気ままにツーリング

Ninja1000SX とスウィッシュ でアドベンチャーな旅へ

秋の大菩薩登山ツーリング

2021-10-26 | ツーリング(長野・山梨 )
2021年10月24日()

季節は夏から冬へ。。。

10月上旬まで、残暑厳しく汗を拭っていたと思っていたら、最近の朝晩は一桁に近い気温となり、まるで真冬のよう。

いったい、秋はどこへ行ってしまったのか。

そんな中、今回は久しぶりのツーリング登山にチャレンジ。

甲府のフルーツラインや、山合の快走ルートを満喫しつつも、日本百名山の大菩薩嶺にも登り、大自然も満喫してきた。

朝7時に自宅を出発

行きは一般道で山梨県勝沼を目指すも、山に登るというのに、少し遅い出発となってしまった。

町田街道からR20に入ると、クルマやバイクが前後に入り混じる中、思うようにスピードが上がらず、悶々としながら走る。

徐々に身体の芯が冷えてきた。

冬グローブを装着していたが、メーターの外気温表示はほぼ8℃を維持しており、指先は冷たく、久しぶりにグリップヒーターをONにした。

手の平が暖かくなり、少しはマシになる。

大月ICを過ぎた辺りから、ようやくスムーズに流れる。

新笹子トンネルに入ると、外気温表示が18℃まで上がり、つかの間の暖かさが嬉しかった。

9時10分 道の駅 甲斐大和でトイレ休憩

トンネルを抜けたそばにある道の駅。

これまでもよく利用してきた。

トイレだけに寄ったが、店頭販売が少し賑やかだったので、ちょっと覗いてみる。

手前と向こう側でぶどうなどが販売されており、シャインマスカットがお安く売っていたので、つい買ってしまった(600円)。

さすが、ぶどうの産地だけある。

朝からツーリングで来る人も多い。

ココで先日買ったばかりのE-HEATグローブに切り替える。

以前のバッテリーは使えないため、バッテリーも新たに購入したが、このタイプは長持ちしそう。

朝ごはんを食べていなかったので、少し先のコンビニに寄り、立ち食いでおにぎりを頬張った。

よし、行くか。

この先の柏尾の信号を右折し、すぐの所を右折し、フルーツラインへ。

左手に甲府の街並みを見つつ、

両サイドにある果物畑の間を通り抜ける。

信号がないので、走りやすく気持ちがイイ。

しばらくフルーツラインを走ったあと、R411の大菩薩ラインと平行する、手前の県道201(一葉のみち)を快走した。

この先を右折し、大菩薩峠方面へ。

ややタイトで道幅が狭いカーブをいくつも走り抜け、大菩薩嶺への登山口がある上日川峠に辿り着いた。

10時15分 上日川峠の駐車場に到着

駐車場はクルマで満車だったが、バイクなら置けそうな隙間に駐車。↓

登山っぽいウェアに着替える。

今回はガッツリではなく、ハイキング気分の服装なので、靴はバイク用のまま。

調べたところ、大菩薩嶺までは1時間少しで着けるらしく、よく登る丹沢の大山や塔ノ岳よりも、短時間で登れるようだった。

登る前にトイレに行きたかったが長蛇の列。

諦めて、そのまま登山口に向かった。

日曜日なので、団体客も多くとても賑やかだ。

登山マップ。↓

当初は大菩薩峠だけ行って来いするだけの考えだったが、大菩薩嶺が百名山の1つと知り、そっちにも行く事とした。

気温は5℃。

半袖に薄手の長袖のみでは少しヒンヤリしていたが、どうせ汗だくになるので問題ない。

10時30分 大菩薩嶺の登山口を出発

先ずは"福ちゃん荘"という場所を目指す。

15分ほどで、福ちゃん荘に到着。

ココまではウォーミングアップ。

この広場にもトイレがあったので、空いているうちに入っておいた。

またマップを再確認。

現在地から、真っ直ぐ上に進むと"雷岩"があり、雷岩から少し左に進むと"大菩薩嶺"に到着する。

雷岩までは1時間と書いてあるが、最近はまた運動不足なので、表記通りに行けるだろうか。

10時45分 福ちゃん荘を出発

大菩薩峠へのルートに比べ、こちらのルートは急坂らしいが、一般的な登山と同じくらいだった。

先々には一般のツアー客や、中国語で会話する団体がゆっくり登っていたので、何とか先に行かせてもらった。

あの方達は海外から入国して来たのか、それとも国内に住む方々だろうか。

出発して、20分ほどで上着を脱ぎ、タオルを首に掛ける。

しっかり、汗だくになっていた。

途中の開けた場所で振り返ると、キレイな富士山が見えた。

登ったご褒美だ。(◠‿・)

山頂まではあと少し。。。

草木も少なくなっていた。

そして。。。

11時25分 雷岩に到着

これが雷岩なのかな?↑

周囲は結構な人で賑わっていた。

人も多いので、そのまま稜線を歩き、10分ほど先の"大菩薩嶺"に向かった。

それにしても多いなぁ。

11時30分 大菩薩嶺に到着

すぐに着いたが、大菩薩嶺の標識を撮影しようと行列が出来ていた。

並んでも良かったが、反対側に回り、少し遠目に標識を撮影。

標高は2057m。

結構、標高が高かった。
(知らなかった)

周囲は木々に囲まれており、景色は何も見えないので、特に留まる必要はなさそう。
ついでに記念の自撮りも。

コレで新たに百名山登頂がひとつ増えた。

再び、雷岩に戻って来た。

相変わらず、人の多さは変わらないが、景色は最高だった。

流石に汗も引き、寒くなってきたので、1枚羽織る。

甲府からこんなにも富士山がキレイに見えるとは思ってもみなかった。

山頂ならではだ。

この稜線の先に"大菩薩峠"があるので、向かってみる。

あとは下りなので楽ちんだ。

歩く先々で、絶景の見方も変わる。

大きな岩場を手前に撮影すると、少し迫力もありイメージもまた変わる。

標高2000mの記念碑。↓

大菩薩峠はまだこの先。

ずっと富士山を見ながら稜線を歩けるのは、楽しめてイイ。(◠‿・)

これが逆のルートだと、富士山は振り向かないと見えないので、今のルートにして正解だった。

しばらくして、高く積まれたケルンに遭遇。

更に進むと"賽ノ河原"と書かれた標識。

あちこちにケルンがある。

ココはあの世とこの世の境だったりして。。。

賽ノ河原を越えると"親不知ノ頭(おやしらずのあたま)"に出る。

右手に展望スポットのような場所があるので、そっちへ行ってみる。

ちょうど12時を過ぎた辺りだったので、ココでお昼にする事にした。

眺望もイイ感じ。

朝方に買ったパンは、ココで美味しく頂いた。

富士山には雪も少し積もっている。

右手には甲府の街並みも見えた。

今日は天気にも恵まれて良かった。

次から次と人がやって来るので、食べ終わったら、すぐに出発した。

大菩薩峠はあの先かな。。。

ゴツゴツした岩場は、両手を使えば下るのに問題なかったが、ポールがあればもっと楽に下れたかも知れない

あと山頂まで登る際にぬかるんだ場所がいくつかあり、ややくたびれたバイク用シューズでは、滑って足の踏み場に苦労した。

大菩薩峠からの下りに、ぬかるんだ場所がないとイイが。。。

12時25分 大菩薩峠に到着

ようやく到着。

周囲には山小屋や売店があり少し賑やかだった。

可愛らしいお地蔵さんもいた。(◍•ᴗ•◍)

時間配分が示された登山マップで、上日川峠へのルートを再確認する。

ココで誤って、石丸峠に行かないよう注意。

と記載されていた。

そのまま下山ルートに入る。

こちらはなだらかな坂なので、初心者にはお勧めである意味もよく分かった。

これなら小さな子供でも、ハイキング気分で来れそうだ。

歩き続けること25分。

ようやく行きしなに入ったトイレが見えて来た。

12時50分 福ちゃん荘に戻って来た

すぐ近くではテントを張る人もいた。

深夜早朝は0℃以下だったりするんじゃ。。。

そのまま下山ルートを進み。。。

13時 上日川峠に到着

意外と早かった。

山小屋の軒先に、りんご(500円)が売っていたので、ついつい買ってしまった。

今朝のシャインマスカットと言い、黄緑色の食べ物をまた買ってしまった。

あとはバイクを停めた場所に戻るだけ。

ようやく戻って来れた。

イイ汗もかいたし、着替えをしつつ、汗が引くのを待ちながら休憩した。

バイクの外気温計を見ると、気温が8℃まで上がっていた。

また寒くならないうちに出よう。

再び、ライディングウェアに着替えると、ココから麓にある温泉地に向かってみる。

R20に向けた方面を県道218号で延々と下って行くが、道幅はやや広めで対向車を気にせず走れたのは良かった。

しばらく走った先が快走だった。(◠‿◕)

13時40分 やまと天目山温泉に到着

既に汗は引いていたが、やはり登山のあとはスッキリしたいもの。

料金は3時間以内の利用で520円とお安目。

アルカリ性単純温泉で湯ったり身体を癒やした。

お風呂上がりは巨峰ソフトでクールダウン。

とは言え、帰りはまた寒くなりそうな気もする。

E-HEATグローブを装着し、グリップヒーターもONにし、温泉地を後にした。

ココからは、県道218→R20→中央道勝沼ICより高速に乗り、一気に帰路につく。

早く戻らないと渋滞が心配だったが、時既に遅く、大月ICを越えた辺りから大渋滞となっていた。

帰りは大変だったが、何とか頑張り、自宅には17時過ぎには戻れた。

今回の走行距離は226km。

登山データはこんな感じ↓

上日川峠〜大菩薩嶺···1時間
大菩薩嶺〜大菩薩峠···50分(昼食あり)
大菩薩峠〜上日川峠···35分

手軽に登れて楽しめるハイキングだった。

次のツーリングは冬装備をしっかり行い、万全を期さないと行けないな。。。

-Danke-

西那須千本松牧場ツーリング

2021-10-06 | ツーリング(東北)
2021年10月3日()

今回は久しぶりの中距離日帰りツーリング。

目的地は西那須の"千本松牧場"と、少し先に行った"もみじ谷大吊橋"。

朝晩が涼しく感じる季節だが、昼間はまだ残暑と思えるほど日照りがあり、ウェアの選択・調整をしながら走ってきた。

6時30分に自宅を出発

夏仕様で出発すると、すぐに寒さを感じたため、適当な場所で停車し、秋用ウェアと防寒グローブに切り替える。

朝は少し甘かった。

R246→環八→外環道を経由し、東北道で蓮田SAを目指した。

7時50分 蓮田SAに到着
一般道も含め全ての道がスムーズだった。
今回は久しぶりにストライカーが登場。

朝からバイクも多い。

先ずは朝食。

感染対策が取られているので、1人で食べてるみたい。

ココからしばらくは東北道を北上する。

久しぶりの東北道。

朝は少し寒いくらいだが、防寒対策は大丈夫。

イイ走りっぷりのストライカー。

まだ空いているので、気持ちがイイ。

次は上河内SAまで一気に走った。

9時25分 上河内SAにて休憩

空気はヒンヤリするも、日射しが少し暑い。

石像のカエル

大谷石で作られている。

目的地も近いので、しばらくして出発。

次の西那須野塩原ICで高速を降りる。

西那須野塩原ICを降りたところ。↓

ココを右折すると、もう千本松の並木道。

見応えがある。

そして。。。

10時15分 千本松牧場に到着

クルマもそこそこ埋まっていた。

早速、牧場に行ってみる。

ココは初めて来た。
先ずはマップを確認。
早速、中へ。。。

車輌止めがミルク容器で洒落ている。↓

少し進むと馬がいた。

左手には広い敷地。

牧草ロールを見ると北海道を想い出す。

こちらも記念に一枚。↓

並木道も北海道を想い出した。

奥に進むと"どうぶつふれあい広場"があったので行ってみる。

料金は200円。

中に入ると、ひつじと散歩している人がいた。

おもしろい。

エサを欲しがるヤギ。

こちらは沢山のヤギと触れ合える。

柵から顔を出すヤギ。

こちらは大きな"ももみ"ちゃん。↓

(だったかな)

エサを食べるウサギが可愛かった。

(前足がチョンと乗っているのがまたカワイイ)

子ヤギ達が小さな角で頭突をやっているのも、またカワイかった。

他には"エミュー"や。。。

クジャクに。。。

インコたちも。

最後にヒトもいた。

(落ちでした)(˘⌣˘)

日射しに当たると少し汗ばむ。

でも、開放感があって気持ちイイ。

少し戻って、別の場所にもヤギがいた。

高い所が好きなヤギたち。

のどかなひとときに感じた。

大きなトラクターと牧草ロール。

ちゃっかり乗ってるし。

外でジンギスカンなどが食べられるようだったので、レストハウスに寄ってみる。

お店の名前は"ジンギス館"。

屋内でも良かったが、せっかくなので外に。

外のテーブルを確保。

牛肉セット2つにヤシオポークを別に購入。

ドリンクはノンアルとラッシー。

牛肉がとても美味しい。(◍•ᴗ•◍)

ヤシオポークも美味しかった。

やはり外で食べると違うのかな。

お腹も膨れたし、色々見て楽しめたので、そろそろおいとまに。。。

奥には温泉や足湯などもあり、まだまだ行き足りていないがまたの機会にしよう。

最後にりんごとみかんをお土産に購入。

駐車場に戻るとバイクもそこそこ増えていた。

最後に千本松牧場の看板をバックに。

次は少し走った先の"大吊り橋"へ。

見応えのある千本松の並木道を通り抜ける。

気持ちがイイ。(•‿•)

14時 もみじ谷大吊橋に到着

迫力のある吊り橋。

料金は300円。

長さは320mもある。

宮ヶ瀬の吊り橋が315mなので少し長い。

橋の下は湖かと思ったが"箒川(ほうきがわ)"という川だった。

結構、広〜い川。

すぐ近くには塩原ダムがある。

ダムなので深そう。

大きな魚が泳いでいた。

振り向いたところ。

橋を渡りきると何かのオブジェがあった。

恋人の聖地と書かれてある。

鷹とフクロウかな?

調べたらクマタカのオスとメスだった。

少し離れた場所から吊り橋全体を望む。

吊り橋にズーム。

こちらは塩原ダム。

ダム上からの眺望。

放流があれば見応えあったかも。

ダムと箒川のマップ。

川幅が広いのが良くわかる。

こちらは川の安全を見守るカッパ像。

色々見て回れたので引き返した。

駐車場まで戻って来た。

コスモスがキレイ。

ココのマップ。

帰りは、R400で那須塩原の温泉街を通り抜け、R121で鬼怒川温泉まで出る。

時間はもう15時ごろ。

ちょっと遅くなってしまった。

久しぶりの中距離ツーリングに少しお疲れ気味のストライカー。

R400は走りやすく、ワインディングが楽しい。

太陽が雲に隠れると、さらに涼しく感じた。

R121の湯西川温泉辺りを走行。

コノ辺りのは鬼怒川温泉辺りだったかな。

R121を南下したあとは、日光宇都宮道路の今市ICより高速に乗り、一気に東北道へ。。。

16時40分 大谷PAに到着

結構、イイ時間になって来た。

この先はいくつか渋滞もある。

少し休憩を取り、ここから一気に南下した。

が。。。

いくつかの渋滞に遭遇する。

結構疲れる。。。

18時30分 蓮田SAまで戻って来た
ガソリン給油とトイレだけ済ます。

この先は首都高で大橋JCTを経由し、東名に乗る予定が、工事中で東名に進めなかったため、湾岸経由で横浜青葉まで戻った。

ちょっと遠回りだったが、手首が痛くなるほど頑張って走った。

この日の走行距離は約474km。

自宅には20時前に戻れた。

今回の千本松牧場は景色が良く、動物とも触れ合い、食事も楽しめたので、とても良かった。

久しぶりの中距離で走り甲斐はあったが、帰りの渋滞ではかなりのダメージを受けた。

最近はショートが多かったので、ちょっと疲れてしまったが、これからは紅葉の季節なので、また季節を感じ走りに行ってみたい。

-Danke-