古文書に親しむ

古文書の初歩の学習

第五十九章 漂流外国物語 其の三百二十一

2017年04月08日 07時52分32秒 | 古文書の初歩

 


 


 


「漂流外国物語」第九十二ページ、上の三~四行目

解読  ハゝおまへ方越長崎へ手前之舟ニ乗セ候而参り可

     申候間、六月頃迄随分達者尓居候へとの儀、懇尓

読み (候)はば、お前がたを長崎へ手前の舟に乗せ候て参り

     申すべく候あいだ、六月頃まで随分達者に居り候へとの儀、懇ろに

説明 はじめは薄くて解りませんが、「(候)ハゝ」・・・「そうらわば」と読みます。 

次は「かまへ」と見えますが、「おまへ方を」。貴方たちを。 「参り可申」・・・

参り申すべく。 「申」の次は一字に見えますが、「候間」と書いています。

 「六月頃迄」・・・「頃迄」が難しい。 次は「随分達者」・・・ここも読みにくい。

十分健康で。 「懇尓」・・・ねんごろに。懇切丁寧に。


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