気ままにツーリング

Ninja1000SX とスウィッシュ でアドベンチャーな旅へ

2023年 夏の北海道ツーリング⑦(小樽そして横浜へ)

2023-09-07 | ツーリング(北海道)
2023年8月25日(金)

北海道上陸6日目。

現在地は登別温泉。

この日で北海道は最終日。

温泉で湯ったりしたあとは、7時に朝食。

朝から美味しそうなモノばかり。

お粥がとても美味しい↓

冷しとろろ蕎麦もまた旨い。
北海道の形をした目玉焼き↓

ちょっと分かりにくいが面白い。

朝から、またお腹いっぱいだった。
この日はいつもより少しゆっくり。

先ずは近くの"地獄谷"を見て回る。

8時30分にはチェックアウトし地下駐車場へ。

朝から熱気がスゴい。

荷物は玄関前に置き、バイクを移動させる。

荷物を載せてセッティング完了。

フラッグも落ちないよう、しっかり固定。

この日の行程は地獄谷>倶多楽湖>洞爺湖>羊蹄山>小樽へと向う。

先ずは地獄谷へ向け出発。

温泉街を少し進むと"赤鬼と青鬼"を発見。
その先にはずらりと並ぶ神輿。
やはり祭りがある様子。

この辺りはとてもムシムシしているため、地獄谷は後で寄る事とし、その先の"大湯沼"へ。
駐車場の手前で一旦停止。

ここで十分かも。

こちらが大湯沼↓
沼からグツグツ煮えたぎる噴煙↓
遠目だが迫力がある。
上に道路が見えたので行ってみる。

9時 日和山展望台へ

展望台からはあまり良く見えず、少し走った先に開けた場所があった↓

眺めは良いが、やはり間近が迫力がある。
このムシムシは噴煙によるもの。

このまま道を進み、次は倶多楽湖へ行ってみる。

あまりクルマが通らないのか、路面には苔っぽいモノがあり、滑らないよう慎重に走行。
登別温泉を離れると蒸し暑さはなく、爽やかな風を受けた。

9時10分 倶多楽湖(くったらこ)に到着
とても静かな湖。

透明度は摩周湖と並び、日本ではトップを競う。

隣りではカヌーを準備されていた。

こんな場所なら楽しめそう。

道道350号をグルッと回り、再び登別温泉へ。
地獄谷に寄るか考えたが、この暑さで湿度も半端なく、今回はそのままスルーとした。

次は時期をずらして来てみたい。

道道2号でカルルス方面へ。
その先には"オロフレ峠"というのがある。

景色は良さそうだが、ここも素通り。
オロフレ峠はこんな感じの景色が見えたかも↓

次に来た時は行ってみよう。

しばらくして"洞爺湖"に出る。
以前、洞爺湖温泉に宿泊したことがあり、良かった記憶がある。

また来てみたい。

R230>R276を走り、見えて来たのは"羊蹄山"

山頂は雲を被っていたが、少し進んだ場所なら少し見えた。

羊蹄山にはいつか登ってみたい。

11時10分 道の駅 名水の郷きょうごくに到着
ここも結構暑い。

予定より早く着いたので少しゆっくり。

湧き水があるようなので行ってみる。

先ずは吊り橋を渡り。。。

この先の湧水口へ↓
地元の方はしっかりペットボトルを準備。
先ずは顔を洗い、腕にも掛けて何口か頂いた。

うん、美味しい。

ヒンヤリした湧き水はとても気持ちがイイ。

周囲を見回すとあちこちで湧いていた。

水々しくて、ちょっと涼しげ。

小径を進む。
こちらには沢山の小銭も↓
なかなかイイ場所だった。

次は展望台へ行ってみる。
若者たちも元気良く登っている。

登り切ると、もう汗だく。

この先に羊蹄山のビューポイントがあるので、行ってみると。。。

雲が掛かりちょっと残念だった↓
なかなか全容を見せてくれない羊蹄山。

また次に期待したい。

そろそろ駐車場へ。

この暑さもあり、ずっと汗だくだった。

以前、9月に北海道へ来た時は丁度良い気候だったが、今の時期はまだまだ暑い。

次はいよいよ小樽へ。

R276>R393を経由して行くと、その先に怪しい黒い雲があり、どうやら雨雲に向かっていた。

トンネルに入るとちょっと涼しげ。

外気温計は26℃だった。

トンネルを抜けしばらく走ると、まんまと雨雲に遭遇し、少しびしょ濡れに。

通り雨のようなので、レインウェアは着ずにそのまま走って乾かせる。

小樽に近付くに連れ、ようやく雨雲を抜けた。

最後にしてやられた。

しばらくして、小樽の街へ入る。

フェリーターミナルはすぐそこ。
そして、ようやく。。。

13時 フェリーターミナルに到着

ちょっと早く着いてしまった。

バイク乗船は15時30分。

まぁ、余裕があることはイイ。

せっかくなので、バイクの汚れを落とし、チェーンに注油しておく。

お陰でまた汗だくに。。。

乗船までの間はフェリーターミナルの中へ。

小樽も30℃超えで暑かった。

しばらくすると、徐々にバイクも集まってくる。

あの辺りに停めたのは初めてだった。↓

14時40分 そろそろバイクの元へ

案内があったので、バイクを移動させる。

その前に海をバックに1枚。

バイクを所定位置へ移動↓

係員より15時30分には戻るよう言われる。

ここで小樽市の方よりプレゼントを頂いた↓

反射タオルホルダーと交通安全フラッグ。

北海道に上陸した時なら、リアバックに付けて走ったのにと思いつつも、有り難く頂戴した。

再びフェリーターミナルの中へ。

土産物を購入し、しばらく外を眺めていた。

更にバイクも集まってきた様子。

15時23分 バイクの元へ

戻るとすぐに乗船案内が始まる。

慌ててメットを被り、印刷した乗船票を準備。

まだ15時半前なのに慌ただしい。

そして。。。

15時30分 乗船

お隣同士仲良く、ヘルメットは棚へ↓

今回は待たされる事なく、客室へ上がれた。
部屋は往路と同じ"ツーリストS"↓

ちょっと贅沢に窓付きの部屋にするか悩んだが、控えめにツーリストSとした。

先ずは、すぐにお風呂へ。
汗だくとびしょ濡れだったのでサッパリ。

復路便のフェリーは"らべんだあ"。

往路便の"あかしあ"と内部はほぼ同じ。

風呂上がりのソフトクリーム。

まだ他の乗客が乗船中の中、お先に頂いた。

16時50分 そろそろ出航の時間

後部甲板へ行ってみる。

北海道ともいよいよお別れ。。。
また来年も来れるかなぁ。

17時前には出航。

(ちょっとフライングで離岸)

係員の方々がまた手を振ってくれる。
自分もお返しした。

あのバイクは次の夜便に乗るのかな↓

夜までまだまたあるが。。。

穏やかな海の中、小樽港を出航。

今回、台風の接近もなく、往復共にフェリーに乗船出来たのは良かった。
(先週は台風で欠航が続いていた)

ちょっと早いがレストランへ。
オープンは17時30分。

それほど並ぶ人もなく、一番乗りで入店。
先ずはClassicビールでお疲れさん。

カレーにタコ刺身に。。。

味噌バターラーメンとちょっとガッツリ。

食べ過ぎて、お腹いっぱいだった。

海を眺め、ゆっくり出来るのはイイ。
18時には日が沈み出す。

船内でメロンパンを販売しており、ラス1のチョコチップと普通のメロンパンを購入。
明日の朝食べよう。

船内アナウンスがあり甲板に出ると、他のフェリーとのすれ違い。

舞鶴発の便だろうか。

部屋でまったり過ごしたあと就寝した。

この日の走行距離は181kmだった。

〜☆〜☆〜☆〜☆〜☆〜☆〜☆〜☆〜☆〜☆〜
そして翌朝。。。

メロンパンで朝食。

毎朝沢山食べていたので、少し物足らない。

甲板に出ると景色の良い海上。
現在地は山形の鶴岡付近。
新潟港は近い。

朝風呂にも入り、まったり下船準備をしていると、もう新潟港に入っていた。

8時50分にはクルマの下船案内があり、バイクは9時10分に車両甲板へ降りれた。

荷物を収納し下船準備も完了。
客室で待機していたので、汗だくにはならず。

9時17分には下船
本州に戻ってきた。

まだまだ暑い新潟の街中を少し彷徨い、帰りは北陸道>関越道を経由し高速で一気に戻る。

広々とした田園風景を見ながら、湯沢エリアへ入って行く。

山間部に入ると風が涼しい。

関越トンネルを抜け。。。

11時50分 上里SAで休憩

涼しい屋内でひと休み。

外は結構な暑さだった。

ガソリンを給油し出発すると雲行きが怪しい。

練馬ICで高速が終わり、環八を経由↓

圏央道は渋滞が酷かった。

環八は流れており、東名で帰路につく。

最後は少しアメにやられたが14時には帰宅。

【今回の記録】
1日目 395km 横浜>新潟
2日目 480km 小樽>斜里
3日目 58km 斜里岳
4日目 274km 斜里>根室
5日目 322km 根室>十勝
6日目 319km 十勝>登別
7日目 181km 登別>小樽
8日目 351km 新潟>横浜

総合計距離は2380kmでした。

今年の北海道は"斜里岳"にも登り、"ウポポイ"や"登別"など初めての場所にも寄れて、楽しめたツーリングだった。

ーDankeー

2023年 夏の北海道ツーリング⑥(登別へ)

2023-09-05 | ツーリング(北海道)
2023年8月24日(木)

北海道上陸4日目。

天気は曇り空。

現在地は十勝の幕別町。

朝から温泉で湯ったりし、7時過ぎには朝食。

また欲張ってしまった。。。

8時にはチェックアウト。

蒸し暑い中、出発準備も完了。

この日の行程は襟裳岬>ウポポイ>登別。

そう、あの"ウポポイ"に行ってみる。

先ずはR236を南下。

先頭にパトカーがいたためクルマが詰まり、しばらくは全車スローペース。
(ガソリンを給油し、道はスムーズに)

北海道ではついついスピードが上がりがちになるので要注意。

R336の広尾町を過ぎると海岸沿いを南下。
この辺りの道は通称"黄金道路"。

断崖絶壁でトンネルが多く、莫大な費用が掛かったため、そう呼ばれたそうな。

霧雨の中、トンネルに入ると更に視界は悪く、バックミラーやシールドは曇り、何度も拭いながら進んだ。
おまけに前方には大型トレーラーが2台いて、しばらくは行列の中だった。

途中で道道34号に入ると青空に変わり、前を走るクルマもなく快適な道となる。

しかし、ここで眼の前をシカが飛び出し、危うく衝突寸前のハプニング。

ほんとビックリした。

道内ではシカ飛び出し注意の標示があったりするが、まさか遭遇するとは思わなかった。

9時30分 襟裳岬に到着

来ているバイクは数台。

襟裳岬は日高山脈の突端が海まで続く岬。

先ずは"風の館"へ。
風はそれほど強くないが、少し蒸し暑い。

何だかスゴい回廊↓

この先の受付で入館料300円を支払う。

襟裳岬に関する展示を見て回り、シアタールームではゼニガタアザラシの生態やコンブ漁の映像を鑑賞した。

そういや来る途中、海辺では漁が盛んだったので、何の漁をしているのか興味があった。

2階の奥は展望エリア↓

岩礁にはアザラシが15頭もいたらしい。

岩礁は結構遠い。

どの辺だろう。
(結局見付からず)

色々見て回ったあとは外に出る。

もう一度、岩礁に目を向ける。

動くモノはなくアザラシは見付からず。

(時間を掛ければ良いかも)

少しだったが色々見れた。
こちらは襟裳岬灯台↓

ここも高台にあるため小さ目。

"風の館"は灯台の光が邪魔にならないよう、地下に造られていた↓

そろそろ駐車場へ。

次は白老町にある"ウポポイ"を目指す。

白老町までの距離はここから約200km。

結構な距離。

しばらく走ると青空に。。。
清々しく風も気持ち良かったが、前方はやや詰まっていた。

11時 浦河町のホクレンで給油

ここで黄色のホクレンフラッグをゲット。

取り付けようとリアバックを見ると。。。

あれ?

ミドリ色のホクレンフラッグがない。
何処かで落ちたようだった。

どうやら取付けが甘かった。

黄色フラッグはテープで落ちないよう固定する。

R235を順調に進み。。。

厚賀町で内陸に入り、無料の自動車道へ。

ここから一気に"白老"まで進む。

そのまま道央自動車道へ。

こちらはもちろん有料。

白老ICで高速を降り、ようやくウポポイが見えて来た。

13時15分 ウポポイに到着

ほぼノンストップだったので結構疲れた。

バイクの駐車料金は無料。

(嬉しい)

ウポポイ(民族共生象徴空間)はアイヌの歴史や文化を継承し、体験し学べる施設。

2020年にオープンし、いつか来てみたかった。

入口まで森をイメージした空間を進む。

面白い演出だ。

キャラクターの[トゥレッポん]がお出迎え。
アイヌ語でイランカラプテ(こんにちは)。

この奥が入場ゲート。

左右にはフードコートやカフェ、土産物、休憩所などがある。

入館料は1200円。

事前にチケットを購入し、博物館も予約済み。

先ずは博物館へ↑

平日のためか、それほど混んでいない。

1階のシアタールームで上映が始まったので、アイヌ文化に纏わる内容を視聴した。

次は2階へ。。。
ウポポイ全貌が見渡せる。

順路に沿って進むと、アイヌの方が次の入口まで案内してくれた↓
(ホログラム映像)

2階はアイヌの展示品や文化、歴史について。

当時の民族衣装や工芸品など様々な物が展示。

こちらはマキリ↓

色んな木彫りがあった。

これは熊を送る儀式だったかな↓

板綴舟(いたとじふね)
厚岸湖で出土された。

カムイとアイヌの関係などの説明もあり、色々見て回れて勉強になった。

1階に降りると土産物などもある。

次は外に出た。

向こうに小屋があるので行ってみる↓

小屋の中ではアイヌの生活に関したプログラムを、時間制でやっていた。

丁度、入場中だったので、何も分らず中へ↓

ブーツを脱ぎ、囲炉裏がある土間っぽい雰囲気の中に座る。
中はキレイでアイヌの雰囲気を醸し出す。

一体何が始まるのやら。

しばらくすると、アイヌの末裔の若い男性が登場し、アイヌ語でご挨拶。

語り部の方だった。

祖父から聞いた話をアイヌ語と日本語で分かりやすく語る。

内容は食糧を探しに男性が山に入り、ヒグマに襲われる話。

普段それほど泣きわめかない赤子を制し、行ってしまった父親は、"虫の知らせ"と感じる事が出来ず亡くなった。
ちょっと怖い内容だった。

もう15時だったが、全部見て回るには全く時間が足りない。
サクッと見て回れる場所だけとした。

ポロト湖↓
とても静かで、遠くにはカヌーが1隻いた。
こちらは体験学習エリア↓
次は16時からプログラムがあったが、宿入りが遅くなるため、周囲を見て回るだけにした。

ウポポイは1〜2時間では足りず、4〜5時間あれば、ゆっくり見て回れそう。

外は暑く疲れたのもあり、"白い恋人ソフト"でひと休み。。。

濃厚で美味しい。

時間もイイ感じだったので、今回はこれでおいとまに。。。
是非、また来たい。

お、他にもニンジャ↓
ここからは本日の宿がある"登別"へ。。。

R235を南西へ進み、途中で道道2号へ右折。

しばらくすると温泉街へ。

周辺はムシムシしていた。

16時 本日の宿に到着
登別万世閣。
(バイクは地下に入れさせてもらった)

今回のツーリングでは1番高いお宿。

初めて"登別の宿"に泊まる。

ロビーには大型扇風機↓

蒸し暑いので助かる。

チェックインした部屋はこんな感じ↓
うち部屋のため、窓からの景色は中庭のみ。

ちょっと残念。

その代わり温泉に期待。

こちらはシャンプーバー↓

好きなシャンプーを小さなカップに入れ、風呂場に持ち込める。

今回は久しぶりにサウナと冷泉を交互に堪能。

広々とした内湯はサラッとした泉質。
露天風呂も含め、登別の湯をたっぷり満喫した。

少し仕事をしたあと、18時45分には夕食。
どうせならと"メガジョッキ"を注文。

料理が豊富で、お寿司コーナーや人気のある料理は行列が出来ていた。

中国のツアー客がいたのもあり、広々とした夕食会場は結構な人だった。

食後はちょっと外を散策。

祭りでもやってたのかな?

外はムシムシしていたので、宿に戻った。

↑(登別万世閣の略かな)

この日の走行距離は319km。

ウポポイや登別にも来れたし満足だった。

明日はいよいよ北海道最終日となる。

(トゥレッポんはオオウバユリの女の子)
ーDankeー

2023年 夏の北海道ツーリング⑤(十勝へ)

2023-09-02 | ツーリング(北海道)
2023年8月23日(水)

北海道上陸4日目。旅もいよいよ後半。
現在地は根室。

朝からバイキングを頂き、お腹いっぱいに。

お昼は食べないからと調子に乗って食べ過ぎ。

8時にはチェックアウトし、出発準備も完了。

昨日、荷物の一部を自宅へ送り少し軽くなったので、気分的にも良かった。

この日の行程は根室車石>霧多布>厚岸>十勝。
昨日、納沙布岬に行けたので余裕がある。

まずはここから6kmほど南下した"根室車石"へ。

少し走っただけで、もう最果て感がある。

8時10分 花咲岬駐車場に到着

何だか蒸し暑い。

8月の北海道は梅雨に当たると誰かが言っていたが、確かにそれっぽく感じる。

朝から来ているバイクは他に1台。

名古屋の方だった。

この日は朝から曇り空。

晴れていたら、もっと景色は良かっただろう。

早速"根室車石"へ。
少し歩くと"花咲灯台"。

高台に位置しているためか、ちょっと小さ目。

坂道を降りて行く。

"車石"が見れるのは左の海岸を下った辺り。

ここは根室十景にも選ばれている。

この先が観察広場↓

行き止まりになっている。

少し見上げた位置に"車石"を見つける↓

少し遠い。

ズームするとこんな感じ。
車石は花咲岬一帯に分布し、柱状節理が放射状に発達した球状岩体。

確かに球状に広がっている。
初めて見た。

散策路を戻り、次は反対側の展望広場へ。。。

特に何もないと思っていたが、崖の辺り↓を良く見ると、ここにも放射状節理があった。

ズームすると良く分かる↓

"車石"はとても珍しく貴重らしい。

駐車場に戻り、トイレの形を良く見ると、車石っぽい形をしている。
意識しているのかな。

名古屋から来ているライダーと少し話し、同じフェリーで北海道に上陸した事が分かった。
今年のSSTRにも参加したらしく、共通点もあり、情報交換を楽しんだ。

ここからは海沿いの"北太平洋シーサイドライン"で"霧多布"へ向う。
信号もなく快走なのは良かったが、霧雨になり、微妙に濡れていく。

シールドの水滴を何度も拭いながら走った。

途中で根室本線と何度か交差。

1両編成で可愛いらしい。

しばらく進み"霧多布"への分岐点。
他のライダーは霧多布へ向かっていたが、この状況じゃ多分真っ白だろう。

という事で霧多布に向うのは辞め、次のポイントの厚岸に向う事にした。
(琵琶瀬展望台も真っ白)↑

更に霧は深くなり、霧雨も続く。

明日も海岸沿いを走るが、この状態だろうか。

厚岸大橋を渡り。。。

厚岸の道の駅へ。

10時 道の駅 厚岸に到着

ここは霧雨の影響はなさそう。

くつろぐ自衛隊員たち↓
休憩は大事。

さっき渡った"厚岸大橋"が見える↓

その向こうには深そうなキリ。

道の駅の中にある"水族館"を拝見。
厚岸にいる魚が展示されているらしいが。。。

水槽にはほとんど見当たらず。

唯一この魚だけが見れた。

(指を追ってくるので可愛らしい)

駐車場に戻ると、車石で出逢った名古屋ナンバーのバイクもここに到着していた。

次に目指すのは"十勝"。

今日の宿は13時のチェックインも可能だが、ちょっとまだ早い。

釧路の街中は避け、無料の釧路外環へ。

バイパスなので流れもスムーズ。
だが、しかし。。。

自動車専用道が終わり、R38に変わるポイントでパトカーによるスピード取り締まりに遭遇。

前後にクルマはなく飛ばしがちだったが、そこは注意深くしていたため、無事に安全速度で通過。

気を付けといて良かった。

(天気も良くなった)

ここで少し寄り道を思い付く。

こんな事もあろうかと、YouTubeで知った"浦幌(うらほろ)神社"へ行ってみる。

(浦幌までは35km)

浦幌神社は別名バイク神社。

バイクの交通安全祈願もやっており、ライダーの中では有名らしい。

途中のホクレンでようやくフラッグをゲット。

昔は無料だったが、いつの年か100円になり、今では1本300円に。。。
(納沙布岬と開陽台が描かれている)

内陸に入り、R38を快走〜。
(すっかり青空に)

12時10分 浦幌神社に到着
境内までバイクは入れる。

しかし、1台もバイクは来ておらず。

ちょっと淋しい。。。

無事かえる祈願↓

出発地点に赤いシールを貼るらしい。

こちらはマイステッカーを皆さん貼っていた。
自分は持っていない。

せっかくなので[無事かえるシール]と[干支キーホルダー]を購入。

浦幌神社は[乳神神社]、[縁結び]、[出世]なども兼ねている。
女性の方も祈願に来られていた。

自分はこの先の交通安全を祈願。

さて、まだ時間に余裕がある。

そういや、十勝には"花畑牧場"がある事を思い出し、急遽行ってみる事に。。。

十勝平野はだだっ広く、田畑の中をどこまでも直線が続く。

こんなところでガス欠になると大変。

浦幌神社から1時間ほど走り、花畑牧場が見えて来る。
緑の広大な牧場。

13時30分 花畑牧場に到着

十勝の気温は30℃超えと暑い。

駐車場が砂利なので滑らないよう慎重に。
早速、お店へ。。。

先ずはカフェでひと休み↓

アイスコーヒーとキャラメルミックスを頂く。

花畑牧場と言えば生キャラメル。
濃厚で美味しかった。

ラクレットのピザやカレーも美味しそうだったが、夕食も近いのでまたの機会に。

(こちらで土産物を購入)↑

日陰にいた子ヤギたち。

(カワイイ)

寄り道も満喫出来たので、そろそろ宿へ向う。

更別ICより帯広広尾自動車道に乗り南下。

ここも無料区間。

次の忠類ICで自動車道を降りると宿はすぐ。

14時45分 宿に到着

十勝ナウマン温泉ホテルアルゴ236。

とてもお洒落なホテル。

日帰り温泉もやっている。

入口には何故かエヴァのお二人と大谷翔平。

大谷さんは幕別町の応援大使をやっていた。
(2016年に)

こちらはフロント↓
受付を済まし、部屋は2階。

部屋に入ると広々している。

洗面台も広くて使いやすい。

部屋はシンプルな和室。

リニューアルしたらしく、とてもキレイ。

さり気なく"象さんの折り紙"
いいね〜。

部屋からの眺めも、静かで落ち着いた雰囲気。

電柱の上にはまた象さん↓
宿の名前に"ナウマン"とあるので、この辺りにナウマン象がいたのだろう。
あとで散策してみよう。

温泉はヌルっとまとわり付くような泉質。

露天風呂が2つあり、1つは20℃前後の冷泉で、火照ったあとに入るととても気持ちがイイ。

ホテルの外に出ると、隣に道の駅が併設。

道の駅の奥には"忠類ナウマン象記念館"があったが、17時で閉館したため、外に居た親子ナウマン象を見納めとした。
事前にもっと調べておけば良かった。

外は暑いのでホテルへ戻る。

17時30分には夕食。

Classicビールで一杯やり、メインは鶏鉄板。
ボリュームもあり美味しかった。
(頂いた"十勝サウナサイダー"も旨い)

食後は部屋で生アイスクリームを頂く。
これも美味しかった。

設備が整っており、トイレやエアコンも最新式で満足なお部屋だった。

本日の走行距離は322km。

地域により天気は様変わりし、途中で予定も変更したが、まだまだ見処はたっぷり。

明日は登別へ向う。

ーDankeー

2023年 夏の北海道ツーリング④(根室へ)

2023-08-30 | ツーリング(北海道)
2023年8月22日(火)

北海道上陸3日目。
現在地は知床斜里。

昨日は斜里岳に登り、沢登りを満喫。

この日の行程は知床五湖>知床峠>風蓮湖>根室の予定。

朝風呂のあとバイキングの朝食を美味しく頂き、出発準備。
昨日は食べれなかった分、今日はたっぷり。

天気も良さそう。

(暑いけど)

荷物を載せていると、側の木からリスが飛び出し、びっくり。

街中にいるなんて、さすが知床斜里。

7時30分 斜里の街を出発

先ずはR334を東へ進む。

途中で斜里岳が良く見えたので停車。

斜里岳全体が見れるのは珍しい。

最期にイイもんが見れた。

R334は次第に左へ折れ曲がるが、真っ直ぐ進むと"天に続く道"となる。

7時50分 天に続く道のスタート地点に到着
天に続く道は約28kmの直線。

眼の前には、他のバイクや観光客がいるので、サクッと撮って離脱した。

再びR334に戻り、海沿いの道を快走。

とても気持ちがイイ。

"オシンコシンの滝"を通過↓
何度も見たのでスルーした。

"カメ岩"が見えて来た↓

ウトロの街は近い。

ウトロの街も通過し、そのまま知床五湖へ。
R334はそのまま"知床横断道路"となる。

知床連山が見えて来た。

今日は天気も良く、山がイイ感じ。

道道93号へ入り、知床五湖へ。

この辺りはエゾシカやキタキツネが道路に出ていたりするが、熊が出る事もあるので停車は危ない。(結局何も出遭わなかった)

8時25分 知床五湖フィールドハウスに到着
駐車料金は200円。

早速、知床五湖の散策へ。

こちらの建物でレクチャーを受け(250円)、早速、散策路へ出発。

五湖全てを周る1周3km/90分のコースを選択。
昨日の今日だが、筋肉痛もなく体調はイイ。

左が小ループ、右が大ループ。

8時43分に出発
昨日、大ループでは熊が目撃されたらしい。

基本は一方通行だが、途中で熊の存在を確認した際は引き返して良い。

8時51分 五湖に到着
静まり返った五湖。

遠くの知床連山が少し見える。

現在地はこの辺り↓

次に向う。

多少のアップダウンはあるが、それほどではない。

8時55分 四湖に到着
硫黄山が良く見える。

湖に反射した知床連山もキレイ。

ここは硫黄山側を中心とした眺望だった。

次は三湖へ。

木々の合間から"羅臼岳"が見える。
以前登った時は、登山道で熊がシカを食べた跡があり、その翌日に恐る恐る登った。
今回、登山を考えたがまた次回にしよう。

9時02分 三湖の展望場所に到着

ここからの眺望が今のところ最高。

硫黄山にズーム。

一度登ってみたいが、熊との遭遇率は羅臼岳よりグッと上がりそう。

散策路は三湖をグルッと回る。
三湖もキレイな湖。
9時12分 二湖に到着

柵があるのは小ループとの境界。

二湖からの眺望。

湖は穏やかで反射した知床連山もキレイ。

そして、最後に一湖。

眺望はこんな感じ。
結局、二湖/一湖の眺望は良く、小ループでも十分だった。

このまま高架木道へ。

高架木道の付近にも熊は出る。

9時20分 高架木道の奥に到着

ここまで大ループ経由で37分ほど。

少し足早だったので、汗だくだけど。

時間がない時はこの高架木道だけでも、景色は十分堪能出来る。

高架木道からの景色も大好き。

戻りながら、ずっと知床連山を眺めていた。

まだ空いているのもあり、朝イチは何かとイイ。

9時32分 フィールドハウスに戻る

もう少しゆっくり回っても良かったが、掛かった時間は約50分だった。

次回の参考としよう。

売店でちょっと休憩。

鹿肉バーガーを久しぶりに食べてみたかったが、まだお腹は減っておらず、"流氷サンデーフロート"を頂いた。

ついでに土産物も購入。
そろそろ行こうかな。

駐車場からも知床連山が良く見える。
今回は天気も良く、朝早めだったので人も少なく当たりだった。

次は知床峠を越え、羅臼側に出る。

知床横断道路は走りやすく快適な道。

お気に入りの1つ。

羅臼岳を見ながら峠を進んだ。

10時16分 知床峠に到着

ここに来ると急に雲行きが怪しくなる。

さっきまで見えていた羅臼岳は見えず、周辺は真っ白だった。
残念。。。

ここも何度か来て、想い出深い場所。

景色が見えないので出発した。

羅臼の街へ降りて行く。

羅臼てガソリンを給油し、R335を南下。

左手には国後島が見えるはずだが時化ていた。

お陰で気温は20℃と涼しかった。
ずっと時化た感じの道を走る。

どこかで荷物を軽くしたかったため、標津の街中にある郵便局へ立ち寄る。
登山靴と洗濯物を自宅へ郵送すると、リアバックに余裕ができ、少し軽くなった。

リアバックを最大に広げると後方が見えにくいため、ある意味危険だった。

12時 道の駅おだいとうに到着

牛ベンチの模様が"北海道"↓
面白い。(⁠•⁠‿⁠•⁠)

現在地はこの辺り↓

"野付半島"に寄るか考えたが、景色が見えないと思い、今回は寄らなかった。
遠くに見えるのが"野付半島"↓

また景色が良さそうな時に行ってみよう。

R243を南下し、根室まであと少し。

根室市に入ると、青空が見えて来た。
まだ13時と早いので、明日の行程を前倒し。

納沙布岬へ行ってみる。

街中は晴れていたのに、何だか雲行きが怪しい。

雨雲ではないようだが、ちょっと心配。

信号のないワインディングを快走した。

13時30分 納沙布岬に到着
ここも真っ白。。。

その先の灯台にも寄ってみる。
本土最東端の"納沙布岬灯台"。

そういや"最東端"だった。
納沙布岬は朝日が1番早く昇る場所。

場所を移し、広い駐車場へ。
他にもバイクがそこそこ来ていた。

資料館や土産物屋などを散策。

納沙布岬は北方領土返還のイメージが強い。

晴れていれば北方四島のどれかが見えそう。
返還が叶うとイイけど。

こちらは"望郷の家"と"北方館"↓

北方領土に関する事柄が展示されている。

こうして見ると結構な大きさ↓

国後島や択捉島に一度は渡ってみたい。

今の情勢だと尚更厳しいだろうけど。。。

次は根室市北方領土資料館へ。

さっきと似たような内容。
2階では以前北方領土に住む人達の強制退去を描いたアニメを上映しており、分かりやすかった。

ここで最東端証明書を頂いた。

集めている訳ではなかったが記念になる。

イメージキャラクターの"エリカちゃん"。

北方領土のイメージキャラクターって。。。

散策を終えたので、それでは宿に向け出発。

日が出ていない分、納沙布岬は涼しかった。

最果て感のある道を進み、根室の街中へ。

街中に出ると晴れていた。

隣のホクレンで給油し、ついでにフラッグがあるか尋ねると売切れだった。

そろそろどこかでゲットしたい。

14時50分 本日の宿に到着

イーストハーバーホテル。

シンプルな部屋だが、やや広め。
眺望は良い。

夕食は近隣の回転寿司屋に目星を付けていたが、この日は定休日。

ホテルのレストランや、国道沿いのお店も軒並み定休日って。。。

一斉に休みだなんて、何か決まりがあるのかな。

という訳で、コンビニ弁当となった。

根室のご当地グルメ"エスカロップ"

一度食べてみたかった。

コンビニ飯なので、カツはよくある感じで薄っぺらいが、美味しく頂いた。

次は本物を食べてみたい。

今日は斜里岳や知床連山、知床五湖と良く見えたので良しとしよう。

この日の走行距離は274km。

明日は十勝へ向う。

ーDankeー

2023年 夏の北海道ツーリング③(斜里岳登山)

2023-08-27 | ツーリング(北海道)
2023年8月21日(月)

北海道上陸2日目は、日本百名山の1つ"斜里岳"への登山。

これまで"羅臼岳"や"大雪山系""利尻山"に登り、道内では久しぶりの登山となる。

斜里岳には沢登りがあり、不安と楽しみが入り交じる。

天気予報は晴れだったが、朝から少し曇り空。

ホテルの朝食は6時半から。

朝食を食べると登山開始が遅くなるので、昨日買っておいたパンで済ます。

準備を済まし、登山ウェアに登山靴で行く。

荷物はリュックのみ。

目的地の登山口はここから28kmの距離。

登山はいつも深夜早朝に出発することが多かったが、近いのはとてもイイ。

6時30分 宿を出発

斜里の街中を抜け、田園風景が広がるエリアへ。

こちらが斜里岳↓
やや雲に隠れている。

しばらくして、登山道入口。

ここから7.9km先の"清岳荘"が目的地。

しばらく細い山道を進んでいると。。。

途中からまさかのダート。
これは想定外。

まだ4.5kmほどあり、なかなかに厳しい。
時速10〜20km程で後輪が滑らないよう下半身で制御。

カーブになるとより緊張した。

あと1kmぐらいのところで舗装路となるが、その先はすぐダートに戻る↓
後方からクルマが来たので先に行ってもうも、ダート上で避けるのも一苦労。

すれ違いで対向車が来ないだけマシだった。

7時18分 清岳荘駐車場に到着

何とかダートを完走し、登山前だがこっちが疲れた。

駐車場入口付近の100mは舗装路だが、駐車場はダートのため草むらスペースに駐輪。
リュックを降ろし、背負えば準備完了。

先ずは清岳荘へ行きトイレを利用。
駐車場利用と合わせ200円を支払う。

登山ルートはこんな感じ↓

左側の清岳荘から旧道(二俣/左側)を経由し山頂へ。下山は新道(熊見峠)を経由して戻る。

小さな神社で無事を祈る。
登山情報↓
旧道で登るけど、大丈夫かな。。。

コースの注意書き↓
とても詳しく書いてある。

登りは旧道の沢コース。下りは新道が定番。

昨日はアメだったので増水の可能性もあり、不安はあるが取りあえず行ってみる。

7時31分 登山開始
序盤は森林の中を少し上がり、下って行く。
帰りは疲れた頃の登りとなる。

5分ほどで林道に出る。

フラットな道から緩い坂道を下る。

8分ほどで、再び登山道。
山頂まで3.6kmと距離は少ない。

早速、沢がお目見え。

少し歩くと神秘的な景色↓
人もいないので、朝から気持ちがイイ。

7時49分 ここから沢渡り開始
岩の上に足を置き、難なく渡る。

ここは沢の右横を真っ直ぐ進む↓

浅い部分はそのまま入っても大丈夫。
序盤から何度も渡渉する。

渡渉する他の登山者↓

この辺りは水深が深く、落ちないよう慎重に。

8時06分 "仙人洞"に到着

入れないが奥深い。

少しして、開けた場所に出る。
あの山が"斜里岳"かな?

8時12分 "下二俣"に到着
左手が"旧道"、右手が"新道"。

旧道への注意書き。

もちろんチャレンジする。

横を見ると"水蓮の滝"に小鳥↓

しばらく、じっとしていた。

1番大きな"羽衣の滝"↓

あれを登るのかと思ったら。。。

左脇に登山道があった↓
ちょっと安心。

しかし、結局はこんな感じのところを登る↓

藻がないので滑らないが、慎重に登る。

また神秘的な場所に出る。

神々しい。

ここは直線的に渡るみたいだが。。。↓

(ルートを外れ、左側の岩を登り右へ渡った)

ちょっと休憩。

水分補給は大事。

こちらは"万丈の滝"↓

この滝も大きい。

登山道は滝の右側にある。

ロープがあるので、少し滑りやすいのかと思ったが、問題なかった。

少し緩やかになる。

川の左側が登山道。

こちらも少し急な場所。

"見晴の滝"と札が掛かった木が邪魔をする。

足元は滑る急な砂地のため、木に掴まり登った。

あれが"見晴の滝"だったのかな↓

再び開けた場所↓

右側を登り、登山者がいる辺りで左へ渡渉する↓

ここも急な坂道↓
油断して片足が滑ったが、何とか行けた。

ようやく川が小さくなる。
30回ほど渡渉し、この先は浅い川の中を歩く。

9時25分 上二俣に到着

ようやく渡渉は終わり。涼しげで楽しかった。

しばらく進むと開けた場所↓
左と右に小高い山が見える。

右が斜里岳と思っていたら、左になるらしい。
馬の背を登り、その奥となる。

急坂のザレ場が結構疲れる。

途中で水分補給しながら登ると、ようやく稜線が見えて来た↓
山頂はこちら↓

あれが馬の背になるのかな(斜里岳は奥の山)。

頑張って登る人が見える。

あそこが山頂っぽい↓
この辺りはやや急なガレ場↓
ガイドさんと一緒にお母さんが頑張っていた。

ガレ場を登りきると、ようやく山頂を捉える↓

山頂には頑張った人達が見える↓
近くに社があったので、また無事をお祈り。

最後のひと踏ん張り↓

右側は谷底↓

油断しなければ大丈夫。

マイペースを保ち、何とか登りきり。。。
ようやく山頂へ。。。

10時17分 斜里岳山頂に到着

今回も頑張ったなぁ。

あちらには団体さん。

さっき登っていたお母さんも、ようやく山頂に到達し、団体の方々が優しく迎えていた。

腰を下ろし、いちごの菓子パンを頂く↓

甘くて美味しい。

周囲が真っ白の中、一部だけ景色が見え、少し眺めていた。

地図を見ると右の山は"東斜里岳"と書いてある。

清岳荘まで、戻りは5.7kmの道のり。

少し辺りを散策するも、真っ白なので下山する事とした。

10時34分 下山開始

ザレ場を慎重に下る↓

草むらから"チッチッ"と鳴き声が聴こえる。

鳥か、もしかすると"ナキウサギ"かな?

すると何かが登山道を横切った。

真下を見ていたためハッキリしないが、リスだったかも知れない。

山頂を振り返ると、団体さんも出発する様子。

下山中に見えるのは、さっきの"東斜里岳"↓

登山道っぽい道は見えるが、地図にはない。

稜線に下りてきた。

ここから、滑りやすい急なザレ場を下る↓

しばらくして沢に入る。
ここまでは早い。

11時03分 上二俣に到着
ここから"新道"に入り"熊見峠"に向う。

登りから始まり、アップダウンが続く。

開けた場所に出ると、向こうの山まで登山道が続いているのが分かる。

下りてまた登るのか。。。

ここが"熊見峠"かと思いきや、矢印表記だった。

多分、あの山の辺りだろう↓

今回、熊鈴は持っていたが登山者が前後にいたため、特に付けなかった。

熊見峠と言うくらいだから、ヒグマと遭遇するかも知れないが。。。

11時34分 熊見峠に到着

特に視界が開けてる訳でもなく、ただポツンと看板があるだけ。

休憩する方もいたが、そのまま通過した。

ここからはぬかるんだ急坂。

膝に負担が掛かると痛くなるので、太ももに負荷を掛けて降りた。

12時09分 二俣に到着
新道は結構な急坂だった。

しばらくすると再び沢に出る。
登りと違い、何だか増水している様子。

足の置き場を変え、時折、くるぶし辺りまで浸かるが、浸水はギリセーフだった。

渡渉を何回か繰り返し、ルートを見失い掛ける。

間違えやすい場所を少し覚えていたため、何とか渡渉エリアを抜けた。

12時37分 ようやく林道に出る
あとはフラットで緩やかな登り。

右手の階段を上がり、山の中へ入る。

5分ほど登ると清岳荘が見えて来た。

そして。。。

12時49分 ようやく下山終了

先ずは社に無事を報告。

奥の水場で顔を洗うとヒンヤリして、とても気持ち良かった。
あとはまたダートに神経を使う。
下半身でバイクを制御し、4.5kmのダート道を下って行く。

コケそうになりながらも、何とか持ちこたえ、ようやくダートを抜けた。

舗装路が伸びている様子もあり、いつの日か清岳荘まで舗装されるといいな。

このまま宿には戻らず、他の山の方角へ。
そう、昨年も寄ったあの場所へ。。。

13時36分 いっぽんの道に到着

オホーツク海に伸びる15kmほどの直線。
20〜30km離れた場所に"天に続く道"もあるが、あちらは観光地化され人が多い。

周りには誰もいないので、汗だくになりながらも写真を撮った。

さぁ、あとは宿まで戻るだけ。

停まると暑いが走れば涼しい。
昨年ここに来た時、斜里岳がキレイに見え、一度登ってみたいと思っていた。

残念ながら、この時は雲が被っていたが。。。

14時12分 宿に到着

先ずはシャワーを浴び、夕食はセコマにした。

また豚丼を美味しく頂いた。

【今回の登山データ】
登り2時間46分(山頂休憩含まず)
下り2時間15分
(スタート途中から開始したので正確ではない)

沢登りは楽しかった。

3日目の走行距離は58kmだった。

明日は知床五湖を散策し、根室へ向う。

ーDankeー