いやぁ、負けた。まさか準々決勝で負けるとは。ここで負けると思っていなかっただけにショックは大きい。いやぁ、まさかUAEに負けるか。
試合前に騒がれていたオマルがどうとかではなく、自滅した。試合をコントロールしたのは日本だし、相手の十倍近いシュートを打ったのも日本。それでも勝てなかった原因を考えてみよう。
まずは立ち上がりの動きの悪さ。明らかに選手全員の動きが鈍かった。出足が悪く、完全に受けに回った。中二日の日程が少しは影響しているのかもしれないが、あれだけ動きが悪いとコンディショニングがうまく行っていたのか怪しくなってしまう。試合開始10分くらいから体が動くようになってきていた。
更に試合の序盤に先制点を許すわけだが、立て続けに裏をとられた。UAEのグループリーグの戦いを見ていれば、相手の前線にスピードがあるのは分かるはずだが分析は出来ていたのだろうか。ただでさえスピードに不安のある吉田があれだけ簡単に裏をとられるのを見ると、特徴が分かっていなかったとしか思えない。
そして、この大会を見ていて感じたのが選手層の薄さだ。今回のアジアカップで日本は固定した先発メンバーで臨んだが、あれは裏を返せば他に頼りになるメンバーがいなかったということではないだろうか。今回のUAE戦では個人的には今野の不在を感じた。今日の交代枠は武藤、柴崎、豊田に使ったわけだが、もし今野がいれば一枚目は今野だったと思う。今野をボランチに入れて、長谷部と二枚並べて香川をトップ下のように前に出す。乾も決して悪くなかったし、香川との相性も良い。しかし、今野は残念ながら怪我で出場が出来ず、他にあの位置に入れられるのは現チームでは森重ぐらい。しかし、CBも代わりがおらず(ここも代わりを選ぶなら一番手は今野ではないだろうか)、最終的には違う形を選んだ。もし今野がいれば、又は細貝を選んでいれば…。今回全く使わなかったメンバーがいたことを考えると(若手枠?)、やはり細貝が必要だったのではないだろうか。
そして今回のアジアカップで一番叩かれたのは香川だったと思うが、確かに香川は良くなかった。ただ同時に香川の代わりがいなかったことも事実なのだ。柴崎がその重圧に耐えれるとは思えず、清武も代表では良くないプレーが続いている。香川を代えたくても代えられなかった。更にいうと日本代表のメンバーの主力は南アW杯後から大きく変わっていない。遠藤や今野らを選んだことからベテラン偏重が言われているが、問題は本田、長友、岡崎、香川に続く世代の突き上げの無さだろう。ロンドン五輪世代からも今の主力を狙える存在は出てきていない。このままでは日本代表は大変なことになる。
今回のアジアカップはベテランをメンバーに選んで勝ちにいった大会だった。若手を選んで経験を目的とした大会ではない(もちろんこのスタンスは正しかったと思うが)。大切なのはこれからだ。ここから本格的に日本代表を築き上げていく必要がある。正直、主力級は当分呼ばなくて良いと思う。本田、岡崎、香川、長友、内田、長谷部。遠藤と今野も今後は無しで考えるべきだろう。川島ももう見限る時期が来たのかもしれない(個人的にはUAEの先制点はGKで止めることができたと思っている。角度もなかったし、川島の反応も悪かった。そして川島ではPKを止めれる気がしない)。これぐらい大きな変革期を日本代表は迎えたのだと思う。本田たちはワールドカップ予選前にでも呼び戻せば良いと思う。そこまでは新たな日本代表作りを行うべきである。柴崎や武藤、高徳らを中心とした代表を作るべきである。
最後の問題は監督である。アギーレを替えるのか。今回のアジアカップでは準々決勝敗退となってしまった訳だが、アギーレのサッカーは評価している。あれだけ順調にグループリーグを突破したことはなかったし、準々決勝も宝くじのようなPKで負けはしたが、勝っていればアギーレの交代策は当たったことになり日本中から誉められただろう。しかし、問題は八百長問題である。この問題がなければアギーレ続投で良いと思うが、この問題を抱えている以上解任すべきである。もし続投をしてワールドカップ予選前にでもアギーレが辞めざるを得なくなったら、その方が日本にとってダメージは大きい。解任するなら今しかない。協会は続投方針らしいが、本当にリスクを考えているのだろうか。ただ後任が見当たらないから続投方針を打ち出しているとしか思えない。
準々決勝敗退で終わったアジアカップ。ここから日本代表は変わって成長したと言われるのか、それとも暗黒時代の始まりになってしまうのだろうか。
試合前に騒がれていたオマルがどうとかではなく、自滅した。試合をコントロールしたのは日本だし、相手の十倍近いシュートを打ったのも日本。それでも勝てなかった原因を考えてみよう。
まずは立ち上がりの動きの悪さ。明らかに選手全員の動きが鈍かった。出足が悪く、完全に受けに回った。中二日の日程が少しは影響しているのかもしれないが、あれだけ動きが悪いとコンディショニングがうまく行っていたのか怪しくなってしまう。試合開始10分くらいから体が動くようになってきていた。
更に試合の序盤に先制点を許すわけだが、立て続けに裏をとられた。UAEのグループリーグの戦いを見ていれば、相手の前線にスピードがあるのは分かるはずだが分析は出来ていたのだろうか。ただでさえスピードに不安のある吉田があれだけ簡単に裏をとられるのを見ると、特徴が分かっていなかったとしか思えない。
そして、この大会を見ていて感じたのが選手層の薄さだ。今回のアジアカップで日本は固定した先発メンバーで臨んだが、あれは裏を返せば他に頼りになるメンバーがいなかったということではないだろうか。今回のUAE戦では個人的には今野の不在を感じた。今日の交代枠は武藤、柴崎、豊田に使ったわけだが、もし今野がいれば一枚目は今野だったと思う。今野をボランチに入れて、長谷部と二枚並べて香川をトップ下のように前に出す。乾も決して悪くなかったし、香川との相性も良い。しかし、今野は残念ながら怪我で出場が出来ず、他にあの位置に入れられるのは現チームでは森重ぐらい。しかし、CBも代わりがおらず(ここも代わりを選ぶなら一番手は今野ではないだろうか)、最終的には違う形を選んだ。もし今野がいれば、又は細貝を選んでいれば…。今回全く使わなかったメンバーがいたことを考えると(若手枠?)、やはり細貝が必要だったのではないだろうか。
そして今回のアジアカップで一番叩かれたのは香川だったと思うが、確かに香川は良くなかった。ただ同時に香川の代わりがいなかったことも事実なのだ。柴崎がその重圧に耐えれるとは思えず、清武も代表では良くないプレーが続いている。香川を代えたくても代えられなかった。更にいうと日本代表のメンバーの主力は南アW杯後から大きく変わっていない。遠藤や今野らを選んだことからベテラン偏重が言われているが、問題は本田、長友、岡崎、香川に続く世代の突き上げの無さだろう。ロンドン五輪世代からも今の主力を狙える存在は出てきていない。このままでは日本代表は大変なことになる。
今回のアジアカップはベテランをメンバーに選んで勝ちにいった大会だった。若手を選んで経験を目的とした大会ではない(もちろんこのスタンスは正しかったと思うが)。大切なのはこれからだ。ここから本格的に日本代表を築き上げていく必要がある。正直、主力級は当分呼ばなくて良いと思う。本田、岡崎、香川、長友、内田、長谷部。遠藤と今野も今後は無しで考えるべきだろう。川島ももう見限る時期が来たのかもしれない(個人的にはUAEの先制点はGKで止めることができたと思っている。角度もなかったし、川島の反応も悪かった。そして川島ではPKを止めれる気がしない)。これぐらい大きな変革期を日本代表は迎えたのだと思う。本田たちはワールドカップ予選前にでも呼び戻せば良いと思う。そこまでは新たな日本代表作りを行うべきである。柴崎や武藤、高徳らを中心とした代表を作るべきである。
最後の問題は監督である。アギーレを替えるのか。今回のアジアカップでは準々決勝敗退となってしまった訳だが、アギーレのサッカーは評価している。あれだけ順調にグループリーグを突破したことはなかったし、準々決勝も宝くじのようなPKで負けはしたが、勝っていればアギーレの交代策は当たったことになり日本中から誉められただろう。しかし、問題は八百長問題である。この問題がなければアギーレ続投で良いと思うが、この問題を抱えている以上解任すべきである。もし続投をしてワールドカップ予選前にでもアギーレが辞めざるを得なくなったら、その方が日本にとってダメージは大きい。解任するなら今しかない。協会は続投方針らしいが、本当にリスクを考えているのだろうか。ただ後任が見当たらないから続投方針を打ち出しているとしか思えない。
準々決勝敗退で終わったアジアカップ。ここから日本代表は変わって成長したと言われるのか、それとも暗黒時代の始まりになってしまうのだろうか。
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