古文書に親しむ

古文書の初歩の学習

第十九章 山火事に付き願口上控 その六十

2013年12月06日 05時45分36秒 | 古文書の初歩

 

「霞ヶ谷山火事ニ付願口上控」上の七~九行目

 

解読 如何之様ニ奉存と、 一等被申出是以至極

    尤ニ奉存候。猶寒天ニ相成

 

読み いかがの様に存じ奉りと一等申し出られ、是以て至極

    尤もに存じ奉り候。猶寒天に相成り、

 

解説 「如何の様に存じ奉りと」・・・どんなものであろうかと疑問に思う様子。 「一等申し出られ」・・・一同申出され。 「是以」・・・是以て。「是」は縦長の形です。 「至極」・・・『しごく』。極めて。非常に。 「尤ニ」・・・道理にかなっている。 「奉存候」・・・存じ奉り候。・・・と思います。「奉」と「存」が重なっているので読みづらい。 「猶」も「寒天」の「寒」も形で覚える字。「寒天」・・・『かんてん』寒空。寒い日の空。

このページは文意がよく分かりません。たいへん独断的な解釈をさせて戴きました。


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