Danchoのお気楽Diary

高校3年間応援団だった「応援団バカ」の日記。スポーツ観戦や将棋等の趣味の他、日常感じる事を、「ゆるゆる」綴ります。

今日から『第20期 竜王戦 第6局』

2007-12-12 21:34:56 | 将棋
10月16日に開幕した『第20期 竜王戦』

あと1ヶ月も経たないうちに「1周年」になりますが、拙ブログ設立のきっかけを築いて下さった、若きタイトルホルダーの渡辺 明 竜王が、佐藤 康光 二冠(棋聖・棋王)の挑戦を受ける、『第20期 七番勝負 第6局』が、静岡県伊豆市を舞台に、今日から始まりました

初っ端から話は逸れますが、「伊豆市」と聞いて、てっきり西伊豆の町と東伊豆に当たる伊東市が合併して「伊豆市」となったとばかり思っていましたが…今日調べたら違っていました。地理には強いのですが…すっかり衰えましたね

「伊豆市」は、西伊豆の温泉で有名な土肥等…あの辺りが合併してできた市で、「伊東市」はそのまま残っていたんですね…。

小生は、西伊豆には行ったことがないのですが、伊東市内の温泉は結構行きましたね。
関東地方にずーっとお住まいならご存知の…

「伊東に行くならハトヤ…電話は4126(ヨイフロ)

のフレーズであまりにも有名な『ハトヤホテル』と『サンハトヤ』…両方で合計4度位は泊ったことがあります
(「ハトヤ最中」が美味しいので、これがお決まりのお土産でした。)


あんまり関係ないところで長話しますと、読者の皆様に怒られそうですので…この辺で、話を元に戻しまして…。


第5局まで終了して、渡辺竜王から見た今期シリーズの戦績が3勝2敗と、依然として防衛&「前人未到」の4連覇に王手がかかっています
しかし、第5局が逆転負けでしたから、それを引きずるようですと…ちょっとピンチです

逆に、第4局までの「悪い流れ」から、第5局は強靭の粘りで「大脱出」の末に入玉を果たし、逆転勝ちした佐藤二冠にとっては、2週間のインターバルを感じさせない勢いで本局に臨んだとしたら…フルセットもありえます

その点でも、本局は注目が凄く集まると思いますね

そういったわけで、『第20期 竜王戦』 公式サイトは、デザインは勿論のことですが、戦局がどうなっているのか…それだけで閲覧するたびにハッとさせられます


さて、この今期の第6局ですが、戦型は…相振り飛車(両対局者が中飛車)ですね。

後手の佐藤二冠…やってくれました

前期(昨年)の第6局と第7局を思い出させる、2手目の「△3二金」
思わず、胸の内で「でたぁ~~っと叫んでしまいました

この出だしでは、昨年は1勝1敗の「痛み分け」。
今回は果たしてどちらに凱歌が挙がるのでしょうか

先手の渡辺竜王は、どうも…

「△3二金には、中飛車でやっつける」

と話をしていたそうで、既にこの2手目から駆け引きが始まった感じさえします。
9手目の▲3八銀の時点で「前例なしの未知の世界」ですから…。

入門者同然の小生には、前例なしの将棋は観戦しているだけで勉強にはなりますが、もう固唾を呑んで戦局を見守るしかない…適当な表現ではないかもしれませんが、洞ヶ峠を既に決め込んでいます。

どっちが良いのか悪いのか、どっちが喧嘩を仕掛けてその喧嘩を買ったのかさえ分からない…そんな将棋ですね。

本局は、そんなことも手伝っているのでしょう。今期のシリーズでは最も進行が遅く、全体でも28手しか進行せず、両対局者共に、持ち時間のほぼ半分を消費して指し掛けとなっています。

後手の佐藤二冠が、△7二金と上がって、玉を囲った(金美濃囲いですか)局面で、先手の渡辺竜王が29手目を封じました。

竜王戦中継ブログや棋譜の解説には、鈴木 大介 八段の候補手が3手ほど挙がっていましたね。
本局は、渡辺竜王の手番で未知の局面ですから、どの手を指すか全く分かりませんね。

その中の第一感は、平凡に▲4九玉でしょうか

鈴木八段ご指摘の▲4五銀や、▲4五歩なども確かにありそうです。
しかし、ここは攻め急がず、後手が玉をしっかり囲ったのですから、6八に銀が上がったのを見ると、右に玉を囲うことを先決に考えるのではないか…と小生は見ました。
ですが、この手も、左の金が単に飛車の紐になっているだけで、連携がなくなる格好になりやすいですから、難しいですね…。

さて、手を封じた渡辺竜王の心中やいかに…。

本局を終えて、ご自身のブログで、この封じ手のことも触れてくださるとは思いますが、当たるでしょうか…。
(今回は、全く自信なしです。なにしろ、入門者の読みなので…ご勘弁ください。)


本局は、明日の夜には勝敗が決します

12月度の月次報告会が20日に急遽1日後ろにずれ込み、既に英語との格闘も終えている上に、明日は定時で失礼して、歯科受診です。
気分的には余裕がありますので、落ち着いて観戦できる2日目の戦いが、渡辺竜王が防衛&4連覇を決めてしまう可能性があるだけに、非常に楽しみです

(ところで、今日の竜王戦中継ブログで、「凄いモノ」を発見してしまいました。それが何か…明日、お話しましょう。)

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