気ままにツーリング

Ninja1000SX とスウィッシュ でアドベンチャーな旅へ

秋雨の尾瀬ハイク

2018-09-30 | 登山
2018年9月25日(火)

今回は久々の尾瀬。

毎年、尾瀬の季節になると、尾瀬の山小屋からハガキが届き、毎回行ってみたい気持ちになっていた。

8年前には尾瀬ヶ原を散策し、至仏山(しぶつさん)や燧ヶ岳(ひうちがたけ)に登った思い出がある。

しかし、なかなか行けないのが尾瀬。

都心からは遠く、高速に乗り、インターを降りてからもそこそこ走り、ようやくたどり着いても、マイカー規制のため乗り合いバスなどに乗り、降りてからも尾瀬ヶ原の入口までは1~2時間は歩く。

日帰りでは十分な散策が出来ないので、山小屋に宿泊するのがお薦めだ。

これまで、尾瀬の入口である大清水や鳩待峠から入山した事があるが、今回は尾瀬の北側にある、御池(みいけ)から入ってみる事にした。

御池は、R352からそのまま尾瀬に入れるのはメリットだが、東京方面からはとても遠いイメージ。

東北道の西那須野塩原ICで降りたあと、一般道で約100kmの距離を走らなければならない。

おかげで深夜のドライブをたっぷり満喫できた。(^_^;)

自宅を22時30分に出発し、途中で休憩を取り、御池には4時に到着。

辺りに人影は見当たらず、広い駐車場には少しだけクルマが点在していた(5:40頃↓)。

おまけにこの日の天気はアメ。。。

そりゃ人も少ない訳だ。

今回の予定は、初日に燧ヶ岳に登り、尾瀬沼ヒュッテで1泊。

翌日は尾瀬沼から尾瀬ヶ原の見晴まで歩き、まだ行った事のない、三条ノ滝を見て、燧ヶ岳の北側の燧裏林道で御池に戻る考えだった。。。

が。。。

アメなので、燧ヶ岳登山は翌日にまわし、燧裏林道で三条ノ滝へ行き、尾瀬ヶ原に出たあと、尾瀬沼を目指す事とした。

アメだと登山道には水が流れ、足下はぬかるみ、滑りやすいので、妥当な判断と思えた。

昨日は夜勤明けであまり寝ていなかったので、空が明るくなるまで仮眠した。

5時30分に起き、トイレや支度を整える。

最初からカッパを着て出発するのは、前回の能登半島ツーリングのような気持ちだった。

カッパはバイク用のレインスーツ。

ツーリングも登山も兼用だ。(^_^;)

少しもたついて、5時に出る計画から大幅にズレ、出発が6時10分になってしまった。

駐車場の奥が登山口。

最初はややフラットな木道。

すぐに燧ヶ岳との分岐に差し掛かる。

燧ヶ岳は4.5km、尾瀬ヶ原は約9kmと倍だ。

燧ヶ岳は登山道なので、急坂が続くが、こちらはフラットな木道。

と思いきや、途中から汗だく必須な登山道みたいな道になって行く。

木道に羽をパタパタして飛べない小鳥を発見。

アメで飛べないのか、近付くとじっと動かないので写真を撮らせてもらった。

かわいい。(^_^)

少し開けた場所に出る。

荷物を置いて、中に着ていた長袖を1枚脱ぐ。

周囲には草紅葉が広がる。

辺りは静まり、ヒンヤリした朝の空気が清々しかった。

先へと進む。

川を渡り。。。

6時47分 ノメリ田代という場所に到着。

近くには2つの池溏があった。

少し進むと、赤く色付いた木。

尾瀬は既に秋だもんな~。

小川を渡ると、ぬかるんだ道。

しまった。

出発の際、スパッツを着けようか迷ったが、着けとけばよかった。

慎重にぬかるみをパスすると。。。

なんだ、この折れ曲がった木。

おもしろい。(^_^)

7時16分 天神田代を通過。

周囲には赤く染まった木がちらほら。

尾瀬ヶ原へのルートは登り傾向にある。

木道は緩やかな登りだが、時には登山道っぽい道もあった。

更に進むと吊り橋に遭遇。

小さいが立派な橋。

橋の中央から下を覗くと。。。

大きな岩がゴロゴロあったが、水は流れていなかった。

裏燧橋。

この沢はシボ沢と言うようだ。

ゴツゴツした道を登り。。。

辺りは霧っぽくなってきた。

8時 三条ノ滝との分岐点。

あれ?予定した時間より早いような。。。

取りあえず、三条ノ滝方面へ進む。

最初は緩やかな木道が。。。

この後、沢のような道を降り、その先はとても急な坂を下った。

またこの急坂を登って戻るのかとウンザリしていたら、また分岐点に出た。

あぁ、ここが三条ノ滝との分岐点になるのか。

こことさっきの分岐点を勘違いしていた。

良かった、尾瀬ヶ原に行くには左に行けばイイようだ。(^_^;)

とりあえず、右に折れて三条ノ滝へ進む。

さっきほどの急坂ではないが、それなりの坂を降りて行く。

鎖がある急な階段。

左手からは滝っぽい音が聞こえる。

ようやく第2テラス付近。

この木道を進み。。。

最後に急な階段を下れば第1テラスに到着。


おぉ~迫力がある。( ゜o゜)

落差は100mだそうだ。

三条ノ滝は只見川の上流になるらしい。

昨日からアメが降っていたので、水量が増しているのかも。

いや~スゴかった。

ここでようやくスパッツを装着。

これで多少はぬかるみも安心。

いつの間にか背後に人と遭遇。

ここまで誰とも会わなかった。

急な階段を再び登り、戻る途中で2人ほどすれ違い挨拶を交わした。

さっき下って来た御池方面との分岐点。

この急坂を登らなくて済むのは助かる。

尾瀬ヶ原はここを真っ直ぐ進む。

まぁ、こちらも直ぐにこんな道になったが。。。

あの急坂よりはまだマシだった。

9時25分 展望台らしき場所に到着。

こっちかなと歩いていたら、行き止まり+展望台だった。

下に見えるのは只見川かな。

展望台から振り返ると、尾瀬ヶ原のルートは大きな岩の裏にあった。

アメなので下を見て歩いていたので、気付かなかった。

進んで行くと。。。

うわ~ここを登るのか。。。

何とか端っこから登り、進むと今度はぬかるみの道。

スパッツを着けといて良かった。

9時36分 尾瀬ヶ原と御池の分岐点。

ようやく安心だ。

と思ったら強いアメが降りだした。

身体はアメと汗だくで、よくわからん濡れっぷり。

まぁ、ガマンするしかない。

9時38分 ようやく建物が見えた。


休憩せず、そのまま先へ。

この辺りに数件の山小屋があった。

三条ノ滝から尾瀬ヶ原辺りまでの地図。

キツそうな三条ノ滝までの急坂。

しっかり、急坂と書いてある。

尾瀬ヶ原まで1.8km。

遠くにまたガスが出てきた。

真っ赤な紅葉。

とても鮮やかな色。

キレイな赤だったなぁ。(^_^)

この辺りはフラットなので歩みが早い。

9時52分 東電小屋への分岐点。

小さな白い花。

可愛らしい。(^_^)

この辺りはもう尾瀬ヶ原。

色鮮やかな草紅葉が広がる。

オレンジの絨毯。

こんな雨でもキレイなのに、晴れていたらもっと見応えがありそう。

10時05分 ようやく見晴に到着。

今はこの辺り。

意外と早かった。

ここから尾瀬沼方面に進む。

尾瀬沼の沼尻平までは2時間20分。

尾瀬沼はここよりも標高が高いので登りが続く。

この辺りで一息つく予定だったが、アメだし先に進む事とした。

10時20分 燧ヶ岳との分岐点。

尾瀬沼までは6.5km。

結構長い。

濡れた木道はまだ歩きやすいが。。。

この辺りは登りにくい。

延々と登りが続き、ようやく下り。

最近、重いリュックを背負って登山していないから、疲れが足にくる。

開けた場所に出た。

お、こんなところに。。。

可愛らしいアマガエル。

近寄っても動かなかったので接写した。

それにしても、アメはずっと降っていた。

もうかなり慣れてきたが。

黄色い紅葉。

エゾリンドウかな?

そして、再び草紅葉。

11時30分 沼尻平に到着。

お昼前に着いちゃった。

オープンカフェ風な休憩所。

時間も早いので、尾瀬沼をぐるっと回っても良かったが。。。

そのままビジターセンター方面に向かった。

ビジターセンターまでは2.7km。

あと少しだ。

12時08分 燧ヶ岳との分岐点。

燧ヶ岳には3つの登山口があり、ここが3つ目になる。

ニホンジカ対策の柵扉を通過し。。。

再び開けた場所に出る。

アメは小雨になり、辺りに静けさが漂う。。。

こういうのも、またイイもんだ。

12時17分 沼山峠とビジターセンターの分岐点。

あと200m。

12時21分 ようやく本日のゴール前に到着。

ビジターセンターは現在地のすぐ上、尾瀬沼ヒュッテは左上になる。

いや~結構歩いたなぁ。

トイレで一休み。

ここまでのタイムは6時間15分。

結局、三条ノ滝以外は腰を下ろさず、ずっと歩きっぱなしだった。

アメじゃなければ、もっとゆっくり休憩しながら来てたのに。。。

ここで休憩していると、汗が引いて、急激に寒くなってきた。

ヤバいので尾瀬沼ヒュッテに行ってみる。

13時から受付のため、20分ほど宿の前の軒で雨宿り。

寒さが半端ない。

13時になり、一番乗りで宿にチェックイン。

暖炉を点けてくれたので少し暖かい。

ブルブル震えながら部屋へ。。。

部屋はこじんまり、1泊2食付きで1万円。

9年前はもう少し安かったような。

濡れたカッパや靴などは乾燥室で乾かし。。。

暖かいお茶を入れ、冷たいビールで一息入れた。

寒くてもビールは飲みたかった。(^_^;)

身に付けていた衣類はシャツ以外、明日も着るので、部屋で乾かすが。。。

替えのズボンを持ってこなかったので、少し乾くまで毛布にくるまっていた。

部屋から外を覗くと、女性がテントを作っていた。

夜は一桁台まで気温が下がるかも知れないが、スゴいなぁ。

今日は雨で燧ヶ岳が全く望めなかったが、16時ごろに少し上がり、燧ヶ岳が見えた。

明日は登れるだろうか。

ちょっと外を散歩。

この先にキャンプ場がある。

なるほど、テントを張る場所は結構ある。

今でも肌寒いのに夜間は大丈夫なのかな。

お風呂に入り、よく温まったあとは、17時に夕食。

うん、なかなか美味しかった。(^_^)

食事中にビジターセンターの方が来られ、19時よりスライドショーをやるので是非。。。

と言われるので、真っ暗の中、ヘッドライトを照らしビジターセンターに行ってみた。

内容は月に関する話し。

ある程度知っているような内容だったが、タメにはなった。

尾瀬の話しも聞きたいな~と思っていたら、最後に冬の尾瀬を聞かせてくれた。

豪雪地帯でもある冬の尾瀬。

尾瀬関係者は11月には山を降りるらしい。

オコジョを偶然撮影した動画も見せてもらい、とても楽しめた。(^_^)

今日は朝から歩き疲れたので、部屋に戻ったら直ぐに就寝。

歩行距離は約31000歩。

明日はどうなるかな。。。

△- Danke -▲

2りんかんへお買い物

2018-09-09 | 通販・買い物
まだまだ暑い9月上旬。

天気が良いので溝ノ口2りんかんへお買い物に行ってきた。

先日のツーリングでチェーンの油がカラカラになっていたので、チェーンルブを買いにきた。

日曜日なのでバイクも多い。

お。( ゜o゜)

ヤマハのMT-10とトレーサー900がレンタルバイクとして並んでいる。

左のMT-10はロボットに変形しそうな顔。

Z1000と渡り合えそうだ。

右のトレーサー900は時期ツーリングマシンとして、自分の購入選択の視野に入っている。

いつかはアドベンチャータイプに乗ってみたい。

こちらは次期アジリティの変わりとして注目している、アドレス110と新型スウィッシュ。

双方の価格差は10万ほど。

アドレス110はリーズナブルであり、カッコ良いのだが、スウィッシュも最新装備が詰まっている。

そのうち乗り換えだ。

こちらはPCXたち。

特に真ん中はハイブリッドだ。

PCXも速そうなんだが、足下がフラットではないので、お買い物が不便って感じ。

バイクもこれからハイブリッドになっていくのだろうか。

店内に入ると、カワサキ色のBMWがいた。

なんとも珍しい色。。。

カワサキ車と間違えそうだ。

お目当てのチェーンルブとクリーナーセットを購入し、ちょっと一休み。

それにしても暑い。。。

まだカラッとしているだけマシかも。(^_^;)

今日は買って帰るだけにして、今度、チェーンのメンテをしよっと。。。

- Danke -

2018年 雨の能登半島ツーリング④

2018-09-08 | ツーリング(東海・北陸)
2018年9月1日(土)

能登半島ツーリング4日目。

部屋から外を眺めると、昨日延々と降った雨は今朝は上がっていた。

雨雲レーダーを見ると、能登半島に雨雲はなかったが、南下した富山辺りに雨雲の帯がしっかりといた。

今日の行程は長野まで戻る予定。

富山を通り抜けるので、雨との遭遇は避けられない様子だった。

先ずは大温泉でさっぱりし。。。

次は朝食。

朝はまたバイキング。

少し控え目に取ったつもり。。。(^_^;)

海を眺めながら美味しく頂いた。

今回のツーリングが予定通り進んでいれば、昨日は能登半島をぐるっと回り、今日は千里浜なぎさドライブウェイを走る予定だった。

しかし、千里浜も雨の予感がするので断念し、逆に雨の影響がなさそうな能登半島をぐるっと回る計画を選択した。

8時45分 宿を出発。

先ずは能登半島の端っこを目指し、海岸沿いを東へと進む。

曇ってはいるが、雨は降っていない。

それだけでも嬉しい。(^_^)

9時20分 道の駅 白米千枚田(しろよねせんまいだ)に到着。

白米千枚田は世界農業遺産とされている。

へぇ~、こんな感じか~。

今の時期は稲が育った状態。

時間に余裕があれば、降りて散策してみたかったが、見れただけでも良かった。

日本海を見ると、向こうに5つ小さな島が見えた。

無人島なのか、人が住んでいるのか、昨日からちょっと気になっていた。

先に進む。
晴れていたら海がキレイだろう。

途中で滝の看板があったので緊急停車。

9時40分 垂水の滝に到着。

あれが滝か。

目の前まで行くと迫力がありそうだったが、やはり時間がない。

現在地はこの辺り。

この先に塩田やゴジラ岩がある。

垂水の滝をあとに次へ進む。

走りながら塩田施設をチラッと見て通過。

塩田はコンクリートで整地したような感じにも見える。

自宅の塩が切れそうだったので、買っても良かったかも。。。

この先にも別の場所で、いくつかの塩田施設が見られた。

次はゴジラ岩へ。

9時55分 ゴジラ岩の駐車場に到着。

看板がなければ見過ごしそうだ。

遠くに見えるのがゴジラ岩。

まぁ、ちょっとした面白スポットかな。(^_^)

よし、次は能登半島の端っこへ。

海は雨の影響で濁流が流れこんでいる。

いつか天気の良い時にくれば、景色も海もキレイだろうな。

この先は能登半島の先端、禄剛崎(ろっこうさき)。

途中で見たたくさんのカカシたち。

ここもちょっとした面白スポットかな。(^_^;)

10時20分 道の駅 狼煙(のろし)に到着。

広~い駐車場。

現在地はココ。

禄剛崎までは徒歩で向かう。

が。。。

駐車場から近いが、結構な急坂。

汗だく必須だった。

ようやく登りきって平地に。

禄剛崎に到着。

禄剛崎は海から昇る朝日と海に沈む夕日が、同じ場所で見られることで有名とのこと。

へぇ~是非見たいなぁ。

端っこの地によくあるモノ。

東京までは302km。

直線だと近いが、実際に走ると600kmにもなる。

灯台の方へ。

明治16年(1883年)に建てられた灯台。

今も現役なのはすばらしい。

駐車場へは別のルートで戻る。

こんな所にさりげなく俳句が。

確かに周りでセミが鳴いていた。。。

こちらの坂の方が階段だしラクだったかも。

駐車場に戻った。

道の駅でお土産を買って出発!

次はすぐ近くの金剛崎へ。

あれが金剛崎の駐車場。

11時10分 金剛崎に到着。

あれ?よく見ると入るは有料の様子。

う~ん残念。

時間があれば入ったが。。。

上から見るだけに留めた。

あれがスカイウォークか。

また次はゆっくり来よう。

ここからは、のと里山空港を目指す。

が。。。

どう見ても、進行方向の雲行きが怪しい。

黒い雲だ。

停車して、万が一の備えを施していると、ポツポツ降りだしてきた。

慌ててカッパを着用する。

やはり雨は避けられなかった。。。

ここを右手(県道287)の道に入り、黒い雲が広がる方向へ進む。

案の定、土砂降りの雨に遭遇。

しばらくガマンして走ると雨が上がった。

能登町辺りで県道57号に入ると、広くて走りやすい路面に変わった。

暑くなってきたので、途中の道の駅へ。。。

12時35分 道の駅 桜峠に到着。

ここでカッパを脱いだ。

現在地はまだ能登半島の真ん中辺り。

夕方までに長野に着けるだろうか。

再び出発し、のと里山空港ICにたどり着き、ここから時間を挽回する。

はずだったが。。。

今度はこの先で通行止めとなり、横田ICで強制的に降りることとなった。

ナビで道を探り、とりあえず七尾市内に向かう。

途中のコンビニで休憩を挟み、ルートを再設定。

七尾ICから能登自動車道に乗り、そのまま東海北陸道で高山を目指すこととした。

14時20分 七尾ICより能登道に乗る。

この時間でまだ七尾とは。。。

途中から無料区間が終わり有料道となる。

そのまま東海北陸道へと入り。。。

15時15分 城端SAで小休止。

現在地はこの辺り。

うまく雨を避けてこれたかも。(^_^;)

しかし。。。

この先の電光掲示板には、トンネルを抜けるとアメとずっと表示されていた。

仕方ないので、次のPAに寄る。

16時 飛騨河合PAで再びカッパを装着。

雨が降ったり上がったりする度に時間を取られ、宿への到着が予定より遅れていった。

次の飛騨清見ICで高速を降りる。

カッパを着る前から寒いと感じていたが、気温は19℃とかなり涼しかった。

無料の高速道を走り。。。

高山市内でガソリンを給油。

ここまで特に雨にはやられなかった。

高山の街中を抜け、R158で松本を目指す。

今度、高山の街をゆっくり散策してみたい。

長さ 2.4kmの平湯トンネル。

トンネルを抜けると、右手にスキー場が見えた。

17時30分 安房峠道路の料金所で一旦停車。

ようやくここまで来れた。

ここで宿に到着が19時30分になるとストライカーに連絡を入れてもらった。

ここから松本の宿までは50kmほどだが、山道でもあり、松本市内も渋滞の可能性もあったため、遅めの到着時間を伝えてもらった。

案の定、雨で濡れた路面が滑りやすそうだったので、慎重に走る。

松本市内に入ると渋滞にハマリ、また時間を取られ。。。

19時14分 ようやくお宿に到着した。

最後の宿は美ヶ原温泉のホテルニューことぶき。

夕食は19時30分がラストのため、慌てて夕食会場へ。

風呂に入りサッパリしてから食事にしたかったが、遅くなったので仕方なかった。

まぁ無事に到着出来て良かった。

とりあえずビールでも乾杯。

夕食のメニュー。

前菜をいただく。。。

なんと小さなカニがいた。

沢蟹甘露煮。

最初は避けていたが、食べれるものと分かり、バリバリと美味しくいただいた。

信州そばや炊き込みごはんも美味かった。

結局、この日も雨にやられたが、多少慣れっこになってきた。

4日目の走行距離は 394 kmだった。

~♪~♪~♪~♪~♪~♪~♪~♪~♪~

そして、能登半島ツーリング5日目。

9月2日(日)最終日。

松本の朝は曇り空。。。

このツーリングで晴れた朝を見ることはなかった。

朝風呂に入ってサッパリし。。。

外に出てバイクの様子を見にいく。

びしょ濡れだ。

そういや、ここは軒がなかった。。。

まぁ朝から雨が降っていないだけでもマシか。

朝食会場へ。

久しぶりにバイキング以外の朝定食。

このくらいが丁度良いかも。

この日は帰るだけなので、ゆっくり出発準備を行い。。。

9時15分には出れる感じだったが、また雲行きが怪しくなってきた。

帰り道を雨雲レーダーを見ると、諏訪湖付近や甲府辺りで雨っぽい。

仕方がないので、最終日もカッパを着て出発。

松本城の横を通り抜け。。。

木が邪魔して上手く撮れず。

松本ICから高速に乗った。

長野道→中央道へと進む中、雨に少しやられた。

10時50分 双葉SAに到着。

他のライダーもカッパを着用。

この数日間あまりバイクは見なかったが、日曜日ともなると数台いた。

ここでハイオクを給油。

177円ってそんな値段初めて見たわ。

もう値下がったと思っていたが、まだ上がっているとは。。。

甲府エリアもいつ降りだすか分からないような曇天。

今回のツーリングはちょっとタイミングが悪かったかな。。。

しかし、これまで猛暑が続いていたことや、台風の影響を受けなかったことを考えると、まだマシだったかも。

12時20分 国立府中PAに到着。

ようやくここまで戻ってきた。

この後は自宅に帰るだけだったが、最後の道中にまた雨にやられた。

しっかり最後に落ちがあるなんて。。。

まぁ無事に帰れたので良かった。(^_^)

全行程の走行距離は。。。

1日目・・・436km
2日目・・・129km
3日目・・・ 53km
4日目・・・394km
5日目・・・222km

合計 1234km だった。

お疲れさまでした。( ̄▽ ̄)ゞ

- Danke -

2018年 雨の能登半島ツーリング③

2018-09-06 | ツーリング(東海・北陸)
2018年8月31日(金)

和倉温泉の朝。

窓の外を見るとなんと大雨だった。

今日は能登半島をぐるっと回る予定だが、雲行きが怪しい。

先ずは早朝の空いてるうちに朝風呂に入る。

広い湯船に浸かり、海と同じ高さと錯覚するような露天風呂で七尾湾を見渡す(写真はロビーから)。

昨晩は暗かったので、海は見えなかったが、朝からパノラマな光景が見渡せた。

次は朝食会場へ。

また、やってもうた。。。(^_^;)

でも食べ終えると昨日ほど腹いっぱいにはならなかった。

さて肝心な空模様だが。。。

お天気レーダーを見ると、相変わらず真っ赤な状態。

ちょうど七尾から富山市辺りまでのエリアに秋雨前線が通り、いつまで経っても土砂降りが続いていた。

9時には出発する予定だったが、部屋で待機となる。

幸いこの宿のチェックアウトは12時までだった。

こんなルートで能登半島を回る予定だが。

行けるだろうか。。。

11時40分 雨の勢いは一向に衰えず。

仕方がないのでチェックアウトし、雨装備で出発準備をした。

とりあえず、能登島に渡り、道の駅のとじまに寄ったあと、再び能登半島に戻り、道の駅穴水で天気状況を再確認しルートを検討する。

しかし。。。

能登島に渡る手前で冠水があり、道路が半分封鎖されていた。

他のクルマが封鎖を通り抜けて行ったので、ついて行くと、大きな水溜まりが出来ていた。

低速で水の中に入り、何とか抜け出し、能登島へと渡る。

能登島では山からの雨水が川のように流れる箇所がいくつかあり、スピードも上がらず、先行きも不安だったので、道の駅に行くのは断念し、ツインブリッジを渡り能登半島へと入った。

海沿いの R249をゆっくり走り。。。

13時 道の駅 穴水に到着。

雨は一向に緩くならない。

仕方がないので、ここで少し雨宿り。

ここは、のと鉄道穴水駅に併設された道の駅。

駅のホーム内にも自由に入れた。

駅構内にはいくつか車両が停車してある。

あれ、どこかで見たようなアニメキャラ。

ここは永井豪のふるさとなのかな。

あれは。。。魚を捕るようなやぐらの模型。

さっき海岸沿いのR249を走った際、これのホンモノを海で見た。

これも有名なんだろうか。

奥の0番線に行ってみる。

今は動いてなさそうな車両。

囲碁サロンになっていた。

こちらは何かのアニメキャラ。

地方鉄道は経営も厳しいだろうから、アニメを使い誘致しているんだろうか。

まぁ雨でもちょっと楽しめた。

せっかくなので、電車のストラップをお買い上げした。

さっきから電車が来ないと思っていたら、どうやらこの雨で電車が動いていないようだった。

それは大変だ。

こちらも足止めを食らうぐらいなので、この雨がいかにひどいか分かる。

ここでルートを検討した結果、直接、輪島へ行くルートを選択した。

まぁ時間も費やしてしまったし、雨だから仕方ない。

穴水から能登自動車(無料)に乗り、のと里山空港ICで降りて、県道271号→県道1号で輪島へと向かった。

14時25分 本日のお宿 輪島こうしゅうえんに到着。

なんとお早い到着。

軒に入れさせてもらい助かった。

荷物を下ろし、カッパはバイクに干しておく。

宿にチェックイン。

中は広々としている。

海が見える部屋。

晴れていたらキレイなんだろうな。

雨が小降りになり、時間もまだ早いので、輪島の街を歩いて散策することにした。

近くを流れる川は濁流となっていた。

海岸沿いを歩いてみる。

雨は上がったが誰もいない。

次は街中へ入って行く。

人通りが全くない。

輪島は漆塗りで有名。

この辺りの家屋は漆塗りの工房だった。

雰囲気があってイイのだが、人がいないのはちょっと寂しい。

足湯があったので、ちょっとお邪魔してみる。

中は誰もいない。

そこそこ歩いたので、お湯が気持ち良かった。(^_^)

足湯で少し癒したあとは、朝市通りに行ってみる。

こちらの通りも何だか閑散としている。

漆器のお店は左右に並んでいるが、お客は見当たらない。

朝になると市場で賑わうのだろうが、午後は極端に人がいない。

奥に進むと永井豪記念館があった。

へぇ~こんなところに。

あの頃はよくアニメにお世話になったなぁ。

朝市通りをあとにし、途中でお酒を買って宿へと戻った。

温泉でサッパリしたあとは夕食タイム。

夕食は懐石料理。

今日のメニュー。

先ずは乾杯。

のど黒の塩焼きが美味しかった~。(^_^)

明日は能登半島から長野まで戻る予定。

雨にやられなければいいが。。。

3日目の走行距離は 49 km だった。

- Danke -

2018年 富山・能登半島ツーリング②

2018-09-05 | ツーリング(東海・北陸)
2018年8月30日(木)

宇奈月温泉の朝。

窓の外は少し曇っていたが、晴れ間も見える。

トロッコ列車は出発準備で朝から忙しそうだった。

この日はトロッコ列車に乗って欅平(けやきだいら)まで行き、少し散策したあと、宇奈月温泉までまた戻り、能登半島の和倉温泉まで走る予定。

先ずは朝風呂に入り、朝食会場へ。

あ、やっちまった。

小鉢が多かったので、つい全部(ほぼ)取ってしまった。

トロッコ列車を見ながらの朝食。

街中の街灯がトロッコの形になっており洒落ていた。

いろんな意味で満足した。(^_^)

と。。。あまり時間に余裕はない。

9時の列車を予約したので、10分前には駅に入りたい。

その前にバイクに荷物を載せ、いつでも出れるようセッティング。

幸いバイクは宿の駐車場にそのまま置かせてもらえた。

慌ただしくチェックアウトし、トロッコの宇奈月駅へと向かった。

駅までは歩いて1分ほど。

近くて良かった。

コレが乗る予定の列車。

改札を通り、ホームへ。。。

客車はたくさんあり、もう皆さん既に座っている。

12号車はうしろの方。

前列~中列まではオープン客車。

中列~後列まではリラックス車両となっており、このリラックス車両を予約した。

泊まったホテルがちょうど目の前。

12号車は後ろから2番目。

やや空いており、座席が自由に使えた。

9時になり、トロッコ列車が宇奈月駅を出発。

小さい車両ながらも、パワフルに発進。

終点の欅平駅までは約1時間20分も掛かる。

車両内は富山県出身の室井滋さんの声で観光案内が始まった。

中世のお城のような建物。

関西電力の発電所だった。

カーブを曲がるたびに、前方にずらっと並んだ先頭車両が見える。

ちょっとした電車の旅気分だ。(^_^)

この先に仏石の案内。

何とか撮れた。

どこかの駅を通過。。。

次は黒薙駅で停車。

特に降りる人は誰もいない。

向こうに見える橋は人用かな。。。

こちらは発電所のダム。

途中の駅で上り列車とすれ違い待ち。

客はいなくて作業員の方たちが乗っていた。

冬になるとトロッコは運行を休止。

作業員の人たちは線路を歩いて山奥へ行くらしい。

雪深い中を歩くのはさぞ大変だろう。

もうひとつの発電所が見えてきた。

また駅で一時停車。

どんどん山奥へ入って行く。

9時54分 鐘釣駅に到着。

ここで、一部の人が降りていた。

また上り列車とすれ違い。

欅平まではあと少し。

長いトンネルに入る。

このトンネルには入口に門があり、冬になると雪の浸入を防ぐため門を閉めるらしい。

冬の厳しさが何となく想像できる。

そしてようやく。。。

10時18分 欅平(けやきだいら)駅に到着。

時間は長かったが、室井さんの観光案内や、景色など眺めていると、それほど退屈ではなかった。

別の列車には荷物を載せる車両が繋がっていた。

さて、駅の外へ。

ようやくここに来れた。

ここから色々と散策してみたいが、今回は時間がないので一部だけ。

祖母谷温泉や水平歩道の阿曽原登山道も是非行ってみたい。。。

帰りの列車は11時46分発なので、ここから1kmほど先の猿飛峡まで行って戻ってくる。

猿飛峡へは、この下を降りて行く。

ちょっとしたハイキングだ。

下に降りたあとは川沿いの歩道を歩く。

お。下まで降りるだけでもう200m歩いた。

ここから猿飛峡までは20分。

トロッコ列車のように、谷沿いに遊歩道がくねくね続く。

歩道はちょっと滑りやすい。

気温はやや涼しい感じなので良かった。

え。クマいるの?

聞いてなかったな~。

周りの景色を見ながら黙々と歩く。

あと400m地点。↓

イイ景色だ。(^_^)

この辺りは頭上注意。

やや長いトンネルが2箇所あった。

1つは明かりがあったが、もう1つの長めのトンネルは明かりがなかったので、スマホライトを使った。

あと200m。

行きは緩やかな下り坂が多いので、やや楽だが、帰りは汗だくの予感。

この辺りで雨がポツポツ降りだしてきた。

ようやく猿飛峡が見えてきた。

あの辺りがゴール。

10時50分 猿飛峡に到着。

行きはマイペースで歩いて16分程で到着した。

水がキレイ。

辺りは特に何かある訳ではない。

ずっと渓谷を歩いて来たので、猿飛峡っぽさ(どんな?)を感じなかったが。。。

でも、ここまで来れた達成感と、渓谷の静けさ、水のキレイさや雰囲気は良かった。

さて戻るか。。。

帰りは緩やかな上り坂。

行きと違った目線で渓谷美を味わう。

水がほんとキレイ。

雨は木々やトンネルでややしのげたが、汗だくにはなった。

11時08分 猿飛山荘まで戻ってきた。

まだ時間に余裕があるので、赤い橋を渡り人喰岩という場所に行ってみる。

橋を渡るとすぐに人喰岩。

なんだ近いじゃないか。

なるほど岩がせり出しているんだな。

この先は名剣温泉。

またいつか行ってみたい。

人喰岩も見れたので駅の方に戻る。

橋の上から欅平の発電所が見えた。

よくこんなところに発電所を作ろうなんて思い付いたもんだ。

11時18分 欅平駅に戻ってきた。

さっきから雨が普通に降っていた。

まぁ山の天気だから仕方ない。

ビジターセンターに入り少し見学。

ここの天気。

さっき歩いた猿飛峡までの道のり。

現在地と人喰岩周辺。

周辺の散策も出来たので駅へと戻る。

次の便に乗る。

10分前になりホームへ。

しばらくしてトロッコ列車が入線。

帰りはオープンの客車。

両端の座席は雨で濡れていたので、真ん中に座った。

11時46分 欅平駅を出発。

雨に濡れたせいか、汗だくのせいか、半袖1枚では少し冷える。

長袖を着てちょうど良かった。

真ん中の山がサンナビキ山?

ちゃんと撮れた。

こちらは第二発電所。

行きに色々見れたので、帰りはうとうと。。。

帰り便の客車は前から2番目。

行きに撮れなかった、猿専用の橋。

猿が渡る姿は見れなかった。

向こう岸に見えるのは日帰り温泉のとちの湯。

以前、あそこまでツーリングで走り、温泉に入ったことがある。

ようやく雨が上がった様子。

下り列車とのすれ違い待ち。

宇奈月温泉まではあと少し。

行きの時は向こうに見える宿の人が、両手でずっと旗を振っていた。

こちらも手を振って返したが見えただろうか。(^_^;)

宇奈月温泉が見えてきた。

13時05分 宇奈月駅に到着。

ようやく戻ってきた。

いや~楽しかった。(^_^)

最後は駅舎を撮って。。。

宿の駐車場に戻り。。。

出発準備。

和倉温泉までのルートをセット。

よし、走るか!

13時40分 宇奈月温泉を出発。

和倉温泉まではいくつか道の駅に寄って行く。

雨の心配はなさそうなので良かった。

14時35分 道の駅 なめりかわに到着。

ここは日本海がすぐ真裏にある。

ちょっと曇っているが海が見渡せて気持ちがイイ。(^_^)

富山湾は蜃気楼が見れる場所だが、確か今は時期じゃなかったような。

滑川のホタルイカちゃん。

ちょっと汗をかいて暑かった。

次は富山港の展望台へ。

15時19分 富山港展望台に到着。

ここは以前にも来たことがあるが、また来てみた。

せっかくなので展望台に上がる。

低めな展望台ながらも、富山港が見渡せる。

手前のガラスにピントが合ってしまった。

よし、次は海王丸だ。

富山新港に掛かる新湊大橋を渡る。

結構な高さがあるので見晴らしがイイ。

まだ天気が良かったので最高だ。

橋のたもとをぐるっと回り、海王丸パークへ。

15時50分 海王丸パークに到着。

ここも一度来たことのある場所。

広々として気持ちがイイ。

新湊大橋と海王丸。

時間に余裕はなかったが、せっかくなので400円を支払い海王丸の中に入ってみる。

中央のマストが空高く伸びる。

順路に沿って前方部分を散策。

操舵室。

前方の穂先部分。

穂先の先端には海鳥がいた。

船体の中に降りる。

中は空調が効いて涼しい。(^_^)

この先は上官のエリア。

船長公室。

士官サロン。

ここに大型の空調があり、直風を浴びて少し涼んだ。

他にも見所はいくつかあった。

再び外の甲板に上がり。。。

一通り見て楽しめた。(^_^)

帆船はいつ見てもカッコイイ。

帆を張って航行するところも見てみたい。

さて、あとは和倉温泉を目指すのみ。

時刻は16時35分。

到着予定は18時頃だ。

高岡北から、無料の能登自動車道に乗る。

クルマは少なく、高速走行が出来るので時短で進むことが出来た。

七尾城山ICで降りて、七尾の街中を走り。。。

和倉温泉街へと近付いてきた。

そしてようやく。。。

18時05分 本日のお宿 金波荘に到着。

ちょうどタイミング良く夕日が見えそうだったので、スマホズームで頑張って撮ってみた。

おお、イイ感じ。(^_^)

ここは以前にも宿泊した湯快リゾートのお宿。

今回、訳ありの安いプランを予約したら、トイレも洗面所もない、とても狭い部屋だった。

仕方がないガマンするか。。。

大浴場の温泉に入ったあとは、夕食会場へ。

平日でも結構な人が多く、座敷しか空いてなかった。

またつい取りすぎてしまった。

とりあえず乾杯。(^_^)

明日は能登半島を周回する予定だが、どうも雲行きが怪しい。

今日はカッパを着ることはなかったが、黒部では雨にやられた。

食後は疲れからか早々に就寝。。。

2日目の走行距離は 129km でした。

トロッコ良かったなぁ。

- Danke -