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グループリーグを終えて

2015年01月21日 12時15分46秒 | Weblog
グループリーグ最終戦のヨルダン戦。本田、香川のゴールで2-0の勝利。これでグループリーグ3試合はパレスチナ、イラク、ヨルダン相手に三戦全勝。得点7に失点0、これだけ順調なグループリーグも珍しい。もちろん相手はアジアで、場所もオーストラリアと、比較的戦いやすい環境であることは無関係ではない。しかし、ここまで順調に行ってしまっては次が怖い。
次の試合は中二日で準々決勝UAE戦。UAEは中三日なのでコンディションではUAEに分があるのかもしれない。それでも今の日本には負ける要素が見当たらない。
そんな中でも幾つか小さな不安はある。まず第一に得点パターンの少なさ。相変わらずアジア相手には抜群の強さを見せる本田に、前線で体を張る岡崎。この二人は日本の得点源である。しかし、それに次ぐ存在がいない。乾に得点の匂いはしないし、香川と遠藤のインサイドハーフはグループリーグでそれぞれ一点を決めているとはいえ、得点の可能性が高いとは言えない。それはセットプレイでの吉田や森重も同じくだ。本田にしても三得点中二点はPKによるものだ。決勝トーナメントに入って得点力不足に苦しむ姿は容易に想像できる。
そして、もう一点気になるのがスーパーサブの不在である。この三試合、試合途中から出場した清武、武藤、柴崎が効果的な活躍をしたとは言い難い。唯一試合で存在感を示したのが今野だったが、その今野も怪我。この先決勝トーナメントで試合が膠着したとき、つぎ込める人材はいるのか。今になって思うのは、もっと豊田を試しておくべきだったということではないだろうか。豊田は今の日本の前線にはいないタイプ。試合の流れを変えうる存在だ。この事が決勝トーナメントで響いてこなければいいが…。

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