WANNA PLAY SPORTS?

サッカー、NBA、プロ野球、ラグビー、何でも書きます。想いをそのまま文章にぶつける。

NBAプレイオフ 二日目

2012年04月30日 20時29分25秒 | Weblog
昨日の衝撃的なデリック・ローズの怪我ほどのニュースはなかったものの、
それでもプレイオフは思い通りには進まない。

イースタンの第四シードのセルティックス対第五シードのホークスの対戦。
セルティックスのレイ・アレンは怪我からの復帰が間に合わなかったが、
実力で上回るセルティックスが優位かと思われていた。
しかし初戦の白星を手にしたのはホークス。
ファースト・クウォーターに開いた点差を挽回できない完敗だった。
しかも、試合最終盤にロンドがテクニカルファール2回で退場。
場合によっては、次戦以降の出場停止もありうる。
このシリーズ優位と見られていたセルティックスが一気に追い込まれることとなった。

更にウエスタンの第四シードのグリズリーズ対第五シードのクリッパーズとの一戦でも、
優位と思われていたグリズリーズが敗れた。
しかも27点リードしておきながらの逆転負け。
第二戦に引きずりそうな敗戦となった。
選手層で劣ると思われていたクリッパーズのニック・ヤングが勝負どころで19得点。
グリズリーズにとっては次戦が鍵を握ることになるだろう。
ホームで行われる次戦を敗れるようでは4連敗もありうる。

第一シードのスパーズ、第三シードのレイカーズは実力通り快勝した。
スパーズは第八シードのジャズ相手に特に苦しむこともなく、初戦を好調に滑り出した。
スパーズの懸念としてはパーカーの健康状態だけの為、
出来れば、うまく休みをとらせながら、このシリーズを進めていきたい。

レイカーズも同様に快勝スタート。
第六シードのナゲッツ相手に、しっかりと白星を手にした。
今日の勝利の立役者はバイナムだろう。
今日はブロックを10本決めて、得点、リバウンドと合わせてトリプル・ダブル。
ゴール下の脅威となり続けた。
逆にナゲッツにとっては、唯一優位にマッチアップを進められるかと思っていたPGのポジションで、
ローソンが僅か7得点。対するレイカーズのセッションズは14得点。
このマッチアップがこのまま進むようでは、レイカーズの4連勝もありうるだろう。


今日の結果を受けて、スパーズとレイカーズは4連勝もありそうだ。
セルティックスにとっては、ロンドへの処分がこのシリーズを決めると言っても過言ではない。

波乱と共に幕を開けたNBAプレイオフ

2012年04月29日 23時23分21秒 | Weblog
ついに始まったNBAプレイオフ。
そして、それは波乱と共に始まった。

第一シードのブルズ対第八シードの76ers。
事件が起きたのは、順調にブルズが勝利するかと思えた試合終了間際だった。
ブルズのローズがドライブインして倒れた。
そして起き上がることが出来なかった。
前十字靭帯の断裂。
ローズのシーズンはこれで終わることとなった。
そしてブルズは今後のプレイオフを、エースの彼抜きで戦うこととなる。
今季のシーズンも半分近い試合を彼抜きで戦ってきたのだから、ブルズとしてはローズ抜きでも上位進出は望める。
しかしカンファレンス・ファイナルやNBAファイナルまで勝ち進んだ時に、彼の穴を感じるに違いない。
ほぼ間違いなく76ersとのシリーズは勝ち抜けるだろう。
ただ、その後のシリーズ、ブルズはエース抜きでどこまで勝ち進めるだろうか。


第二シードのヒートは30点以上の差をつけて、第七シードのニックスに勝利した。
ニックスはカーメロとアマレで僅か20点。それに対してヒートのレブロンとウェイド合わせて51点。
この差が試合の結果に表れた。
ニックスがシャンパートが怪我。怪我の後、立ち上がれなかったところを見ると、このシリーズでの復帰は厳しいだろう。
ただそれでもニックスにはフィールズがいる。
十分に代役はこなしてくれるはずだ。
ただ、カーメロとアマレがこのように抑えられるようでは、この先厳しい。
最低でも二人で55点は欲しいところだろう。

第三シードのペイサーズ対第六シードのマジックの対戦の第一戦は、
初戦からアップセットになった。マジックの勝利。
試合最終盤の戦いぶりをみると、経験力の差が出たというところか。
ホームで敗れたペイサーズとしては、これで厳しくなった。
アウェイでも最低1勝あげなくてはならない。
まずはプレイオフという舞台に慣れ、第二戦のホームで白星をあげたい。

今日行われたウエスタンの試合は一試合。
去年のカンファレンス・ファイナルと同じカードである第二シードのサンダー対第七シードのマーベリックス。
試合はシーソーゲームになったが、最後にデュラントがシュートを沈めて、1点差でサンダーが初戦の勝利を手にした。
実力で劣るマーベリックスとしては、なんとしても接戦は手にしたいところだったが、
サンダーのエースに白星を奪われる結果となってしまった。
これでサンダーが優位に立ったことは間違いない。
それでもこの日のように接戦に持ち込むことで、マーベリックスに可能性は生まれるだろう。

ついに始まったNBAプレイオフ。
この先、ローズのプレーが見れないのは残念で仕方ないが、
シーズンもローズを欠いた試合が多かったことを思えば、「プレイオフ=シーズンの総決算」ということだろうか。
明日は、どんなドラマが待っているだろう。

さて、それではNBAプレイオフ一回戦予想

2012年04月28日 22時55分20秒 | Weblog
さぁ、ついに来ました。
パッパッとドンドン進めていきましょう。
それでは、イースタンから結果を予想していきます。

まずは第一シードのブルズ対第八シードの76ers。
まぁ、ブルズがここで消えることはないでしょう。
問題は今季長期にわたって休んでいたローズを上手くチームにフィットさせること。
更にローズがいない間に活躍したワトソンやルーカスへの扱いも注目される。
76ersとしての好条件は、後半戦なかなか抜け出せなかった不調から少しずつ抜け出してきていること。
それでも4勝1敗でブルズの勝ち抜けが妥当だろう。

続きまして第二シードのヒート対第七シードのニックス。
正直、ヒートは貧乏くじを引いた。後半戦絶好調のニックスが相手。
現在の実力でイースタンのベスト4を選ぶとすれば、ブルズ、ヒート、セルティックス、ニックスだろう。
そんな2チームの対決なのである。
それでもヒートとすれば、実力通りの力を出せれば、勝ち抜けるだろう。
ニックスとしては、実力者同士のマッチアップとなるPF(アマレ対ボッシュ)、SF(カーメロ対レブロン)の
対決を最低でも五分に持っていき、ディフェンス得意のシャンパートでウェイドを止めたい。
そうすれば経験で上回るバロン・デイビス、ビビーのPG陣と、Cのチャンドラーで優位に立てる。
ニックスの粘りを信じて、それでも4勝3敗でヒートだろうか。

一番注目の集まらない第三シードのペイサーズ対第六シードのマジック。
この対決については、マジックにハワードがいないため、ペイサーズが苦しむことなく勝ち抜けるだろう。
経験面ではマジックが上回るものの、インサイドのヒバート、ウエスト、そしてエースのグレンジャーと
タレントで上回るペイサーズの優位は間違いない。
それでも4勝2敗でペイサーズといったところか。

第四シードのセルティックス対第五シードのホークスの対決。
ちなみにホームコート・アドバンテージはホークスにある。
後半戦好調のセルティックスが優位だが、レイ・アレンが出場できるかは不明。
おそらく鍵を握るであろうマッチアップはロンド対ティーグ。
成績を残しているのはロンドだが、ティーグも優れたPGである。このマッチアップをリードしたチームが勝ち抜けるだろう。
今季アシスト王のタイトルを獲得したロンドを信じて、セルティックスの4勝3敗としよう。


はぁ、疲れてきたけど、ウエスタン。

まずは第一シードのスパーズ対第八シードのジャズ。
ブルズと同じく、ここでスパーズがつまずく姿は想像できない。
ジャズの持ち味はインサイドにある。ミルサップ、ジェファーソンのコンビはスパーズのインサイドに劣らない。
最後の1枠に滑り込んだ勢いを信じて、2勝ぐらい見込めるか。
ということで、4勝2敗でスパーズの勝利。

続きましては、第二シードのサンダー対第七シードのマーベリックス。
去年のカンファレンス・ファイナルと同じ対戦。
サンダーとしては雪辱戦となる。
マーベリックスに勝機は見当たらない。
もしうまくマリオンがデュラントを止めることができたとしても、
今のキッドではウエストブルックを止めることは出来ない。
4勝1敗でサンダーが勝ち進むだろう。

第三シードのレイカーズ対第六シードのナゲッツ。
レイカーズは良い相手を引き当てた。マーベリックスやジャズよりも組みやすい相手である。
レイカーズにとっては、カンファレンス・セミファイナルへのコンディショニングとなるだろう。
ナゲッツの鍵を握るのはPGのローソン。
このマッチアップだけが唯一優位に持ち込める可能性がある。セッションズは決してディフェンスがうまくない。
それでも勝てるとすれば、ロングシュートの調子が良い1試合が良いところだろう。
4勝1敗でレイカーズが次の舞台に駒を進めるだろう。

最後に第四シードのグリズリーズ対第五シードのクリッパーズ。
イースタンのヒート対ニックスに負けないぐらいに注目を集めるであろう対決。
実力はほぼ同じ。どちらが勝つにしても第七戦まで続く可能性が高い。
クリッパーズが優位に立てるのはポールのゲームメーク。
逆にグリズリーズとしてはインサイドの層の厚さで上回るだろう。
ベンチメンバーもランドルフ、メイヨ、アリーナスと揃うグリズリーズに分がある。
最終的にはベンチの差が出て、グリズリーズの4勝3敗がいいとこだろう。


さて、こんなところでいかがでしょう。
さぁ、明日からNBAプレイオフが始まります。

NBA シーズン前の予想を振り返る

2012年04月28日 11時02分18秒 | Weblog
さて、NBAもついにプレイオフを迎える。
強豪チームにとっては、ここからが本当の戦い。
ここから先はミスは許されない。

プレイオフの予想といきたいところだが、その前にシーズン前の順位予想の振り返り。

まずはイースタンから。

●シーズン前の予想

プレイオフ進出が間違いないチーム
・ヒート
・ブルズ
・マジック
・セルティックス
・ホークス
・ニックス
の6チーム。
更にプレイオフ進出濃厚なチームが、
・ペイサーズ
の1チーム。
最後の1枠を争いそうなチームが、
・バックス
・ネッツ
・76ers
の3チームだろうか。

振り返ると、まぁ割と当たってるのではないでしょうか。
予想外は、ニックスの不調ぶりと、ペイサーズと76ersの躍進。
それでもニックスはプレイオフに合わせて調子を上げており、
ヒートとのプレイオフ一回戦もアップセットも期待できるだろう。
ペイサーズは若手の成長が大きかった。
グレンジャーやヒバートがチームの軸と成長し、ウエストやバルボーサなど
良いサポーティング・キャストが揃っていた。
76ersについては、勢い。特に短縮シーズンだけに、開幕ダッシュが効いた。
あの勢いを本当のチームの力にできるかが、今後の鍵になるだろう。

バックスは予想通りに最後の1枠争いに絡み、
エリスがチームにフィットすれば、来季は期待できるだろう。
ネッツはロペスの怪我が大きかった。
このオフはなんとかデロン・ウィリアムスを引き止め、新本拠地となる来季はプレイオフを狙いたい。
そして最後に、ブルズは見事順調に第一シードを獲得したが、シーズン前の予想では、
「ローズに大きな怪我がない限り問題ない」という但し書きがあった。
しかし、ローズの怪我があったにも関わらず、第一シードを獲得してしまった。
ブルズのチーム力、そしてティポドーの手腕は特筆に値する。


続いてウエスタンに行ってみよう。

●シーズン前の予想

プレイオフが間違いないチーム
・レイカーズ
・マーベリックス
・サンダー
・クリッパーズ
プレイオフが十分期待できる
・ブレイザース
・グリズリーズ
プレイオフのボーダーライン上
・ウォリアーズ
・ジャズ
・ナゲッツ
・ウルブス
・サンズ
・スパーズ
・ホーネッツ

よくこんな予想をしたなぁ、と思うほどぼやけたぼやけた予想。
予想外はスパーズとブレイザース。
今季でスパーズの黄金期は終わると思っていたが、
今年はなんとも見事な成績を挙げた。
しかも、若手を起用しながらの、この成績なのだからポポビッチはさすがである。
今後もスパーズの黄金期は続きそうだ。
逆にブレイザースは3月のトレードで、全てを失った。
キャンビーやウォラスを放出し、まるで今年は諦めましたよ、と言わんばかりのトレードを実施。
最後はオルドリッジも故障し、力尽きた。

他に外したところでは、ウォリアーズ、ウルブス、ホーネッツといったところか。
ウォリアーズはついに再建に取り掛かった。
エリスを放出し、新しいチーム作りを始めた。
このオフにもその流れは続きそうだ。
ウルブスはルビオの怪我が痛かった。
逆に彼の怪我さえなければ、プレイオフも十分に望めた。
来季もインサイドのラブ、ペコビッチを中心に是非ともプレイオフに進んで欲しいチームだ。
ホーネッツはポールが抜けた穴の大きさを知った。
やはりワンマンチームで、そのスターが抜けるとあまりにもチームへの影響は大きい。
ホーネッツとしては、ドラフトでチームの中心となる選手を獲得したいところだろう。


そんなとこだろうか。
やはり一番の驚きはスパーズだった。
ベテランのディフェンスのチームから、年齢層のバランスのいいオフェンスのチームに色を変えた。
スパーズはプレイオフでどこまで勝ち進むのだろうか。

決勝はチェルシー対バイエルン

2012年04月27日 12時18分25秒 | Weblog
なんとレアルまでも負けた。
CL決勝でのクラシコを予想していた人が多かったに違いない。
だから、サッカーは分からない。

レアル対バイエルンの第二レグは、
開始すぐにディマリアのシュートがアラバの手に当たり、
レアルがPKのチャンスを得る。
先日の試合でPKを外したメッシをあざ笑うかのようにロナウドがPKを決める。
更に続けてエジルのパスをロナウドが流し込んで、2-0。
しかし、それでも「もう試合は決まった」感は生まれなかった。
なぜなら試合開始から試合をコントロールしているのはバイエルン。
その予想通り、バイエルンが追いつく。
ゴメスをペペが倒してPK献上。そのPKをロッペンが落ち着いて決める。
これで2-1。2試合合計3-3。
結果がタイになったことで、どちらも無理をしようとはしない。
それでも流れは常にバイエルンにあった。
レアルの個人技による一発の怖さは常にあったものの、ゴールに近づいたのはバイエルンだった。

それをサッカーの神は見ていたのだろうか。
延長戦の後のPKで、神はバイエルンに微笑んだ。
今季シーズンが始まる前に獲得したノイヤーがロナウドとカカを連続して止める。
カシージャスも負けじとクロースとラームのシュートを弾き出したものの、
ノイヤーの前で冷静になれないセルヒオ・ラモスが枠を外す。
最後にシュバインシュタイガーが冷静に決めて、PKは3-1。バイエルンが決勝進出。
ノイヤーを獲得して良かった、バイエルンのファンはそう思ったに違いない。

試合開始すぐのPKを決めて安心していたロナウドは、
やはりメッシと同じくPKを外してCLを終える運命にあった。
なんという偶然、なんという皮肉。
レアルはリーガの一冠で終わることとなった。


迎えるCL決勝はチェルシー対バイエルン。
ただ累積警告による欠場者が多い。
チェルシーはテリー、イバノビッチ、ラミレス、メイレレスを欠き、
バイエルンはバドシュトバー、アラバ、グスタポがピッチには立てない。
重傷なのはチェルシーだ。
現在ケイヒル、ダビド・ルイスも怪我で状況が思わしくなく、CBを担える存在がいない。
中盤も主力を二人欠くため、ランパードへの負担は大きくなるだろう。
バイエルンは3人欠いても、オフェンスのメンバーが揃っているため、大怪我にはならなそう。
更にホームで戦えるメリットもある。
優位に立っているのは、間違いなくバイエルン。

それでもドログバ、トーレスが爆発をしない保証はどこにもない。
眠れる獅子がこの日に目を覚ましたとしたら…。

今季のオールNBAチームについて

2012年04月27日 11時33分34秒 | Weblog
まだNBAからは発表されていないが、
勝手にオールNBAチームを考えてみたいと思う。

それでは、行ってみよう。


では、まずはPGのポジションから。
候補を出すと、ポール、ウエストブルック、パーカー、ロンドだろうか。
この4人は甲乙つけがたい。
ポールは今季のクリッパーズの躍進を象徴する存在であり、
ウエストブルックもサンダーの主力として、PGらしからぬダンクでも会場を沸かせた。
パーカーはスパーズの鍵となる選手であり、
ロンドはシーズン後半にアシスト記録で全米の注目を集めた。
この中から一人を選ぶとすれば、やはりパーカーだろうか。
スパーズがウエスタンの1位になれたのは、この選手によるところが大きい。
NBAの選出するオールNBAチームのPGは、今季のNBAを盛り上げたポールだろう。
ただインパクトはポールに劣れど、パーカーの成し遂げた偉業はとてつもなかった。
個人的にはパーカーこそファーストチームに選ばれるべきだと思う。

SGに目を移すと、パッと頭に思い浮かぶのはコービー。
今年もコービーがオールNBAに選ばれることに異論はないはずだ。
他の候補を挙げるなら、ウェイド、ハーデン、ジノビリ、ジョー・ジョンソンぐらいだろうか。
ただジノビリとハーデンについてはシックスマンであり、ここで取り上げるべきではない気がする。
ジョー・ジョンソンとウェイドを比べるとすれば、今年は本調子とは言い難かったものの、
得点力で上回るウェイドに軍配が上がるだろう。

SFはレブロンとデュラントの争い。
得点力ではデュラント、オールマイティーな能力ではレブロン。
チームへの影響という点でも甲乙はつけられない。
その他の候補はグレンジャー、デング、カーメロ、ゲイといったところか。
ただカーメロはシーズンを通しての活躍ではない為、選ばれることはないだろう。
今季イースタンで3位に入ったペイサーズのエース、グレンジャーは良い活躍を見せた。
デングとゲイは、ディフェンス面での活躍も光ったデングが上か。

PFについては、ラブだろう。
得点ランク4位、リバウンド2位、それでいてスリーポイントコンテストの覇者。
ラブは一気にNBAのスターになった。
そのた候補では、ダンカン、ボッシュ、グリフィン、パウ・ガソル、ジョシュ・スミスといったメンバーか。
この中ではダンカンは時間が限られており、怪我の多かったボッシュも厳しい。
やはりグリフィンの印象は強く、ラブの次に語られるべきPFだ。
移籍報道がありながらもパウ・ガソルの安定感は特筆すべきものであり、
同様にディフェンス面におけるジョシュ・スミスの活躍も見逃せない。

Cは、まずはバイナムだろうか。
レイカーズの中でコービー、ガソルに劣らない存在になった。
その他の候補はガーネット、ヒバート、ノア、チャンドラー。
ガーネットは本来のポジションはPFだが、今季はCでの活躍が目立ったので、こちらのポジションに入れた。
常連のハワードはリバウンド数こそ1位に輝いたものの、
移籍騒動やコーチ批判、シーズン終盤での怪我と、今年は評価を落とすシーズンになったことは間違いない。
候補からも省かせてもらった。
不調のニックスの中で孤軍奮闘したチャンドラーも捨てがたいが、
ローズのいない中、ブルズを引っ張ったノア、今年のサプライズといえるヒバートは見事な活躍を見せた。


さて、これらを含めてのオールNBAチームは下記の通り。

●オールNBA ファーストチーム
PG パーカー(スパーズ)
SG コービー(レイカーズ)
SF レブロン(ヒート)
PF デュラント(サンダー)
C ラブ(ティンバーウルブス)

●オールNBA セカンドチーム
PG ポール(クリッパーズ)
SG ウエストブルック(サンダー)
SF グレンジャー(ペイサーズ)
PF グリフィン(クリッパーズ)
C バイナム(レイカーズ)

●オールNBA サードチーム
PG ロンド(セルティックス)
SG ウェイド(ヒート)
SF デング(ブルズ)
PF ジョシュ・スミス(ホークス)
C ノア(ブルズ)

こんなとこだろうか。
ファーストチームにはレブロン、デュラントの二人のSFを選んだ。
この二人を外すことはできない。
そしてセンターにはラブ。今年一番輝いたビッグマンということで、本職ではないがCで選ばせてもらった。
同様に、セカンドチームでも本職ではないSGでウエストブルックを選出。
ウェイドやジョー・ジョンソンより今季を象徴している選手である。

こう見てみると、ファーストチームはレブロン以外、
セカンドチームはグレンジャー以外がウエスタンの選手で固まった。
逆にサードチームは全員がウエスタンのチームとなった。
こういう結果を見ると、個人技のウエスタン、チーム力のイースタンなんて見方が出来るのかもしれない。

NBAが選ぶオールNBAチームはどんな結果になるのだろう。

阪神対広島

2012年04月26日 21時45分43秒 | Weblog
久しぶりにプロ野球について。

今日の阪神対広島はいい試合だった。
延長11回裏、平野のセンター前ヒットで阪神のサヨナラ勝ち。

今日の先発は阪神が安藤、広島がバリントン。
どちらの投手も踏ん張って、0更新が続いた。
安藤はコントロールが素晴らしく、省エネ投球で9回を0封。
バリントンは若干投球にバラつきがあったものの、逆にそれがプラスに作用した。
阪神は狙いを絞れず、バリントンに7回0封を許した。
阪神としては5回に小宮山のセンター前ヒットで、金本がホームに突っ込むチャンスがあったものの、
丸の好返球と、その返球をうまくすくい上げブロックした白濱の好プレーで先制を逃した。

流れとしては、安藤の方が安定していたこともあり、阪神としてはなんとしても勝ちたい試合だった。
しかし、5回のチャンスを逃すと、阪神もなかなか好機を作れなくなった。
しかも、バリントンの後を受けたミコライオとサファテも好投。
150キロを超える直球を連発する。
流れは少しずつ広島に傾いているようにも思えた。
阪神は藤川が10回をしっかりと抑えたが、11回に榎田がピンチを招く。
しかし、ここを鳥谷の好プレーで乗り切ると、
その裏にツーアウトから、マートンの当たりを一塁の岩本が後逸。一気に二塁を陥れる。
そして、そのチャンスを逃さず、平野がセンター前へ。
最後の勝敗を分けたのは守備の差だった。

こういう試合を勝てるのはチームとしては大きい。
そりゃ、安藤に白星がつくのがベストだが、負けるよりはずっと良い。



話は変わるが、今年の阪神を見ていると気付かされるのが、
表ローテより、裏ローテの方が安定していることである。
現在の阪神の表ローテは、エース能見にスタンリッジ、岩田。
裏ローテはメッセンジャー、久保に今日登板した安藤。
裏ローテの3人は、久保と安藤が防御率1点台、メッセンジャーも2点台。
それに対して表ローテは、エース能見が1点台と踏ん張っているものの、
スタンリッジは3点台、岩田は5点台という体たらく。
つまり、今の阪神を支えているのは裏ローテの3人なのである。
逆に言えば、岩田やスタンリッジに安定感が戻れば、どの試合も安定した戦いが期待できる。

そんなこんなで、今年の阪神は期待できそうだ。

ダルビッシュ 黒田との投げ合い制す

2012年04月25日 22時07分48秒 | Weblog
またもダルビッシュが成長した姿を見せてくれた。
注目された黒田との投げ合い。
相手はヤンキース打線。
舞台は久しぶりに本拠地、アーリントン。
前回本拠地では非力なマリナーズ打線に打ち込まれている。

そしてダルビッシュが魅せた。
9回途中まで投げて、奪三振10、与えた四死球は2、失点は0。
結果は日本で投げていた時と変わらない見事なもの。
ちなみに7回途中まで2失点の黒田も十分に先発投手の役割はこなした。


では、ダルビッシュが前回登板から進化していた点を挙げてみたいと思う。
まず、もちろんコントロールである。
前回の登板まで、登板の度に5四球を許していた。
それに対して、今日は9回途中まで投げて、わずかに2四球。
前回登板では、フォーシームとカーブのみ思い通りにコントロールすることが出来ていたが、
今回の登板ではスライダー、カットボール、スプリットもある程度のコントロールが出来ていた。

そして、適応力。
詳しく述べるなら、乾燥した地域での適応力だ。
前回の登板で始めてメジャーのボールをコントロール出来ることを証明したが、
それはあくまでデトロイトという、日本とあまり変わらない環境での登板だった。
テキサスやアリゾナのような環境した場所ではボールを握る感覚が異なると言われ、
そんな環境した場所でも同様の投球を出来るかが一つの課題だった。
しかし、今回は本拠地アーリントンでの登板。
乾燥した環境でもメジャーのボールに対応できることを証明してみせた。

正直、日本であれば、完封をしていただろう。
ただ今回の登板では9回ワンアウトからヒットを打たれたところで、交代を命じられた。
理由は二つ。
まず球数が119球。メジャーでは先発投手は100球から110球が交代の目処とされる。
今回は次回の登板が中4日ではなく、中5日の予定なので9回もマウンドに上がらせてもらえたが、
さすがにワンアウトからのヒットを打たれ、120球に近付いたので交代を余儀なくされた。

もう一つは抑えのネイサンの存在である。ネイサンはここまで2敗、防御率4点台と調子が良いわけではないが、
メジャー屈指の抑えであり、今後レンジャースが優勝する上で必要な存在であることは間違いない。
だからこそ、今日のような場面でネイサンに投げさせ、チームがネイサンを信頼していることを見せておきたかった。
しかも、そのネイサンは1球で相手を併殺打に打ち取り、試合を締めた。
これでネイサンが自分の投球を取り戻してくれれば、言うことなしだ。

次回のダルビッシュの登板への課題を挙げるとすれば、
どこまで直球で勝負することが出来るかだろう。
今日三振にとった球は、ほとんどがカーブとスライダー。
出来れば、フォーシームやツーシームでの勝負を増やしたいところ。
ダルビッシュ自身もそう思っているに違いない。
今日の変化球勝負は、ダルビッシュとしても不本意だろう。
力と力の勝負を求めてメジャーに来たはずだ。
ダルビッシュが勝負球として直球を使えるようになれば、相手打者も迷うことに繋がる。

次回はそんなダルビッシュを見てみたい。

バルサの時代は終わったか?

2012年04月25日 21時36分05秒 | Weblog
こういうタイトルにしてみたものの、
終わりと言っていいものか。
チャンピオンズ・リーグでベスト4。
で、リーガ2位。(まだ決定ではない)
そして国王杯は決勝進出。

普通のクラブからしたら、十分な成績。
でも、この成績で許されないのが、バルサというクラブである。

もちろん、言い訳はたくさんある。
タイトな日程。全ての試合で勝ち進めば、自然と試合数は多くなる。
しかも、12月にはクラブ・チャンピオンになる為に、日本にも来ている。(その影響でリーガのスケジュールが更にタイトに)
ビジャやアビダルら主力の怪我。
アレクシス・サンチェスやセスク、イニエスタ、ピケも怪我で戦線を離れた時期があり、
ベストメンバーで戦えた時期はほとんど無い。
逆に、怪我人が多く出たことで、チームの中心であるメッシやシャビが試合に出ずっぱりになり、
シーズン終盤は疲労困憊で、明らかにプレーの質が落ちた。

ただ、まぁ何を言っても言い訳は言い訳である。
まずは、負けてしまった事実を見つめなくてはならない。
今後に向けて、何か変化が必要なのである。

おそらく、今後のリーガは若手に出場機会を与えながら、主力は休ませながら進めるだろう。
そして最後にある国王杯決勝、ビルバオ戦に標準を合わせるだろう。
最後にタイトルをとって、次のシーズンに向かおうではないか。

来季に向けて補強すべきポジションは、
まずディフェンスだろう。アビダルの状況が不確かな状況で、来季の戦力は、
ピケ、プジョル、マスケラーノ、アウベス、アドリアーノぐらいだろう。
もちろんムニエサやバルトラを残りのシーズンで、来季の戦力になるか試す必要はあるが、
出来れば来季に向けて、センターとサイド、それぞれ一人ずつ補強したい。
中盤については、攻撃的な選手はシャビ、イニエスタ、セスク、ティアゴと揃っているが、
ディフェンシブが足りない。ケイタは放出濃厚で、ブスケッツの代わりが必要である。
ブスケッツについては今季の疲労が、来季のプレーに影響しないか心配である。
前線は、絶対的な存在はメッシとアレクシス・サンチェスのみ。
まず問題はビジャをどうするのか。おそらく残留の可能性が高い気がするが(ユーロで活躍すれば出て行くかも)、
それ以外のメンバーがペドロ、テージョとクエンカだけというのは心許ない。
このポジションも一人補強が必要だろう。
つまりDFに二人、DMFに一人、前線に一人の補強が必要である。

以上、こんなとこだろうか。

最後にチェルシーとの第二レグについて少し。
結果はご存知の通り、2-2の同点。
前半43分までに2-0とリードした時点では、決勝への進出権はバルサの手の中に移ってきていた。
しかし前半終了間際に失点。これでまた出場権はチェルシーの元に戻る。
それでも後半始まってすぐにPKのチャンスを得る。
これを決めれば、またも出場権はバルサへ。
しかしメッシがこれをミス。
この後は守備を固めるチェルシーを崩せず、
終了間際にトーレスに同点弾を許し、CLは終わった。
まぁドログバまで最終ラインに入れて守るようでは、さすがのバルサも厳しい。
(逆に、チェルシーというビッグクラブにここまでさせてしまうバルサの凄さでもあるが。)

これで、今季のバルサは終わった。
残りのシーズンは若手の活躍と、国王杯決勝を楽しみにするにしよう。

五輪サッカー 対戦相手決まる

2012年04月24日 23時16分05秒 | Weblog
ニュースでは、金メダル獲得の可能性がある「なでしこ・ジャパン」の対戦相手ばかり報じられているが、
今日男子五輪サッカーの対戦相手も決まった。

それに触れる前に、少しなでしこについて。
今回の五輪については、ドイツが出場権を逃し、
日本とアメリカの決勝になる可能性が高い。
それに絡んでくる可能性があるとすれば、ブラジル、スウェーデン、開催国のイギリスぐらいだろうか。
今回のグループ分けについても、最悪の場合ブラジル、スウェーデンと同組になる可能性があったのだが、
結果的にはカナダ、スウェーデン、南アフリカが対戦相手に決まった。
大切なことはしっかりとカナダ戦と南アフリカ戦で勝ち星を挙げることだろう。


そして、男子サッカー。
日本代表はなんとスペイン、そしてモロッコ、ホンジュラスと同組に決まった。
ちなみに他の組は下記の通り。

A組‐イギリス、セネガル、UAE、ウルグアイ
B組‐メキシコ、韓国、ガボン、スイス
C組‐ブラジル、エジプト、ベラルーシ、ニュージーランド


同じポットに入っていたチーム(アジア、オセアニアの国ということになる)と比べてみると、
日本は一番恵まれていると言えるのではないだろうか。

まずA組はイギリスの一位通過は固い。
二位もウルグアイだろう。
セネガルは今回のオリンピックに出場するアフリカのチームでは一番A代表が強いチームではあるが、
五輪のチームに限ると、アフリカで4位であり、プレイオフを勝ち抜いての出場である。
この組はイギリス、ウルグアイという強豪がいて、日本のいるD組より厳しい。

B組は団子レースになる可能性が高い。
これがA代表の試合であれば、メキシコが本命で、対抗がスイス、3番手で韓国といったとこだろう。
しかしガボンは今回のアフリカ予選で1位通過。十分に可能性がある。
団子レースが予想されるが、メキシコの1位通過、アフリカン・パワーのガボンが2位通過だろうか。
このグループも気を抜けるチームが一つもなく、D組より厳しいと言える。

C組はブラジルが頭三つぐらい抜けている。
二位争いが欧州3位のベラルーシと、アフリカ3位のエジプトということになるだろう。
このグループも難易度としてはD組と同じぐらいか。
ただベラルーシは不気味である。

そして我が日本が属するD組。
スペインが圧倒的に強いのは誰もが分かっているところ。
ユーロとの兼ね合いもあるが、バルサのティアゴやクエンカ、それにマンUのデヘアなど次世代のスター候補が揃う。
そのスペインを追うのが、日本とモロッコと言えるだろう。
ホンジュラスがグループの最弱と思われる。
普通であれば、スペイン戦を諦めて、モロッコとホンジュラスとの試合に全てを注ぐべき、と考えるのだろうが、それはどうだろうか。
というのも、もし日本が初戦でスペインに敗れた場合、
グループ最終戦を待たずに、二連勝でスペインがグループ勝ち抜けを決めてしまう可能性が出てくる。
そうなると、スペインはグループ最終戦となるモロッコ戦で主力を休ませる可能性が高い。
モロッコと二位争いをする可能性が高い日本としては避けたい状況である。
そのためにも初戦のスペイン戦はなんとか引き分けに持ち込みたい。
何しろ、スペインにとってもオリンピック初戦。
スペインとしてはチームのピークを決勝トーナメントに持ってくることが予想されるため、
引き分けに持ち込める可能性は十分にある。
その為、スペイン戦を引き分け、モロッコを最悪でも引き分け、ホンジュラスに勝つ。
モロッコ戦については、日本がスペインと引き開けた場合、モロッコとしてはグループ最終戦がスペイン相手の為、
何が何でも白星を稼いでおきたい状況に陥る。そうなるとカウンターで沈めることも難しくない。

つまり、日本としては初戦のスペイン戦を引き分けに持ち込めるかどうかが鍵となるだろう。