ついに決まった最終予選の組み合わせ

ついに決まった最終予選の日程。
まずは決まったアジア最終予選の組み合わせを見てみよう。

A組
韓国、イラン、ウズベキスタン、カタール、レバノン

B組
オーストラリア、日本、イラク、ヨルダン、オマーン


この組み合わせをどう判断すべきか。
先日の試合で敗れてしまったことで、日本はオーストラリアと同組になることになった。
もちろん、この相手に勝っていくのはきつい。
ただ三次予選で苦戦したウズベキスタンや、苦手意識のあるカタールとの同組を避けられたことは良しとすべきか。

もし日本がウズベキスタンに勝てていたと仮定して、韓国と日本を入れ替えるという分かり易い仮定をしてみると、
A組は日本、イラン、ウズベキスタン、カタール、レバノンだったことになる。

こうなるとA組だった場合では、日本、イラン、ウズベキスタンの二枠を争う戦い。
逆に実際に入ったB組では、オーストラリア、日本、イラクの二枠を争う戦い。
もちろん、A組の方が相手は楽な感があるが、ただ如何せんウズベキスタンがね…。
むしろB組の方が、オーストラリア、イラクと嫌な相手が立ち塞がったな、という感があって良いかも。
まぁ、決まってしまった以上プラスに捉えるしかない。

そして日程を見てみると、
まずはオマーンとのホーム戦からスタートする。（6月3日）
そして続けてホームでのヨルダン戦。（6月8日）
そしてまだ続けてのアウェーでのオーストラリア戦。（6月12日）
そして空いて、ホームでのイラクが9月11日。
ここが折り返し地点になる。
11月14日にアウェーでのオマーン戦。
そして年が明けての3月26日にアウェーでのヨルダン戦。
そして6月4日にホームでの決戦、オーストラリア戦。
最終戦が6月11日、アウェーでのイラク戦となる。

まぁ、組み合わせには恵まれた感があるのは間違いない。
そして、まず日本が意識すべきは6月11日の最終戦の前にW杯進出を決めなくてはならない、ということ。
こんなアウェーでのイラク戦にW杯進出を賭けるようでは厳しい。
そしてまずは最初の二戦を連勝でスタートしたい。
ホームでのオマーンとヨルダンの二連戦。
このグループで格下となる2チームとのホーム2連戦、ここは何としても連勝が必須。
そして3戦目。アウェーでのオーストラリア戦。
普通に考えれば、この試合が一番厳しい試合になりそうだが、
実はこの試合、4日前の試合でオーストラリアはオマーンとのアウェー戦。
逆に日本は4日前にホームでのヨルダン戦。
つまり時差の厳しさがあるのは、オーストラリアなのである。
何とか、この試合は引き分けで収めたいところである。

そして4戦目、5戦目のホームでのイラク戦と、アウェーでのオマーン戦。
この二試合は1勝1分けで乗り切りたいところ。
これを達成すると、年内の5試合で勝ち点11。これを取れていれば、W杯は見えてきている。

そして年が明けてアウェーでのヨルダン戦。
この時期の試合に弱いのが日本代表。ここは引き分けが良いところだろうか。
そしてラスト、ホームでのオーストラリア戦と、アウェーでのイラク戦。
最終戦は日本が7日前にホームでのオーストラリア戦をしているのに対し、
イラクは7日前にアウェーでのオマーン戦。時差については、イラク有利である。
つまり、最終戦はよくて引き分けと考えるべきだろう。
そしてホームでのオーストラリア戦についても、こういうゴツゴツ相手はやはり引き分けてしまうのだろうか。
つまり、年が明けて、3引き分けで、最終勝ち点は14。
8試合で3勝5分け。

こう考えてみると、2013年の試合で日本は大きく勝ち点を上積みするのは難しい。
年内の試合でどれだけ勝ち点を積み重ねられるかが鍵になりそうだ。
まずは最初のホーム２試合。
ここを連勝スタートで発進したい。