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NFL最終章

2007年01月15日 18時33分30秒 | Weblog
NFLもついに最終章に突入した。残っているチームは4つだけ。残っているのはコルツ、ペイトリオッツ、ベアーズ、セインツ。すでに優勝候補筆頭と思われたトムリンソン率いるチャージャースは姿を消し、ロモのシンデレラ・ストーリーを思わせたカーボーイズも姿を消した。残るはAFC決勝とNFC決勝、そしてスーパーボールだけ。頂点に辿り着くのはどのチームだろうか。
まずAFC決勝はコルツ対ペイトリオッツ。誰もが思うのがマニング対ブレイディー。天才QB対決である。そして今までのイメージとしては大舞台に弱いマニングと、勝負どころで決めてくるブレイディー。チームの総合力で言えば、ディフェンスではペイトリオッツに一日の長がある。コルツはラン・ディフェンスに難がある。攻撃力で言えば、ランは互角、パスに関しては優秀なWRに恵まれているコルツが優位か。ハリソンとウェインはレシーブ獲得ヤードでそれぞれ2位、3位と抜群のキャッチングである。そう考えるとパスではコルツ優位と考えて良いだろう。では、どちらが勝つか。普通に考えると勝負強さが目立つペイトリオッツと考えるべきだろう。しかし今年こそマニングに期待したい。いや、マニングに期待すると言うより、マニング以外のコルツに期待したい。パス・ディフェンスはNFL2位。ラン・ディフェンスに関しては難があるものの、ポストシーズン初戦となったチーフス戦では相手のラリー・ジョンソンを完全に止めた。そしてオフェンスではルーキーRBのアダイと今年ペイトリオッツから獲得したビナティエリの正確なキックという武器がある。今年こそコルツがペイトリオッツと言う大きな壁を突き破るのではないだろうか。ただチャージャースを止めたペイトリオッツの勢いも侮れない。どちらにしろ手に汗握る接戦となるだろう。
 それに対してNFC決勝はベアーズ対セインツという常連ではないチームの対戦となった。NFLナンバーワンのディフェンス力を持つベアーズと、どちらかと言うと攻撃力に自信を持つセインツ。ベアーズはアーラッカーを中心としたディフェンスは抜群の安定感を誇る。問題は攻撃力。シーズン終盤になるに連れ、QBグロスマンは成績を落としていった。ただ準決勝のシーホークス戦では282ヤードを投げ、復調を感じさせた。NFC決勝でも彼が鍵になるのは間違いない。対するセインツはQBブリーズが今季はマニングを超えて、パス獲得ヤードでトップに立った。そしてRBもマカリスターとブッシュという強い二人が控えている。この攻撃力でベアーズ・ディフェンスをこじ開けることができるか。ただセインツは第2シードと言ってもレギュラーシーズンは10勝6敗。圧倒的な強さはない。ベアーズのディフェンスに対してどれだけ通用するかが鍵となりそうだ。
予想ではスーパーボールはコルツ対ベアーズになるかなぁ。どこにも確信はないし、単なる予想でしかない。ただもしそうなれば、優位なのはコルツだ。いくらベアーズ・ディフェンスが強いとは言っても、マニングを全て止めるのは不可能であり、マニングからハリソンとウェインへのパス、アダイのランで前に進めば、ビナティエリがキックで決めてくれる。ある程度の得点は望める。それに対してベアーズは抜群の安定感を誇るディフェンスに対して、オフェンスは安定感が無い。特にグロスマンはその日の調子を見ないと分からない。そんな状況ではコルツ優位としか言いようがない。