気ままにツーリング

Ninja1000SX とスウィッシュ でアドベンチャーな旅へ

2023年 山の日は甲武信ヶ岳へ

2023-08-14 | 登山
2023年8月11日()

今回は"山の日"にちなみ百名山にチャレンジ。

長野•山梨•埼玉を跨ぐ[甲武信ヶ岳(こぶしがたけ)]への登山。

台風が接近する中、まだ金曜日は影響なさそうなため、早朝から登って来た。

深夜1時30分に自宅を出発

既に中央道は相模湖付近まで帰省ラッシュによる渋滞が始まっていたが、幸いR20はまだ混んでおらず、スムーズに甲府へ。

4時15分 西沢渓谷駐車場に到着

まだ真っ暗。。。

駐車場にクルマは4台ほどいたが、時間が経つに連れ埋まって行く。

木曜日の仕事終わりで2時間ほどしか寝れなかったため、ほんの少しだけ仮眠した。

4時40分には周りのクルマも増え、早々に登山へ出発する人達で騒がしかったため、朝食のサンドイッチを食べ、こちらも準備する。

橋の下から見えるのは[鶏冠山(とさかやま)]↓
ニワトリのとさかに似てる事から名付けられ、地図では破線ルートの山梨県最難関の山。

いつかチャレンジしてみたい。

4時57分 駐車場を出発
予定では早くとも6時に登山開始と考えていた。
西沢渓谷方面に向う。

しばらくすると通行止めゲートバー↓
左横から入り、またしばらく林道を歩く。
5時11分 トイレが見えて来た

ここで用を済まし、アミノバイタルも飲み準備を整える。

右手の小さな神社でお参り。

登山の無事をお祈りした。

さて、今回のルートはこんな感じ。

西沢渓谷駐車場をスタートし、近丸新道>戸渡尾根>木賊山(とくさやま)>甲武信ヶ岳山頂へ。

戻りは"徳ちゃん新道"で戻って来る。
(二手に分かれる左の道)

ここから"近丸新道"は近道とあるが、YAMAPのルートとはちょっと違う。

取りあえず行ってみるか。

さっき看板には[らくらくコース]と書いてあったが、登録したルートから外れて行くため、ちょっと不安になり、結局は近丸新道の登山口に来てしまった。

5時24分 近丸新道登山口

ここから本格的な登山道(いきなり急坂)。

"近丸新道"は崩落箇所があり危険なため、"徳ちゃん新道"がお勧めと下調べで書いてあった。

5分ほど登ると緩やかになる。

(良かった)

こういう箇所が危ないのかな↓

踏み外すと谷底へ落ちるが、問題なく通過。

しばらくするとレール跡。
この白い石は"石英"らしい。↓

結構な大きさ。

甲武信ヶ岳はこちら↓

やや急坂となる。

足元にはたくさんの石英↓

ここも崩落した様子↓

でも、橋があるので大丈夫。

近丸新道はアドベンチャーな道で面白い。

橋渡しは甘く見ると落ちそうになる↓
油断は禁物。

少し進むと小屋があった。
さっき地図には"火薬庫跡"と書いてあった。

もちろん今は廃屋。

倒木を越え。。。

しばらく進むと"丸太橋"↓

あの橋でヌク沢を渡る。

少し川沿いに下ったあと、急登な尾根が始まる。

これがずっと続く。

50分ほど登りきると、少し緩やかな場所。
深呼吸をして、息を整える。

シャクナゲの樹林帯をくぐり抜け。。。
(花は咲いていない)

急坂を少し登ると、上から人の声が聞こえた。

7時16分 徳ちゃん新道との分岐点に到着

ようやく合流地点。

(右下ルートから真ん中の分岐に到達した)

このまま"戸渡尾根"を進むと、また急登となる。

7時55分 途中で休憩

バテないよう補給は大事。

5分ほど休憩し、急登再開。

ゆっくりペースだが何とか保てる。

30分ほどして少し眺望が開けた。
よく見ると遠くには"富士山"。
感動的で、しんどさも吹き飛ぶ。

8時40分 尾根の岩場に出た
ここからも富士山が見える。

富士山の左下に見えるのは"広瀬湖"

カーブした陸橋付近にクルマを停めており、あんな所からここまで登って来た。(写真下辺り)

甲武信ヶ岳はまだ先。

このまま真っ直ぐ進む。

あと一息。。。

8時58分 戸渡尾根分岐点に到達

ここから目指すは"木賊山(とくさやま)"。

途中には鶏冠(とさか)尾根への分岐↓
鶏冠山はロッククライミングに近い登山道で、危険を伴うため、ロープが張ってある。

緩やかな登山道を進むと広場に出た。

あれ?

9時05分 木賊山(とくさやま)に到着
もう着いた。

三角点にタッチ。

西沢渓谷側からだと緩やかな登山道のため、登った感覚がない。

ここからザレ場の急坂を下ると。。。

見えて来たのは"甲武信ヶ岳"。
何だか嬉しい。

あのザレ場みたいなルートを辿るのだろうか。

甲武信ヶ岳まであと0.5km。
こちら側から木賊山に登るのはキツそう。

下った先には山小屋が見えた↓

あとで寄る事にして、このまま山頂を目指す。

やや急登だが少しペースを上げる。

さっき見えたルートではなかった。

開けた場所に出ると最後のガレ場。

山頂まであと少し。。。

そして。。。
(あれだな)

9時35分 甲武信ヶ岳山頂に到着
ついに到着。

思い返せば結構な急登だったが、よくバテずに登って来れた。

山頂はそれほど広くないが6名ほどいた。

こちらはお気に入りの"大弛峠"方面。
大弛峠から登る案も考えていた。

遠くに"八ヶ岳"が見える。

また登りに行きたい。

こちらは南アルプスかな?
行ったことはないが、北岳にいつか登りたい。

そして"富士山"

今日はたくさんの人が登っているだろう。

それほどお腹は空いていないが、腰を下ろしチョコパンとご褒美の炭酸でひと休み。

甲武信ヶ岳の標高は2475m。
(パンの袋はパンパンだった)

3回目のアミノバイタルを摂取。

バテないのは、このお陰だったと信じよう。

景色を眺めながら、最高のひと時。。。

休憩したあとは"三宝山"方面に向かい、分岐で折れて巻き道で戻る。
9時54分 山頂を出発
滑りそうな砂利道を下る。

5分ほどで分岐点。

"甲武信小屋"方面に向う。

巻き道はフラットなので楽チン。

7分ほどで、山小屋が見えて来た。

山小屋前には小さなお花畑↓
キレイに咲いていた。

10時07分 甲武信小屋に到着

思ったより、すぐ着いた。
売店では山の日記念のTシャツ(4000円)が売られており気になったが(お店の人達が着ていた)、2千円しか持っていなかった。

可愛らしい絵が書かれたメニュー。

(気になった)

まだ出発して数分のため、休まずこのまま進む。

木賊山ルートは急坂のため、もちろん巻き道で。
最初は緩い坂だったが、しっかり登り坂。

10時21分 破不山方面との分岐

この先の戸渡尾根分岐までは、やや急登な道。

甲武信ヶ岳山頂からは下りとばかり思っていたため、これが結構しんどかった。

10時26分 再び戸渡尾根への分岐に到着

力を振り絞り登った。

ここからは登って来た道を"下る"のみ。

念のためグローブを装着。

登った時は青空だったが、ガスが出てきた。

鶏冠山や甲武信ヶ岳方面もご覧の通り↓
さっきは良いタイミングだった。

急登だった登山道は、下りもなかなか進めない。
こりゃ、また筋肉痛かな。。。

11時26分 近丸新道と徳ちゃん新道の分岐点

思ったより早く着けた。

ラクと言われる"徳ちゃん新道"へ。

いきなりの急坂↓(ラクぢゃない)

しばらく急坂を下ると、緩やかになり、そしてまた急坂を繰り返す。

おまけに滑るので、スピードも出なかった。
これなら近丸新道の方が良かったのでは?
と考えながら下った。

沢の音が徐々に大きくなるも、これでもかと言うほど下り続け。

そしてようやく。。。

12時44分 徳ちゃん新道登山口に到着
さっきからずっとトイレを我慢していた。

(振り向いたところ)

すぐ近くにトイレ(右側)があり助かった。

西沢渓谷のマップ↓

散策路は一周10kmで3時間35分も掛かるらしい。

自分は駐車場まで20分。

あとはフラットな林道を進むだけなので楽勝。

観光で来ている人や沢沿いでテントを張る人達など様々。

そして。。。

13時09分 西沢渓谷駐車場に到着
駐車場に戻ると満車だった。

ザックを下ろし登山靴を脱ぎホッとする。

ここからはR140を約10kmほど南に進んだ先にある"温泉"へ。

13時35分 みとみ笛吹の湯に到着

山梨市が運営する温泉は、市民は300円、市外なら510円だが、JAF加入なら410円だった。

入口のお母さんが親切に教えてくれた。
やや熱めの内風呂2つに温めの露天風呂が1つ。
まだ人は少なく、露天で湯ったり出来た。

帰りは信号のないフルーツラインを進み、R20の一般道で戻る。
今なら中央道も空いていそうだが、時間はあるので節約した。

14時52分 道の駅 甲斐大和に立ち寄り
とにかく喉がカラカラ。

ソフトクリームも食べたかった。

巨峰ミックス(400円)

桃(540円)を土産に買い、それほど混まずに町田付近まで戻り、夕食はココイチを食べ、18時半には自宅へ戻った。

(中央道は相模湖辺りから渋滞だった)

【今回の山行データ】
上り 4時間38分
下り 3時間15分
(山頂以外の休憩含む)

また1つ百名山に登れて良かった。

翌日は筋肉痛はなかったが、脚がダルい程度で済んで良かった。

来週はまた百名山にチャレンジする。

ーDankeー


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