気ままにツーリング

Ninja1000SX とスウィッシュ でアドベンチャーな旅へ

色付き始めた雲取山登山

2023-10-31 | 登山
2023年10月27日(金)

今回は1ヶ月ぶりのチャレンジ登山。

東京都の最高峰[雲取山](くもとりやま)。

百名山の1つでもあり、往復に10時間は掛かる中、平日の朝から日帰りで登ってきた。

4時15分 自宅を出発

雲取山登山口のある奥多摩までは、自宅から80kmほどの距離。

R20を西へ走り、上野原辺りで県道33>県道18号と薄暗い山の中を走り抜け、奥多摩に出るとR139>R411で向かった。

R411から林道へ入ると2km程で駐車場。

ようやく見えた。

6時16分 小袖駐車場に到着

駐車場は無料だが、おそらく土日だと既に満車になっていそう。

まだ20台程は停めれそうだったが、平日を選んだのはこのためでもある。
出発準備を整え、トイレも済まし。。。

6時32分 雲取山に向け出発

先ずは少し林道を進む。

雲取山は漫画[鬼滅の刃]の聖地らしい。

(読んでないので分からないが)

登山口は駐車場から250mほど先にあった。

ここが登山口↓

熊鈴を持って来るのを忘れた。
雲取山までは10.8km。

往復では21.6kmの距離だが、中盤までは緩やかな坂道を歩く。

少し歩くと朽ちた山小屋↓

所々には[平将門]に関する看板↓

謀反の罪で丹波山に逃れ、この登山道に迷走し、この"茶煮場"でお茶を沸かし休憩した。

7時46分 堂所(どうどころ)に到着
小袖登山口から4.5km地点。

平将門が鎧、兜を始め、銅を置いて休んだ事から名が付いたと言われる。

このあと平将門一行に突然の悲劇が起こったと書かれており、続きが気になる。

次の"紫久保"では奥さんが自害。

意気消沈する暇もなく、この先の七ッ石山神社を目指し何とも悲劇的だった。

7時59分 富士見ターンを通過

堂所で休憩したあと、左足のふくらはぎに痛みを感じる。

緩やかな坂道なので何とか歩けるが、まだ往復で15kmは歩かなければならない。

(この辺りから紅葉がちらほら)

8時24分 七ツ石山と巻き道の分岐
右手の"七ツ石山"方面へ進む。

足の痛みをガマンし登り続ける。

8時33分 七ツ石小屋に到着

ここでトイレ休憩。

途中に山小屋があると助かる。

トイレだけ済まし、再び出発。

足の痛さで下山したい気持ちだったが、足の置き方を工夫し何とか進む。

周囲が少し開けてくる。

すっかり秋色だ。

大きな岩が印象的↑(七ッ石だから?)

8時58分 七ツ石山神社を通過

参拝される方がいたので寄らずに素通り。

この先が山頂っぽい雰囲気の道のり。

そして。。。
あれが山頂かな。

9時03分 七ツ石山山頂に到着

ここから眺望がまたイイ↓

向こうに見える山が"雲取山"かな?

まだまだ遠い。。。

せっかく登って来たが一旦下山する形に。

幸い下りでの足の痛みは大丈夫そう。

9時12分 ブナ坂まで降りてきた

戻りは巻き道にしよう。

ここに"平将門"に関する記載があり、"大血川の悲劇"と"エピローグ"で終わった。

最後も何とも悲しい話だった。

ここから目指すのはあの山↓

あの急坂を登るのか。。。

(皆さん登っているなぁ)

少し歩くとヘリポート↓

遭難したら来てくれるかな。

9時39分 急坂と巻き道の分岐

ここは行かないと。

登り始めると思ったほど急坂でもなく、ややザレ場だったがゆっくり進めば問題なかった。

9時45分 ヨモギノの頭に到着

地名は書かれていないが、あとから調べたら多分そうだろう。

登って来た道のりを振り返る↓
2つ向こうの山がさっきまでいた"七ツ石山"

この先の雲取山まではあと少し。

足の痛みはポールで負荷を軽減させれば、多少はマシだった。
(ここを登りきると"小雲取山")

10時08分 山頂付近の巻き道地点
小雲取山には気付かず通過していた。

少し緩やかな坂道を登って行くと。。。

避難小屋が見えて来た↓
つまり、あそこが雲取山。

最後の坂道をゆっくり上って行く。

迷いそうな場所じゃない限り、なるべく地図や時間は見ないようにしている。

落胆したり、変に焦ってしまうので。

10時21分 雲取山に到着
ようやく目的地に到達。

足の痛みにも耐え、百名山を1座達成した。
晴れ渡った景色で素晴らしい。

(このあと暗雲が覆っていた)

ただ本当の山頂は向こうにあるらしい。
少し休んだあと山頂へ向かった。

10時28分 こちらが雲取山山頂

さっきの表記は何だったのか、ちょっと紛らわしい。

ここから富士山が見えるらしいが。。。

残念ながらその方角には見えず↓
こちらは八ヶ岳方面↓
う〜ん、あの山だろうか。

少し早いがお昼はおにぎりとチョコパン。
うん、旨い。

犬を連れて登って来られた方↓

エライなぁ〜ワンちゃん。

20分ほど休憩した後、一旦三峯神社方面へ下り、巻き道を経由し下山するがこの考えがちょっと失敗だった。。。。

10時47分 下山開始
三峯方面は思ったより下って行く。

11時02分 鴨沢方面巻き道との分岐
向こうには[雲取山荘]が見える↓
このまま進めば三峯神社。

折り返して鴨沢方面へ。
さっき存分に下った分、巻き道は上り調子。

ややバテたのもあり、この緩やかな上りが結構しんどかった。

誰も歩かないのでクマと遭遇しないか心配もあり、ちょっと失敗した。

11時36分 ようやく石尾根縦走路と合流

50分も掛かったが、直で下れば15分程度だったのかも。

ここからは元気よく?下って行く。

足の痛みはあるが下りはまだマシだった。

周囲の山々は紅葉が進む。

あの遠くに見える山はやはり八ヶ岳↓
あそこも行楽日和で賑わいそう。

11時55分 再びヨモギノの頭に到着

ここからの眺めがやはりイイ。

しばらくして七ツ石山と鴨沢(巻き道)との分岐"ブナ坂"が見えて来た↓

12時18分 ブナ坂に到着

ここはもちろん巻き道を選択。

細い登山道↓

ここでコケたら滑落しそう。
こちらは七ツ石山ルートより楽で助かる。

12時26分 猫の又に到着

ここの紅葉はキレイだった。

しばらく進んでもチラホラ見られる。

ちょっとアドベンチャーな道↓

こういうのも楽しい。

12時41分 七ツ石山との分岐

ようやく下山行程の半分。

また鮮やかな紅葉。

登りでは下ばかり見ていたので、あまり気付いていなかった。

紅葉を見たあとは黙々と下り続け。。。

ようやく林道が見えて来た。

そして。。。

13時53分 小袖登山口に到着

駐車場には13時57分に戻れた。
山小屋を通らず下山したため、真っ先にトイレへ寄り、片付けも済ます。

これから行くのは奥多摩の温泉地。

R411を東へ進み、30分程で目的地へ。

今なら空いていそう。

14時32分 奥多摩温泉もえぎの湯

手前には足湯(100円)もある。

温泉料金は950円と少し高めだが、冷えた体を湯船で温め、露天風呂も気持ち良かった。

風呂上がりは2階でソフトクリーム。

登山後のご褒美だった。

このあとは仕事帰りの渋滞に巻き込まれ、18時30分には帰宅出来た。

【今回の登山データ】
登り:3時間56分
下り:3時間10分
歩行距離:23.73km
雲取山は緩やかな坂道で初心者でも登りやすいが、距離があるので登山計画は慎重に。

土日は両足共に筋肉痛だったが、月曜日以降も左足の痛みは続いていた。

しばらく登山はお休みかな。。。

ーDankeー


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