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気ままにツーリング

Ninja1000SX とスウィッシュ でアドベンチャーな旅へ

登山競争と鉢合わせ 2023年の富士登山

2023-07-30 | 登山
2023年7月29日(金)

今回で17回目となる富士登山。

昨年は体調不良で断念するも、今年は薬を飲み続けたところ体調は回復。

体力を付けるため6月より近隣の山々に登り、ついでに八ヶ岳にも登れるほど元気を取り戻した。

ただ心配なのは、今年の富士登山はいつにもまして登山客が多そうなこと。

またこの日は富士登山競走がある事を前日に知り、多少は混まないものと期待していたが、最後の1番しんどい箇所で巻き込まれる形となった。

深夜1時に自宅を出発

今回は4つの登山道のうち[須走ルート]を選択。

マイカー規制のため、道の駅すばしりに近い[須走多目的広場]にクルマを停め、シャトルバスで須走口五合目に移動してからの山行となる。

3時に須走多目的広場に到着

駐車場は無料で空いていた。

少し仮眠し、明るくなった4時40分に起床。
朝食にサンドイッチを頬張る。

5時には支度し、シャトルバスのチケット売り場前に移動する。

既に2人並んでいた。

このあと10分後には行列になっていた。

5時30分にはチケット売り場がオープン
5時45分の始発便は補助席も使用し超満員。

乗れない人もいた。

6時10分 須走口五合目に到着
山頂に少し雲が掛かった富士山。
今のところ天候に恵まれている様子。

五合目にはキレイな建物が出来ていた↓

(富士山須走口インフォメーションセンター)

ここで高度順応をする人達もいたが、自分はゆっくり歩いて順応させる。
少し進むと富士山協力金を募る場所↓

しない訳にもいかないので1000円を募金箱にいれると、協力者証を頂いた↓

以前はやや強制だったとが、今は募金制になったらしい。

6時20分 須走登山道へ入る

いよいよ富士登山がスタート。

その前にコレ↓を飲むのを忘れていた。

序盤はスローペースで1歩1歩とゆっくり。

しばらく森林の中を歩き。。。

7時頃には開けた場所に出る。

富士山が良く見える。

7時22分 六合目に到着

ようやく最初の山小屋。標高は2400m。

後ろを振り返ると山中湖が良く見えた。
時折、自衛隊の演習と思われる大砲を撃つ音が聞こえていた。

7時51分 本六合目に到着
まだ六合目。標高は2700m。
七合目はまだまだ。。。ぬか喜びしない。

ベンチのテーブルにはアヒルちゃん。

以前はここで息を切らしていた。

今回は毎週のように山登りに出掛けていたので、これまでの富士登山と違い元気がある。

さっきのアミノバイタルも効いてるのかも。

今回は経口補水液も買ってきた。

水分補給をしたら、すぐに出発。

あまり調子が良すぎると、あとで高山病と言うしっぺ返しが来る。

山頂の雲が晴れ、良く見える↑

次に目指すのはあの山小屋↓

さっきの本六合目から半分ほど登り、ようやく近くなってきた。

物資を運ぶブルドーザー↑

8時39分 七合目に到着
ようやく七合目。標高は3090m。

そろそろ高山病の影響が出そうなところだが、特に問題ない。
5個入りのチョコパンを1つ頂く。

まだ早いかも知れないが、ゼリー飲料のアミノバイタルも頂いた。

小まめな水分補給や行動食は有効だ。

山頂に再び雲が掛かる。
大きく深呼吸をし体調を整える。
10分ほど休憩したのちに出発。

富士山頂はこのまま真っ直ぐ。

靴は真っ白になっていた。

くるぶしの靴擦れ予防に少し足を開いて登る↑
足裏全体で着地するフラット歩行を意識すると、足は疲れにくい。

9時22分 本七合目に到着

いつの間にか標高は3200m。

ここはこのまま通過。

この辺りまで来ると涼しくて助かる。
もちろん、半袖1枚だが。。。

途中にあった"遭難者慰霊碑"↓
次の山小屋が見えて来た↓

辺りはすっかり曇り空に。。。

9時44分 八合目に到着

ここで5分ほど水分補給。

ここからは長いザレ場。

砂利道はグリップが効かないので歩きにくい。

10時04分 本八合目を通過
標高は3400m。

ガスが立ち込める中、奥の鳥居に向うと。。。

急に視界が開けた↓

山の天気は変わりやすい。

10時08分 本八合目の江戸屋を通過すると。。

ここで吉田ルートと合流。

富士登山競走の選手が続々と上がっていた。

人が少なく静かに登れたのはここまで。

ガーミンでは標高が3378mと表示。

少しズレがあるのかな。

山頂まであと1.2km。

ここからがしんどい。

10時23分 八合5勺を通過

標高は3450m。

体調は良好でマイペースで進めていたが、中には力が入らないとつぶやく人や、力尽きている人もいた。

山頂までまだまだ。。。

登山競争の人達にどんどん追い抜かされる。

鳥居をくぐり。。。

10時46分 九合目に到着
標高3600m。

ここからは急登な岩場で登山道も狭い。

登山競争者は更に増え、後ろから走者が沢山来るため何度も立ち停まり、ペースが乱される。

そして、ようやく。。。
山頂の鳥居が見えて来た。

11時16分 富士山頂に到着

歓声の中、他の走者と一緒にゴール。
周囲は先にゴールした人や応援する人達で、やかましいほどの声援。

制限時間があるのか、10秒前から皆で秒読みしとても盛り上がっていた。

11時29分 これからお鉢を周る

スパッツを取り付け、下山準備もOK。

反時計回りで剣ヶ峰を目指す。
さっきの賑やかな場所から、静かな登山道へ。

ちょうど真反対に位置する剣ヶ峰。

一旦下ったあと、登りが続くのでしんどい。

黙々と登って行き、剣ヶ峰まであと少し。

時計回りに周ると、急登で滑りやすい[馬の背]があるが、反時計回りならまだラク。

11時58分 剣ヶ峰に到着

そして。。。

富士山最高峰の3776mに到達。

まさかの逆光。。。(仕方ないが)

なので、自撮り棒でも撮ってみた。
今回も無事に登って来れた。

最高峰から見る火口。

とても迫力がある。

ここで炭酸を飲んで少し休憩。
またアミノバイタルも飲んで、下山に備える。

15分ほど休憩し、須走口下山道を目指す。
ここからはグローブも装着。

下山で転んだ際、手のひらをケガした時もあったので念のために。。。

馬の背をズルズル滑りながら降りる。
(振り返ったところ)↑

晴れ渡った青空。
あとで日焼けで凄い事に。。。

12時25分 頂上浅間大社奥宮を通過

以前購入した御守りを持って来るのを忘れた。

アップダウンを繰り返し。。。

ようやく、須走口下山道に到着。

12時46分 下山開始
ここからは一気に下山する。

13時10分 吉田ルートとの分岐点
夏の登山って感じ↑

須走ルートは人が少なくてイイ。

13時39分 ここから砂走り
若干走って下り、更にスピードを上げる。

何故か体育座りをする海外の人↓

疲れたのか、足を痛めたのか。。。

14時07分 砂払い五合目に到着
バスの時間は毎時45分のため、行けるかな。

そして。。。

14時31分 須走口五合目に到着

良かった間に合った。
ザックは砂にまみれて真っ白。

そして15時10分にはクルマに戻った。

このあと駿河健康ランドで一泊し、湯ったりお風呂で体を癒やし、美味しい食事を楽しんだ。

【今回のデータ】
上り 4時間56分
お鉢 1時間17分
下り 1時間45分
最後は足裏が痛かったが、体調に問題なく登れたのは良かった。

お疲れ山でした。

ーDankeー

2023年 丹沢塔ノ岳ハイク

2023-07-24 | 登山
2023年7月22日()

今回は丹沢の塔ノ岳への登山。

夏の低山は避けたかったが、富士登山を前に体を作っておきたかったので、熱中症に気を付けつつ登ってきた。

朝6時すぎに自宅を出発

ベースの秦野大倉駐車場までは45kmほど。

暑いのでクルマで行きたい気持ちだが、ここはやはり機動力のあるスウィッシュで向う。

R246を黙々と走り、途中のコンビニに立寄る。

朝食にカツサンドを頬張り、元気を付ける。

7時26分 秦野戸川公園大倉駐車場に到着
ここはバイクは無料。

オープンは8時からだが、ゲートバー横から入り駐輪スペースに停める。

これから登る塔ノ岳は1番奥の山辺り↓

今回の山行ルートはこんな感じ。
南の位置からスタートし、反時計回りで周る。

いつもなら[塔ノ岳]へそのまま直登するが、先ずは[三ノ塔]へ登り、[表尾根]を経由し[塔ノ岳]を目指し、戻りは[鍋割山]を経由する20.6kmの山行。

熱中症にならないか、とても心配。

今回はお茶3本に炭酸1本、スポーツドリンク1本の合計2.5Lを持参し、バテ予防のアミノバイタルも持参し、早めの水分補給を心掛けたい。

7時33分 大倉駐車場を出発

先ずはこの橋を渡る。

どん突きを左に入ると[三ノ塔]の案内板。

塔ノ岳へのルートはいくつかあり、見落とさないよう注意が必要。

始めは林道を黙々と上がる。

さっきまで晴れていたのが、少し曇り空に。
そのお陰でやや涼しい。

途中で登山道への分岐があったが、林道の方が歩きやすそうなので、そのまま林道を進む。

そういやアミノバイタルを飲むのを忘れた。

登山開始前に飲まないといけないが、今飲んで何とかなるかな。

8時22分 牛首に到着

ここでさっきの登山道と合流する。

ここからは左の登山道へ入って行く。

今の[牛首]で三ノ塔まで半分の道のりだが、あと半分と思いきや、ここからはやや急登な坂。

向こうに見えるのは[大山]↓

向こうは相変わらず人は多いだろうか。

三ノ塔まで2.2km地点。
三ノ塔尾根はほとんど人も居ないので、マイペースが保てる。

休まず黙々と登っていたが、流石に急登な箇所は堪え、途中で水分補給。

かなりスローペースになったと思っていたら。

ヤビツ峠との分岐がすぐだった。

ようやく塔ノ岳へ続く[表尾根]に出る。

そして。。。

9時42分 三ノ塔に到着

あ〜しんど。。。

尾根に上がれば、あとは稜線を辿るだけ。

周囲はすっかり曇り空。
でも、このお陰で熱中症は軽減されそう。

スポーツドリンクとミニチョコパン1つを補給。

スポーツドリンクはもう1本用意しても良かったかも知れない。

塔ノ岳までの道のりは長い。。。

ここから4km先となる。

そこそこ休憩したので出発。

先ずはフラットな木道を進み、その先のお地蔵さんが見えたら、左に下って行く。

ご安全に。。。

ここから塔ノ岳への稜線を見たかったが、ガスが掛かりあまり見えず。

ここからしばらく下りが続く。

ちょっとした岩場や鎖場もあり、下り終えた先には橋があった。
橋は1人で渡るよう注意書きあり。

橋を渡ったあと、また登ると。。。

10時11分 烏尾山に到着

ここは休憩せずにそのまま進む。

さっきの休憩から30分も経っていない。

また少し下って行く。
しばらくアップダウンを繰り返し。。。

10時30分 行者岳に到着

結構疲れてきた。

そのまま進むと、さっきより長めの岩場。

(途中で振り返ったところ↑)

しっかり岩を掴み、補助でクサリも掴んで下れば大丈夫。

下り終えた先の橋は両脇が崖になっており、ちょっと油断して逝きかけた。

慌てず油断禁物だ。

また上り調子となって行く。

ガスで先が見えないが、涼しくとても助かる。

10時47分 政治郎ノ頭に到着

ここもそのまま通過。

この先はやや急登でかなりペースが落ちる。

10時56分 旧書策小屋休憩場でひと休み
もうヘトヘト。。。
ここで10分ほど休憩する。

この先もやや急登そうなルート。

あんな所を登ってるし。↓
休憩を終え、再び出発。

元気であればこのくらいスッと登れるが、バテ気味なのもあり、ゆっくり登る。

ここにもりんどうの花。

ひと息つきながら撮影した。

11時20分 新大日に到着

疲れ果てる人もおり、その気持ちは分かる。

自分は休まず、そのまま通過。

塔ノ岳まであと1.4km。

アップダウンを繰り返すと、雲の隙間から遠くに山小屋が見えた。

あれが塔ノ岳でありますように。。。

山頂と思いきや、ただのピークだった事は時々ある。

足早に若者達が先行く中、遅れながらも何とか付いて行き。。。

すると。。。

ようやく山頂に到達した様子。

11時58分 塔ノ岳に到着

ここまで掛かった時間は4時間25分。

13年前に同じルートで登った時は4時間35分だったので、体力は衰えていないようだ。

お楽しみの炭酸で喉を潤す。
最高に旨い。

ここで昼食の予定だったが、休憩のたびに5コ入りのチョコパンを1つずつ食べていたので、また1つ食べれば満足だった。

周囲のガスにより暑さは軽減され、涼しさを感じたが、周囲は真っ白で景色は絶望的。
いつか丹沢山や蛭ヶ岳にも行ってみたいが、蛭ヶ岳はかなり早く出ないと厳しそう。

休憩もそこそこに、そろそろ次の鍋割山へ向け腰を上げる。

12時14分 塔ノ岳を出発

ここからは大倉尾根を下り、鍋割尾根を進む。

12時24分 金冷しを通過

大倉に戻るにはここを左折すれば早いが、鍋割山はこのまま真っ直ぐ。

鍋割山まで2.2km

表尾根に比べると楽なアップダウン。

フラットな箇所もあり、景色が見えれば気分は更に上がるのに。

しかし、涼しいのは何よりも助かる。
タオルは3本目に入っていたが。。。

暫くして鍋割山頂が見えて来た。
結構疲れていたが、このあと登る事はないので嬉しかった。

13時05分鍋割山に到着

今回もしっかり自撮り棒は持参。
鍋焼きうどんで有名な山小屋↓

周囲は麺をすする音が聞こえるが、こちらは汗だくなので、また涼しい時に食べに来たい。
チョコパン1つとゼリー飲料でお腹を満たす。

(満たないか。。。)

周囲はグループで来ていた若者達で賑やかだったが、静かに山行を味わいたい人もいる。

13時19分 鍋割山を出発

ここから、また長い道のりが始まる。

延々と鍋割尾根を下って行く。

今回のルートはメジャーな大倉尾根を通らないため、人とのすれ違いは少なくて良かったが、遠回りなので結構疲れる。

13時56分 後沢乗越に到着

二俣、大倉はここを左に入る。

この先を下れば沢に出る。

ヒグラシが鳴く中、涼しげな森の中を気持ち良く下り、ようやく沢に出る。

写真では分かりにくいが、岩肌にチョロチョロと流れる水を腕に流すとヒンヤリして気持ちイイ。

その先は滝もあり、顔を洗うとサッパリした。

少し進むと鍋割山荘のペットボトル場↓
そういや、下る途中で2Lほどありそうなペットボトルを持って登る人がいた。

ほんとエラい。

ここからは西山林道を延々と歩く。

大倉駐車場までは約6.6km。。。

あとはウォーキングだな。

途中で何回か渡渉し。。。

ずっと続く砂利道を歩き。。。

三差路の林道も通過。

途中からコンクリートの道になる。

早く着きたい気持ちもあり、ややハイペースで歩き。。。

15時19分 大倉へ続く分岐に到達

13年前は写真のゲートがなく、真っ直ぐ進み、2kmほど余計に歩いた事もあったが、今では分かりやすく表示されている。

左折した後のルートもキレイに整備され、以前の鬱蒼とした雰囲気はなくなっていた。

これなら道に迷う事もない。

ようやく住宅地に出て、ゴールまで900m。
アスファルトからの返しが暑い。

ようやく大倉のバス停が見え。。。
15時35分 大倉駐車場に到着

先ずはトイレに向かいスッキリしたあと、ご褒美の炭酸を頂き、これが最高に旨かった。

今回も結構歩いたなぁ。

汗も沢山かいたので、ここから近いお風呂に向かった。

15時58分 湯花楽 秦野店に到着

ここのお風呂は久しぶり。

リュックはバイクに置きっぱなしにし、メットインに入れておいたお風呂セットを持参し入る。

会員ではないので料金は950円。

脱衣所にはリュックが入る縦長のロッカーもあり、持って入っても良かった。

タイミングが良かったのか、それほど混雑しておらず、火照った体を水風呂で冷やし、湯船と交互に浸かり満喫した。

風呂上がりはソフトクリームでひと休み。

美味しい〜。

17時半頃にはお風呂を出発。

帰りはやや渋滞気味のR246を走り抜け、18時40分頃には自宅へ戻った。

【今回の山行データ】
歩行距離:20.76km
歩数概算:45000歩
山行時間:8時間09分(休憩含む)
07:26 大倉駐車場
08:22 牛首
09:42 三ノ塔
10:11 烏尾山
10:30 行者岳
11:20 新大日
11:58 塔ノ岳
1305 鍋割山
1356 後沢乗越
1535 大倉駐車場

登山後は大きな筋肉痛はなく、翌日も普通に行動が出来たので、これで富士登山にも行けそう。

あとは天候と人手が心配かな。。。

ーDankeー

2023年 初めての八ヶ岳登山②

2023-07-19 | 登山
八ヶ岳登山の続き。。。

美濃戸口を朝3時40分に出発し、美濃戸>赤岳鉱泉>硫黄岳>横岳を経由し、11時過ぎには赤岳山頂に到着。

(赤岳山頂の様子)

周囲はずっと真っ白だったが、昼に近付くに連れ少しずつ景色が見えてくる。
この景色が観たかった。

赤岳山頂はまだ撮影待ちの列が出来ている↓
更に人も増え、列に並ばず頂上で写真を撮る人もいて、到着したタイミングで先に撮っておいて良かったと改めて思った。

休憩も終えたので、そろそろ下山する。

下山ルートをガーミンのマップで見ると。。。

現在地が⑬辺りの[赤岳]。
⑭の[文三郎尾根]を下り。
⑮の[行者小屋]へ向かい。
⑯⑰⑱の[南沢]ルートで下山。

その後[美濃戸山荘]から⑳㉑を経由し、[八ヶ岳山荘]まで歩き、更に500m下の車まで戻る。
(ちなみに番号は距離)

11時26分 赤岳山頂より下山開始

パトロール隊員が見守る中、[文三郎尾根]ルートで下山する。

先ずはハシゴから。

ハシゴを下ると、急登な岩場を下って行く。

キレット・権現岳との分岐点↓

文三郎尾根は右下の方向。

登って来る人がいたので、10分ほど待つ。

その後も何度か待つが、細い登山道なので仕方ない。

大きな岩場を抜け、すれ違いが出来る場所へ。
この辺りは問題なく通過。

ガスが少し薄くなってきた。
遠くに見えるのは[行者小屋]。(写真上辺り)

登山道の一部にマムートのマークを発見。

整備してくれていたのだろう。

左手には[中岳]が見える。
中岳経由で下山する事も出来るが、それはまた今度としたい。

行者小屋方面に下って行く。

この辺りは楽に下って行ける。

さっきの中岳への稜線も見えてきた。

中岳の先には[阿弥陀岳]もあり、こちらもいつか縦走してみたい。

右手には縦走してきた山々が見えてきた。
この後、更に見えてくる。

次の目的地の[行者小屋]はあんな所に↓

あと少し。。。かな。

長い階段を下って行く。

その後もスチールの階段や、色んな階段を長々と下り、ようやく階段のない登山道を下って行くと。。。

ようやく[阿弥陀岳分岐]に出た。

あとは緩やかな坂を下って行く。

しばらくして、テント場に出た。

そして。。。

12時29分 行者小屋に到着
入口左にある[吹き出し看板]が愉快。(⁠◠⁠‿⁠・⁠)⁠

雲が晴れ、山々が見えるようになってきた。
今頃、山頂なら景色が見れて良かったのかも。

行者小屋は結構な賑わいっぷり。

赤岳鉱泉と同じ中継地点なので人は多い。

こちらは[赤岳]↓

あんな所から下ってきた。

こちらは地蔵尾根ルート↓

最初はこのルートで直登する考えだった。

こちらは[横岳]方面↓
頑張って稜線を歩いてきた。

あれは[赤岳展望荘]かな?

そして、また[赤岳]↓

急変する山の天気をしばらく眺めていた。

また、いつか晴れた日にリベンジだな。
やはり、山頂からの晴れた稜線を見てみたい。

メットは脱いで、ザックに片付ける。

そろそろ下山しないと宿入りが遅くなる。

12時49分 行者小屋より下山開始

同じく下山する人や、登って来る人もいる。

戻りは[南沢]ルートで下山する。

最初は緩やかで乾いた沢を歩いて行く。

目印のピンクリボンを頼りに進む。

森の中に入り、途中でゴツゴツした岩のルートもあり、行きで登った[北沢]より結構疲れる。

また、足早に下っていると金網の階段で滑って転び、左ふくらはぎと右の腹筋を痛めた。

他の人も同じように滑っており、慎重な人は座って下りていた。

延々と歩き続け、ようやく林道が見えて来た。

左足をやや引きながらも、次第に普通に歩けるようになりホッとした。

14時16分 北沢南沢の分岐点に到達

行者小屋からここまで、とても長かった印象。

登りだと更に長く感じるだろう。
美濃戸山荘を通り過ぎ、この先の赤岳山荘に差し掛かると水場があり、ヒンヤリした水で顔を洗うとサッパリする。

ほんと生き返る。

やまのこ村を通り越し、あとは林道で美濃戸口を目指す。

行きも帰りもただ苦痛だった。

14時55分 美濃戸口が見えて来た

やっと戻って来れた。

赤岳山荘の手前を通過する。

自分のクルマはこの先500m。

そして。。。

15時02分 ようやくクルマに到着
疲れた〜。

戻って来たら駐車禁止の張り紙をされていたが、この辺りは別荘地のため注意が必要。

ザックを片付け普段の靴に履き替え、クルマに乗るとホッとする。
ここから向うのは山梨県笛吹市にある[石和健康ランド]。

自分のお気に入りの1つ。

諏訪南から中央道に乗り移動。

高速や一般道からキレイに見える八ヶ岳。
今回登れたのがとても嬉しい。

途中で高速を降り一般道で向うも、渋滞に何度もハマり、結局2時間弱も掛かった。

17時 石和健康ランドに到着

それにしても、夕方でもかなりの暑さ。

この日の山梨県の最高気温は37度の猛暑。

これはたまらん。

今回、稜線を歩いていた際、左太ももに強い痛みが走り、左足の指は何度も痙り、右手の親指も痙っていた。

運動不足が招いたのか、ミネラルが不足したのか、休憩が足りなかったのか分からないが、また対策を考えないといけない。

風呂上がりに大食堂に行くと50分待ちの表示。
リニューアルされ、まるでレストランみたい。

仕方がないので、隣のそば屋さんには何とか入れたので、先ずはビールで乾杯。

頑張ったご褒美が最高だ。

あとは茶そばセットに。。。

信玄鶏の唐揚げを頂いた。
今回、靴擦れはなかったが、足の筋肉痛があちこちにあり、睡眠不足もあって早々に寝たが、翌日は6時前から色んな湯船に浸かり体を癒やした。

休めた状態から動くと、下半身の筋肉痛は酷く痛む。

帰りは8時過ぎに出発し、11時頃には帰宅。

主にR20を使い、午後の渋滞前には帰宅した。

【今回の山行データ】
03:30 クルマを出発
03:40 美濃戸口
04:22 赤岳山荘
04:30 北沢南沢分岐
05:03 堰堤広場
05:56 赤岳鉱泉
07:35 赤岩ノ頭
08:00 硫黄岳
08:21 硫黄岳山荘
09:06 横岳
09:20 無名峰
09:30 三叉峰
10:16 地蔵ノ頭
10:21 赤岳展望荘
10:56 赤岳頂上山荘
11:06 赤岳(1100には到着)
12:22 阿弥陀岳分岐
12:29 行者小屋
14:16 北沢南沢分岐
14:56 美濃戸口
15:02 クルマに戻る

歩行距離は22.5km
歩数は46877歩(1日の歩数)
走行距離は347.6km(クルマ移動距離)

次の日も更に下半身は筋肉痛で大変だったが、祝日だったので良かった。

―Danke―

2023年 初めての八ヶ岳登山①

2023-07-18 | 登山
2023年7月16日()

一度は行ってみたい八ヶ岳

これまで高山は事前準備が必要なため敬遠しがちだったが、登山用品を一新し、近場の山で足慣らしも出来たので、今回は意を決し八ヶ岳にチャレンジ。

八ヶ岳はいくつかの山々の総称であり、その中でも最高峰とされる[赤岳]を目指す。

最初は美濃戸口と呼ばれる登山口から、赤岳のみをピストンする考えだったが、せっかくなので[硫黄岳]>[横岳]>[赤岳]と縦走する事とした。
左側からスタートし、北側ルートを歩き、稜線に出たら南に下り、南側ルートで戻ってくる。
(いわゆる時計回り)

前日の土曜日は早めに就寝するも、登山の事が気になりほとんど寝れず、0時には自宅を出発

R20をメインで走るも、登山口の駐車場が満車の可能性もあるため、勝沼より中央道に乗る。

3時には八ヶ岳山荘駐車場に到着するも、沿道のクルマの列を見て愕然。

ダメだったか。。。

他のクルマも引き返しており、皆さん沿道に停めていた。

(八ヶ岳山荘↑)

その先にある赤岳山荘への道も満車の文字↓

仕方がないので、しばらく下った先の沿道にクルマを停め、少しお腹を満たす。
あらかじめガーミンに投入しておいた登山ルートだが、スタート地点はここから1時間先の[美濃戸登山口]にしてある。

寝ずに来たため眠さは半端なく、ここで仮眠を取るつもりだったが、既に出発する人もおり、結局は出発準備をした(結果正解だったが)。

3時40分 美濃戸口登山口より出発
この先の美濃戸登山口と似てるのでややこしい。

暗闇の中ヘッドライトを点け、黙々と林道を歩いて行く。

眠気で頭がボーっとしていたが、ウォーミングアップと気持ちを切り替え歩みを進めると、空が少し明るくなってきた。

4時22分 赤岳山荘に到着

ここに停めたかったな。

他の駐車場もあるが、こちらも満車。

バイクで来ている人もいた。

ようやく[美濃戸登山口]に入り、少し進むと[北沢]と[南沢]の分岐。

[赤岳鉱泉]や[硫黄岳]を経由する北沢を選択。

しばらく、なだらかな林道が続く。

5時03分 堰堤(えんてい)広場に到着

ここから先は登山道となる。

北沢に沿って歩く。

後で分かったが、[北沢]の方がなだらかで歩きやすく、下山も苦にならなそう。

水量のある沢は涼しく、川底が赤くなっている。
この先にある赤岳鉱泉の成分だろうか。

5時52分 テントが見えて来た
更に歩くとあちこちにテントが現れ、赤岳鉱泉に着いたのが分かった。

5時56分 赤岳鉱泉に到着

とても立派な山小屋。

今回、山小屋泊も考えたが予約は取れないだろうと思い、下山してから健康ランドに泊まる。

腰を降ろし、ゼリー飲料と水分を補給。

タオルを1本使うほど汗だくだったが、じっとしていれば涼しく、ダウンを着ている人もいた。
ここでトイレを借りるが、宿泊者以外は小屋の端にあるトイレを利用する。

男性トイレは行列が出来ており、15分ほど待ったあとようやく入れた。

既に多くの方が[硫黄岳]や[行者小屋]へ向け出発していたので、自分もそろそろ腰を上げる。

6時27分 赤岳鉱泉を出発

トイレで時間を取ってしまった。

さっきまでの道のりと打って変わり、斜度もあり登山道っぽくなる。

中盤になるとやや登りもキツくなるが、腹式呼吸でゆっくりペースを保ち黙々と歩いた。

昨夜はアメが降ったのか、木々から落ちる雨粒が顔に当たるが、周囲が真っ白なのもありちょっと怪しげな天気。

ザックにはレインカバーを付け、自分はそのまま様子見とした。

7時35分 稜線っぽい所に出る

現在地は[赤岩の頭]と呼ばれる場所。

硫黄岳はまだこの先。

こっちかなぁ。

真っ白でルートがよく見えない。

少し歩くとケルンかある。

硫黄岳はこの先で間違いなかった。

しかし、谷から吹く冷たい横風で体が冷える。

半袖では厳しくなってきたので、上着を1枚羽織り、ここから先はメットも装着。

あれが硫黄岳かな。

まるで天気の悪い富士山頂を思い出す。

途中で道が分からなかったが、何となく進むと、ややガレたルートとなる。
(写真中央を突き進む)

息を切らせつつも、8時には硫黄岳に到着

周囲に何もなく、そして丘のように広い。

次に目指すのは[横岳]
こう真っ白だと、行き先表示やケルンが頼り。

もちろん地図アプリや、ガーミンでも随時チェックしている。

次のケルンでグローブを装着。

一部指が出てるので、スマホや細かい動作に便利だが、指先が冷たくなるほど寒かった。

突風のような風が時折吹き、体が持っていかれるが、この辺りは広いので滑落の心配はない。

8時20分 山小屋が見えて来た
横風を避けるような位置に作られていたのは[硫黄岳山荘]。
山荘の中には入らず、ここで腰を降ろし休憩。
ちょうど風は当たらなかった。

今回、バテさ防止のためアミノバイタルを飲む。

出発前にも飲んだが、効いてるのかなぁ?

ゼリー飲料も2つ目を消費。

すぐ近くには高山植物。

こんな所でも咲く生命力がスゴい。

横岳に向け出発するも、また突風に煽られる。

危険はないが、向かい風じゃなく良かった。

(煽られている様子↑)

硫黄岳から硫黄岳山荘までは長い下りだったが、横岳までは登り調子。

横に伸びる鎖場から、その先はハシゴもある↓

この後、こんなのが沢山ある。

9時06分 横岳に到着

ここで自撮り棒を使ってみた。

腰を降ろし休憩する。

今回、炭酸用の水筒を持参。

中身はウィルキンソン(最高だ)。

10分ほど休憩し、痩せ細った尾根を進む。

高度感のある場所を下る↓

左右は崖だが、周囲が真っ白で下まで見えにくく、あまり恐怖感はない。

9時20分 無名峰に到着

次の峰に進む。

9時30分 三叉峰(さんしゃほう)に到着

この上に峰があり、記念に撮影。

赤岳方面を望む↓

まだ真っ白。

ここから、ひと癖あるルートになる。

岩場の登り降りが連続する。

また互いに行き交うため、登り待ちなどもあり、なかなかペース通りに進めない。

岩場ではルートが不明瞭な箇所もあり、前を行く人がいたので何となく分かった。

(ここはやや直登の岩場で苦労した)。

苦労した箇所を振り返る↓

(あの岩場を左裏から通ってきた)

まだまだ稜線は続く。
登って来る人を待つことで休憩にもなる↓
(ここも降りるのに苦労した)

振り返るとこんな感じ↓

逆ルートも大変そう。。。

これは[りんどう]かな。

日が当たらないので閉じている。

ハシゴの登り待ち渋滞↓

10分弱は待ったかな。

赤岳方面は少し視界が開けてきた。

そして、ようやく次のポイントに到着する。

10時16分 地蔵ノ頭に到着

やっと、ここまで来れた。

行者小屋から直登で来れる地蔵ノ頭。
最初はこのルートで登る考えだった。

その先には山小屋も見えている。

10時21分 赤岳展望荘に到着

もう赤岳も近い。。。

と思いきや、このあとまだ一踏ん張りあった。

(ヤマザキのコンテナ↑)

休憩するか迷ったが、あと少しのため突き進む。

赤岳はまだ雲の中↓

そして、最後の急登へ。。。

ここは落石しないよう気を使う場所。

ほぼ45度に近いような急登。

下ってくる登山者もいるため、メットを装着していると安心。

先に行くエキスパート風な方々は、長野県警の山岳パトロール隊員↓

今のところ周辺に問題ないとの事。

急登を登りきるも、まだ最後にひと踏ん張り↓
そして。。。

10時56分 赤岳頂上山荘に到着
この先に見えるのが赤岳山頂↓

このまま行って見る。

このくらいの登りはもう慣れた↓

赤岳山頂は見えたが、何だか人が多そう↓
時間はちょうど11時。
山頂での記念撮影待ちの列に並ぶ。

今のうちに自撮り棒を準備。

結構伸びるので今更ながらびっくり。
笑顔もほころぶ。

11時06分 ようやく赤岳山頂に到着

(ストラップが入った)

ここまで長かった。。。

あまりスペースがない場所に腰を下ろし、ぺしゃんこになったおにぎりを頂く。
他の人も同じのよう。

向こうに見えるのはサンメドウズスキー場かな?

スキー場から見上げていたのは赤岳だったのか。

周囲の景色を眺めながら、最後のゼリー飲料(これもアミノバイタル)を頂いた。

下山も体力を使うのでバテないように。。。

今回の山行はここまで。

下りに関しては別で綴ります。
ーDankeー

この夏どこに登ろう。。。

2023-07-10 | 登山
2023年7月9日()

最近はなぜか登山に再熱している。

今年は久しぶりに富士登山にチャレンジするため、6月より登れる身体作りを始めた。

昨年は体調を悪くし、駅の階段を上がるだけでも息が上がり、微熱も続きしんどい思いもした。

幸いコロナには掛からなかったが、ツーリング中に謎の強烈な腹痛もあり病気がちな年だった。
(後から思うとあれは石かも)

この日は1年点検に出したニンジャ1000SXをカワサキプラザまで引き取りに行き、久しぶりにどこか走って帰ろうかと考える。

5月末のSSTR以来、汚れたままだったバイクは各所キレイになって戻ってきた。

オイル代しか払っていないのに素晴らしい。

毎回、オイル交換したあとは、エンジンやギアがとてもスムーズで、このまま何処か遠くへ走りたい気持ちになる。

だが、お店を出るとアメがポツポツ降り出し、その思いはすぐに消し飛んだ。

バイク用品店にレインウェアを見に行こうと考えるも、その方角はアメだったので、南町田にあるグランベリーパークへ行ってみる事にした。

最近ハマりだしたmont-bellへ行ってみる。

久しぶりに保土ケ谷バイパスを気持ちよく走り抜け、グランベリーに到着。

ここは2時間まで無料と良心的。

早速、お目当てのmont-bellへ。

これまで登った山は、近場の山々や尾瀬の燧ヶ岳や至仏山、谷川岳などがあり、北海道は大雪山系や羅臼岳、利尻山にも登った事がある。

毎年恒例だった富士山は登頂16回。

どれもバイクで行くツーリング登山だったが、クルマで行って楽する事もある。

久しぶりに再開した今は、近場の大山や高尾〜陣馬縦走に明神ヶ岳など。

この土日は丹沢へ行く予定だったが、バイクの引き取りがあるのと、天候が悪そうだったので断念した。

今回、mont-bellに来たのは、今までバイク用のレインウェアを使用し、そろそろ登山用を準備すべきと思い見に来た。

店内を見て回ると、種類が豊富で浸透性や耐水性、重さ、お値段などとても迷う。

店員さんに相談し、購入したのがこのパーサライトパンツ。

重さ110gと極薄。

ウェアも同シリーズで重さ134gと超軽量だが、好みの色がなかったため他店取り寄せとした。

※追記(後日納品されたパーサライトジャケット)

いずれもGORE-TEX仕様で、上下併せて¥32450と高価な買い物となってしまった。

バイク用レインウェアは収納するとかなり嵩張るのに対し、こちらは手のひら程度の大きさ。
※追記(ウェアも同様にコンパクト↓)

登山で軽量化は重要だ。

その他には可愛らしいTシャツも購入。

肌触りが良く2800円とお手頃だった。
(こちらは背中)

表はこんな感じ。

レインウェアと併せてカッパコンビ。

その他には町田の好日山荘にも行き、ザックやヘルメット、ウェアも購入。

ミレーのサーフェスネクスト30+5L。

ザックは10年以上前のマムートを使用していたが、最新のモノは至れり尽くせりで機能が充実しており、そろそろ更新して良いと思い購入。

ブラックダイヤモンドのメット。

徐々にヘルメットを被る人も多くなり、低山なら必要ないが、高山の岩場やガレ場があるような場所では必要となる。

夏場はメインとなりそうな半袖ウェア。

ドラウドクアッドのベースレイヤー。

真冬でも半袖1枚で登る事はあるが、これまで着ていた10年前のマムートはまだ着れるが、新しいのも着てみたく購入。

などなど。。。

これで登山に行かないとマズいな。

次に登る場所や今後の予定も既に組んでおり、あとは体力と天候だけが心配。

ツーリングに行きたいのもあり、こちらも計画中なので、両方楽しめたらと思う。

事故なく安全に楽しめるといいな。

―Danke―