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気ままにツーリング

Ninja1000SX とスウィッシュ でアドベンチャーな旅へ

色付き始めた雲取山登山

2023-10-31 | 登山
2023年10月27日(金)

今回は1ヶ月ぶりのチャレンジ登山。

東京都の最高峰[雲取山](くもとりやま)。

百名山の1つでもあり、往復に10時間は掛かる中、平日の朝から日帰りで登ってきた。

4時15分 自宅を出発

雲取山登山口のある奥多摩までは、自宅から80kmほどの距離。

R20を西へ走り、上野原辺りで県道33>県道18号と薄暗い山の中を走り抜け、奥多摩に出るとR139>R411で向かった。

R411から林道へ入ると2km程で駐車場。

ようやく見えた。

6時16分 小袖駐車場に到着

駐車場は無料だが、おそらく土日だと既に満車になっていそう。

まだ20台程は停めれそうだったが、平日を選んだのはこのためでもある。
出発準備を整え、トイレも済まし。。。

6時32分 雲取山に向け出発

先ずは少し林道を進む。

雲取山は漫画[鬼滅の刃]の聖地らしい。

(読んでないので分からないが)

登山口は駐車場から250mほど先にあった。

ここが登山口↓

熊鈴を持って来るのを忘れた。
雲取山までは10.8km。

往復では21.6kmの距離だが、中盤までは緩やかな坂道を歩く。

少し歩くと朽ちた山小屋↓

所々には[平将門]に関する看板↓

謀反の罪で丹波山に逃れ、この登山道に迷走し、この"茶煮場"でお茶を沸かし休憩した。

7時46分 堂所(どうどころ)に到着
小袖登山口から4.5km地点。

平将門が鎧、兜を始め、銅を置いて休んだ事から名が付いたと言われる。

このあと平将門一行に突然の悲劇が起こったと書かれており、続きが気になる。

次の"紫久保"では奥さんが自害。

意気消沈する暇もなく、この先の七ッ石山神社を目指し何とも悲劇的だった。

7時59分 富士見ターンを通過

堂所で休憩したあと、左足のふくらはぎに痛みを感じる。

緩やかな坂道なので何とか歩けるが、まだ往復で15kmは歩かなければならない。

(この辺りから紅葉がちらほら)

8時24分 七ツ石山と巻き道の分岐
右手の"七ツ石山"方面へ進む。

足の痛みをガマンし登り続ける。

8時33分 七ツ石小屋に到着

ここでトイレ休憩。

途中に山小屋があると助かる。

トイレだけ済まし、再び出発。

足の痛さで下山したい気持ちだったが、足の置き方を工夫し何とか進む。

周囲が少し開けてくる。

すっかり秋色だ。

大きな岩が印象的↑(七ッ石だから?)

8時58分 七ツ石山神社を通過

参拝される方がいたので寄らずに素通り。

この先が山頂っぽい雰囲気の道のり。

そして。。。
あれが山頂かな。

9時03分 七ツ石山山頂に到着

ここから眺望がまたイイ↓

向こうに見える山が"雲取山"かな?

まだまだ遠い。。。

せっかく登って来たが一旦下山する形に。

幸い下りでの足の痛みは大丈夫そう。

9時12分 ブナ坂まで降りてきた

戻りは巻き道にしよう。

ここに"平将門"に関する記載があり、"大血川の悲劇"と"エピローグ"で終わった。

最後も何とも悲しい話だった。

ここから目指すのはあの山↓

あの急坂を登るのか。。。

(皆さん登っているなぁ)

少し歩くとヘリポート↓

遭難したら来てくれるかな。

9時39分 急坂と巻き道の分岐

ここは行かないと。

登り始めると思ったほど急坂でもなく、ややザレ場だったがゆっくり進めば問題なかった。

9時45分 ヨモギノの頭に到着

地名は書かれていないが、あとから調べたら多分そうだろう。

登って来た道のりを振り返る↓
2つ向こうの山がさっきまでいた"七ツ石山"

この先の雲取山まではあと少し。

足の痛みはポールで負荷を軽減させれば、多少はマシだった。
(ここを登りきると"小雲取山")

10時08分 山頂付近の巻き道地点
小雲取山には気付かず通過していた。

少し緩やかな坂道を登って行くと。。。

避難小屋が見えて来た↓
つまり、あそこが雲取山。

最後の坂道をゆっくり上って行く。

迷いそうな場所じゃない限り、なるべく地図や時間は見ないようにしている。

落胆したり、変に焦ってしまうので。

10時21分 雲取山に到着
ようやく目的地に到達。

足の痛みにも耐え、百名山を1座達成した。
晴れ渡った景色で素晴らしい。

(このあと暗雲が覆っていた)

ただ本当の山頂は向こうにあるらしい。
少し休んだあと山頂へ向かった。

10時28分 こちらが雲取山山頂

さっきの表記は何だったのか、ちょっと紛らわしい。

ここから富士山が見えるらしいが。。。

残念ながらその方角には見えず↓
こちらは八ヶ岳方面↓
う〜ん、あの山だろうか。

少し早いがお昼はおにぎりとチョコパン。
うん、旨い。

犬を連れて登って来られた方↓

エライなぁ〜ワンちゃん。

20分ほど休憩した後、一旦三峯神社方面へ下り、巻き道を経由し下山するがこの考えがちょっと失敗だった。。。。

10時47分 下山開始
三峯方面は思ったより下って行く。

11時02分 鴨沢方面巻き道との分岐
向こうには[雲取山荘]が見える↓
このまま進めば三峯神社。

折り返して鴨沢方面へ。
さっき存分に下った分、巻き道は上り調子。

ややバテたのもあり、この緩やかな上りが結構しんどかった。

誰も歩かないのでクマと遭遇しないか心配もあり、ちょっと失敗した。

11時36分 ようやく石尾根縦走路と合流

50分も掛かったが、直で下れば15分程度だったのかも。

ここからは元気よく?下って行く。

足の痛みはあるが下りはまだマシだった。

周囲の山々は紅葉が進む。

あの遠くに見える山はやはり八ヶ岳↓
あそこも行楽日和で賑わいそう。

11時55分 再びヨモギノの頭に到着

ここからの眺めがやはりイイ。

しばらくして七ツ石山と鴨沢(巻き道)との分岐"ブナ坂"が見えて来た↓

12時18分 ブナ坂に到着

ここはもちろん巻き道を選択。

細い登山道↓

ここでコケたら滑落しそう。
こちらは七ツ石山ルートより楽で助かる。

12時26分 猫の又に到着

ここの紅葉はキレイだった。

しばらく進んでもチラホラ見られる。

ちょっとアドベンチャーな道↓

こういうのも楽しい。

12時41分 七ツ石山との分岐

ようやく下山行程の半分。

また鮮やかな紅葉。

登りでは下ばかり見ていたので、あまり気付いていなかった。

紅葉を見たあとは黙々と下り続け。。。

ようやく林道が見えて来た。

そして。。。

13時53分 小袖登山口に到着

駐車場には13時57分に戻れた。
山小屋を通らず下山したため、真っ先にトイレへ寄り、片付けも済ます。

これから行くのは奥多摩の温泉地。

R411を東へ進み、30分程で目的地へ。

今なら空いていそう。

14時32分 奥多摩温泉もえぎの湯

手前には足湯(100円)もある。

温泉料金は950円と少し高めだが、冷えた体を湯船で温め、露天風呂も気持ち良かった。

風呂上がりは2階でソフトクリーム。

登山後のご褒美だった。

このあとは仕事帰りの渋滞に巻き込まれ、18時30分には帰宅出来た。

【今回の登山データ】
登り:3時間56分
下り:3時間10分
歩行距離:23.73km
雲取山は緩やかな坂道で初心者でも登りやすいが、距離があるので登山計画は慎重に。

土日は両足共に筋肉痛だったが、月曜日以降も左足の痛みは続いていた。

しばらく登山はお休みかな。。。

ーDankeー

2023年 残暑の尾瀬 (燧ヶ岳登山)

2023-09-29 | 登山
2023年9月23日()

尾瀬2日目、現在地は山ノ鼻。

昨日は寝不足と疲れたのもあり20時半には就寝し、今朝は4時20分に起床。

窓の外はまだ暗い。

部屋をキレイに片付け、出発準備を整える。

外はアメが降っており、上着を1枚羽織り、レインウェアを着ておく。

2日目は"燧ヶ岳(ひうちがたけ)"を目指す。

5時12分 山小屋を出発

ヘッドライト、レインウェア、スパッツのフル装備は久しぶり。
燧ヶ岳は尾瀬ヶ原の東にあるため、尾瀬ヶ原の真ん中を突っ切り"見晴"を目指す。

この先に見えるのは"牛首"。

(右手のポコっとした箇所)

途中で[逆さ燧(ひうち)]と書かれた場所↓

晴れていたら水面に燧ヶ岳が写るはずだが、この天気なので残念。

こんな朝から誰も歩いておらず、降ったりやんだりのアメの中、黙々と木道を進んだ。

5時46分 牛首を通過

ここで、傘を差した方とようやくすれ違う。

この辺りには"草紅葉"が広がる。

尾瀬はもう紅葉が進んでいた。

木道の側にはエゾリンドウ。

足元の木道は滑りやすいため、下を見て歩いていたら"イモリ"も発見。
あとはオコジョと出逢いたいところ。。。

6時13分 竜宮十字路に到着

出発地点の"山ノ鼻"から4.6km、この先の"見晴"までは1.6km。
結構歩いていた。

この先に見えるのは"竜宮小屋"↓

山小屋の横を通り抜け"見晴"を目指す。

しばらくして、前方に薄っすら"燧ヶ岳"が見えて来た。
あの山小屋辺りは"見晴"エリア。

6時37分 見晴に到着

皆さん今頃は朝食時。

この辺りに泊まれば燧ヶ岳も余裕をもって登れそう。

ここから燧ヶ岳までは約4時間らしい。

洒落た山小屋の間を進み。。。

この先の燧ヶ岳登山口に出る。

6時50分 燧ヶ岳登山道への分岐

ここが燧ヶ岳への登山口、見晴新道となる。
左が燧(ひうち)、右は尾瀬沼へ。

ぬかるみが大変ひどいって。。。

まぁ覚悟はしていたが。

序盤は緩やかな上り。

木々の間を真っ直ぐ進む↓

親切に目印があるので、迷うことはない。

燧ヶ岳には"柴安嵓(しばやすぐら)"と"爼嵓(まないたぐら)"があり、最高峰の柴安嵓を目指す。

ゆっくりのペースで登る。

7時12分 "2合目"の目印

2合目から斜度が少し上がる。

アメがポツポツ降る中、汗もびっしょり。

3合目を過ぎるとまた斜度が上がる。

足元はぬかるんでいるが、スパッツも着けているので気にしない。

8時07分 5合目に到達

昨日の至仏山で筋肉痛の中、足が上がるか心配だったが大丈夫だった。
階段にいた小鳥↓
近付いても飛び立たず震えていた。
(アメで飛べないのかな)

ようやく六合目。
やや急登になってくる。

何度かひと息つくが景色は皆無。
アメが上がったようなので、レインウェアの上だけ脱ぐと、風が気持ち良かった。
急登な道も足腰が慣れてきた。

8合目に向う中、巻き道のような緩やかな道。
呼吸も整い、とても助かる。

山頂まであと800m。

8合目の看板までは楽だったが。。。

ここからゴツゴツした大きな岩場。

しっかり急登だった。

9時03分 ようやく9合目
(とうとう看板も地に落ちていた)

最後のひと踏ん張り。

ここを登りきると視界が開ける。

山頂と思ったが、まだだった↓
あと300m。。。

山頂はあの辺りだろうか↓
と思ったら、また違った。

近そうで、なかなか辿り着けない山頂。

あれが山頂かな↓

黙々と登り続け、そして。。。

9時32分 柴安嵓(しばやすぐら)に到達
ようやく着けた。(⁠◍⁠•⁠ᴗ⁠•⁠◍⁠)

燧ヶ岳(柴安嵓)は北海道を含めた東北では、1番標高が高い。(標高2356m)

ここで休憩といきたいが、次の俎嵓(まないたぐら)へ向け出発。

山頂付近は大きな岩場があり、ルートが分らず下りるのも苦労したが、下り終えると薄っすらとした"俎嵓"を捉えた↓
このくらいなら、無理なく登れる。

そして。。。

9時57分 俎嵓(まないたぐら)に到着
標高は2346m。

昨日の疲れと筋肉痛もある中、頑張った。

尾瀬ヶ原を見下ろすも真っ白。

ここで山小屋の弁当を食べようと腰を下ろすと、アメが降ってくる。

仕方がないので、再びレインウェアを着用し、弁当は諦め、行動食を口にし下山を決めた。

(ヌマ=尾瀬沼のこと)

登山ルートは4通りあるため、間違えないよう"尾瀬沼"へ下る。

10時20分 長栄新道との分岐

この水溜りは避けられず、足首辺りまで水に浸かり、その先を真っ直ぐ進み"ナデッ窪"のコースで下山する。

案内の柱には長栄新道としか書かれておらず、真っ直ぐの"ナデッ窪"の表示はない。
だが何となく道はあるので大丈夫。

少し進むとゴツゴツした岩場の下り↓

"ナデッ窪(くぼ)"は4つのルートのうち最短で下れるが、その分とても急峻な道。

また、アメで滑りやすいため下りにくく、時間も掛かりそう。

14年前も同じように下ったが、あの時よりも時間が掛かっていそうな気がしていた。

薄っすら尾瀬沼が見える↓
最近は膝や足裏が痛く、太ももに負荷を掛け、手を使い負担を軽減させて下りた。

途中でアメが上がり、少し明るくなる。
尾瀬沼もはっきり見えてきた↓

ここを登ってくる"ツワモノ"と数人すれ違い、中には女性や子供までいて驚いた。

11時47分 ようやくフラットになる
レインウェアは着たまま下りたので暑く、水はあと1本と節約したおかげで、疲労もあり腕が痺れていた(脱水症状か)。

ようやく木道に出る。
尾瀬沼に出たら何か飲みたい。

向こうに休憩所が見える↓

振り返ると俎嵓の山頂がよく見えた↓

距離にすると近そうに見えるが。。。

11時55分 沼沢休憩所でひと休み

ここは尾瀬ハイカーでとても賑わっていた。

自販機はなく、お店でカルピスを注文。

1杯500円とイイお値段。
(他に冷たい飲み物はコーヒーしかなかった)

カルピスがまた旨い。

山小屋のおにぎりを1つ頂いた。

隣にいたハイカーさんと会話し、燧ヶ岳へのルートや、その他色々と情報交換をする。

会津駒ヶ岳がとても良いらしく、自分も行ってみたくなった。

12時12分 休憩所を出発

ここから尾瀬沼沿いを南下し、大清水へ出て、そこからバスで尾瀬戸倉へ戻る。
アップダウンのある畔を歩き、木道は滑りやすいため小刻みに進む。

富士見峠との分岐点↓
富士見峠は藪の中を上がって行く。

途中で"燧ヶ岳"がよく見えた↓

左側が"柴安嵓"、右が"俎嵓"↓
今頃、見通しが良くなるとは。。。

尾瀬沼の畔も結構な距離があり、疲れて何度か転びそうになるも何とか耐えた。

13時 尾瀬沼休憩所に到着

休憩所には何も売っていないので、隣の山小屋で炭酸を購入↓
これが最高に旨かった。

元気も出たところで、大清水へ向け出発。
しばらく延々と上りが続いた。

ここで古い木道で足を滑らせ大きく転倒。
ちょっと油断した。

少し進むと、新しい木道は滑る事なく安心↓

やはり疲れているようだ。

しばらくすると下りに変わる。

下った先は林道っぽい場所↓
ここまで来ればあとはフラットな道のり。

14時 一ノ瀬に到着

ここで小型バス(700円)に乗り、大清水に出ても良かったが、大清水からの次のバスは14:07と15:00のため、14時台は間に合わず、15時であれば歩いても行けると思い、そのまま歩き続けた。
結局、何キロ歩いただろうか。。。

かなり歩き、ようやくゴールが見えてきた。
14時40分 大清水に到着
かなり疲れた。。。

15時には路線バス(620円)に乗車。
バスの有り難さが身に染みる。

15時13分 尾瀬戸倉に戻る

ここから駐車場までは坂道を歩く。

(これもしんどかった)

15時23分 駐車場に到着
登山靴を脱ぐと開放感でホッとした。

帰りは川場村にある"小住温泉"へ。。。

16時10分 小住温泉で湯ったりする
人も少なめで露天も2つあり、650円にしては大満足な温泉だった。

帰りは関越道がやや渋滞していたため、一般道で戻り、無事に22時過ぎには帰宅した。

【今回の登山データ】
行程:23.64km
山ノ鼻〜見晴/登山口 [1時間38分]
登山口〜柴安嵓 [2時間42分]
柴安嵓〜俎嵓 [25分]
俎嵓〜沼沢休憩所 [1時間49分]
沼沢〜一ノ瀬 [1時間]
一ノ瀬〜大清水 [40分]

合計:8時間14分

翌日は太ももやふくらはぎ、右腕が筋肉痛となり、やはり登山慣れは重要と感じた。

次の予定はないが、また計画しよう。

(柴安嵓山頂にて)
ーDankeー

2023年 残暑の尾瀬 (至仏山登山)

2023-09-27 | 登山
2023年9月22日(金)

群馬、福島、新潟、栃木の4県に跨る"尾瀬"。

今回は平日を利用し、百名山の"至仏山(しぶつさん)"と"燧ヶ岳(ひうちがたけ)"への登山。

前回、尾瀬に来たのは5年前。
至仏山と燧ヶ岳に登ったのは14年前になる。

1ヶ月ぶりの登山で体も鈍ってしまったが、尾瀬の景色を楽しみに1泊2日で登ってきた。

週末はアメ予報もあり、クルマを利用。

2時に自宅を出発し、R17>R120>R401の一般道で向かう。

4時50分 道の駅まえばし赤城で休憩

ここは今年の3月に出来たばかりの道の駅。
広くてとてもキレイ。

併設されたコンビニで買い物し、サンドイッチを頬張りながら尾瀬戸倉を目指す。

6時20分 尾瀬戸倉に到着

予定より早く到着。

駐車場は宿泊者専用を利用。

(荷物がごちゃごちゃ)

公共駐車場は1日1000円で1泊2日だと2000円の計算。専用駐車場は無料のため有り難い。

ただし鳩待峠行きのバス乗り場まで、800mほど歩かなければならなかった。

下り坂で楽だが、帰りがしんどそう。

6時40分 尾瀬第1駐車場に到着
ここからバスで鳩待峠へ向う。

次の出発時間は7時(バスは1時間に1本)のため、トイレを済ましチケットを購入(片道1000円)。
バスを待っていたら、結局は乗り合いタクシーに乗車する事となり、出発時間は気にしなくても大丈夫だった。

7時10分 鳩待峠駐車場に到着

ここから尾瀬入口まで少し歩く。。。

7時15分 尾瀬入口に到着

トイレを済まし準備もバッチし。

7時19分 尾瀬ヶ原入口
それでは尾瀬ヶ原に向け出発。

(この景色をまたあとで見る↑)

尾瀬ヶ原のマップ↓

先ずは"山ノ鼻"を目指す(分かりにくい)。

木道は右側通行。
ずっと下り道なので、行きは楽チン。
山ノ鼻まであと1.49km。

途中で熊除けの鐘を鳴らす↓
そういや熊鈴を持って来なかった。

ずっと森の中を散策。
どっぷり自然に浸れるのがイイ。
曇り空で涼しいし。。。

8時 山ノ鼻に到着
またトイレに入っておく↓
山小屋がある場所には公衆トイレが設置されているので、とても助かる。

ここから至仏山に入るが、小雨が降り出したのでレインウェアを着ておく。

初めて袖を通したmont-bellのレインウェア。

念のため、スパッツも装着。

尾瀬ヶ原が涼しくて良かった。

8時20分 至仏山へ向け出発
シカ柵を2つ抜け、先ずは木道を歩く。

至仏山はガスでほとんど見えず。

ここから本格的な登山道↓
序盤はこんな感じ↓

まだ緩やかな上り。

しかし足元は雨水が川のように流れる。

深い窪みにハマると靴の中に浸水しそう。

8時54分 森林限界を通過

まだ木々は残っている。

更に登るとゴツゴツした岩場。

ずっと上りだが時折休憩スペースがある。

森林限界っぽく開けてきた。

振り返ると"尾瀬ヶ原"と奥には"燧ヶ岳"↓
燧ヶ岳にズーム。

晴れていれば"絵はがき"のような絶景。

尾瀬ヶ原にもズーム↓

(写真下が山ノ鼻)

序盤は硬かった体も、ようやくほぐれる。

中盤からはやや急登な場面も。。。
こちらは鎖場↓

使わずに登れた。

再び振り返ると、やや見通しも良くなる↓
(燧ヶ岳は隠れたが)

2回目の鎖場↓

ここも右端から登れば使わず行けた。

やや朽ちかけた階段。

上り専用なのも分かる。

9時52分 ちょっと休憩

息を整える。

10時10分 尾瀬ヶ原の眺望が開ける

ほんと晴れていればなぁ。

まだまだ続く階段。

10年前に初めて登った際は、この辺りが山頂と思い込んでいた。

山あるあるだ。

しばらくして広い場所に出る。

あれが山頂だと期待する。

また水溜りの階段。

向こうに見える小高い山は"小至仏山"↓
下山ルートはあの山を越える。

そして最後のひと踏ん張りを越えて。。。

10時38分 至仏山頂に到着

よく頑張った。

まだ誰もおらず景色を独り占め。

雲海が広がる中、少し景色も見えた。

小至仏山方面も迫力がある↓

しばらくして少し人も増えた。

アメも上がったのでレインウェアを収納し、おにぎりを食べてひと休み。

ここからの景色を最後に見納めし腰を上げる。
明日はあの燧ヶ岳にチャレンジ。

11時05分 下山開始
小至仏山を経由し鳩待峠へ下る。

荒々しい岩↓
(刺さりそう)

小至仏山を捉える。
一旦下ったあと、また登る。

黙々と登り続け。。。

11時37分 小至仏山に到着

周囲の景色はあまり望めず。

ここからは延々と下って行く。
岩場になると滑るため慎重に足を置く。
途中でご年配の団体とすれ違うが、皆さん頑張って登っていた。

途中で見えた尾瀬ヶ原の景色↓

また見れて嬉しい。

11時57分 笠ヶ岳との分岐を通過
この辺りはフラットな道のり。

またシカ柵を2つくぐる。

鳩待峠まで2.8km。。。
山ノ鼻からの上りより、小至仏山を経由する下りは距離が長く時間も掛かる。

中々縮まない登山道を延々と下り。。。

12時55分 鳩待峠に到着

日帰りなら、もうこれで十分。

山小屋近くの公衆トイレに入っておく。

登山道にはトイレがなく我慢していた。

12時58分 2周目に突入

足裏がやや痛むが、山ノ鼻まで下りのため少し嬉しい。

朝イチは見えなかった"至仏山"が見える↓

さっきまで、あの稜線を歩いてきた。

しばらくして再び山ノ鼻に到着。
至仏山へのルートを改めて確認↓

山ノ鼻から至仏山までは近く、至仏山頂から鳩待峠を経由し、山ノ鼻に出るのは遠かった。

13時41分 本日の山小屋に到着
前にも宿泊したことのある"尾瀬ロッジ"。

1泊2食付で14500円とお高いが、お風呂もあるので贅沢。

チェックインは14時だが大丈夫だった。

お風呂は16時からなので、睡眠不足なのもあり、少し横になる。

16時のお風呂は一番乗りで、ほんのひと時だけ湯ったりも出来た。

17時の夕食前に近くのビジターセンターへちょっと行ってみる。

尾瀬の情報などが展示。

オコジョがカワイイ↓
まだ出逢ったことがない。

山小屋に戻ると、そろそろ夕食。

大きめなエビフライに陶板焼き、ポトフなど予想に反し豪華。

生ビールも最高だった。

明日は朝早くに出発するため、朝食は弁当に変更していただいた。

食後は再びビジターセンターへ。

センターの方が語るスライドショーを観に行く。
少し早かったので、また色々見物。

下山ではこの"蛇紋岩"が滑るため難儀した。

確かに触るとツルツル。

スライドショーが始まる頃には人も増え、40分ほど尾瀬ヶ原の自然や四季、花に動物などを観せて頂いた。

オコジョの動画がとても可愛かった。

外に出ると真っ暗なため、ヘッドライトを照らし宿に戻った。

【今回の登山データ】

ガーミンは途中で停まったため正確なデータは得られず。

行程:14km
鳩待峠〜山ノ鼻 41分
山ノ鼻〜至仏山 2時間19分
至仏山〜鳩待峠 1時間49分
鳩待峠〜山ノ鼻 42分
合計:5時間31分

明日は筋肉痛で動けるか心配だ。

ーDankeー

2023年 山の日は甲武信ヶ岳へ

2023-08-14 | 登山
2023年8月11日()

今回は"山の日"にちなみ百名山にチャレンジ。

長野•山梨•埼玉を跨ぐ[甲武信ヶ岳(こぶしがたけ)]への登山。

台風が接近する中、まだ金曜日は影響なさそうなため、早朝から登って来た。

深夜1時30分に自宅を出発

既に中央道は相模湖付近まで帰省ラッシュによる渋滞が始まっていたが、幸いR20はまだ混んでおらず、スムーズに甲府へ。

4時15分 西沢渓谷駐車場に到着

まだ真っ暗。。。

駐車場にクルマは4台ほどいたが、時間が経つに連れ埋まって行く。

木曜日の仕事終わりで2時間ほどしか寝れなかったため、ほんの少しだけ仮眠した。

4時40分には周りのクルマも増え、早々に登山へ出発する人達で騒がしかったため、朝食のサンドイッチを食べ、こちらも準備する。

橋の下から見えるのは[鶏冠山(とさかやま)]↓
ニワトリのとさかに似てる事から名付けられ、地図では破線ルートの山梨県最難関の山。

いつかチャレンジしてみたい。

4時57分 駐車場を出発
予定では早くとも6時に登山開始と考えていた。
西沢渓谷方面に向う。

しばらくすると通行止めゲートバー↓
左横から入り、またしばらく林道を歩く。
5時11分 トイレが見えて来た

ここで用を済まし、アミノバイタルも飲み準備を整える。

右手の小さな神社でお参り。

登山の無事をお祈りした。

さて、今回のルートはこんな感じ。

西沢渓谷駐車場をスタートし、近丸新道>戸渡尾根>木賊山(とくさやま)>甲武信ヶ岳山頂へ。

戻りは"徳ちゃん新道"で戻って来る。
(二手に分かれる左の道)

ここから"近丸新道"は近道とあるが、YAMAPのルートとはちょっと違う。

取りあえず行ってみるか。

さっき看板には[らくらくコース]と書いてあったが、登録したルートから外れて行くため、ちょっと不安になり、結局は近丸新道の登山口に来てしまった。

5時24分 近丸新道登山口

ここから本格的な登山道(いきなり急坂)。

"近丸新道"は崩落箇所があり危険なため、"徳ちゃん新道"がお勧めと下調べで書いてあった。

5分ほど登ると緩やかになる。

(良かった)

こういう箇所が危ないのかな↓

踏み外すと谷底へ落ちるが、問題なく通過。

しばらくするとレール跡。
この白い石は"石英"らしい。↓

結構な大きさ。

甲武信ヶ岳はこちら↓

やや急坂となる。

足元にはたくさんの石英↓

ここも崩落した様子↓

でも、橋があるので大丈夫。

近丸新道はアドベンチャーな道で面白い。

橋渡しは甘く見ると落ちそうになる↓
油断は禁物。

少し進むと小屋があった。
さっき地図には"火薬庫跡"と書いてあった。

もちろん今は廃屋。

倒木を越え。。。

しばらく進むと"丸太橋"↓

あの橋でヌク沢を渡る。

少し川沿いに下ったあと、急登な尾根が始まる。

これがずっと続く。

50分ほど登りきると、少し緩やかな場所。
深呼吸をして、息を整える。

シャクナゲの樹林帯をくぐり抜け。。。
(花は咲いていない)

急坂を少し登ると、上から人の声が聞こえた。

7時16分 徳ちゃん新道との分岐点に到着

ようやく合流地点。

(右下ルートから真ん中の分岐に到達した)

このまま"戸渡尾根"を進むと、また急登となる。

7時55分 途中で休憩

バテないよう補給は大事。

5分ほど休憩し、急登再開。

ゆっくりペースだが何とか保てる。

30分ほどして少し眺望が開けた。
よく見ると遠くには"富士山"。
感動的で、しんどさも吹き飛ぶ。

8時40分 尾根の岩場に出た
ここからも富士山が見える。

富士山の左下に見えるのは"広瀬湖"

カーブした陸橋付近にクルマを停めており、あんな所からここまで登って来た。(写真下辺り)

甲武信ヶ岳はまだ先。

このまま真っ直ぐ進む。

あと一息。。。

8時58分 戸渡尾根分岐点に到達

ここから目指すは"木賊山(とくさやま)"。

途中には鶏冠(とさか)尾根への分岐↓
鶏冠山はロッククライミングに近い登山道で、危険を伴うため、ロープが張ってある。

緩やかな登山道を進むと広場に出た。

あれ?

9時05分 木賊山(とくさやま)に到着
もう着いた。

三角点にタッチ。

西沢渓谷側からだと緩やかな登山道のため、登った感覚がない。

ここからザレ場の急坂を下ると。。。

見えて来たのは"甲武信ヶ岳"。
何だか嬉しい。

あのザレ場みたいなルートを辿るのだろうか。

甲武信ヶ岳まであと0.5km。
こちら側から木賊山に登るのはキツそう。

下った先には山小屋が見えた↓

あとで寄る事にして、このまま山頂を目指す。

やや急登だが少しペースを上げる。

さっき見えたルートではなかった。

開けた場所に出ると最後のガレ場。

山頂まであと少し。。。

そして。。。
(あれだな)

9時35分 甲武信ヶ岳山頂に到着
ついに到着。

思い返せば結構な急登だったが、よくバテずに登って来れた。

山頂はそれほど広くないが6名ほどいた。

こちらはお気に入りの"大弛峠"方面。
大弛峠から登る案も考えていた。

遠くに"八ヶ岳"が見える。

また登りに行きたい。

こちらは南アルプスかな?
行ったことはないが、北岳にいつか登りたい。

そして"富士山"

今日はたくさんの人が登っているだろう。

それほどお腹は空いていないが、腰を下ろしチョコパンとご褒美の炭酸でひと休み。

甲武信ヶ岳の標高は2475m。
(パンの袋はパンパンだった)

3回目のアミノバイタルを摂取。

バテないのは、このお陰だったと信じよう。

景色を眺めながら、最高のひと時。。。

休憩したあとは"三宝山"方面に向かい、分岐で折れて巻き道で戻る。
9時54分 山頂を出発
滑りそうな砂利道を下る。

5分ほどで分岐点。

"甲武信小屋"方面に向う。

巻き道はフラットなので楽チン。

7分ほどで、山小屋が見えて来た。

山小屋前には小さなお花畑↓
キレイに咲いていた。

10時07分 甲武信小屋に到着

思ったより、すぐ着いた。
売店では山の日記念のTシャツ(4000円)が売られており気になったが(お店の人達が着ていた)、2千円しか持っていなかった。

可愛らしい絵が書かれたメニュー。

(気になった)

まだ出発して数分のため、休まずこのまま進む。

木賊山ルートは急坂のため、もちろん巻き道で。
最初は緩い坂だったが、しっかり登り坂。

10時21分 破不山方面との分岐

この先の戸渡尾根分岐までは、やや急登な道。

甲武信ヶ岳山頂からは下りとばかり思っていたため、これが結構しんどかった。

10時26分 再び戸渡尾根への分岐に到着

力を振り絞り登った。

ここからは登って来た道を"下る"のみ。

念のためグローブを装着。

登った時は青空だったが、ガスが出てきた。

鶏冠山や甲武信ヶ岳方面もご覧の通り↓
さっきは良いタイミングだった。

急登だった登山道は、下りもなかなか進めない。
こりゃ、また筋肉痛かな。。。

11時26分 近丸新道と徳ちゃん新道の分岐点

思ったより早く着けた。

ラクと言われる"徳ちゃん新道"へ。

いきなりの急坂↓(ラクぢゃない)

しばらく急坂を下ると、緩やかになり、そしてまた急坂を繰り返す。

おまけに滑るので、スピードも出なかった。
これなら近丸新道の方が良かったのでは?
と考えながら下った。

沢の音が徐々に大きくなるも、これでもかと言うほど下り続け。

そしてようやく。。。

12時44分 徳ちゃん新道登山口に到着
さっきからずっとトイレを我慢していた。

(振り向いたところ)

すぐ近くにトイレ(右側)があり助かった。

西沢渓谷のマップ↓

散策路は一周10kmで3時間35分も掛かるらしい。

自分は駐車場まで20分。

あとはフラットな林道を進むだけなので楽勝。

観光で来ている人や沢沿いでテントを張る人達など様々。

そして。。。

13時09分 西沢渓谷駐車場に到着
駐車場に戻ると満車だった。

ザックを下ろし登山靴を脱ぎホッとする。

ここからはR140を約10kmほど南に進んだ先にある"温泉"へ。

13時35分 みとみ笛吹の湯に到着

山梨市が運営する温泉は、市民は300円、市外なら510円だが、JAF加入なら410円だった。

入口のお母さんが親切に教えてくれた。
やや熱めの内風呂2つに温めの露天風呂が1つ。
まだ人は少なく、露天で湯ったり出来た。

帰りは信号のないフルーツラインを進み、R20の一般道で戻る。
今なら中央道も空いていそうだが、時間はあるので節約した。

14時52分 道の駅 甲斐大和に立ち寄り
とにかく喉がカラカラ。

ソフトクリームも食べたかった。

巨峰ミックス(400円)

桃(540円)を土産に買い、それほど混まずに町田付近まで戻り、夕食はココイチを食べ、18時半には自宅へ戻った。

(中央道は相模湖辺りから渋滞だった)

【今回の山行データ】
上り 4時間38分
下り 3時間15分
(山頂以外の休憩含む)

また1つ百名山に登れて良かった。

翌日は筋肉痛はなかったが、脚がダルい程度で済んで良かった。

来週はまた百名山にチャレンジする。

ーDankeー

登山競争と鉢合わせ 2023年の富士登山

2023-07-30 | 登山
2023年7月29日(金)

今回で17回目となる富士登山。

昨年は体調不良で断念するも、今年は薬を飲み続けたところ体調は回復。

体力を付けるため6月より近隣の山々に登り、ついでに八ヶ岳にも登れるほど元気を取り戻した。

ただ心配なのは、今年の富士登山はいつにもまして登山客が多そうなこと。

またこの日は富士登山競走がある事を前日に知り、多少は混まないものと期待していたが、最後の1番しんどい箇所で巻き込まれる形となった。

深夜1時に自宅を出発

今回は4つの登山道のうち[須走ルート]を選択。

マイカー規制のため、道の駅すばしりに近い[須走多目的広場]にクルマを停め、シャトルバスで須走口五合目に移動してからの山行となる。

3時に須走多目的広場に到着

駐車場は無料で空いていた。

少し仮眠し、明るくなった4時40分に起床。
朝食にサンドイッチを頬張る。

5時には支度し、シャトルバスのチケット売り場前に移動する。

既に2人並んでいた。

このあと10分後には行列になっていた。

5時30分にはチケット売り場がオープン
5時45分の始発便は補助席も使用し超満員。

乗れない人もいた。

6時10分 須走口五合目に到着
山頂に少し雲が掛かった富士山。
今のところ天候に恵まれている様子。

五合目にはキレイな建物が出来ていた↓

(富士山須走口インフォメーションセンター)

ここで高度順応をする人達もいたが、自分はゆっくり歩いて順応させる。
少し進むと富士山協力金を募る場所↓

しない訳にもいかないので1000円を募金箱にいれると、協力者証を頂いた↓

以前はやや強制だったとが、今は募金制になったらしい。

6時20分 須走登山道へ入る

いよいよ富士登山がスタート。

その前にコレ↓を飲むのを忘れていた。

序盤はスローペースで1歩1歩とゆっくり。

しばらく森林の中を歩き。。。

7時頃には開けた場所に出る。

富士山が良く見える。

7時22分 六合目に到着

ようやく最初の山小屋。標高は2400m。

後ろを振り返ると山中湖が良く見えた。
時折、自衛隊の演習と思われる大砲を撃つ音が聞こえていた。

7時51分 本六合目に到着
まだ六合目。標高は2700m。
七合目はまだまだ。。。ぬか喜びしない。

ベンチのテーブルにはアヒルちゃん。

以前はここで息を切らしていた。

今回は毎週のように山登りに出掛けていたので、これまでの富士登山と違い元気がある。

さっきのアミノバイタルも効いてるのかも。

今回は経口補水液も買ってきた。

水分補給をしたら、すぐに出発。

あまり調子が良すぎると、あとで高山病と言うしっぺ返しが来る。

山頂の雲が晴れ、良く見える↑

次に目指すのはあの山小屋↓

さっきの本六合目から半分ほど登り、ようやく近くなってきた。

物資を運ぶブルドーザー↑

8時39分 七合目に到着
ようやく七合目。標高は3090m。

そろそろ高山病の影響が出そうなところだが、特に問題ない。
5個入りのチョコパンを1つ頂く。

まだ早いかも知れないが、ゼリー飲料のアミノバイタルも頂いた。

小まめな水分補給や行動食は有効だ。

山頂に再び雲が掛かる。
大きく深呼吸をし体調を整える。
10分ほど休憩したのちに出発。

富士山頂はこのまま真っ直ぐ。

靴は真っ白になっていた。

くるぶしの靴擦れ予防に少し足を開いて登る↑
足裏全体で着地するフラット歩行を意識すると、足は疲れにくい。

9時22分 本七合目に到着

いつの間にか標高は3200m。

ここはこのまま通過。

この辺りまで来ると涼しくて助かる。
もちろん、半袖1枚だが。。。

途中にあった"遭難者慰霊碑"↓
次の山小屋が見えて来た↓

辺りはすっかり曇り空に。。。

9時44分 八合目に到着

ここで5分ほど水分補給。

ここからは長いザレ場。

砂利道はグリップが効かないので歩きにくい。

10時04分 本八合目を通過
標高は3400m。

ガスが立ち込める中、奥の鳥居に向うと。。。

急に視界が開けた↓

山の天気は変わりやすい。

10時08分 本八合目の江戸屋を通過すると。。

ここで吉田ルートと合流。

富士登山競走の選手が続々と上がっていた。

人が少なく静かに登れたのはここまで。

ガーミンでは標高が3378mと表示。

少しズレがあるのかな。

山頂まであと1.2km。

ここからがしんどい。

10時23分 八合5勺を通過

標高は3450m。

体調は良好でマイペースで進めていたが、中には力が入らないとつぶやく人や、力尽きている人もいた。

山頂までまだまだ。。。

登山競争の人達にどんどん追い抜かされる。

鳥居をくぐり。。。

10時46分 九合目に到着
標高3600m。

ここからは急登な岩場で登山道も狭い。

登山競争者は更に増え、後ろから走者が沢山来るため何度も立ち停まり、ペースが乱される。

そして、ようやく。。。
山頂の鳥居が見えて来た。

11時16分 富士山頂に到着

歓声の中、他の走者と一緒にゴール。
周囲は先にゴールした人や応援する人達で、やかましいほどの声援。

制限時間があるのか、10秒前から皆で秒読みしとても盛り上がっていた。

11時29分 これからお鉢を周る

スパッツを取り付け、下山準備もOK。

反時計回りで剣ヶ峰を目指す。
さっきの賑やかな場所から、静かな登山道へ。

ちょうど真反対に位置する剣ヶ峰。

一旦下ったあと、登りが続くのでしんどい。

黙々と登って行き、剣ヶ峰まであと少し。

時計回りに周ると、急登で滑りやすい[馬の背]があるが、反時計回りならまだラク。

11時58分 剣ヶ峰に到着

そして。。。

富士山最高峰の3776mに到達。

まさかの逆光。。。(仕方ないが)

なので、自撮り棒でも撮ってみた。
今回も無事に登って来れた。

最高峰から見る火口。

とても迫力がある。

ここで炭酸を飲んで少し休憩。
またアミノバイタルも飲んで、下山に備える。

15分ほど休憩し、須走口下山道を目指す。
ここからはグローブも装着。

下山で転んだ際、手のひらをケガした時もあったので念のために。。。

馬の背をズルズル滑りながら降りる。
(振り返ったところ)↑

晴れ渡った青空。
あとで日焼けで凄い事に。。。

12時25分 頂上浅間大社奥宮を通過

以前購入した御守りを持って来るのを忘れた。

アップダウンを繰り返し。。。

ようやく、須走口下山道に到着。

12時46分 下山開始
ここからは一気に下山する。

13時10分 吉田ルートとの分岐点
夏の登山って感じ↑

須走ルートは人が少なくてイイ。

13時39分 ここから砂走り
若干走って下り、更にスピードを上げる。

何故か体育座りをする海外の人↓

疲れたのか、足を痛めたのか。。。

14時07分 砂払い五合目に到着
バスの時間は毎時45分のため、行けるかな。

そして。。。

14時31分 須走口五合目に到着

良かった間に合った。
ザックは砂にまみれて真っ白。

そして15時10分にはクルマに戻った。

このあと駿河健康ランドで一泊し、湯ったりお風呂で体を癒やし、美味しい食事を楽しんだ。

【今回のデータ】
上り 4時間56分
お鉢 1時間17分
下り 1時間45分
最後は足裏が痛かったが、体調に問題なく登れたのは良かった。

お疲れ山でした。

ーDankeー