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サッカー、NBA、プロ野球、ラグビー、何でも書きます。想いをそのまま文章にぶつける。

バルセロナ三冠達成

2015年06月07日 05時50分30秒 | Weblog
勝ったチームは自国のリーグ戦、カップ戦と合わせての三冠となることになった、今年のチャンピオンズリーグ決勝。バルセロナがユベントスを相手に3-1で勝利して、三冠を決めた。バルサはラキティッチにスアレス、ネイマールがゴール、対するユベントスはモラタのワンゴールに終わった。

試合の印象としては、失礼かもしれないがユベントスの健闘が光った。ユベントスも決勝まで勝ち進んできたチームではあるものの、試合前の前評判は圧倒的にバルサ優位というものだった。バルサはここまでマンチェスターシティー、PSGにバイエルンとそれぞれの自国リーグを制した強豪との連戦を圧倒的な力で勝ち上がってきた。ユベントスも昨年の王者であるレアルに勝利したものの、バルサほどの圧倒的な強さは感じられなかった。

そして、迎えた決勝。バルサの開始4分の先制点から始まったが、その後はユベントスが耐えて、後半に同点に追い付いた。その後もユベントスにチャンスはあったが勝ち越し点を奪ったのはバルサ。ポグバがアウベスと倒れたシーンは、ネイマールのハンドか微妙な判定のゴールを取り消したことで、帳消しとなった。その後もバルサが攻めながらもユベントスにチャンスが無かったわけではない。しかし、最後にネイマールのゴールで試合は決まった。バルサにとっては今年でチームを去るシャビに贈る感動的なチャンピオンズリーグ優勝となった。

バルサの今年の勝因としては、神がかった活躍をしたメッシの存在はもちろんながら、補強の成功が大きかった。今日の決勝でもスアレスとラキティッチが得点し、テアシュテーゲンがゴールマウスを守った。マテューも試合終盤に出場して、試合を締めた。リーグ戦でゴールを守ったブラーボの活躍もあった。今まで新加入の選手がなかなか活躍できなかったことを考えると今年は当たり年だった。この補強の成功こそがバルサの三冠に繋がったといっても過言ではない。

これで今年の欧州サッカーシーズンは終わり。ここからコパアメリカがあり、移籍市場が動き始める訳だが、来年はどんなシーズンが待っているのか。バルサの連覇はあるのか。ベニテスに監督が代わるレアルは大丈夫なのか。いろいろな妄想とともにオフシーズンが始まった。

NBAファイナルの行方

2015年06月06日 12時19分19秒 | Weblog
ついに始まったNBAファイナル。第一戦はウォリアーズが延長戦の末に勝利を手にしたが、試合を通してリードしている時間帯が長かったのはキャバリアーズだった。しかし、世間の論調としてはもうウォリアーズのNBA制覇で間違いなしという流れになっている。なぜなら延長戦でアービングが怪我をして途中退場。試合後の検査で左膝に骨折が見つかり、このファイナルの出場は絶望になった。アービングは大黒柱レブロンに次ぐ得点源であり、彼の離脱はキャバリアーズにとってあまりにも痛い。キャバリアーズに勝ち目はあるのだろうか。

よく考えてみると、キャバリアーズの開幕時の主力はほとんど残っていない。センターのバレジャオがシーズン中に怪我で離脱、更にプレイオフに入ってラブとアービングが怪我で離脱。ウェイターズはシーズン中にサンダーにトレードされた。開幕の主力で残っているのはレブロンのみ。むしろチームは一月に急遽補強したモズコフ、JRスミス、シャンパートに支えられている状態。更に若手のトンプソンとデラベドバの活躍も大きい。もはや、キャバリアーズは開幕時とは別のチームである。それでもNBAファイナルまで勝ち進んできたことは称賛に値するし、レブロンの個人の力がどれだけNBAの中で飛び抜けているかが分かる。

しかし、NBAファイナル。相手が悪い。ウォリアーズは今季のNBA最高勝率のチーム。シーズンMVPを受賞したカリーにスプラッシュブラザーズの相棒であるトンプソン。この二人か目立っているが、他のメンバーも充実している。スタメンのバーンズ、グリーンにボーガットはディフェンスが固く、攻撃時にはうまく周りを活かせる選手だ。そして、イグダラやリビングストン、リー、スペイツなどベンチ層も充実している。

キャバリアーズに勝ち目はないのか。決して無くはない。ただかのうせい充分とは言えない。レブロンがうまく周りを生かしながら、シャンパートのディフェンスが上手くはまれば可能性はあると思う。このままあっさりとウォリアーズが優勝してしまったのでは面白くない。