NBAプレイオフ 十二日目

NBAプレイオフ一回戦も佳境に入り、
今日もまた1チームがセミファイナル進出を決めた。

今日セミファイナル進出を決めたのは、イースタン第二シードのヒート。
今日の第五戦で第七シードのニックスに勝利し、これで4勝1敗。
前評判通りにセミファイナルに駒を進めた。
この日もヒートのレブロン、ウェイド、ボッシュは快調。
三人で67点を叩き出し、チームを勝利に導いた。
ヒートにとって、ニックスとのシリーズは良い助走になったのではないだろうか。
対するニックスはこの試合にジェレミー・リンの復帰が間に合わず、
PGのリン、バロン・デイビスを欠いての試合となってしまった。
そして第五戦での敗退。
怪我人がアマレ、シャンパート、リン、デイビスと続出したのが残念だ。
ベストメンバーで臨むことが出来ていれば、もう少し競る事ができただろう。
これでヒートは、セミファイナルでペイサーズと対戦することが決まった。
2チームとも一回戦で手こずるなく、セミファイナルへの進出を決めた。
ヒート優位なのは間違いないが、勢いにのるペイサーズがどれだけの試合をしてくれるか楽しみだ。


この日もう一試合行われたのが、ウエスタンの第四シードのグリズリーズ対第五シードのクリッパーズ。
1勝3敗と追い込まれていたグリズリーズが意地を見せて、2勝目をあげた。
この試合、グリズリーズのマーク・ガソル、ランドルフで合わせて42得点。
インサイドを支配し、ゲームを優位に進めた。
逆にクリッパーズは、チームの中心であるグリフィン、ポールが負傷。
おそらく二人とも次戦も出場してくるとは思うが、第七戦がメンフィスで行われることを考えると、
第六戦で決着をつけたいところ。
ただ流れがグリズリーズに傾いてきているのも事実。
クリッパーズとしては、何とか前半からリードして、白星を手にしたいところだろう。