴールの本数はデュラント19本、ウエストブルックは21点。
決定率で下回るウエストブルックの方が多く打っているのである。
これはウエストブルックの悪い癖であり、自分のシュートが入らない時にムキになってシュートを打ち過ぎることが多々ある。
この悪循環に入るとサンダーは厳しい。

第二戦も舞台はサンアントニオ。
いくらアウェーとはいえ、サンダーは二連敗は避けたいところ。
デュラントの40点近い得点が必要だろう。

トゥーロン国際  対エジプト

2012年05月28日 13時36分10秒 | Weblog
決勝トーナメントに進むには勝つしかない日本。
同じような状況はオリンピックでも起こりうる。
だからこそ、今日どんな戦いぶりを見せるか重要だった。

今日の先発は、GKに安藤。
最終ラインは左から酒井高、鈴木、山村、大岩。
ボランチに村松と扇原が並び、
二列目は左から齋藤、高木、宇佐美。
ワントップは指宿と、オランダ戦から変えたのは左サイドバックのみ。

結果は2-3の敗戦。
1点目の失点は、あの位置から入るか、っていうシュートを決められた。
欧州では笛が鳴る前に突っ込んでいくので、日本の真面目さが裏目に出た感じ。
2点目の失点は鈴木のミスと言えるだろう。
明らかにクリアすることが出来たはずだ。
クリアできなかったために、後ろにボールが流れ、相手に当たって入った。
3点目の失点は、大津のファールではないタックルをファールと判断され、
そのフリーキックを頭で決められた。
明らかに山村のマークミス。
第二戦の一点目も同じようにやられているだけに、山村は何も学んでいなかった。

逆に日本の得点は、両方宇佐美の右足。
一点目はロングシュートを見事に決めて、
二点目はボールがこぼれてきたところを上手く合わせた。


今日までの試合をもって、最終メンバーを選ぶことになる。
ではオーバーエイジを含めて、18人を選ぶとしよう。

まずはGK。
ここは無風地帯。
権田とトゥーロン国際全3試合に出場した安藤。
ここでオーバーエイジが使われることも無いだろう。
彼ら二人で決まりである。

続いて最終ライン。
サイドは酒井宏、酒井高は決まり。
センターも鈴木は決まりだろう。トゥーロン国際も全試合フル出場した。
他に確定メンバーはいない。
候補はサイドの大岩、吉田、比嘉、センターの濱田、山村。
ただトゥーロン国際で吉田、比嘉は裏を取られ過ぎて、評価を落とした。
ただレギュラー二人がしっかりとしていることを考えるとオーバーエイジは使いにくい。
大岩が選出される可能性が高いだろう。
センターは間違いなくオーバーエイジの使用どころ。
欧州組の吉田やガンバの今野の招集は厳しいと報じられているが、一番必要なのは闘莉王ではないか。
年齢が離れすぎているなどいろいろ言われているが、必要なのは闘莉王のような大声で叱れる人だろう。
もし駄目なら、中澤でも面白い。
もう一人連れているこくとしたら、個人的には濱田を呼びたいが、
18人枠ということを考えるとボランチも出来る山村になるか。
ただ山村にはマークの緩さを直してもらわないと使い物にはならない。

ボランチは、扇原と山口は決まりだろう。
今回扇原は今ひとつのプレーだったが、中一日で3試合にフルで出れば、
誰だってプレーの質は落ちる。
プレーのセンスはあるし、正確なキックも持ち合わせている。
あとはスタミナをあげて、しっかりとボールをもらいに行くこと、
そして落ち着けるときはゆっくり回すことを意識して欲しいところ。
山口は今回トゥーロン国際に出場した村松と山本より、チームに馴染んでいるし、
扇原とも組み慣れている。
そして、もちろんボール奪取能力、ロングパス能力も高い。
あと一人選ぶとすれば、村松でもいいが、ディフェンシブなボランチを山村がこなせることを考えると、
オーバーエイジの中村憲が良いのではないか。
既に遠藤の招集は厳しいことは報じられており、実際問題としても二列目もこなせる中村憲の方がチームもありがたい。
中村憲が招集できない場合、オーバーエイジでは高橋、U-23なら山本となるだろう。

二列目はタレントの宝庫。
面倒くさいので前線と一緒に考えてみよう。
ここまでGK2人、最終ライン6人、ボランチ3人なので残りの枠は7人。
まず二列目の当確は宇佐美、清武だろう。この二人は世界レベルに充分対抗できる能力を持つ。
前線は今回のトゥーロン国際で当たり(第二戦)外れ(第三戦)のあった指宿よりは、大迫が第一候補になるだろう。
二列目は高木、齋藤、大津、東、原口と候補が多いが、
原口の評価が難しいところ。
ただ個人的はトゥーロン国際でいい活躍を見せた齋藤は起用したい。

残る枠は3人である。
候補は前線合わせて、指宿、大津、高木、原口、東である。
悩みに悩んだが、原口を外そう。
そして前線も出来る大津を選出。ドリブラーは宇佐美を含めて、もう充分。
高木も外す。やはり個人の能力としては高いものがあるが、
東には勝てないだろう。
そして最後に指宿を選ぶ。
今日の試合のような展開で最後に指宿のような選手を入れて、パワープレーに出たい。



まとめると、

GK
権田、安藤
DF
鈴木、山村、酒井宏、酒井高、大岩、闘莉王(OA)
MF
扇原、山口、東、清武、中村憲(OA)
FW
大迫、指宿、大津、齋藤、宇佐美


こんなとこだろうか。
原口や高木、永井らを選べないのは申し訳ないが、
これがベストではないだろうか。

NBAプレイオフ 二十七日目、CF予想 イースタン編

2012年05月27日 12時09分21秒 | Weblog
さて、ついに長かったカンファレンス・セミファイナルも終わりました。
今日行われた試合は第四シードのセルティックス対第八シードの76ers。
実力差が出たというか、ホームの利が出たというか、
相手のフィールドゴール成功率を35%に押さえ込んでセルティックスの勝利。
カンファレンス・ファイナル進出を決めた。
今日は先発メンバーが全員二桁得点を記録したセルティックス。
第四クウォーターで粘る76ersを引き離し、勝利を収めた。


そして迎えるイースタンのカンファレンス・ファイナル。
第二シードのヒート対第四シードのセルティックス。
この2チームは去年もセミファイナルで対戦し、4勝1敗で勝ち抜けを決めた。

まずマッチアップを見てみよう。

   ヒート         セルティックス

PG チャルマーズ       ロンド
SG ウェイド         アレン
SF レブロン         ピアーズ
PF ボッシュ(ハスレム)   バス
C  トゥリアフ(アンソニー) ガーネット

唯一不明なのは、ボッシュはいつ復帰するのか。
彼の復帰時期によっては、ヒートはPFのポジションをハスレムとバティエーで回すことになる。

この対戦、優位に立つのはヒートだろう。
まず一にセミファイナル終了から中一日のセルティックスと中三日のヒート。
ただでさえ、ベテラン揃いのセルティックスにこの日程は厳しい。
更にホーム・アドバンテージもヒートにある。

マッチアップを比べてみてもセルティックスが上回れる可能性があるのはPGとCぐらい。
しかし、ロンドがNBAを代表するPGに育ちつつあるのは否定し難いが、
ヒートのチャルマーズも決して悪いガードではない。
ロンドがビッグスリーの下で成長したように、チャルマーズも現在大きく成長している。
PGのポジションでセルティックスが大きく優位に立つのは難しいだろう。
しかも、場合によってはロンドのマークにウェイドが付くことも予想され、ヒートとしては大きな問題にはならない。

Cのガーネットにしても、いくらプレイオフに入って調子が良くても、
全盛期のガーネットではない為、そこまで怖さはない。
アンソニーやトゥリアフ相手に点は稼げるだろうが、30点以上はどう頑張っても取れそうにない。

唯一ヒートが嫌がる展開としては、まずボッシュの復帰が長引き、
レイ・アレンのスリーポイントが入る展開だろう。
今季怪我が多く、プレイオフに入っても調子の上がらないアレンだが、
彼のシュートが入るようになると厄介である。
この展開だけはヒートとしては避けたい。
だからこそアレンを乗せないように、彼に対するディフェンスを強める必要がある。


まずは第一戦。
セルティックスはセミファイナルの疲れが抜けるのだろうか。
ヒートとしては、まず第一戦にホームでしっかりと叩いておきたいところだ。

カンファレンス・ファイナル予想  ウエスタン編

2012年05月26日 22時56分53秒 | Weblog
今日は、なんとNBAプレイオフが無し。
唯一続いているイースタンのセミファイナル、
セルティックス対76ersは明日行われる。
ということで、今日はウエスタンのカンファレンス・ファイナルを予測してみよう。


第一シードのスパーズ対第二シードのサンダー。
両チームとも順調にカンファレンス・ファイナルまで辿りついた。
サンダーは去年この舞台でマーベリックスの前に敗れ去った。
イースタンではブルズが消え、ヒートも怪我人が出てもたついている今、
このシリーズを事実上のファイナルという人も少なくない。
果たしてどんな展開が待っているのか。


では、まずマッチアップを考えてみる。

  スパーズ           サンダー

PG パーカー(ニール)    ウエストブルック(フィッシャー)
SG グリーン(ジノビリ)   セフォローシャ(ハーデン)
SF レナード(ジャクソン)  デュラント
PF ダンカン(ボナー)    イバカ(コリソン)
C  ディオウ(スプリッター) パーキンス(モハメッド)


こんなとこだろうか。
まず、注目されるのはPGの対決だ。
二人とも今季のオールNBAセカンドチームに選出されている。
おそらく経験で上回り、独特のリズムを持つパーカーをウエストブルックが止めるのは至難の業だろう。
注目すべきは、パーカーがウエストブルックを乗せないように守れるか、である。
ウエストブルックの特長は爆発力である。
彼を調子に乗らせると、デュラント以上に点を取る。
だからこそ、彼を止めることが重要だ。

そう考えてくると、マッチアップの際にPG同士がマークしない可能性がある。
なぜならサンダーのセフォローシャはディフェンスのスペシャリストであり、コービーを苦しめた。
ちなみに得点力ばかり注目されるハーデンもディフェンスは一流である。
もしスパーズのガードがパーカー、ジノビリなら、
身長も考えてセフォローシャはジノビリに付くだろう。
しかし、パーカー、グリーンで来た場合は、おそらくパーカーに付くのではないだろうか。
グリーンならウエストブルックで対応できる。
このガード陣のマッチアップが鍵を握ることは間違いない。


SFのポジションは「デュラントをどう止めるか」に尽きる。
もしかするとスパーズはデュラントは諦めて、他のメンバーの得点を抑えにくる可能性もあるが、
それでもデュラントに50点取られると勝てる見込みは低い。
スパーズは基本はレナード、又はジャクソンを付けてくるのだろうが、
場合によってはディオウを付けてくるのではないか。
サイズもあるデュラントをディフェンスするには、高さも必要である。
元々SFもこなせるディオウなら問題はない。
まぁ、スパーズとしてはマークマンを変えながらデュラントの得点を25点以下に抑えたいところである。


そして、インサイド。
この2チームのインサイドのメンバーで20点以上取れる可能性があるメンバーはダンカンのみだろう。
しかし、いくらダンカンといえど、サンダーのインサイドのディフェンスは簡単には崩せそうもない。
セミファイナルではパウ・ガソル、バイナムが揃うレイカーズを苦しめたのが、サンダーなのだ。
ダンカンもこのカンファレンス・ファイナルは平均18点ぐらいに抑え込まれるだろう。


こうマッチアップを見てみると注目されるのは、
スパーズの鍵を握るパーカーとジノビリ、サンダーの鍵を握るデュラントとウエストブルック、
どちらが試合を支配することが出来るか。
そのために、相手チームはどんなマッチアップを用意してくるのか。
去年MVPを受賞したブルズのローズは、ヒートとのシリーズで試合終盤にウェイドとレブロンにマッチアップされ止められた。
今年はどんなマッチアップに、どんなドラマが待っているのか。

個人的な予想としては、去年同じ舞台でマーベリックスに敗れているサンダーが4勝3敗で勝ち抜くのではないだろうか。
どちらが勝ち抜くにしても、簡単な試合は1試合もないだろう。

トゥーロン国際  対オランダ

2012年05月26日 11時04分52秒 | Weblog
日本の第二戦、相手はオランダ。
格上の相手のように見えるが、相手のメンバーはU-21が中心となっていて、
一つ下の世代といっても良い。
だからこそ、名前負けせずにどれだけ戦えるか注目された。


日本の先発は、GKに安藤。
最終ラインは左から比嘉、山村、鈴木、大岩。
ボランチが扇原と村松。
二列目は左から齋藤、高木、宇佐美。
そしてワントップに指宿。
第一戦から継続して起用しているのは安藤、鈴木、扇原のみ。
更に前線は齋藤を除いて欧州組と、テスト的な意味合いも多いメンバー構成となった。

結果は3-2で日本の勝利。
オランダ相手に勝利したのは、もちろん大きいが、
相手がU-21メンバー中心であることを考えると喜んでもいられない。

ではポジションごとに振り返ってみよう。

まずワントップ、指宿。
しっかりと基準になる動き。
相手に当たり負けすることのない強さは、スペインでもまれている証拠。
サイドに流れながらボールをキープする大迫とは違い、
センターに留まっていることが多いイメージ。
得点の決めて、関塚監督へのアピールにもなった。
逆に、途中出場の大津は、相手にとって脅威とはなれていない。
得意なはずのドリブルを忘れてしまったのだろうか。
五輪本番のワントップは大迫か指宿に任せることになりそうだ。

二列目は今日は三人とも、それぞれ良さを見せた。
まず、今日の勝利の立役者は齋藤である。
試合開始直後に相手に先制点をとられ気落ちするチームに、
齋藤の同点弾が大きな勇気を与えた。
他にもチャンスはあり、あと2点は決めれたはずだが、チャンスを得られるのも彼の動きが良いからだろう。
宇佐美は初めてこのチームで良さを見せた。
宇佐美の持ち味であるドリブルを遺憾無く発揮し、鋭いシュートを何本か打った。
しっかりとボールキープすることが出来ていたので、こういう存在は貴重である。
高木も二点目に繋がるスルーパスや、ドリブル突破など持ち味を見せた。
五分のボールへの体の入れ方もうまかった。
今日、二列目が活躍したことで二列目のメンバー選考は更に難しくなった。
個人的には、東、宇佐美、齋藤、清武は当確である。
逆に今回選ばれていない原口や永井の評価をどうするかは難しいところ。
大津に関しては、この大会でのプレーで一気に評価を落とした印象。

ボランチは、今日も充分な組立をすることが出来なかった。
コンパクトな相手の中盤に対して、扇原がいい形でボールを持てなかった。
特に試合序盤はパスミスが続き、中盤が安定せず、相手の先制点に繋がった。
それでも試合を通して扇原は最低限のプレーを見せていたが、もうワンランク上のプレーを目指してもらいたい。
ただ今日のオランダのように中盤に激しくプレスをかけてくる相手には、
比較的プレスの緩い二列目サイドにロングボールを出していくのも一つの手だろう。
村松は、そつのないプレー。
悪くはなかったが、もう少し最終ラインからボールを引き出すプレーが必要か。
五輪本番では、基本は扇原と山口だろう。
3人目は個人的には山本より村松の方が良かったが、村松ではゲームメークに不安あり。
扇原ではなく、オーバーエイジにゲームメークを任せる手もあるが、
日本で扇原以上にゲームメークをしてくれる間違いのない存在は、遠藤と中村憲ぐらい。
ガンバの不調もあり、現実的なのは中村憲か。

最終ラインについて。
今日は比嘉が抜かれまくった。
相手がアヤックスのウイングのルコクだとしても、明らかにやられ過ぎである。
抜かれるのを分かっていて、なぜ突っ込むのか。もう少し我慢をしないとディフェンスにはならない。
今日の2失点はどちらも左サイドをえぐられてのもの。
比嘉に責任があることを忘れてはならない。
更に1失点目は山村が自分のマークマンを離しすぎていたのも原因の一つ。
比嘉のフォローに入るのも遅かった。
安心して任せられるレベルにはない。
逆に、鈴木と大岩は意外と良かった。
鈴木はマークが甘い点もあるが、しっかりと体を張れていた。
大岩はクロスの精度を上げることができれば、充分に酒井宏の代わりとして計算が出来る。
五輪本番ではサイドはダブル酒井と、控えで大岩だろうか。
吉田と比嘉はこの大会でのパフォーマンスが良くない。
真ん中は鈴木と濱田か。ただこのポジションについては最低一人はオーバーエイジが欲しいところ。
ガンバが今野を出すことを考えにくく、欧州組の吉田の招集も厳しいだろう。
やはり闘莉王あたり呼べないもんだろうか。

ゴールキーパー安藤は、今日は良かった。
2失点は共にゴールキーパーにはノーチャンスであり、
他に相手の決定機を2回は防いだ。
今日の活躍は充分に評価でき、五輪本番も権田の控えとして期待したい。


グループステージ最終戦はエジプト戦。
この試合に勝てば、準決勝進出が決まる。
結果はもちろんだが、五輪メンバーの当落線上にいるメンバーがどんな活躍を見せるのか、注目だ。
アピールチャンスを生かせる選手は現れるのか。