WANNA PLAY SPORTS?

サッカー、NBA、プロ野球、ラグビー、何でも書きます。想いをそのまま文章にぶつける。

日本 ウズベクに敗れる

2012年02月29日 21時27分29秒 | Weblog
W杯アジア3次予選、ウズベキスタン戦。
日本はウズベキスタンに0-1で敗れ、日本はグループCを2位通過することになった。
そして、ここで敗れたことで世界ランキングが下がる可能性が高く、
先日ウズベキスタンに勝利した韓国を世界ランキングで下回る可能性が出てきた。
韓国を下回った場合、日本は最終予選のグループ分けの際に第一シードに入れず、
オーストラリア、又は韓国のどちらかと同組になることが決まる。
逆に日本が世界ランクで韓国を上回れた場合、第一シードに入り、韓国とオーストラリアの二国ともを避けられる可能性がある。
そんな、大きな意味を持った試合で、日本はウズベキスタンに力負けした。

力負け。
決してウズベキスタンがラッキーパンチで勝利したわけではない。
ウズベキスタンらしく、しっかりとボールをつなぎ、そして堂々と日本に勝利した。
日本は自分たちがしたかったサッカーをウズベキスタンにやられてしまった。
しかもウズベキスタンは主力を出場停止で欠いており、日本にとってホームでの試合でのことある。

アジア相手に、ここまで見事にやられたのはいつ以来だろう。
ここ最近なかった負け方。
だからこそショックも大きかった。


内容をみると、もちろん日本の選手のコンディションは良くなかった。
長距離移動をしていきた欧州組はもちろん、Jリーグが始まっていない国内組も
後半は足が止まり、プレイの精度も欠いた。
しかし、それはアウェーで戦うウズベキスタンの前で言い訳にならない。

まず、日本として痛かったのが、意思の疎通が出来ていなかったこと。
日本はパスミスが異常に多かった。
特に足元に求めたパスはスペースへ、スペースに求めたパスは足元に、というパターンが多かった。
これで日本の持ち味であるパスサッカーが消えた。

更にウズベキスタンは日本のボランチにプレッシャーをかけてきた。
ウズベキスタンは日本を研究し、日本のパスサッカーの軸がボランチにあることが分かっていたのである。
まず最終ラインからボランチへのパスを徹底的に封じる。
そしてパスが通ると遠藤、長谷部に一気にプレッシャーをかける。
その為、日本の柱である遠藤が前を向いてボールを持てたことはほとんど無かった。
これが原因となり、日本は中盤で劣勢となることになった。

これに合わせて、ウズベキスタンは前へ前へプレッシャーをかけてきた。
その為、ボランチや香川、岡崎が受けた瞬間に数人に囲まれることになった。
これに対応するためには、最終ラインからトップへのロングフィードや裏へのパスが効果的になるが、
日本の前線を担うハーフナーや李にキープ力や裏への一瞬のスピードはない。
つまり、怖さのない日本の前線が、持ち味である日本のパスサッカーを殺すことになった。

そして一番不可解だったのが、ザッケローニの采配である。
今日の試合、彼は勝ちに行ったのだろうか。
勝ちに行くと公言していた割には、そんな采配は見られなかった。
しかも、だからといってテストをすることも出来なかった。

まず、勝ちに行くなら、藤本のスタメン起用はないだろう。
彼がこのチームで機能したことがあっただろうか。
普通に考えて、中村憲剛を真ん中に置いて、香川をサイドに起用するのがベストなのは誰の目にも明らかである。

そして、途中交代においても、ザッケローニの勝ちへの執念は伝わってこなかった。
まず、藤本から乾への交代。
明らかに日本らしいサッカーが出来ていない中で、中盤を落ち着かせてパスを繋ぐのであれば、中村憲剛であるべきだっただろう。
更にハーフナーから李への交代も、コンディションやポストプレーの精度を考えるならば、なぜ前田を起用しないのか。
そして長友から駒野への交代も、あくまで同じポジションでの交代。
点がどうしても欲しいのであれば、長谷部をサイドバックに置いて、
中村憲剛を遠藤と並べたり、遠藤一枚を中盤の底に置いて、攻撃的MFに乾と香川、そして前田や宮市を前線に入れる手もあったはずだ。
怪我したから同じポジションの選手を入れます、では勝ちに行っているとは言えない。

欧州組をあまり試す機会がないから、ハーフナーや李、乾を試しましたよ、と言うのであれば、
最初から藤本のポジションは乾で良いし、宮市も試すことができたはずだ。


あまりにも見事に敗れた今日の試合だったが、
得るものがあったとしたら、危機感が生まれたことと、乾の活躍ぐらいだろう。
乾は日本代表のサイドで活躍できることを証明した。
そしてC大阪でともにプレーした香川とのコンビは相変わらず意思の疎通ができていた。

まぁ最終予選、どんな組み合わせになるか分からないが、
まず日本がすべきは自分たちがアジア・チャンピオンだという思いを無くすことだろう。
確かに日本のパスサッカーはアジアで通用すると思う。
ただコンディションが悪く、精度を欠く中で通用するほど、アジアは甘くない。

今日はウズベキ戦。

2012年02月29日 16時50分58秒 | Weblog
今日はW杯アジア3次予選最終戦、ウズベキスタン戦である。
この試合が消化試合とはいえ、日本はこのテストをテストにするつもりはない。
だからこそ、怪我明けの香川も追加招集した。

確かに3次予選の順位はW杯最終予選のグループ分けには関係がない。
しかし、この試合に敗れて、世界ランクを下げるようではグループ分けに影響する可能性がある。
やはり、この試合は勝つしかないのだ。

ザッケローニはこの試合、本気でぶつかるつもりだ。
そこで主力を出場停止で欠くウズベキスタンに苦戦するようでは、この先が思いやられる。
今日の課題は、横綱相撲で勝つことができるかだ。

そして、この試合に唯一テストの意味合いがあるとしたら、宮市の起用だろう。
かれがこのチームにどれぐらいフィットすることができるか、これも注目の一つ。

この二点に注目しながら、試合を見たいと思う。

NBA プレイオフ進出チーム予想

2012年02月29日 16時16分58秒 | Weblog
オールスターも終わり、
開幕前や、いろいろなタイミングでしているものの、
ここで改めてプレイオフ進出チーム予想。

まずはイースタンから。
比較的予想しやすいのが、イースタン。
現在の順位は、
ヒート、ブルズ、ペイサーズ、76ers、マジック、ホークス、ニックス、セルティックス。ここまでが進出範囲。
そして2.5ゲーム離れて、バックス、キャブスと続いている。
ただ、この2.5ゲーム差をひっくり返すのは考えにくいところだ。
何しろ7位、8位のニックス、セルティックスは不調でこの順位だから、
後半戦成績を上げていくことが期待される。
特にニックスは、カーメロ、チャンドラー、アマレ、リン、バロン・デイビス、JRスミスがどのような「チーム」になるのか注目される。
もし逆転があるとしたら、世間で騒がれているハワードの移籍があった場合だけだろう。
ハワードがネッツに行っても、そこからプレイオフ進出ラインまで上がってくることは難しいが、
逆にマジックが落ちてくる可能性はある。
それでもイースタンの現在の上位8チームがそのままプレイオフに進む可能性は85%と考えて良いだろう。

続いてウエスタン。
こちらは混戦になっていて、予想が難しい。
現在の順位は、
サンダー、スパーズ、クリッパーズ、マーベリックス、ロケッツ、レイカーズ、グリズリーズ、ブレイザースと続く。
更に0.5ゲーム差でナゲッツ、ティンバーウルブスとなっている。
ちなみに3位のクリッパーズから10位のウルブスまで3.5ゲーム差。まだまだ分からない。
ただそれでもサンダーが第1シードの得る可能性は高い。
もちろん二大エースの怪我があれば、話は別だが、それでもサンダーが行ってしまう可能性は高い。
スパーズは前半戦最後にスパートをかけ、2位まで上り詰めた。
しかし、このチームもダンカンとパーカーに頼るところが大きいのは事実。しかもベテランの為、ある程度休みが必要である。
それでも経験豊富なこのチームがプレイオフを逃すことは考えにくい。
さらにプレイオフを逃すことが考えにくいチームはクリッパーズ、マーベリックス、そしてレイカーズだろうか。
クリッパーズはグリフィン、ポールにケニオン・マーティンやジョーダン、モー・ウィリアムスとタレントが揃っている。
マーベリックスもタレントが豊富で、去年NBAチャンピオンに輝いた経験がある。
レイカーズは今年本調子とは言えないが、負けず嫌いのコービーがプレイオフを逃すことは考えにくいだろう。
優勝を狙うのであれば、ハワードかデロン・ウィリアムスを補強したいところだろう。

そして残りの3枠の争いが激しい。
ロケッツ、グリズリーズ、ブレイザース、ナゲッツ、ウルブスの5チームの争い。(ジャズが絡んでくる可能性も十分にあるが)
個人的にはロケッツとナゲッツがこの位置にいるのが予想外。
逆に後半に入り、ランドルフの復帰が見込めるグリズリーズはプレイオフに一番近い存在かもしれない。
一番勢いがあるのはウルブスだろうか。ルビオの活躍と共に、大黒柱ラブの存在が大きい。
ブレイザースはここに来てプリジビラの復帰も決まり、層の厚さもある。エース・オルドリッジの存在も心強い。
ということで、プレイオフ進出はグリズリーズ、ブレイザース、ウルブスの予想。
ナゲッツ、ロケッツは惜しくもプレイオフ進出を逃すだろう。

まぁ、こんな予想はどうでしょう。

NBAオールスターについて

2012年02月29日 15時47分44秒 | Weblog
今年のオールスター・ウィークエンドが終わった。
通常は大味なゲームになりやすいオールスター。
今年も大量得点のゲームにはなったが、最後まで勝敗のわからない好ゲームとなった。

結果を先に書くと、152-149でウエストの勝利。
ただ後半に16点追い上げたイーストの粘りは特筆に値した。

今年のオールスターについて、
スタメンだけを見るなら、イーストが若干リードしているように思えた。
ウエストのポール、コービー、デュラント、グリフィン、バイナムに対して、
エースとはローズ、ウェイド、レブロン、カーメロ、ハワード。
ローズが本調子とは言えず、出場時間が短かったが、それでもレブロン、ウェイドを中心としたオフェンスは十分な迫力があった。
そして、目立たなかったが19点を稼いだカーメロの活躍は、
リンの活躍しか良いニュースのなかったニックスにとって、後半戦期待が持てる材料が増えたと言えるだろう。

ただ、それでも試合に勝利をしたのはウエスト。
デュラントの大当たりなどいろいろな要素はあったにしろ、
一番大きかったのが、ベンチメンバーの得点力の違いだ。

ベンチメンバーを比べてみると、
イーストはデング、ヒバート、ロンド、ピアース、イグダラ、ボッシュ、デロン・ウィリアムス。
ウエストはノウィッツキー、ラブ、ウエストブルック、パーカー、ガソル、オルドリッジ、ナッシュ。
イーストはヒバートやデング、イグダラ、ロンド、ピアースなどが並んでも正直得点は期待できない。
ボッシュも現在は所属チームの三番目の得点源ということもあり、昔ほどの得点力は感じられない。
唯一デロン・ウィリアムスが現在NBA得点ランク10位に恥じない活躍をこの日も見せたが、
やはり彼一人では対抗できない。
何しろウエストには、ラブの得点ランク4位を筆頭に、ウエストブルックが得点ランク6位、オルドリッジが得点ランク9位と、
スコアリング・マシーンが並んでいる。
さらにパーカーやノウィッツキーにしても、大舞台の経験は十分で、この日もしっかりと攻撃にアクセントをつけた。

このベンチ力の差が大きく影響した。
そこで開いた差を一気に詰めたスタメン組の活躍は見事。
ウェイドのキャッチミスさえなければ、逆転も十分にあり得た。

今年のNFLのプロボウルはつまらなくて、しょうがなかったが
NBAのオールスターは観る者を魅了した。
そんなスターたちの真剣勝負が見られるNBA後半戦が始まった。

日本対アイスランド

2012年02月24日 22時20分11秒 | Weblog
国際親善試合、日本対アイスランド。
結果は3-1で日本の勝利。
槙野で始まり、槙野で終わった試合だった。
開始2分での前田の先制点をアシストしたかと思えば、
日本の3点目を叩き出す。
そして最後に相手を倒して、PKを献上。
今日の4点のうち、3点に絡んだのだから、槙野の日である。


試合について振り返ると、今日の試合の意味合いは、
コンディション調整とテスト、この2点だろう。
もちろんコンディション調整というのは、まだJリーグが開幕していない中で、
来週のW杯予選ウズベキスタン戦に向けて試合勘を取り戻すため。
そして、日本代表はこの調整が上手くいった試しが無い。
いつも2月の試合は無様な姿を晒す。
今日の試合についても結果こそ出したものの、内容は決して褒められるものではなかった。
得意のパスサッカーは影を潜め、良いところは数えるほど。
それでも結果を出したのだから、まぁ良しとすべきか。
それに最後のPK献上で、ウズベキスタン戦に向けて良い警告になった。

そしてこの試合は紛れもなくテストだった。
今日出場した選手を下記のように分けてみる。

【スタメン級】
・西川
・駒野
・今野
・遠藤
・前田
・中村憲

【確認したい選手】
・栗原
・藤本
・伊野波

【テスト】
・槙野
・増田
・柏木
・大久保
・森脇
・近藤
・田中順
・石川

こんなとこだろうか。
スタメン級は、欧州組がいてもスタメンで出場する可能性がある選手。
そして、この6人はある程度の結果を出した。
特に良かったのは西川と前田。前田は点を決めただけでなく、ポストプレーも制度が高かった。
逆に遠藤と中村憲のプレーはまだ今ひとつ。
遠藤にいつもの運動量は無く、中村憲はパスの制度が低かった。
試合を重ねて、通常のレベルまで上げていくしかないだろう。

続いて、確認したい選手。
ここのレベルは、ザッケローニが認めているが、サブとして能力を確認しておきたい選手。
栗原は可もなく、不可もなくのプレー。相手が相手なだけに、今日だけでは判断しにくい。
ただザッケローニとしても、栗原は吉田と今野に次ぐ第三のCB。ある程度信頼はしていることだろう。
伊野波も同様にCB、SBとしてある程度のプレーが出来ることは分かっている選手。
CBでもSBでも4番手の選手。(SBでは長友、内田、駒野の次)この試合も一応出場させといた感じ。
藤本については、ザッケローニのお気に入り。個人的には彼は代表にいるべきか「?」な選手。
スピード、技術共に特筆すべきことはなく、ただ左足の精度のみしか評価できない。このタイプが前線に必要なのだろうか。
ただザッケローニは気に入っているので、ウズベキスタン戦も起用する可能性は十分にありそうだ。

そして、テスト組。
槙野については、今日はSBとしてのテスト。
そして先制点のアシストなど、合格点の動き。PK献上は誰にでもあるミス。(もちろんW杯予選では許されない)
長友が招集できない場合、槙野の左SB起用の可能性もありそうだ。
増田は今日は遠藤と組んだものの、テストとしては遠藤の代役としてのテストだった。
増田は決して長谷部や細貝タイプではなく、遠藤寄りのタイプだ。
しかし、この試合ではリズムを生み出すことは出来ず、テストは不合格。
ちなみに近藤と森脇もテスト組だが、彼らはCBでもSBでも相当優先順位は低い。
まぁ最低限のプレーは出来るかのテストだろう。それについては、もちろん合格である。(近藤についてはもっと積極手にテストすべきだろう)
そして残るメンバーは二列目のテスト。
柏木、大久保、田中順、石川。
この中ではインパクトを残せなかったのが、柏木と大久保。
今後の可能性を感じさせたのが田中順と石川。
柏木はザッケローニがずっとテストをしているが、如何せんフィットしない。
あのポジションをするには体が弱く、得点力も低い。
タイプとして藤本と被っていたのもアンラッキーだった。
大久保はまだ試合勘が戻っていない感じ。ベテランなのだから、もっと強引な突破でアピールする姿が見たかった。
田中順は持ち味を出した。
スピードのある飛び出しでチャンスをつくり、献身的な守備も見せた。
もちろんワントップが出来ることも分かっているが、今のザック・ジャパンでは二列目のサイドが適任だろう。
スピードタイプが欠けているだけに、今後も使えそうだ。
そして石川も現代表にいない、独力ドリブラー。(松井がいないこともあって)
得点力もあり、是非とも今後も試合で見たい。

こんなところだろうか。
まぁ、もちろん2月の試合なので、これだけで判断すべきではないだろう。

シリア対バーレーンを終えて

2012年02月24日 00時02分38秒 | Weblog
昨日、若き日本代表がマレーシアを相手に4-0で勝利を収めた後、
シリア対バーレーンの試合が行われた。
この試合の結果は、日本のオリンピック出場に大きく影響する。
そして結果はホームのバーレーンがシリアを2-1で破った。
そしてこの結果を受け、日本代表はオリンピック出場に大きく近付いた。

現在の順位表はこのようになっている。

1位 日本    勝ち点12 得失点差+8 得点12
2位 シリア   勝ち点 9 得失点差+3 得点 9
3位 バーレーン 勝ち点 9 得失点差-1 得点 9
4位 マレーシア 勝ち点 0 得失点差-10 得点 0

オリンピック出場の条件としては、グループ1位は出場が決定。
2位はプレイオフ進出。プレイオフではアジアの2位同士で戦い、1位で勝ち抜くと、
セネガルとのプレイオフに駒を進める。そしてここを勝ち抜くと、ついに出場権を手にすることが出来る。
つまり2位になってしまうと、その先はとてつもなく長い。
何が何でもグループで1位になり、出場権を獲得したいところ。

日本の属するグループCでは既にマレーシアが脱落。
残る3チームには1位の可能性が十分に残っている。

まずはバーレーンから見てみよう。
正直、バーレーンはかなり厳しい立場。
最終戦はアウェーでの日本戦。
この試合に5点差以上をつけて勝利しなければ、日本より上には行けない。
そしてこの可能性は限りなく低い。
では2位の可能性はあるのか。
ライバルであるシリアはホームでのマレーシア戦。シリアの勝利は固いところ。
これを1-0と仮定しても、日本戦を5点差以上で勝たなくてはならない。
つまり、バーレーンが可能性があるとすれば、
シリアがマレーシア相手に引き分け、又は負けた場合のみに限られる。
こう考えると、日本戦でバーレーンは大勝狙いで試合につっこみ、
最後は是が非でも勝ち点3を取りに来るだろう。

続いて、シリアの立場。
アウェーでのバーレーン戦を敗れたことで、自力での1位突破は無くなった。
そして1位突破の可能性があるのは、日本がバーレーンに敗れた場合のみ。
もし日本が0-1で敗れるようであれば、シリアがマレーシアに4-0で勝てば、出場権を得ることができる。
シリアの状況としては、バーレーンが日本に大差で勝つことは考えにくいため、
マレーシア相手に勝利しておけば、2位でプレイオフ出場権を得られる可能性は高い。
それでも最終戦は大勝を目指して、試合序盤から飛ばしてくるだろう。

そして最後は日本。
シリアがバーレーン相手に躓いてくれたことで、一気に楽な立場になった。
勝利、又は引き分けで文句なしでオリンピック出場権獲得。
相手はまだ可能性の残すバーレーンとはいえ、可能性はとてつもなく薄い。
しかも日本はホームで戦うことができる。
この先のことを考えると、こんなバーレーン相手に躓くことは許されない。
しっかりと完勝して欲しいところ。
そして最悪の場合だが、バーレーン相手に0-1で敗れるようなことがあると、
日本はシリアが4点差以上でマレーシアに勝った場合には、1位の座から陥落することになる。
つまり、日本にとって白星、最低でも引き分けは至上命題なのである。
試合終盤にドキドキすることがないような、試合運びを期待したい。

そして最後に希望するスタメンを。
GKは権田。
権田にとって、先日のシリア戦のミス(彼の能力を考えればミスでしょう)は良い薬になったでしょう。
そして最終ラインは左から酒井高(比嘉)、鈴木、濱田(山村)、酒井宏。
酒井高の招集は厳しいかもしれないが、マレーシア戦でのプレーが今ひとつだった比嘉への刺激としても酒井高を起用したいところ。
右は酒井宏で決まり。
真ん中は山村を試したいところ。マレーシア戦でも山村のボランチ起用は厳しく、
逆に世界ではスタンダードとなっているCBから組み立てることを考えると山村をCBに起用したい。
スタートはいつもの鈴木、濱田でも良いが、途中で山村を使ってみたい。
ボランチは扇原と山口。
山口の代わりに山本を試すという可能性はあるが、現在のこの代表に扇原の代わりはいない。
それはマレーシア戦でも証明されたし、逆に彼がスタメンから外れたシリア戦で際立った。
さすがに関塚監督も彼を外すような暴挙はもうしないだろう。
続いて二列目。
ここは難しい。なぜなら欧州組の招集具合によって大きく変わる。
ただおそらく次回も欧州組の招集はできないと想定して、このスタメンを希望する。
左から原口、東、清武。
今の流れを崩さないためにも原口、東を継続起用。
齋藤も起用しても良いが、清武が出れるような、やはり清武の出番である。
齋藤や永井は途中から起用したい。
そして前線は大迫。
永井と比べるとスピードとシュートの上手さで劣るが、
足元の器用さとポストプレーで上回る。
現在の日本代表がカウンター中心でないことを考えると起点になれる大迫がベター。
そして出来れば途中から杉本を起用したい。
出来れば、清武や扇原など同じセレッソ大阪メンバーと同時に使ってみたいところ。
うまく絡める用であれば、指宿が本番に招集できない場合に、大きな武器になる可能性があるだろう。

こんなとこだろうか。
最終戦は3月14日。
とにかく怪我なく、ベストメンバーで臨みたいところだ。

オリンピック最終予選 日本対マレーシア

2012年02月22日 23時50分20秒 | Weblog
前の試合でシリア相手に痛い星を落とした若き日本代表。
オリンピックに出場するためには残りの試合を大勝するしかない。
そして迎えたマレーシア戦。

結果は、4-0で日本の勝利。
アウェーの結果としては、上々というべきだろう。
大きかったのは、やはり先制点。
東のスルーパスに原口が反応、そしてこぼれ球を酒井が詰めた。
このゴールで流れが変わった。
そして前半終了間際に扇原のFKから大迫が頭で2点目。

後半は酒井のクロスに原口が合わせて3点目。
最後は扇原のミドルを相手GKがこぼし、それを齋藤が押し込んだ。

アウェーでの4-0。
結果は上々…。
しかし、もっと点が取れたような気がしないでもない…。
いや、取れていた。
4点目をとったのは、後半15分。
残りの30分は相手の脚も止まり、サンドバック状態。
ここで点を取れなかったことが後々の結果に響かなければ良いが。


前回の試合と大きく変わったのは、サイド攻撃の活性化とボランチからの組み立てである。
今日はサイドに原口と齋藤を起用。
原口は独特の切り崩しを見せ、齋藤は攻守に貢献した。
前回の永井(試合開始すぐの山崎の故障で交代出場)と東に比べると、格段にサイド攻撃が機能した。
正直、永井はフォワードの選手であり、東は真ん中の選手。
やはりサイドを本職とする選手が入ると違う。
更に加えるなら、やはり東は真ん中でこそ輝く。
個人的には山田なんかより「怖さ」を持つ選手だと思う。スルーパスのセンスや一瞬の閃きには目を見張るものがある。
今後も真ん中は東を起用して欲しい。
サイドの一角も今後は原口継続起用になるだろう。
逆サイドは清武を中心に、大津、又は齋藤となりそう。

ボランチのコンビは前回の山村と山口のコンビから、扇原と山口に変更。
個人的には前回の敗因はボランチのコンビにあったと思っていたので、
今日の試合のスタメンに扇原がいることを確認してホッとした。
今日の扇原は不調ではあったが、それでもパスを裁くことに関してこの代表で一番上手いことを証明した。
マレーシアとしても明らかに山口ではなく、扇原にプレッシャーをかけていた。
その影響からか扇原のミスは目立ったが、それでも二得点に絡むのは流石。
やはり扇原が入るとこのチームのリズムは良くなる。
逆に山村は後半相手の脚が止まってから試合に入ったが、
活躍は見られなかった。
明らかに扇原が引いてから、攻撃の怖さが無くなった。
あのチームを相手に結果を残せないようでは、どんな相手にも厳しい。
やはり山村は山口のポジション(守備専用のボランチ)、またはCBの選手なのである。
決して、扇原とポジションを争うような選手ではない。
個人的には鈴木や濱田とCBを争って欲しいと思っている。

あとはバーレーンとシリアの試合の結果を見てみて、ということになったが、
最終戦には是非とも清武のプレーが見たいところだ。

カーメロをどうする?

2012年02月22日 00時12分45秒 | Weblog
今季のNBAで一番大きなニュースは、
おそらくリンである。
印象としては、ポールの移籍よりジェレミー・リンの方が強い。


そしてリンが加わったニックスは6ゲーム近く負け越していたのを一気に五分に戻した。
しかし、ここに来て大きな問題にぶつかった。
カーメロ・アンソニーは現在のニックスにフィットするのか。

今季の開幕当初、ニックスは大変期待されたチームだった。
このオフに昨季NBAを制したマーベリックスからチャンドラーを加え、
アマレ、カーメロと合わせて、新ビッグスリーともてはやされた。
しかし実際にシーズンに開幕してみると、ニックスは大きく負け越した。
そして、そこに追い打ちをかけるようにアマレ、カーメロの怪我。
そこでニックス首脳陣が抜擢したのが、リンだった。
そしてリンの登場と共に、チームの成績は急上昇。
今度は逆に怪我していたアマレやカーメロをリンのニックスにどう加えるかが問題になった。

ただアマレについては、特に問題がなかった。
なぜならアマレは元々ナッシュとプレーしていたこともあって、
良いパスがあれば、より輝くタイプ。決してリンと相性の悪いタイプではない。
問題はカーメロだ。
カーメロはチームの流れを止めてでも、ワンオンワンで点を取るタイプ。
このタイプはリンに合わない。
やはり、ここはより経験のあるカーメロが合わせていく必要があるだろう。
今のニックスの上昇気流を作ったのはリンである。
更にカーメロのプレースタイルについて昔から批判が多かったのも事実である。

ただまだシーズンも中間点。
まだまだ時間がある。
ニックスは現在プレイオフ圏内で、追ってくる存在としてはバックスやキャブスぐらいだろうか。
それでもニックスと自力の差が大きいのは事実。
カーメロ、更にJRスミスやバロン・デイビスらとの力が合わさった強いニックスが見たいものだ。

今季のヒートの強さ

2012年02月21日 23時41分21秒 | Weblog
さて久しぶりの投稿です。

NBAはそろそろ中間点。
オールスターも今週末。

そして、それだけ試合数をこなすと、今季のNBAでどのチームが強いのか見えてきた。
サンダーやスパーズ、マジック、マーベリックス、クリッパーズ。
そしてブルズとヒート。
この2チームは今季のNBAでずば抜けて強い。
勝率ではサンダーもこのチームに変わらないレベルにあるが、
試合を見ていて、強さを感じるのはこの2チームである。
その中でもヒートの強さは圧巻である。

昨季ヒートはNBAファイナルまで進出した。
しかし、チームとしての戦い方としては、どこかぎこちなさが目立っていた。
そして昨季のチームからはビビーが抜けて、
今季は新人のノリス・コールとシェーン・バティエーが加わった。
つまり選手という観点に置いては、大した補強はなかった。


しかしチームは変わった。

チームの戦い方として変わったのが、パスの回し方だ。
いや厳密に言えば、パスを回す意味が変わった。
昨季はなぜパスを回していたかというと、逆サイドにパスを振って、エースにワンオンワンの状況を作り出すためだった。
しかし、今季はチームの誰かがフリーでシュートするためにパスを回している。

昨季のベースはレブロンとウェイドのワンオンワンで、もしダメな時は外にパスを振って、シュートだった。
しかし今季はまずパスを回してフリーの選手を探す。そしてどうしようもない時だけ、レブロンとウェイドに頼る。
これは同じように見えて、だいぶ違う。
この違いによって、攻撃の選択肢に加わったチャルマーズやマイク・ミラーのシュート成功率が大きく伸び、
チームの武器になった。

去年はレブロン、ウェイド、ボッシュがそれぞれのワンマンチームを離れ、(ウェイドはヒートだが)
ヒートに集まって一年目ということもあり、誰もが「自分はエース」ということにこだわりすぎていた。
そして、昨季ファイナルで敗れたことで「自分」より「チーム」が大切なことに気付いた。
そしてレブロン、ウェイド、ボッシュはマークを引きつけて、フリーの味方にパスをするようになった。

そうなるとマイアミ・ヒートは強い。
元々個人が強いところに、チームとしての団結力があるのだから弱いわけがない。
現在のチームはスタメンがチャルマーズ、ウェイド、レブロン、ボッシュ、アンソニー。
そしてスタメンを休める時は、ベンチからのコール、バティエー、ミラー、ハスレムにスリーキングスから一人加える。
高さが足りないに不安はあるものの、今季もハワード擁するマジックを破っているし、
それ以上にオフェンスの安定感がある。

更に、昨季は前半リードしながら、サードクウォーターで追いつかれ、最後は接戦というパターンが多かった。
しかし、今季は前半リードした後、サードにリードを広げ、フォースは主力を休めて、逃げ切ることができる。
これがチームとしての成長の証である。

このままいくと、プレイオフに第1シード、または第2シードで臨むことは間違いない。
問題はシード順ではなく、その時期にピークを合わせられるかである。
去年のブルズはそれをミスった感があった。
そこに向けてのコンディション作りこそが、ヒートの残された課題である。

スーバーボウルの勝敗を決めた流れ

2012年02月06日 23時54分53秒 | Weblog
ジャイアンツの優勝に終わったスーパーボウル。
その試合の中でジャイアンツ、ペイトリオッツ共に完全に流れを掴むことは出来ず、
それがこの歴史に残る接戦に繋がった。

まず、流れを掴んだのはジャイアンツ。
おそらくジャイアンツとしても予想だにしていなかったセーフティーでの先制点。
更に続けてTDも奪い、ジャイアンツが流れを掴みかける。
しかしブレイディーは簡単に流れを譲るような選手ではない。
次のドライブでFGを奪い、更に前半終了間際にはTDを奪い、逆転してハーフタイムを迎える。

そして迎えた後半、ペイトリオッツが勢いに乗って、最初のドライブでTDを奪う。
完全なドライブでTDまで繋げ、ジャイアンツとしてはここが一番のピンチだった。
しかし、ここでイーライが地道に短いパスを繋げて、FGまで奪う。
このドライブが大きかった。
その後のペイトリオッツのドライブをスリー・アンド・アウトに抑え、その後のドライブで更にFGを追加。
ここで流れがグっとジャイアンツに傾いた。
ブレイディーも負けずと次のドライブを進めるが、最後はミスで得点を奪えず、これがジャイアンツの逆転TDに繋がった。

この試合大きかったは、イーライが地道にしっかりとパスをつないだ事である。
FGが奪えなくても、前に前進することで、パントの位置を稼ぐことができ、
ペイトリオッツのドライブのスタート地点が奥に追いやられた。
その為、ブレイディーは一回も良いポジションからドライブを開始することが出来なかった。
もしブレイディーが良いポジションを得ていたら、一発でTDを奪っていた可能性もある。
それを回避することにつながったイーライの辛抱強いプレイぶりがこの勝利を決定づけた。