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サッカー、NBA、プロ野球、ラグビー、何でも書きます。想いをそのまま文章にぶつける。

オールNBA 答え合わせ

2016年06月20日 13時12分43秒 | Weblog
さて、NBAもファイナルが終わり、2015-2016シーズンが終わった。ここで後半戦始まりと同時に行ったオールNBAチーム予想の答え合わせをしてみよう。

まずはオールNBAファーストチーム。予想はガードがカリー、ウエストブルック、フォワードのレブロン、レナード、そしてドレイモンド・グリーン。そして、実際に選ばれたのがカリーにウエストブルック、レブロン、レナード。ここまでは正解。ただ最後の一枠はディアンドレ・ジョーダン。投票得点的にはドレイモン・ドグリーンが上だったが、センターのカテゴリーということでジョーダンだった。うーん、まぁこれは自分の勉強不足ということで…。

さぁ切り替えて、オールNBAセカンドチーム。予想はラウリーにクレイ・トンプソン、デュラント、カズンズにドラモンド。そして答えはポールにリラード、デュラント、ドレイモンド・グリーン、カズンズ。当たりは二人。ドレイモンドグリーンもファーストチームであげているからOK。リラードは後半戦に調子をぐっと上げた。ポールは迷って外したが、やっぱり入ってきたなぁという感じ。ただ今シーズンのクリッパーズはグリフィンの怪我があったりと今一つだったわりにジョーダンにポールも選ばれた。もっと他にチームに貢献した選手がいた気もするが、ラウリーとかね…。

そして、最後にオールNBAサードチーム。予想はポール、ハーデン、ジョージ、アンソニー・デイビス、そしてディアンドレ・ジョーダン。すでにポールとジョーダンは選出済み。残りの3人はどうだろうかということで、結果は当たったのがジョージのみ。既にセカンドチームで予想したラウリー、クレイ・トンプソンとドラモンドがサードチーム入り。それ以外はオルドリッジ。後半戦調子を上げた代表格みたいな選手。前半戦はスパーズのシステムに馴染んでなかったのに、こうはんせんから急にチームの中心として回り始めた。これは予想不可。

ということで予想したけど入ってこなかったのが、アンソニー・デイビスとハーデン。逆に予想してなかったけど入ってきたのがリラードとオルドリッジ。この二人は後半戦頑張った。アンソニー・デイビスは怪我が痛かった。そしてチームも低迷。意外だったのがハーデン。得点ランク2位ながら外れた。まぁ今年のチームの成績では仕方ないというべきか。

まぁ、若干の違いはあれど大体予想の範疇に収まった感じ。まぁ、ファイナルを見た後ではアービングは?ってなってしまうけど、彼には来年レギュラーシーズンから頑張ってもらおう。そして、キャバリアーズがアービングのチームと呼ばれるようになれば自然と連覇も見えてくるだろう。

ついにクリーブランドに訪れた歓喜

2016年06月20日 12時26分06秒 | Weblog
今年のNBAファイナルはゲーム7までもつれ込んだ。ファイナルまで駒を進めたのはシーズン73勝の新記録を達成したウォリアーズと、圧倒的な強さでイースタンを勝ち進んだキャバリアーズ。ファイナル開始時の下馬評が高かったのはウォリアーズだった。シーズン73勝をあげる原動力となったスプラッシュブラザーズの活躍。この二人を止めることは厳しいように思えた。
そして、始まったファイナル。やはりリードをしたのはウォリアーズだった。絶対的な強さを誇る地元の試合で二連勝。層の厚さで相手を圧倒した。敵地クリーブランドでの試合も一勝一敗で乗りきり、王手をかけることに成功した。今までファイナルで一勝三敗から巻き返したチームはいない。キャバリアーズは追い込まれた。

ただそんな中すこし気がかりだったのがスプラッシュブラザーズの不調だ。全くシュートが入らないわけではない。どちらかが活躍したり、クォーターに限った活躍ならあった。ただ、シーズン中にあったような爆発力がない。
結果を先に伝えると、キャバリアーズがそこから三連勝して、チャンピオンに輝いた。その要因の一つは第五戦のボーガットの怪我だ。元々ボーガットを抜きにしたスモールラインアップを武器にしていたとはいえ、その選択肢があるのと無いのでは違う。更にボーガットが抜けたことで、キャバリアーズは意図的にトンプソンとラブでインサイドを攻めてきた。リバウンドも勝てなくなり、得意のスリーを外したときに拾えなかった。エジーリやスペイツ、バレジャオにはボーガット程のパス能力はなく、どうしてもチームオフェンスが停滞してしまう。こんなときはスプラッシュブラザーズの爆発で乗りきってきたのだが、今のウォリアーズにはその武器もなかった。
もう一つの要因がアービングの成長だ。キャバリアーズはレブロンのチームだったが、ファイナルが進むにつれ、いつのまにかレブロンとアービングのチームになっていった。レブロンに負けないぐらいの得点源になり、時間帯によってはアービングが引っ張った。それはまるでヒート時代のウェイドを思い起こさせた。あのときのヒートはレブロンとウェイドのチームだった。第七戦も最後に決めたのは同点からのアービングのスリー。あの一本で試合が決まった。もちろんレブロンのブロックも大きかったし、トンプソンのリバウンドも大きかった。ファイナルMVPはレブロンになったが、アービングでもおかしくなかった。彼の成長こそがキャバリアーズの初優勝を呼んだ。
最後にレブロンについて。傲慢な態度やファイナルでの勝率、勝負どころでの牽引力で批判されることも多い。それでも(勝ったから言うわけではないが)彼こそがキングである。今シーズン、コービーが引退した。2000年代前半から中盤にかけて、NBAの顔はシャックであり、コービーだった。しかし、その後のNBAを引っ張ってきたのは間違いなくレブロンである。今シーズンで6シーズン連続でファイナルに進出。こんな選手他にいるだろうか。ただただキングの偉業を讃えたい。