気ままにツーリング

Ninja1000SX とスウィッシュ でアドベンチャーな旅へ

2011年 北海道ツーリング 8 / 目指せサロマ湖(カニ)!

2011-08-31 | ツーリング(北海道)

2011年8月31日(水) 2回目のアップ。。。

今日は朝8時に旭川旭岳の麓を出発し、大雪山を挟んだ反対側の層雲峡(銀河・流星の滝)に寄った。

大雪山白樺荘

【YHでの朝食

大雪山白樺荘

駐車場でレンタルバイクでツーリングを楽しむメンバーと挨拶を交わす。

横浜から来たと言うと、えらく驚いていた。

荷物の多さを見て、驚いている様子だった。

こちらは毎回この多さなので、そんなもんだと思っているが、やっぱ多いのだろうか...

途中でパトカーが待伏せしていた事を教えてあげると、感謝され、こちらがこの先に進む道の情報を教えてくれた。

ツーリングライダー同士で情報共有するのも、旅の楽しさのひとつだ。

Dscn0792

銀河・流星の滝を見た後は、その先の大函に寄った。

目指せサロマ湖(カニ)!

大函は層雲峡の渓谷だが、あまり大した事なかった。

R39の石北峠を経て、北見市へと抜ける。

目的地のサロマ湖へこのまま行くには、まだ時間が早過ぎるので、進路を変更し、屈斜路湖に寄る事にした。

美幌峠へと続くR243は広々として、走りやすく、北海道の景観が満喫出来る道。。。

12時50分 道の駅ぐるっとパノラマ美幌峠に到着

目指せサロマ湖(カニ)!

曇り空だったが屈斜路湖の眺めが一望出来、大パノラマに感動した。

Dscn0818

その後は、売店で熊笹(くまささ)ソフトを食べる。

って...これは何味?

その後、屈斜路湖畔をぐるっと周り、道道102号で藻琴山を経由する。

標高1000mの藻琴(もこと)山...

山の周辺は真っ白で、雨が心配だったので、早々に峠を抜けた。

その後は網走に出て、オホーツク海沿いを北上し、能取岬を目指した。

Dscn0833

15時 能取(のとろ)岬に到着

大雪山白樺荘

人も殆ど居らず、最果ての地に来た感覚になる。

16時 サロマ湖畔 船長の家に到着

船長の家

今日はここで一泊する。

夕食は例のカニ三昧だ。

【これが全て1人前。。。

目指せサロマ湖(カニ)!

船長の家

船長の家

これが楽しみでサロマ湖に来た訳でもある。

船長の家

今日は雨にやられる事もなく無事サロマ湖に着いた。

明日は多分、雨の走行を強いられるだろうな...(≧ヘ≦)

‐Danke‐♪


2011年 北海道ツーリング 7 / 台風接近にピ~ンチ!

2011-08-31 | ツーリング(北海道)

2011年8月31日(水) 大雪山白樺荘YH辺りの天気は曇り

北海道ツーリング5日目。

これまでのルートを確認すると。。。

8月26日(金)の夜に横浜を出発する。

8月27日(土)横浜から東北道を夜間走行し青森に到着。その後、函館へ海峡フェリーで渡り、そのまま函館に一泊。

8月28日(日)函館から大雪山の麓、旭岳側に到着。大雪山YHに一泊。

8月29日(月)大雪山登山を決行。姿見から旭岳>黒岳へ縦走し、黒岳石室で一泊する。

8月30日(火)大雪山登山2日目。黒岳石室から北鎮岳>比布岳を経由し姿見に戻る。バイクを停めていた大雪山YHに再び一泊した。

このあとは、サロマ湖>知床>釧路>苫小牧の予定だった...

だが昨日、携帯に知らない電話番号から着信があった。

出てみると...

三井商船フェリーです。との事...

予約に手違いでもあったか!?

と思いきや、9月2日の便が欠航になったとのお知らせだった。

【テレビで改めて台風が接近してるのを知った...

台風接近にピ~ンチ!

ななな~んと、エライこっちゃ。

のんびり山なんぞに登っている場合ぢゃなかった...

いや、あれはあれで人生の経験に深く刻まれたので、良かった。

とは言え、帰るルートを早急に確保しなければ...

そうなると小樽からの新潟便か、また函館から青森の陸送ルートとなる。

となれば、知床方面や釧路を回る余裕はない。

急遽、宿をキャンセルし、速攻で小樽~新潟便を予約した。

だが台風の進路次第では日本海ルートも危うい。

台風接近にピ~ンチ!

取り敢えず、今日はサロマ湖へ寄って、情報収集に努めるとしよう。

台風接近にピ~ンチ!

‐Danke‐♪


2011年 北海道ツーリング 6 / アドベンチャーな登山路

2011-08-30 | ツーリング(北海道)

2011年8月30日(火) 大雪山黒岳石室の天気は曇り...

大雪山登山2日目。

昨日は夕方5時には寝床に入り、今朝は朝4時に起床した。

アドベンチャーな登山路

これから桂月岳(けいげつだけ)で御来光を拝むためだ。

本当は夜中に満天の星空を見る予定もあった。

しかし天気は曇り空の為、今回は仕方なく諦めて寝た...

黒岳の朝はとても冷える。

シャツの上にジャージ、インナーのダウン、レインウェアを着込み、レイングローブも装着し出発する。

桂月岳は石室から登って約15分程。

山頂に着くと既にキャンプ組の若者達が御来光待ちをしていた。

4時43分、黒岳の左手辺りから太陽が登った

アドベンチャーな登山路

曇り空の中、辛うじて雲の隙間から御来光を見る事が出来た。

まぁ、御来光が拝めただけでも嬉しいもんである。

その後、石室へ戻り、そのまま出発の準備をする。

昨晩、石室で一緒だった、3人組のお母さん達は、既に寝床に居なかった。

昨日、お母さん方に聞いた話しでは、8月頭に大雪山愛別岳と言う場所に登りに行ったが、雪が降ったので、諦めて引き返したと言う。

今回はその愛別岳へ再チャレンジすると言っていた。

もう先に出発された様だった。

で、こちらは。。。

昨日、会った年輩の男性から比布岳経由で姿見のロープウェイまで戻ってはどうかと提案されたので、時間もたっぷりある事だし、そのルートで行く事にした。

のだが...

そのルートは何ともアドベンチャーに満ちた、危険なルートだった...

北鎮岳

黒岳(石室)から、姿見駅まではいくつかのルートがある。

1つは昨日通った、旭岳経由>間宮岳>北海岳>黒岳石室の逆道。

2つ目は、黒岳石室>お鉢平>中岳>中岳温泉>裾合平>姿見への道。

3つ目は、黒岳石室>お鉢平>北鎮岳>比布岳>当麻岳>当麻乗越>裾合平>姿見へと行く道。

4つ目は、上記、比布岳から>永山岳>沼の平>当麻乗越>裾合平>姿見へと行く道だ。

まだまだ工夫すれば、様々なルートは組める。

まぁ、3つ目ぐらいまでが代表的なものでないかと思われる。

そして、今回、挑戦したのが3つ目のルートだった。。。

5時30分 黒岳石室を出発する

北鎮岳

最初はなだらかな平坦路が続き、途中から軽い登りが続いた。

北鎮岳

後ろを振り向くと、黒岳や石室が段々遠退いて行く。

6時5分 お鉢平展望台に到着

北鎮岳

ここは谷間からの風がとても強い。

帽子が飛ばされない様、注意し、お鉢平全貌を見渡した。

更に先に進むと、登山道の先には雪渓が待ち望んでいた。

【右側に北鎮(ほくちん)岳、ルートは左の雪渓へ続く

北鎮岳

まさか、あれを登るのか...

と思ったが、雪渓の雪解けの一部を渡れば、先に進める様だった。

アドベンチャーな登山路

だが、一歩だけぬかるんだ場所に足を置かなければならない。

これを滑らすと、雪渓を滑落する事となる。

足の置き方を考え、右足でぬかるみの場所、次の左足で向こう側へと繰り出し、何とかうまく渡れた。

坂の途中なので、簡単な様で、結構、難しい。

これが7月だったりするとアイゼンでもなけりゃ無理だろう。

6時40分 北鎮(ほくちん)岳への分岐に到着

【左側にお鉢平が広がり、一番右端に旭岳が見える

北鎮岳2

7時 北鎮岳(2240m)に到達

北鎮岳2

旭岳に次いで、北海道で2番目に高い山だ。

来た道を振り返ると、黒岳からの道筋が良く分かった。

先程の雪渓辺りで、後続のグループが少しためらっているのが見えた。

ほんと雪渓のある場所は、危ない所だと分かる。

ここからは比布(ぴっぷ)岳を目指す。

【左に比布岳、中央の尖ったのが愛別岳

北鎮岳2

下山道が続き、平らな道、山裾の道を歩き、比布岳手前でまた登った。

北鎮岳2

山裾を抜けると、目の前に比布岳がそびえる

北鎮岳2

7時55分 比布岳(2197m)に到着

Dscn0648

ここで、昨日、食べたお握り2つの内、最後の1つを食べる。

Dscn0664

それにしても曇り空の為か、風がキツイせいか、凄く寒い...

右手には、先細った尾根に、先が尖んがった愛別岳が見える。

Dscn0655

尾根の両端は左右どちらにでも滑り落ちそうだ。

すると向こうから、例のお母さん達がやって来た。

どうやら愛別岳に行くのを諦めた様だった。

愛別岳への分岐からは、足の踏み場が片足ぐらいしかなく、とても行けそうにないと言う。

お互いエールを送り、お母さん達は、また黒岳の方へと戻って行った。

自分も行ってみようかと思ったが、現場を見ると、とても恐ろしかった。

Dscn0669

最初の一歩で滑落しそうだ。

道が砂利になっているので、ロープでもないと非常に危ない。

だが、比布岳から当麻岳へと続く道も難有りだった。

Dscn0667 

こちらも尾根伝いに進んで行く。

左側に傾斜のある砂利道を、両足程の幅で歩かなければならない。

あぁ...滑落しそう。

道が湿って固ければ、この状況でも何とか行けるが、更に谷からは強風が吹いているし...

今更、戻るのもイヤなので、意を決し前に進んだ。

足の先を斜面の上気味に向け、体を右側に傾け、ステッキを右斜面に大きく突き、慎重に進んだ。

一歩でも踏み外すと、間違いなく滑落する...

2つ目のルートにすりゃ良かったと後悔した。

【地図を見ると、愛別岳へのルートは点線...

Dscn0660

なるべく大きな石があれば、踏ん張る様にし、何とか大岩にたどり着いた。

振り返って写真を撮ったが、その場所も目の前は滑落する恐れがある。

比布岳

あぁ~、怖い...

【滑りそうなのをこらえて、振り返って撮ったところ

(ちなみに反対側は雪渓)

アドベンチャーな登山路

早くここを抜け出て、次の場所へと進んだ。

8時40分 安足間(あんたろま)岳に到着

Dscn0671

ここからは当麻岳を経て長い下山道となる。

Dscn0674

比布岳

大きな岩の峰が3、4つあり、尾根伝いに下って行った。

Dscn0684_2

【歩いて左側には、旭岳からの裾が広がる

比布岳

【振り返ると、後ろからガスが接近して来たので、足早に下山

Dscn0697

10時 当麻乗越に到着

姿見へ

ゴツゴツした岩場の急斜面を延々下り、途中、道が見えない草木をかき分けようやく到着した。

【当麻乗越までのゴツゴツした下山道

Dscn0698

ここからは裾合平を経て、姿見まで2時間40分と地図に書いてある。

【現在地の “ 当麻乗越 ” は、地図では上らへん

Dscn0710

熊注意 ” とも記載されてるので、鈴を3つ装着した。

ここまでナニカのフンを、大きいのから小さいのまで見掛けた。

シャンシャン鳴らし、ゆったりした道を進む。

遠く向こう側には姿見のロープウェイ駅が見える。

Dscn0703

あともう少しだ。。。

すると、手前に渓谷の様なものが見えた。

Dscn0711

どうやら沢がある。

水の流れる音が段々大きく聞こえて来た。

どうやって向こう側に渡るんだろうと、疑問も出て来たが、近付くに連れ、階段の様な道が向こう岸に見えた。

Dscn0713

あれを登ると言うことは...

渓谷手前で降りると、目の前には、勢いのよい “ 川 ” が流れていた。

姿見へ

え!?

沢のイメージはあったが、コレは川なんじゃね(自分にとっては)...

場所によっては浅い箇所もあるが、どうにかして渡らなければならない。

大小様々な岩があったので、色んな場所から渡れる可能性を思案した。

大きなリュックさえなければ、トントンと行けそうだが、ツルっと行くと、結果はザブンだ。

アドベンチャーな登山路

段々になっているので、水流が早い場所もある。

悩んだ結果、登山靴がぎりぎり全部浸かるかってコースを選んだ。

ステッキがもう1本あればバランスも取れ、ガッツリ渡れるが、この1本にバランスを預け、意を決し(また)、トントンと渡ってみせた。

多分、登山靴以上の深さまで入ったと思われるが、スパッツを予め装着してたので、若干、靴下の上側が濡れただけで済んだ。

沢を過ぎると、途中から木道や、整備された道となった。

姿見へ

姿見へ

【振り返ると、さっき歩いた山が広く見える

姿見へ2

あの山の稜線を右から、左に歩き、下って来た訳だ...

途中、ドロっとした黒い固まりが2箇所程あったが、あれが熊のフンだと、後で会った2人組のお母さん達から聞いた。

お母さん方はアレを見て、進むのを止めて、姿見へ引き返す所だった。

自分としては出逢わなかったし、特に問題なかったのだが...

【ようやく姿見平が広がる場所まで来た

姿見へ2

【旭岳はガスが掛かっている

姿見へ2

12時 ようやく姿見駅に到着

姿見へ2

姿見平近辺は観光地なので、軽装の観光客などで賑やかだった。

【暫くして、旭岳は真っ白で見えなくなった

姿見へ2

駅に到着する前は、可愛らしい園児達の遠足と一緒に歩き、会話しながら温かい歓迎を受けた。

【園児達はお弁当タイム

旭岳駅へ

これから登る山ガールに声を掛けられ、色々、会話した。

人間の居る場所って、やっぱイイもんだ。

今回のルートは反対側から来る人と誰とも出会わなかった。

気楽ではあるが、危機や危険に会うと、協力者が欲しいもんである。

山の達人からのアドバイスがあるだけでも心強いもんである。

今日のルートは、改めて自然の恐さを知った、波乱に満ちた登山だった。

【ロープウェイに乗り、後ろを見ると、ガスで真っ白...

旭岳駅へ

【旭岳麓駅で濃厚なミルクソフトを堪能

旭岳駅へ

13時 大雪山白樺荘YHに到着

大雪山

風呂で汗を流し、テラスでビールを飲みクールダウン。。。

旭岳駅へ

最高でした。

この日の夕食。。。

旭岳駅へ

2日前の夕食。。。

大雪山白樺荘

料理はとても美味しく、YHで出るレベルではなかった。

露天風呂もあり、日帰り入浴(500円)の客も頻繁に来ていた。

今日はぐっすり眠れるだろう。。。

‐Danke‐♪


2011年 北海道ツーリング 5 / 黒岳石室で一泊

2011-08-29 | ツーリング(北海道)

2011年8月29日(月) (-本日2回目のアップ-

今日は大雪山の旭岳から、黒岳石室まで縦走した。

北海岳で写真を撮ってもらった、山の達人?さんと会話し、結局、ここ黒岳石室で一泊する事に決めた。

黒岳石室で一泊

ここですぐに折り返せば、夕方ぎりぎりには、また姿見駅に戻れそう。。。

だが疲れもあるし、更に疲労が溜まりペースダウンとなると、ロープウェイの時間に間に合いそうもない。

ここは計画通り、石室で一泊し、明日、下山する事とした。

黒岳

黒岳石室は特に予約してなかったが、管理人さんに言えば泊まれた。

黒岳石室は80年間もそのままの形らしい。

石室利用は2000円、夜は冷えるので寝袋(1000円)も借りた。

早々のチェックインだった為(お昼)、リュックを置き、黒岳に登った。

【黒岳へと向かう

黒岳

【黒岳石室から15分で、黒岳山頂に到着

黒岳

先程、北海岳で写真を撮ってもらった山の達人と、ここでも再会する。

また山の話しをした後、途中でナキウサギを見たと言う。

2年前に黒岳に来た時、ナキウサギは見れなかった。

山の達人は、ここから層雲峡へ降りるので、サヨナラし、こちらは石室までの、戻る途中の岩場でナキウサギを待った。

【黒岳石室へ戻る

黒岳

途中の岩場でナキウサギの鳴き声が聞こえる。

チッ、チッ。。。

と鳴き声はあちこちで聞こえた。

鳴き声を察知すると、すぐ様カメラを構えるが姿は見えない。

暫くして、また鳴き声がしたのでよ~く見ると。。。

いたいた

Dscn0532

リス。。。やん。

今度こそ。。。

ナキウサギだ

ナキウサギはなんとも可愛らしい姿。

ロープウェイのマスコットになるのも納得だ。

だが、なかなかタイミングよくシャッターが切れない。

その後も2回程姿を見掛けた後、ようやく、カメラに収める事が出来た。

Dscn0533

もう少し全体が綺麗に写るよう、再チャレンジしたが、寒くて時間切れ。

山の天気はすぐに急変し、晴れてたのが、一気にガスが入り寒くなった。

まぁ2年越しでようやく見れたし、写真も撮れたから良しとしよう。

この後は石室へ戻り、少し休憩した後に、夕飯。

まだ16時前だが、早く寝床に入るので丁度いい。

黒岳石室で一泊

カレーヌードルのパックみたいなのを好日山荘で購入。

黒岳石室で一泊

朝、握ってくれたおにぎりと一緒に、雪渓ビールなるもの(サッポロクラシック)を石室で購入し頂きました。

こういう場所では最高に美味しいかったです。。。

‐Danke‐♪


2011年 北海道ツーリング 4 / 登る。旭岳!

2011-08-29 | ツーリング(北海道)

2011年8月29日(月) 大雪山旭岳の麓は、晴れ

今日はツーリングではなく、大雪山旭岳への登山を行う。

大雪山

ツーリングはひとまず休憩だ。

バイクとツーリング用の荷物は大雪山白樺荘YHに置かせてもらった。

YHで作ってもらったおにぎりを持参し、チョコレートも売店で買ったし、大丈夫だろう。

さて今回の行程は。。。

旭岳山麓駅(ロープウェイ)⇒ 姿見駅 ⇒ 姿見平 ⇒ 周遊散策路 ⇒ 旭岳 ⇒ 間宮岳 ⇒ 北海岳 ⇒ 黒岳石室 となる予定。

ただし、明日の天候状況によっては、当日の下山も検討予定だ。

朝5時に起床し、5時40分に大雪山白樺YHを出発する

登る。旭岳!

YHから出るのは一人だけ。。。

今日は天気も良いので、最高の登山となりそうだ。

旭岳ロープウェイ乗り場までは、ここから歩いて10分ほど。。。

旭岳

【ロープウェイ乗り場手前の案内板

旭岳

【10分程で旭岳ロープウェイ乗り場に到着

旭岳

6時始発のロープウェイに乗車(往復2800円)。

6時15分 ロープウェイ姿見駅を降りると、目の前には旭岳がそびえる

登る。旭岳!

標高1600mの姿見駅は、涼しく、何とも清清しい。。。

旭岳の傍らからは、朝日が上り、眩しい。。。

これより、あの旭岳に登る。

2年前は、層雲峡側から大雪山 “ 黒岳 ” に登った。

今回はその反対側に位置する “ 旭岳 ” に登ると言う訳だ。

先ずは、姿見周辺の散策路を歩いてゆく。

旭岳2

第三、第四展望台と歩いた後、“ 噴気孔 ” へと近づく。

旭岳2

硫黄の臭いはここから漂っていた様だ。

次に第五展望台へ到着すると、目の前には “ 姿見の池 ” があった。

【第五展望台にある、旭岳石室(左)と、姿見の池(右)

旭岳2

あの石室は、非難小屋として建っているので、通常は使用出来ない。

ここから上は旭岳への登山路となる。(ここまでは観光散策路)

【登山路半ばで振り向いたところ(小さく姿見の池と噴煙が見える)

旭岳2

六合目、七合目、八合目と、富士山よりか距離は短めだ。

【ようやく九合目に到着

旭岳2

ここから山頂まであと少し...

と言う訳でもなかったが、久々の登山で息も上がる。。。

8時30分 ようやく旭岳山頂に到着

旭岳3

この旭岳(標高2290m)は北海道で一番高い山。。。

山頂には4、5人ほど先に登った人が休憩していたので、写真を撮って頂き、周囲の景色を眺めた。

【こちらはトムラウシ方面

旭岳3

【黒岳方面

旭岳3

ここからは裏旭岳へと下って行く。

旭岳3

下りの最初は順調だったが、途中から砂の斜面となり、踏ん張る箇所がない為、2回ほど尻餅を着いた。

【裏旭岳の斜面に残る雪渓(その横を通る)

旭岳3

裏旭岳を下ると、そこは平坦な場所が広がる。

そこにはテントが2つ設営されており、雪解けの川で水汲みをしている人がいた。

昨晩はそのテントで一泊し、2泊3日の行程で大雪山に来たらしい。

汲んだ水は、ろ過器で飲める様に、別容器に移していた。

念の為、エキノコックスを予防しての処置だと言う。

9時30分 間宮岳に到着

旭岳4

次は北海岳を目指す。。。

【北海岳へ向かう左側には、お鉢平が広がる

旭岳4

このお鉢平の右側から、ぐるっと左側へと稜線を歩いて行く。

【この稜線の先が北海岳

旭岳4

10時15分 北海岳に到着

旭岳4

北海岳山頂には、先ほどから前を歩いていたご年配の男性が一人休憩していた。

この先、黒岳方面へ行くと話すと、色々、アドバイスを頂いた。

ご本人は昨日、銀泉台から赤岳に入り、ここ北海岳を経由し、昨晩は黒岳石室に一泊。

今朝は黒岳石室から、お鉢平を一周し、黒岳から層雲峡へ降りるとの事だった。

バンで北海道を3ヶ月も旅し、北海道の山々を登っているという。。。

な、なんと、山の達人ではないか...

でも、それだけ北海道が魅力的なんだろう。。。

こちらが休憩に入ると、先に山の達人は黒岳へと歩いて行った。

【黒岳は写真真ん中の少し右辺り(コブみたいなとこ)

旭岳4

こちらも、すぐに出発し、達人と少し間隔を開けて歩いて行った。

【途中、大きな雪渓の横を歩く(上の写真の一番大きな雪渓の箇所)

旭岳5

【雪渓から流れ出た雪解け水が、川となっていた(ここを渡る)

旭岳5

【更に先に行くと、少し幅のある川を渡る(すね位の深さ)

旭岳5

手を浸けると、冷たくて気持ちよかった。

11時30分 黒岳石室に到着

旭岳5

ようやく本日のゴールだ

と言っても、まだお昼前。。。

どうしよう...ここでお鉢平をぐるっと周って戻る事も可能だ。

先ほどの、山の達人がベンチに居たので、再び、挨拶を交わす。

彼と話しをすると、戻るのもぎりぎり行けるし、留まるのも良いと言う。

さ~て、どうするかな...

‐Danke‐♪