WANNA PLAY SPORTS?

サッカー、NBA、プロ野球、ラグビー、何でも書きます。想いをそのまま文章にぶつける。

箱根駅伝について

2011年12月31日 21時22分12秒 | Weblog
さあ、もうすぐ2012年。
そして2012年に入ると、ニューイヤー駅伝、サッカー天皇杯、そして箱根駅伝と
スポーツのメインイベントが目白押し。
そんな中で注目は箱根駅伝だ。

今年の箱根駅伝は三強に注目が集まっている。
三強とはもちろん、東洋大学、駒澤大学、そして早稲田大学。
去年は早稲田が出雲、全日本、箱根の完全制覇を達成し、
今年は出雲を東洋、全日本を駒澤が制した。
そして箱根駅伝もこの三強による優勝争いになる可能性が高い。

早稲田大学は今年出遅れた。
出雲も全日本も3位と、まだ東洋、駒澤に勝てていない。
原因ははっきりしている。
怪我人の多さに尽きる。
なかなかベストメンバーを組めていない。ここに来て、矢澤や志方、八木が復帰してきているものの、
一発本番は計算できない。

駒澤大学も全日本を制したものの、
怪我に苦しんでいる。
箱根の5区を担うであろう井上と、6区の山下りのスペシャリスト千葉に怪我があり、
出雲と全日本を不出場。
キーとなる区間なだけに、どうしたものか。
ただ、三強の中で一番層の厚い駒澤としては、代わりを立てるというのも一つの手だろう。

箱根を得意としてるのが東洋大学だ。
その理由はもちろん、柏原の存在に尽きる。
柏原のラストイヤーとなる今年は何とか優勝したいところだ。
確実に往路をリードして折り返したいところだ。

レース展開を少し考えてみよう。
箱根駅伝を勝つためには、往路が重要である。
往路で出遅れたチームは優勝できない。
去年は往路2位の早稲田が復路に逆転したが、その勝因は
往路の山登りで粘り、1位の東洋に大きく離されなかったことが挙げられる。
往路の重要区間が山登りの5区であることは間違いないが、
この区間は柏原擁する東洋が優位なのは誰の目にも明らかだ。
その為、早稲田と駒澤としては5区までに大きくリードしなくてはならない。
それを見越して、早稲田、駒澤は3区までに主力を注ぎ込んだ。
早稲田は大迫→平賀→矢澤と配置し、駒澤は撹上→村上→油布と並べた。
どちらもエース格を投入した。
東洋は宇野→設楽啓→木田とした。ただこの木田の区間に設楽悠、又は山本を投入してくる可能性が高い。
こう並ぶと明らかに早稲田、駒澤の方が強力な布陣だ。
むしろ1区にスピードのある大迫と撹上が配置されたことで、
東洋が1区で出遅れないかが心配である。

今回の箱根の注目点としては、
・1区での三強の出遅れはあるか。(特に東洋は付いていけるのか)
・4区までに早稲田、駒澤は東洋に対してどれだけリードを得られるか。(最悪でも3分は欲しい)
・故障上がりの選手の出来(早稲田の矢澤、八木、設楽、駒澤の井上、千葉)
・駒澤のエース格の一人、窪田をどの区間に投入してくるのか(4区に入れて逃げ切りを狙うのか、復路に入れて逆転を狙うのか)

こんなとこだろうか。
ついに1月2日がやってくる。

セインツ対ファルコンズ  新記録達成

2011年12月28日 21時55分07秒 | Weblog
第16週のセインツ対ファルコンズ。
同地区の優勝争い。
ただこの試合にはそれ以上の意味合いがあった。
それはセインツのQBドリュー・ブリーズのシーズン獲得ヤードの新記録達成。
元来の記録は元ドルフィンズQBのマリーノが持つ5084ヤード。
その記録をブリーズはこの試合で一気に抜き去った。
この試合の獲得ヤードは307ヤード。これでシーズン5087ヤード。
なんと一試合残しての新記録達成。
そして今日の獲得ヤードである307ヤードを少ないと思わせるQBはなかなかいない。

ブリーズはブレイディーのような冷静沈着なスナイパーのようなQBではない。
コルツのQBマニングのようなドンドン新しいフォーメーションに変えていくQBでもない。
彼は、苦労人であり、モチベーターだ。
決してすぐにエースQBになれた訳ではなかった。
身長も低い。
しかし、彼はチームメイトに好かれるという大切な能力を持っている。
試合中でもチームの皆に声をかけている。
チームに勢いを与えるのは彼の言葉だ。
彼がチームの中心であることは、誰が見てもすぐに分かる。

もちろんこの新記録はブリーズにとって嬉しくてしょうがないものだろう。
しかし、彼がそれより喜ぶのはスーパーボール制覇という偉業に違いない。
なぜなら、それは彼が何よりも大切にするチームで得ることが出来るものだからである。

セインツはこの日、地区優勝を決めた。
最近調子を落としているパッカーズよりセインツが優勝候補筆頭なのかもしれない。
それほどセインツの調子は良く、特にオフェンスを止めるのは至難の業だ。

ジェッツ対ジャイアンツ NY決戦

2011年12月27日 22時03分19秒 | Weblog
第16週のNFL、4年ぶりのNY対決。
ジェッツ対ジャイアンツ。
ワイルドカードを狙うジェッツとしても、
カウボーイズと地区優勝争いをしているジャイアンツとしても、負けられない一戦。
熱い一戦が期待された。

しかし、思った以上に試合は締まらない。
理由としては、どちらもQBの調子が上がらない。
しかし、そんな中でもグリーン、トムリンソンのランを中心にジェッツが先制。
しかもリービスを中心としたディフェンスも固い。
ここまでは完全にジェッツのペースだった。
しかし、前半終了間際にマニングからクルーズへ宝くじのようなパスが通り(ジェッツの対応もまずかったが)、
99ヤードTDパスで逆転。
ここから流れは変わった。
そして、その流れを止める力のないQBサンチェス。
ゴール前で決定的なミスを犯し、ジェッツの逆転の可能性は消えた。
(ゴール前のファンブル、セーフティーを取られたプレーの判断など)

この試合、ジャイアンツのQBイーライ・マニングの調子は決して良くなかった。
しかし、大きなミスを犯すことはなかった。
インターセプトになったプレーもレシーバーのミス。
イーライはパスが通らない中、最低限のゲーム・メイキングをした。
それに対してジェッツのQBサンチェスは、プレイオフに臨めるQBのレベルに達していない。
一昨年、去年見せた勝負強さも今季はなかなか見られない。
ワイルドカードでのプレイオフ進出もだいぶ厳しくなった。
今季ずーっと言い続けているが、もし今季プレイオフを逃すようなら、ジェッツはこのQBに一つの判断を下すべきだろう。

そしてジャイアンツは自力でのプレイオフ進出の可能性が残した。
あとは最終戦のカウボーイズ戦に勝利するのみ。
16週の試合で相手QBロモが怪我をし、最終説の出場も微妙。
今季セインツやパッカーズと善戦したことを考えても、是非ともジャイアンツにはプレイオフに進んで欲しい。

最終節、どんな試合が待っているのだろうか。

NBAシーズン開始  順位予想 ウエスタン編

2011年12月26日 21時07分48秒 | Weblog
さて、ついにNBAが開幕しました。
開幕戦についてもいろいろ書きたいのですが、
今日はその前にウエスタンの順位予想。


まずは、ノースウエスト・ディビション。
このディビションについては、1チーム抜けている感がある。
言わずと知れたサンダーである。
若き得点王デュラントとウエストブルックのコンビを止められるチームはなかなか見当たらない。
更にインサイドにパーキンス、イバカ、コリソンとディフェンスに頑張れるメンバーが揃っている。
今季の優勝有力候補である。
サンダーに次ぐ存在は、デンバー、ユタ、ポートランドといったとこだろうか。
ナゲッツはカーメロを放出したことで、チームの得点源が消えた。
ネネやガリナリなどタレントはいるが、プレイオフにギリギリ届くかどうかのラインだろう。
ジャズは、ハリスやジェファーソンなど点をとれるメンバーがいる分、期待できるかもしれない。
ただ現在はまだチーム再建中。チームとしての勝てる形を見つけたい。
ポートランドは、今季開幕前にロイが引退。
ただインサイドにキャンビー、オルドリッジ、ジェラルド・ウォラスがいることで、安定した戦いができる。
更に今季はクロフォード、フェルトンを獲得し、プレイオフには進めそう。
バテュームの成長次第では、ウエスタンの優勝も有り得る。
ティンバーウルブスはルビオがブレイクすれば、プレイオフの可能性はありだ。
ミリチッチ、ブラッド・ミラー、ラブのインサイドは強力だ。
あとはビーズリーが平均23点ぐらいとってくれれば、先が見えてくる。


続いて、パシフィック・ディビジョンは今までと状況が変わりつつある。
今年はレイカーズが磐石ではない。
このオフにオドムやシャノン・ブラウンを放出し、戦力ダウン。
更にシーズン前にコービーの怪我があり、何より痛いのは弱点であるPGを補強できなかったこと。
今季もフィッシャーに任せるのは厳しい。
それに対してクリッパーズは大型補強。
グリフィンの周りのタレントを整えた。
ポールとビラップス、バトラーを補強。
スターティング・メンバーだけならレイカーズにも引けを取らない。
今季のプレイオフ進出は固いだろう。
あとはどこまで進めるか楽しみだ。
サンズは、今季は厳しいか。
もはやナッシュ頼りの攻撃の限界だ。
今季はカーターを放出し、シャノン・ブラウンを加えた。
年老いたカーターよりは、ブラウンの方がサンズ向きの選手である。
あとは、インサイドのゴータットとロペスの成長次第か。
ウォリアーズはカリーとエリスのガード陣が良い。
インサイドもリーやビアドリンシュなどが控え、十分にプレイオフを狙えるだろう。
キングスは、プレイオフは厳しそうだ。

最後にサウスイースト・ディビジョン。
この地区は割りと読みにくい。
まぁ去年のNBAチャンピオン、マーベリックスはプレイオフは間違いないだろう。
今季はチャンドラー、バレアを放出し、カーターとオドムを補強。
このチームはノウィッツキーに怪我さえなければ、プレイオフは固い。
スパーズは、なんとも読めない。
今年あたり、プレイオフを逃す可能性は十分にある。
やはりダンカンの支配力が年々低下。このオフにはヒルを放出し、
今季は正念場。厳しい気がするのは自分だけだろうか。
ホーネッツは今季は改革の年。
今までチームの中心であったウエストとポールを放出。
ただオカファー、ケイマン、ゴードン、アリーザとタレントは揃っている。
PGが穴であることは間違いないので、それがどう響くかが注目である。
グリズリーズは去年プレイオフに出場し、自信をつけた。
今季もマーク・ガソル、ランドルフを中心にプレイオフが期待できる。
ロケッツはヤオ・ミンの引退などがあり、今季は期待できない。
ある程度の方向性だけは見せてもらいたい。


最後にまとめると、
プレイオフが間違いないチーム
・レイカーズ
・マーベリックス
・サンダー
・クリッパーズ
プレイオフが十分期待できる
・ブレイザース
・グリズリーズ
プレイオフのボーダーライン上
・ウォリアーズ
・ジャズ
・ナゲッツ
・ウルブス
・サンズ
・スパーズ
・ホーネッツ
こう見ると、イースタンに比べると団子状態なのが分かる。
更にイースタンのブルズやヒートのような飛びぬけた存在がいない。
今までウエスタンを引っ張ってきたスパーズも転換期に差し掛かり、
逆にグリズリーズやウォリアーズ、クリッパーズが期待できるチームに仲間入りした。

今季のウエスタンが混戦になることは間違いない。

NBAシーズン開始  順位予想 イースタン編

2011年12月25日 19時32分21秒 | Weblog
さぁ、NBAがクリスマス開幕ということで、ついに待ちに待った開幕。
もちろん開幕前は、順位予想です。
今回はイースタン・カンファレンス編。

まずはアトランティック・ディビジョン。
もちろん有力候補は、セルティックスとニックス。
それに次ぐにがネッツと76ers。
プレイオフ圏外がラプターズか。
セルティックスはビッグスリー(ガーネット、ピアース、アレン)の支配力がどこまで続くかが気がかり。
年齢的にもフル回転は厳しい。
去年から今オフにかけて、パーキンスやグレン・デイビスを放出したこともガーネットの負担を増やす可能性大。
それに対してニックスは十分期待できる。
このオフにチャンドラーを獲得したことで、アマレ、カーメロと含めてフロントラインは磐石。
さらにSGのフィールズ、PGにビビーとダグラス、バロン・デイビスとタレントは揃う。
ビッグスリーに怪我がない限り、プレイオフは間違いないだろう。

ネッツはロペスの怪我で、ハワードの獲得は厳しくなった。
しかしオクールを獲得したことで、何とかシーズンを戦える陣容は整った。
あとはデロン・ウィリアムスのモチベーション次第か。
76ersとラプターズについては、大きな変化もなく、ただ76ersは例年通り、プレイオフ争いには絡んできそう。


セントラル・ディビションはブルズの優勝はほぼ間違いがない。
デリック・ローズに大きな怪我がない限り、問題はないだろう。
あとはなるべく早いうちにハミルトンをチームに馴染ませたい。
次ぐ存在はペイサーズ。
去年プレイオフに進出したチームにウエストが加わった。
チームも若手が多く、伸びしろは十分にある。
バックス、ピストンズ、キャバリアーズは調子が良くて、プレイオフかなというレベル。
ピストンズはまだ先が見えない。
キャバリアーズはドラフトで軸とすべきアービングを獲得し、チームの方向は決まった。
今季はアービングを中心に、ジェイミソンらを絡め、プレイオフを目指したい。
その2チームに比べると、バックスは十分プレイオフの可能性がある。
ジェニングス、ボーガットのチームの中心にスティーブン・ジャクソンとダンリービーが加わった。
6位~8位は可能性有りだ。

最後にサウスイースト・ディビジョン。
このディビジョンが一番レベルが高い。
プレイオフ進出が間違いないチームがヒート、マジック、ホークスと3チームもある。
まずはヒート。今季のイースタン優勝筆頭候補。(ブルズかヒート、この可能性が70%ぐらいだろう)
レブロン、ウェイド、ボッシュの連携は上がってくるのだろうか。
今年はそこにバティエーとエディー・カリーが加わった。
若干チャルマーズのゲーム・メイキングには不安があるが、優勝候補であることに違いはない。
マジックは、ハワード次第。
移籍希望を出したが、まだ話はまとまっていない。
ハワードのモチベーションさえ高ければ、ヒート、ブルズに唯一対抗できる力を持つだろう。
そしてホークス。
このオフはクロフォードを放出したが、マグレイディーとスタックハウスを獲得した。
この二人のベテランがどのようにチームの力になるか。
若手の多いチームなだけに、大きくチーム力を上げる可能性も秘めている。
ウィザース、ボブキャッツについては、プレイオフはちょっと厳しいか。
ウィザースについてはウォールの進化に注目だ。


最後にまとめると、
プレイオフ進出が間違いないチーム
・ヒート
・ブルズ
・マジック
・セルティックス
・ホークス
・ニックス
の6チーム。
更にプレイオフ進出濃厚なチームが、
・ペイサーズ
の1チーム。
最後の1枠を争いそうなチームが、
・バックス
・ネッツ
・76ers
の3チームだろうか。
個人的にはウォールやアーヴィングの急成長をみてみたいもんだ。


ペイトリオッツ対ブロンコス ティーボウとは?

2011年12月23日 20時53分03秒 | Weblog
NFL第15週のペイトリオッツ対ブロンコス。
結果を先に言ってしまうと、41-23でペイトリオッツの勝利。
結果としては、予想通り。
チーム力の差というか、タレントの差というか。
ただ、ブロンコスとしても決して勝機がなかったわけではなく、見せ場は作った。
少なくともファースト・クウォーターはブロンコスの流れだった。
QBティーボウ、RBマゲイヒーのランをペイトリオッツは止めることが出来なかった。
しかし、それに対応してしまうのがペイトリオッツの力。
最後は横綱のペイトリオッツが横切った。

この試合の個人的な注目ポイントはQBティーボウにあった。
彼は果たして本物なのか?
そして出た答えは、「その可能性あり」。
もちろん、まだブレイディーやマニング、ロジャースのレベルには無い。
しかし、期待を抱かせる選手であることは間違いない。

持ち味はランにある。
しかし、ランに特長のあるニュートンやビックのような身体能力があるわけではなく、
あえていうなら、強さとスペースを見つける能力に長けている。
その力があるので、レシーバーがなかなか見つからなくてもティーボウが抜いてくれるのでは、と期待を抱かせる。
この試合もランで93ヤード。まるでRBの成績である。
そしてスローも決して下手なわけではない。
しっかりと自分の形で投げることが出来る。
スローについては、今後成長が見込める。
そして何より、勝負強い。第4クウォーターに入ると一気に成績が上がる。
将来性十分である。

ただ今のブロンコスはあまりにも攻撃陣にタレントがいない。
その為、ティーボウが頑張っても、攻撃に迫力は出ない。
あえて言うなら、オフェンスラインが強いことと、マゲイヒーのランぐらいだろうか。
あと良いレシーバーが一人でも加われば、ティーボウの才能が開花する可能性はある。
(今のブロンコスはパスドロップが多過ぎる)

こんなとこだろうか。
ティーボウは今後も成長を期待しながら、観察していきたい。

スティーラーズ対49ers

2011年12月20日 23時29分17秒 | Weblog
第15週のマンデーナイト。
スティーラーズ対49ers。
どちらもプレイオフ進出を決めたチーム。
残りの試合でどれだけのホームアドバンテージを得られるかが決まる。

そんな立場で迎えたこの一戦。
どちらも守備で白星を重ねてきたチーム。
しかし、この重要な一戦にどちらも守備の要を欠くことになった。
スティーラーズのハリソン、49ersのウィリス。
この守備陣の穴が影響をもたらすのだろうか。

ただこの一戦の結果を大きく分けたのは、攻撃陣だった。
どちらも守備陣はある程度、計算できる。
しかし攻撃陣は波がある。
そして、そんなチーム同士の対戦で鍵になるのが、ディフェンスのビッグプレー。
ビッグプレーをより多く生み出したチームが勝利を手にする。
ビッグプレーを生み出すために必要なのは、しっかりとしたディフェンスと共に、
オフェンスのミス。
このオフェンスのミスをしてしまったのが、この日のスティーラーズだった。

問題はQBのロスリスバーガーが怪我持ちだったということ。
先週怪我した左足首が治らず、動くこともままならない状態でのプレー。
この怪我によりロスリスバーガーの持ち味である、粘り強さ、そして勝負強さが消えた。
ロスリスバーガーが勝負どころで、インターセプトを繰り返し、
そんなスティーラーズに勝機はなかった。

結果は20-3で、49ersの勝利。

この一戦で明らかになったことはスティーラーズは無理にロスリスバーガーを出場させるべきではないということ。
彼が本調子であれば、スティーラーズはプレイオフでどんなチームが相手でも勝つ可能性を持つが、
彼が本調子でなければ、プレイオフで勝つことは難しい。
レギュラーシーズン残り2戦、彼を休ませて、プレイオフに臨むのも一つの手ではないだろうか。

「ダルビッシュ レンジャース交渉権獲得」の速報を受け

2011年12月20日 13時36分17秒 | Weblog
日本ハムのダルビッシュ投手がポスティングを申請して以来、
日米でヒートアップしていた「ダルビッシュはどこへ行くのか」の議論に一つの結論が出た。
交渉権を獲得したのはレンジャース。
去年の岩隈がポスティングした際のアスレティックスのような嫌がらせの交渉権獲得とは考えにくい。
つまり、そのままダルビッシュがレンジャース入団となる可能性が高い。

まぁ、いい球団ではないだろうか。
まず一に上原や建山ら日本人投手がいること。
しかもダルビッシュは大阪出身で、彼らも同様である。
そして二つ目に強豪チームであるということ。
ここ二年間ワールドシリーズで敗れているとはいえ、強豪チームであることは違いない。
特にヤングやハミルトンを中心とした攻撃面には定評がある。
三つ目に本拠地が暖かいテキサスにあるということ。
投手にとって寒い場所より、暖かい場所の方が良いに決まっている。
そして最後にエースのいないチームであること。
今季のエースであったウィルソンを同地区のエンゼルスに放出し、エースが不在。
その穴を埋めるべくダルビッシュ獲得に動いたと考えて良いだろう。

これらの理由からレンジャースはダルビッシュにとって良い球団だと思われる。
確かに今オフに同地区のエンゼルスがプホルスとウィルソンを加えるなど大型補強をしていることから考えて、
来季同地区の強敵になる可能性は高いが、それもダルビッシュを奮い立たせる大きな力になるはず。

あとは契約がすんなりとまとまってくれることを祈るばかりである。

クラブW杯決勝について

2011年12月20日 13時07分07秒 | Weblog
かなり遅くなってしまったが、
クラブW杯決勝、バルセロナ対サントスに触れないわけにいかないだろう。

一言で言えば、なんという強さ。
圧倒的というのはこういうことを言うのだな、と思わされた。
出来れば柏とも対戦して欲しかったなぁ、と誰もが思ったに違いない。

サントスはネイマールやガンソのようなタレントを揃えていたものの、バルセロナという大河の流れを止めることは出来なかった。
バルサは全員が同じ思想の下に動く。それは流れである。
パスをつなぎ、とりあえずつなぎ、サッカーを創る。
バックパスをしても良いが、長いパスは極力投げない。
なぜならパスカットの危険性が高いから。
その為、パスをする相手に少し近寄ってからパスをする。
これをGKバルデスを含めて全員で実行する。
そして流れが生まれる。

この流れを止めるのは並大抵のことではない。
サントスはモウリーニョのインテルがしたようにゴール前に二台のバスを止めることはしなかった。
そして流れに飲まれた。

サントスのタレントが悪いのではない。
ただ流れが強大すぎた。
その結果が4-0というスコアに表れた。

そして最後にバルサにはフォーメーションは無い、とこの試合改めて実感した。
この試合はスリーバックだったことは間違いない。
左からアビダル、ピケ、プジョルと並び、プジョルがネイマールをケアした。
アウベスは明らかにディフェンスのポジショニングではなかった。
それ以外で決まっていたポジションは、中盤の底にブスケッツ、
前線の右ライン際にアウベス、左ライン際にチアゴが待ち構える。
この二人がライン際にいることで、相手のディフェンスラインは横に引っ張られる。
その中をシャビ、イニエスタ、セスク、メッシが動き回る。
あえていうなら、低めがシャビとイニエスタ、高めがメッシとセスクといったぐらいだろうか。
しかしメッシやセスクが低めに来て組み立てることもあれば、
イニエスタやシャビが前線に飛び出すこともある。
そして、この4人のポジショニング能力と、基礎能力の高さこそがバルサの強みである。

これで今年のクラブワールドカップも終わり。
目立ったのは、柏レイソルの健闘と、バルサの強さ。
ネイマールはインパクトを残すまでは至らなかった。
ただ、ここでバルサの強さを知ったことが、彼の将来にどんな影響を及ぼすだろうか。

ブロンコス対ベアーズ  ティーボウという男

2011年12月17日 21時31分52秒 | Weblog
第14週のブロンコス対ベアーズの試合。
今NFLで話題となっている男、ブロンコスのQBであるティーボウ。
なかなか勝てなかったブロンコスがQBをティーボウに変えて以来、
チームは一変。急にプレイオフを狙えるチームに生まれ変わった。
ティーボウという男は何者なのか。
この試合の注目はそこにあった。

結果はブロンコスが第4クウォーターに10点差を追いつき、
オーバータイムで白星を拾った。
ティーボウは第4クウォーターに強い。
彼があげた白星は第4クウォーターに同点、または逆転したものが多い。
パスのヤードも、最初の三つのクウォーターと第4クウォーターを比べても、第4クウォーターが断然多い。
この試合もそのデータ通り、第4クウォーターに一気に点差を縮め、勝利を拾った。

しかし、この試合でティーボウを評価するのは、尚早である。
なぜなら今日ブロンコスが勝ったのは、FGを決めたキッカーのおかげであり、
勝負所でミスを繰り返したベアーズのRBマリオン・バーバーのおかげである。

その為、彼の評価は第15週のペイトリオッツ戦まで持ち越そうと思う。
ペイトリオッツのディフェンスは今季なかなか酷いが、
それでもQBブレイディー相手にどれだけのゲームメークをするか見てみたい。
それを見たうえで、ティーボウという男を判断したいと思う。