気ままにツーリング

Ninja1000SX とスウィッシュ でアドベンチャーな旅へ

2024 北海道ツーリング⑤ 最北端

2024-09-30 | ツーリング(北海道)
2024年9月18日(火)

北海道上陸4日目。

これまで利尻>礼文を周り、現在地は稚内。

昨晩は疲れからか早めに就寝し、今朝は体調も良くホテルの朝食を頂く。
シンプルだが美味しかった。

食後は少しバイクを洗車。

7時半にチェックアウトすると、他にも出発準備をするライダーがいたのでご挨拶。

皆さん行き先はバラバラ。

この日の行程はこんな感じ。

稚内>宗谷岬>エサヌカ線>クッチャロ湖>音威子府>美深>名寄>剣淵となる。

距離的に短く時間に余裕が出るため、ゆっくり回れる。

先ずは宗谷岬手前の"白い道"へ向かう。

この日も天気は良く、連日天候に恵まれており、このあとやられないか心配。

(初日はアメにやられたが)

左手の利尻富士を見ながらR238を快走。

しばらくして右折し、白い道へ入る。
以前はもっとダートぽく感じたが、貝殻が薄れてきたのだろうか。
利尻をバックに↓

他の方々も思い思いに撮影していた。

考えることは皆同じ。(⁠◠⁠‿⁠・⁠)⁠

気持ちがイイほどの景色。

朝から最高な眺め。

宗谷丘陵はお気に入りの場所だ。

だが何度も宗谷岬に来ているが、白い道に来たのは今回で2度目だった。

白い道を満喫し、普通の道に出る。

"宗谷丘陵"の景色はまだまだ広がる。

牧場がいくつか点在し、のどかな景色が360度広がり、どこを見ても景色がイイ。

次は宗谷丘陵の中を進み"宗谷岬"へ。

この先が宗谷岬↓

良く見るとサハリンも見える↓

今まであまり見えた事はなかった。

そして。。。

8時20分 宗谷岬に到着

今回も来れた"日本最北端の地"

人が少ないうちに記念に撮影。

間宮林蔵も一緒に入れて。
大晦日にここを目指すバイクがいるが、過酷な環境の中、良く来れるなと感心する。

でも冬景色も一度見てみたい。
向こうにいるのは"エゾシカ"↓

稚内市内にも普通にいたりする。

ここからもサハリンが薄っすら見える。

サハリンとの距離は4.3kmだそうだ。

観光マップが新しくなった気がする↓
"白い道"も紹介されている。

最北端のお店で土産物を見に行く↓
有名な最北端証明書も売られたりするが、温度計付のマグネットを購入。

冷蔵庫に貼っておこう。

ゆっくり出来たのでバイクの元へ。

すると、さっきのエゾシカが近くにいた。

なかなか顔を上げてくれない。

ここからは再び宗谷丘陵を通り抜け、猿払へ向かう。

信号もなく爽やかな風を受け、丘陵の中を走り抜ける。

ワインディングがとても気持ちイイ。

あっという間に走り抜け、オホーツク海沿いのR238に出る↓

"道の駅さるふつ"をそのまま通過。

さっき十分休めたので、次で休憩する。

猿払の次は"エサヌカ"へ。

9時35分 エサヌカ線に入る

入口付近朝はバイクが多く、少し離れた場所で停車。

直線が10kmほどあるため、シャッターチャンスはいくらでもある。

爽快な天気が更に映える。

このタイミングで来れたのも運がイイ。

向こうには勢いよく走るエゾシカ↓

周囲に何もなく自然が豊か。

もう少し先に進んでみる。

牧場では同じみの"牧草ロール"↓
北海道は絵になる場所が多く、走り甲斐もあるため、ライダーに取っては憧れの地。

オロロンラインやエサヌカ線はその1つと言える。

最後に写真を撮り、残りの直線を満喫したあと、次の場所へ向かった。

10時20分 道の駅 はまとんべつに到着

ここで少し休憩。

白鳥の湖クッチャロ湖の妖精"スワットン"

なぜ白鳥にブタを取り入れたのだろう。
養豚が盛んなのかな。

次はすぐ近くの"クッチャロ湖"へ。

白鳥はおらず、静けさが漂う。

今いる場所はほんの一部。

周囲を回ってみたいが、湖畔から少し離れた感じで回れる様子。

湖畔でテントを張る人もいて心地良さそう。

いつかキャンプもやってみたい。
向こうに管理棟があるので行ってみる↓
クッチャロ湖に関する内容が展示。

羽を広げた"オオワシ"
2m近くありそう。

双眼鏡が設置してあったので覗いてみる↓

向こうの湖畔に白鳥っぽい鳥が沢山いた。
(スマホではこれが限界)

クッチャロ湖を少し堪能出来たので、ここからは内陸のR275を南下する。

11時25分 中頓別に立ち寄り

保存された車両があったので寄ってみた。

保存状態があまり良くなく、錆が目立つ。
ここはかつて鉄道が通っていた中頓別駅。

昔は青春18きっぷで大阪から北海道まで電車を乗り継ぎ来た事があったが、さすがにここまでは来れなかった。
中頓別を出発し、ピンネシリや音威子府の道の駅を通過し、次の道の駅へ。

12時30分 道の駅びふかに到着

ここで少し休憩。

コロッケや唐揚げなど、何故か惣菜を前に押し出していたので、ついつい購入。

本当はお蕎麦を食べたかったが、サクサクのコロッケはとても美味しかった。

少し時間があるので、R40を外れ朱鞠内湖を経由して行く。

何もない道をひたすら走り、朱鞠内湖はただ通過し、再びR40へ戻った。

ホクレンで給油すると、フラッグがまだ売られていたので購入。

もうないと思っていた。

明日取り付けよう。

このあとは剣淵の宿に入るだけなので、コンビニで夕食を買い込み、宿へ向かった。
↑(この日宿泊する宿)

15時05分 本日の宿に到着

剣淵温泉レークサイド桜岡。

部屋はやや広めでベットも広い。

窓からの眺めはあまり良くなかった。

一般の人も入れる温泉で湯ったりし。。。

夕食はコンビニのカツカレーで済ませた。

この日の走行距離は271km。

宗谷丘陵やエサヌカが気持ち良く走れて、とても良い1日だった。

明日は札幌を目指す。

ーDankeー

2024 北海道ツーリング④ 礼文散策

2024-09-28 | ツーリング(北海道)
2024年9月17日(火)

利尻島3日目。
この日は礼文島へ渡り、観光スポットを見て回ったあと、稚内へ戻る。

朝風呂のあと7時には朝食。
鮭やイクラなど島の朝食は美味しい。

礼文島行きのフェリーは9時20分のため、それまで部屋で少しまったり。

今日も天気がイイ。

あのフェリーに乗るのかと思っていたら、8時半には出航していた。

お世話になった"旅館雪国"↓
お風呂、トイレは共同だが、2泊3日の朝夕食付で22000円はお手頃だった。

また来た際は利用したい。

8時30分 鴛泊港に到着

宿から歩けば15分ぐらいだが、荷物があるのでクルマで送って頂いた(ありがたい)。

初日にお世話になったレンタルバイク屋↓

雪国宿泊で半額なのは嬉しかった。

ターミナル周辺を散策。

気温20℃と過ごしやすい。

この日の利尻山は雲行きが怪しく、昨日の登山は恵まれた天気で運が良かった。

フェリー到着までターミナルで待つ。

礼文に渡る人は結構いた。

しばらくしてフェリーが入港。
9時10分 フェリーに乗船

その10分後には鴛泊港を出港した。

盛大に見送る人たち↓

島の人たちは温かい。

雲で見えない利尻山。

その手前にはお世話になったお宿↓
今回の利尻島は良かった。

12年ぶりに来れたが次はいつ来れるだろう。

礼文到着まで45分の船旅だが、港を出ると波が高くなり船体が大きく揺れた。

酔い止めは持っているが、今更飲んでも遅いため、横になり到着まで数十分を耐えた。

10時05分 礼文島に到着
あぁ気持ち悪かった。。。

ゆるキャラの"あつもん"がお出迎え。

レブンアツモリソウの妖精らしい。

荷物をロッカーに預け、トイレを済ませたあと予約したレンタルバイク屋へ。

少し行列が出来ており、受付に10分待つ。

先に借りてから用事を済ませば良かった。

礼文島の滞在時間は約4時間。

14時半には稚内行きフェリーに乗船するため、あまり時間がない。
↑香深(かふか)港

レンタルしたバイクはPCX125。
4時間6000円と高めだが、原付で周ると時間が掛かるため事前に予約しておいた。

型式は古そうだが初めて乗るので嬉しい。

先ずは北へ向かう。

10時52分 金田ノ岬に到着

やはり125ccは早い。

ここにアザラシが来るらしいが見当たらず。

次は最北端のスコトン岬へ向かう。

利尻と同じく礼文も風が強く、メットにシールドがないため、目を開けるのが辛かった。
サングラスでも持参しておけば良かった。

11時05分 スコトン岬駐車場に到着
ここが礼文最北端の地。

この先が岬↓

まだここではない。

現在地はここ↓

この先を下れば礼文最北端となる。

少し下ると、まさかの場所に宿があった↓

海風を避け下に作られており、周囲に何もないが雰囲気があってイイ。

こちらが最北限の地。

帽子が吹き飛びそうなので、ずっと抑えながら周囲を眺める。

ここもアザラシが来るらしいが、岩場をよく見ても波が荒く見当たらなかった。

向こうに見えるのは"海驢島(トド島)"

向こうには渡れない。

海は終始荒々しかった。

駐車場に戻り、売店で土産物を購入↓

沢山買えば郵送無料なので後日郵送とした。

スコトン岬を出発し、次のスポットへ。

礼文は8時間のトレッキングも楽しめる。

今回は予定しなかったが、次は礼文をメインとしチャレンジしてみたい。

トド島展望台に来てみた

現在地はこの辺り↓

高台からの眺めが最高。
どこを見ても景色がイイ。

次は澄海(すかい)岬へ向かう。

途中に8時間コースの表示↓

ここからも行けるらしい。

少し走ると"澄海岬"がある西上泊漁港↓
防波堤に打ち付ける波が荒かった。

11時45分 澄海岬駐車場に到着

現在地はこの辺り↓

こちらが"澄海岬"↓

階段で少し上がった先にある。

眺めがイイ。

向こうの山を良く見ると赤い鳥居が見える↓

調べてみると"鉄府厳島神社"とあった。

その左手には突起のある岩。

バイクでは行けないが、歩きなら鳥居に行けるらしい。

良く見ると誰が歩いていた↓

漁港側の景色を見に行く。

こちらの眺めもとても良かった↓

辺りは静かで風の音だけが聞こえ、ゆっくり眺めるには良いところ。

次は礼文の南側まで一気に走り"桃岩"へ向かった。

12時35分 桃岩駐車場に到着
移動が早いため125ccは正解だった。

現在地はこの辺り↓

香深港から近い。

早速、展望台に行ってみる。

展望台までは坂道を歩いて行く。

やや急な箇所もあった。

こちらが"桃岩"↓

桃岩は球状節理と柱状節理から形成された。

下から見れは"桃"っぽく見えるので、あとであの場所へ行ってみよう↓

稜線が向こうまで続いていたが、あまり時間がないため少しだけ行ってみる↓

利尻島が見えて景色がイイ。

もっと散策すれば新たな景色に出会えると思うが、限られた時間な中では仕方ない。

次は下に見えた駐車場へ向った。
長いトンネルがあり、薄着では寒かった。

13時 桃台猫台展望台に到着

こちらの方が桃っぽく見える↓

この展望台からは他にも見えるモノが。

賑やかな宿で有名な桃岩荘YH↓

若い頃は良く利用したYH(ユースホステル)だが、今は時代の流れでかなり数が減った。

こちらの桃岩荘は泊まった事はないが、昔ながらの雰囲気を残しているらしい。

こちらは"猫岩"↓

確かにネコっぽい。(⁠◍⁠•⁠ᴗ⁠•⁠◍⁠)

さて次は礼文最南端へ行ってみる。

最南端の"知床駐車場"に到着
特に何もない。。。

この先は私有地のため立ち入り禁止。

辺りは波の音だけが聞こえ、静けさが漂う。

まだ少し時間があるため、途中で目にした"カナリアパーク"という場所へ寄ってみる。

10分ほどで到着。

"北のカナリアパーク"

高台にあり遠くには利尻が一望。

映画のロケ地になった場所らしい。

映画のために建てた小学校。

中を見学出来たが靴を脱がないといけないため、入口までにした。
(登山靴の紐を緩めるのが面倒だった)

駐車場隣には土産物やカフェ↓

ここでちょっと休憩。

ソフトクリームを頂いた。

食べ終わるとそろそろイイ時間だったので、香深港に向け出発した。

最後にガソリンを給油。
店員さんは慣れたもんで、キャップ開けから代金支払いまでスムーズに行い、レシートはレンタルバイク店に見せてねとまで言われた。(レンタルバイク店は隣りにあり)

13時45分 香深港に戻る

バイクを無事に返却し、礼文散策はあっという間だった。

しばらくしてフェリーが入港。

そして、14時05分には乗船開始。
14時前に戻っておいて良かった。

稚内行きフェリーはこれまで乗ったフェリーと違いやや大きめ。

念の為、酔い止めは飲んでおいた。

中はとてもキレイで最新式っぽい。

2等船室はいくつかあったが、横になりたいので、ごろ寝の部屋にした。

利尻/礼文で乗った2隻よりも内装が豪華。
いよいよ礼文ともお別れ。

14時20分 礼文島を出港

向こうに見えるのは利尻島↓

山頂はずっと雲に覆われたままだった。

稚内までは約2時間の船旅。

利尻〜礼文間が揺れたので、酔い止めを飲んでみたものの、大きく揺れることはなかった。

ちょっと疲れたので、横になり少し寝る。
周囲の方々もお疲れ様な様子だった。

15時45分に目を覚まし外を見ると、稚内が見えていた。
もうすぐ入港だ。

利尻島はあんな遠くに↓

そして。。。

16時15分には下船

利尻/礼文の旅も終わり。
揺れる事もなく、イイ船旅だった。

早速、駐輪場へ。

2日ぶりのMyバイク。

とても心配だったが無事で良かった。

預けていたロッカーから、リアバッグとメットを取り出し、背負ってきた荷物も整理。

バイクに跨がると何だかホッとする。

駐輪場は無料のため、この細い箇所から出たあと、先ずは稚内の郵便局へ向かった。

登山用具と洗濯物などを箱に積め、自宅へ郵送することで荷物が少なくなり、かなりラクになった。

17時15分 稚内の宿に到着

以前泊まったことのある"ホテルニューチコウ"

至って普通のシングルなお部屋。
何だかとても疲れた。

部屋でシャワーを浴び、18時過ぎには1階のお食事処で夕食。

ホッケが美味しかった。

この日の走行距離は礼文(不明)、稚内3.4km

利尻/礼文共に天気が良く、周遊も登山も含め最高に楽しめた。

明日は道央へ向かう。

ーDankeー

2024 北海道ツーリング③ 利尻山

2024-09-26 | 登山
2024年9月16日()

利尻島2日目。
この日は利尻山への登山。

4時に起床したのち登山準備を経て、5時には宿のロビーに下りる。
朝食の弁当を受け取り、もう1名の登山者と一緒に宿のクルマで登山口へ送って頂いた。

5時05分 北麓野営場に到着

ここから登山道へ入って行ける。

登山口周辺はキャンプ場やバンガローなどがあり、キレイに整備されている。

この先の登山道には山小屋やトイレがないため、念の為トイレに入っておく。

登山ルートは2つあり、今回登るのは"鴛泊(おしどまり)コース"↓

(赤いルート)

他の宿からのクルマも続々と到着し、周りに登山者も増え賑やかになってきた。

早速スタートし、先ずは遊歩道を進んだ先の甘露泉水へ。

ここで1.5Lボトルに湧き水を汲み水を確保。

お弁当の他にゼリー飲料や菓子パンも持参し、準備もバッチリ。

既にここは3合目。

ここから先は登山道となる。

ポン山との分岐を通過。

帰りに余裕があればポン山経由で下山してみたいが、多分疲れて行かないだろう。

しばらくは緩やかな道のり。
周りの人に釣られペースを上げてしまう。

5時38分 4合目に到着

朝は寒かったが暑くなってきたので、上着を脱ぎいつもの半袖1枚に。

ここから傾斜が増して行く。

6時04分 5合目に到着

しんどくなっていたが、ひと息入れすぐに出発。

この辺りから開けてくる。

遠くには礼文島が見える。

向こうの稜線もキレイ。
周囲の眺めが良く気持ちがイイ。

6時21分 6合目(第一見晴台)に到着

前方に山のピークを捉える。

ただし、あれは利尻山ではなく、その手前の長官山。

少し歩くと携帯トイレブース。
携帯トイレは持参しておらず。

6時37分 7合目(胸突き八丁)

もう既に結構バテバテだが、唯一涼しいのが助かる。

胸突き八丁と言うくらいだから、この先のしんどさが伺える。

この先は急坂続きで、岩も増えて来た。

まだ山頂まで2690m。
長い。。。

12年前に登った際もバテバテだった記憶が。
特に9合目からはバテて登れなかった。

7時03分 第二見晴台に到着

なかなか山のピークに届かない。

後ろを振り返ると鴛泊の町があんな小さい。

とてもイイ眺め。

この先も急登が続き、力を振り絞る。

そして、ようやく1つのピークに到達。

7時20分 長官山に到着
目の前にようやく"利尻山"を捉える。

天気も良く、絵になるような景色。

だが道のりは長い。

長官山から下った先にある避難小屋↓

ここにも携帯トイレブースがある。

9合目まではマイペースでゆっくり登った。

一歩一歩が結構しんどい。

7時57分 9合目に到着

序盤に飛ばし過ぎたのもあり、ここでようやく腰を下ろし、パンや携行食をお腹に入れ、アミノバイタルも補給した。

ここからの景色が更にイイ↓
さっきの長官山は手前にあり、鴛泊の町はその向こう。

ここが山頂でもいいくらいだが、[ここから正念場]と書かれた文字。
前回はここからがダメダメだった。

急登が続く↓

ただ、こういう岩場は手を使うため、階段を登るよりか少しマシ。

山頂まであと少し。。。
地道に登って行く。

沓形(くつがた)コースとの合流地点↓

こちらのコースもいつか通ってみたい。

これまでに見ない謎の階段↓

環境保護を考え、新しい試みで設置されたらしい。

そして、ようやく。。。

山頂を捉えた。

アミノバイタルのお陰でペースを保持し、ようやくゴール。

8時52分 利尻頂上に到着
ゆっくりながらも登れて嬉しい。

三角点にタッチ。

頂上にある社↓

ただし、本当の山頂はこの奥にある↓

危険なため立ち入り禁止となっている。

頂上からは360度周囲が見渡せる。

遠くには北海道本土。

こちらは稚内方面↓

そして、礼文島↓

少しお腹が空いたので、腰を据え弁当を広げる。

おにぎり2つにバナナと魚肉ソーセージ。

さっき菓子パンやゼリー飲料を補給したのもあり、おにぎりを1つだけ食べてあとは持ち帰った。

次から次と登って来る人が増え、頂上はそれほど広くないため、そろそろ下山する。

滑落するような箇所は少ないが、序盤は慎重に下って行く。

この辺りは右側の稜線がやや細い↓

下りは高度感があるため、スリルを感じる。

パイブの階段まで下ってきた↓

見下ろすとこんな感じ↓

上りも下りも特に問題なかった。

右手に長官山、中央に鴛泊の町並み、その奥左手には礼文島と一望。

足元は注意が必要なため、景色をチラ見しながら下った。

しばらくして長官山を捉える。

登り返しはあるが、それほどキツくはない。

10時 長官山に到着

特に休むことなくそのまま通過。

ゴツゴツした岩が下りにくい。

10時30分 7合目を通過

少し調子に乗り過ぎたのか右膝が痛い。

更に左膝を岩にぶつけ痛みが走る。

右膝と左膝でそれぞれ違う痛みがある中、少しペースを落として下った。

10時56分 5合目を通過

なるべく膝を使わず太ももに負荷を掛け下ると、膝の痛みが多少マシになった。

11時16分 4合目を通過

ゴールまであと少し。

ポン山との分岐↓
ポン山経由で姫沼に出ると2時間45分。

そこから宿まで歩くと3時間半は掛かるとみて、やはりここも通過した。

11時34分 3合目に到着

観光客で賑わう"甘露泉水"を横目にそのまま進み、ようやく遊歩道に出る。

そして。。。

11時40分 北麓野営場に到着

無事に下山。

すぐ横には洗い場があり、ここでしっかり靴の汚れを落とした。

宿に連絡し迎えに来ていただく。
バナナを食べながら日陰で少し休んだ。

しばらくしてお迎えが来て、そのあとは宿に戻りお風呂で湯ったりし、夕食まで部屋でまったり過ごした。

利尻散策は昨日したのでゆったりするのも、またイイだろう。

18時には夕食

お肉や海の幸など豪華な食事。

既に部屋でビールは飲んでいたが、生ビールも格別に美味しく、もちろん料理も美味しく頂いた。

【登山データ】
05:10 北麓野営場
05:19 3合目
05:38 4合目
06:04 5合目
06:20 6合目(第一見晴台)
06:37 7合目
07:03 8合目(長官山)
07:20 第二見晴台
07:57 9合目
08:52 利尻頂上
09:12 下山開始
09:38 9合目
10:01 8合目
10:29 7合目
10:42 6合目
10:56 5合目
11:16 4合目
11:34 3合目
11:40 北麓野営場

上り:3:42
下り:2:28

次はいつ利尻に来れるか分からないが、また機会があればチャレンジしてみたい。
ーDankeー

2024 北海道ツーリング② 上陸

2024-09-24 | ツーリング(北海道)
2024年9月15日()

小樽に向かうフェリーの中。。。

カプセルホテルのような部屋で一晩を過ごし、3時半に起床し下船準備を始める。

外の様子を見ようと後部デッキに出てみると、アメが降っていた。

すかさず雨雲レーダーを見ると、このあと雨雲は東へ流れて行く様子。

この日は稚内を経て利尻島へ渡るため、レインウェアを着るか微妙なところ。

下船時間になり、艦内アナウンスがあったので甲板へ降りる。

取りあえず荷物を整理し、レインウェアは着ずこのまま行ってみる。

トラックやクルマが出たあと、4時50分にはバイクの下船となり、他のライダーが準備する中、一番乗りで下船した。

まだ薄暗く小雨が降り続く中、R5で札幌方面へ進んだあと、R337からR231を北上。

小雨でも蓄積すると中まで浸透し、おまけに気温14℃と低いため歯を震わせるほど寒く、結局レインウェアを着るのが正解だった。

石狩>留萌と北上するに連れアメはやみ、濡れたジャケットが冷たく感じた。

道の駅おびらを通過
トイレに行きたかったが、このまま天塩(てしお)まで一気に走る。
(オロロン鳥も通過)

そして。。。

8時30分 道の駅てしおに到着

濡れた衣服は乾いてきたがまだ寒い。

温かい缶コーヒーでひと休み。
外は少しポツポツ降っていた。

この先は遮るモノがなく、気温も上がりそうにないため、レインウェアを着込み防寒に備え出発。

空が重い。。。

オトンルイ風力発電

長年回っていた風車が撤去されると聞いていたが、まだ残っていた(奥には新しいのが増えていたが)。

北緯45度のモニュメント

ここに来れば毎回寄っていく。

青空ならオロロンラインも映えるが、こうも曇り空では今ひとつ。

そんな中、利尻富士周辺が明るい。

おぉ〜(ʘ⁠‿⁠ʘ)

このあとの上陸が楽しみ。

このまま稚内のフェリー乗り場へ向かう予定だが、時間に余裕が出来たため、ノシャップ岬へ寄って行く。

9時40分 ノシャップ岬に到着

すっかり天気が良くなった。

遠くの利尻も見えて最高。

次はフェリー乗り場へ向かう。

フェリー乗り場近くの"北防波堤ドーム"で写真だけ撮って行く↓

そして。。。

10時10分 稚内フェリーターミナルに到着
ここにバイクを停め、しばらくは道内本土とお分かれ。

利尻用にまとめたリュックを背負い、バイクにはカバーとロックを掛け、リアバッグとメットはロッカーに預けた(24時間500円)。

駐輪場は無料なのが助かる。

稚内→利尻→礼文→稚内と、それぞれのチケットも購入(全て2等船室)。

合計すると7420円だが、バイクを連れて行くとプラス19000円となるため、現地でレンタルバイクを利用する。

バイクで渡る人も結構いる様子。
フェリーが来るまで、サンドイッチを食べ少しゆっくりする。

乗り遅れないよう休憩なしで来たので、結構疲れていた(寒かったのもあり疲労が溜まった)。

しばらくしてフェリーが入港。

さっきと違い快晴でイイ船旅となりそう。

利尻行きは11時15分の出航。

11時には乗船となり、後部デッキを確保↓

ほとんどの人が船内にいた。

フェリーは予定時刻通りに稚内を出港。

しばらくデッキにいたが、稚内を離れるとただ寒いだけなので、空いていた前方の部屋へ移動↓

朝が早かったので少し横になり、到着までマッタリ過ごす。

利尻島に近付いてきた↓
そして。。。

12時55分 鴛泊(おしどまり)港に入港

ターミナルを出ると、向かいにあるレンタルバイクのお店ですぐに原付を借りる↓

予約は出来ないため、早めの行動が大事。

ココはこの後泊まる宿が経営しており、宿泊者は半額で借りれた(1日フリー1500円)。
バイクはホンダのTACT(50cc)。

宿のチェックインが14時のため、利尻を1周する前に近くのスポットを見て回る。

先ずは港からすぐの"ペシ岬の展望台"へ。

この山のてっぺんに登ってみる↓

港を見ると、さっき乗ってきたフェリーが出航していた↓

次は礼文に行くのかな。

山の途中には"会津藩士の墓"↓

お花がキレイに整備されている。

頂上まで"緩やかなルート"と"直登ルート"の2通りあり、直登で登った。

翌日は利尻登山のため、良いトレーニングになる。

頂上には9分程で到着。

頂上からの眺め。
利尻山は山頂の雲が晴れず。

鴛泊港↓
遠くには礼文島↓
先程のフェリーは礼文へ向かっていた。

向こうの高台にも後で寄ってみる↓

下山は緩やかなルートで下る。

灯台まで下るとこんな感じ↓

"恋する灯台"

海がキレイ。
次は先ほど見た高台の"夕日丘展望台"へ。

頂上までは駐車場から4分ほど。

ここも景観が良い。
利尻山と鴛泊の町が一望↓

先ほど登った"ペシ岬"↓

反対側の礼文島方面↓

小さな島の近くに展望台があるので、次はそちらへ行ってみる。

富士野園地駐車場に到着

先ほど見えた小さな島は"ポンモシリ島"↓

こちらの展望台は低地にある。

グレートトラバースの田中陽希さんが、利尻山で百名山を達成した記録↓

スゴいなぁ。

そろそろ14時になるので宿へ向かった。

2泊3日でお世話になる"旅館雪国"

お部屋は別館の2階。

目の前に海が広がるイイお部屋。

部屋に荷物を置き、ようやく身軽になった。

それでは利尻島一周へ向け出発!

利尻島を周回する"利尻ファンタスティックロード"を走って行く。

先ずは宿から10分ほどの"姫沼"へ。

利尻山が良く見える。

イイ景色↓

沼の周りをぐるっと散策してみる。

途中にポン山への分岐があり、その先は利尻山の登山道に繋がっていた。

今朝、北海道に着いたばかりで午後にはこんな場所を散策するなんて。。。

姫沼を一周し、お店にちょっと寄って行く↓

お店の前にはキツツキの反射板↓
なぜここに。

姫沼を出発するとフクロウの反射板↓

ここなら分かる。(⁠◍⁠•⁠ᴗ⁠•⁠◍⁠)

林道があったのでちょっと入ってみたが、その先は通行止めだった。

ショートカット出来ると思ったが。。。

途中の姫沼展望台へ

展望台からの景色↓

ペシ岬は十分見たので感動が少し薄れる。
次へ進んだ。

途中にあった灯台

近くまで歩いたが、至って普通の灯台。

次は"白い恋人の丘"

あの白い恋人のパッケージに利尻山を起用したと言われている。

別の方角から見るとまた違った山に見える。

次は近くの"オタトマリ沼"へ。

こちらは観光バスやクルマなど人が多い。

イイ景観。

ここでソフトクリームを食べてひと休み。

焼きホタテなど海の幸が気軽に食べれたが、ガマンした。

半周すると向かい風がキツくなる。
メットにシールドがないため、もろに顔面に風が当たり目を開けるのが辛かった。

薄手のウィンドブレーカーを着ていたが、少し寒さも感じた。

16時 仙法志御崎に到着

とても風が強い。

日が落ちて、眺めがイイ。

この下に番屋があったが、すぐに出発した。

あと半周か。。。
そろそろ宿に戻りたい。

次は小さな島の上に建つ神社へ。

北のいつくしま弁天宮

龍神の岩の上に社が建っており、夕日が当たりちょっと神秘的。

龍神様に旅の安全を祈願した。

向こうの礼文島が良く見える。
それにしても意外と広い利尻島。

約3/4を周り、山の形がまた変わった。
明日も天気が良いことを願う。

16時45分 夕日丘やペシ岬が見えて来た

ここを最後にしなくて良かった。
おそらく疲れて行かなかっただろう。

16時55分 宿に到着

あぁ〜疲れた。
(バイクの返却は宿で良かった)

先ずはお風呂に入り、夕食までまったり。

夕食の時間となり食堂へ。

いろいろあって嬉しい。

タコとホタテの鉄板焼↓

ウニなどもあり、海の幸が旨い。

ご飯をお代わりし、とても美味しく頂いた。

この日の走行距離は336km+利尻島69km

充実した1日だった。

明日はいよいよ"利尻登山"だ

ーDankeー

2024 北海道ツーリング① 旅立ち

2024-09-22 | ツーリング(北海道)
2024年9月14日()

バイクで目指す北の大地"北海道"。

気軽に行ける場所ではないため、ライダーにとっては憧れの地。

かれこれ何回行っただろう。

今年はてっぺんの稚内を目指し、久しぶりに利尻と礼文に渡り、利尻登山が目的。

そのお陰で荷物はパンパン。
パニアケース内には登山靴やサンダル、連泊用の荷物などリアバッグと分けて収納。

果たして天気は大丈夫だろうか。

0時前に自宅を出発
真夜中のR16からR407を経て、その後R17で先ずは三国峠を目指す。

3時 沼田のコンビニでひと休み

隣でガソリンを補給し、小腹が空いたのでサンドイッチを食べて出発。

(柿ピーは船内用)

ここから月夜野を経て三国峠へ入る。

北上するに連れ徐々に気温は下がり、三国峠では19℃と肌寒く、一枚羽織るか悩んだが夏ウェアのまま進んだ。

湯沢を通過したあとはR252で柏崎へ。
明るくなってきた。

海沿いのR352を走ると、アメが降った様子。
やられず済んでよかった。

6時 道の駅 越後出雲崎に到着

予定より到着が早い。

海岸を少し見たあと、新潟市内に向け出発。
意外と眠くなかった。

このまま行くとフェリー乗り場に早く着くため、いつもの"すき家"へ向かう。

まぁ遅れるよりかイイ。

7時45分 お店に到着

朝からガッツリ頂いた。(⁠◔⁠‿⁠◔⁠)

(美味しかった)

ガソリンを給油しフェリー乗り場へ。

8時30分 新潟フェリーターミナルに到着

今回の乗船順番は4番目。

早く乗船すれば船内が混み合う前に行動出来るメリットがある反面、下船は一番最後となるデメリットもある。

しばらくはターミナル内で休憩。
ここに来て日が出て暑くなってきた。

バイク乗船は昨年より30分早まり10時30分。

出航時間は今まで通り変わらない。

しばらく休んだあと、バイクの元へ戻ると大量のバイクがズラリ。

シルバーウィークなのもあってか結構多い。

新潟も30度超えと暑かった。

そして。。。

10時45分には乗船
10時30分と聞いていたので、ずっとメットを被り汗だくでスタンバイしていた。

乗船口から一番遠い場所に駐輪する。

まぁ仕方がない。

船内用の荷物を持ち出し、すぐに客室へ。
慣れている人は行動が早い。

こちらが今回の部屋↓
ツーリストA

いつもはツーリストS(個室)を予約していたが、往路だけ取れなかった。

あぁ狭い。。。

着替える際はカーテンを閉め、ベットの上でそそくさといった感じ。

先ずは混む前にお風呂へ。

既にいっぱいだったが、1つだけ洗い場が空いており、湯船にも浸かれてひと息つけた。

ロビーではウェルカムなピアノの演奏。

クルマや徒歩の人などまだ乗船中だったが、ひと足先に缶ビールを買って甲板へ。

まだバイクで乗船するライダーも。
ギリギリだなぁ。

そして12時になり、フェリーは出港。

港の職員さんたちが手を振ってくれる。

小樽到着は翌朝の4時30分。

それまで船旅を満喫する。

と言っても夜通し走ったので、夕食までひと眠りし、夕食後も早々に就寝するが。。。
暑いが風が気持ちイイ。

新潟の空は澄み渡っており気分もイイ。

佐渡ヶ島から来たジェットフォイル↓

あっという間に過ぎ去って行った。

航路図↓

今回乗船したのは"らべんだあ"。

大体見て回ったので部屋に戻り仮眠した。

(せまい。。。)

17時前には目覚めて甲板に出る。

秋田の男鹿半島付近を通過中。

17時30分にレストランが開くので並んでいると、10分前には先早にオープン。

味噌バターラーメンとサラダ、タコの刺身に生ビールを注文(全部で2730円とお高い)。

海を眺めながら美味しく頂いた。

ロビーではまたピアノの演奏↓
皆さん聴き入っている。

せっかくなのでフロントへ。

眺めはこんな感じ↓

あとは売店を見たりし20時前には就寝した。

初日の走行距離は384km

アメにやられる事もなく、涼しいまま(少し寒かった)走れて、時間に余裕もあったので初日は満足な走りだった。

明日は稚内>利尻を目指す。

ーDankeー