Danchoのお気楽Diary

高校3年間応援団だった「応援団バカ」の日記。スポーツ観戦や将棋等の趣味の他、日常感じる事を、「ゆるゆる」綴ります。

『一人暮らし』から学ぶこととは!?

2007-12-11 07:50:44 | 明川 哲也 さん
小生のブログの読者なら、もうすっかりおなじみとなった毎月1回の、好評(本当に)の、このシリーズ

そうです。明川 哲也 さんの登場です

4週間に一度、朝日新聞(住まいが山口なので、北九州版?)の生活面の『相談室』の回答者として登場されますが…もちろん今回もやります

6回前の『『ゆるゆる教』のすすめ』のような、素晴しい「明川ワールド」を、今回も読者の皆さんに堪能していただけるでしょうか

お任せ下さい
11月10日に登場なさった今回も…全く期待を裏切っていませんね

前回はシビアな相談内容に対して、相談者に気遣いたっぷりの素晴らしい回答をなさっていましたが、今回は、以前の相談に対する回答ぶりが復活し、ユーモラスに溢れながらも、説得力は相変わらず…な回答を、相談者にしています

では早速、惜しみなく紹介したいと思います


紹介するのは、千葉県にお住まいの、28歳の主婦の方の相談に対する回答です。

相談事は、妹は26歳で独身の会社員で、実家暮らし。ほぼ毎日朝帰り状態で、男性と遊んでいるよう。その相手もコロコロ変わる。自分の給料以上の金を交際費にあてているのか、ローンにも手を出し、母が泣く泣く工面する始末。家族が咎めても、「もう大人なんだからほっといて」というだけ。そんな妹と、どう向き合っていけばいいのか…という内容。

まぁ、社会人になっているわけですから、小生なら室井 佑月 さんのように内角直球を突いて…

「本人が言っているんだから、放っておけば

とただ一言で済ませてしまいそうです。
社会人ですから、それなりに責任ある立場ですからね。
自制し、心入れ替えるのも本人次第ですし、暴走して警察のご厄介になっても、仕方ないことかもしれません。
ですが、ローンの肩代わりを母親が…というのは、ちょっと宜しくないような気がしますね。

いずれにしても、独身の妹の将来を案ずるがゆえに、ご自身が家族を持って独立している背景もあって、距離の取り方に戸惑っている内容の相談ですが、明川さんは、以下のように、絶妙な回答をしています

以下、記事を全文引用して紹介しましょう


*************************************

 妹さんが大切な家族の一員だからこそ、困っているわけですね。
でもほぼすべての困ったことは、角度を変えて見直すだけで、
ハッピーの入り口に通じていくものです。

 まず妹さんの体力。毎日朝帰りできるなんてかなり強靭。うらやましいです。
それに、妹さんが男をコロコロ変えるのはきっと理想のタイプを追い求めている
からで、嘆くことではありません。
今変えておかないと後でひどく変えにくくなるので、むしろコロコロは
賢明な方法です。

 妹さんのローンをお母さんが肩代わりしていること、それはたしかに
困ったことですが、本人が放っておいてと言っているのだから、
望み通り放っておきましょう。
大人だと言い切っている以上、ついでに出て行ってもらうのが一番です。
一人暮らしを始めれば、まず感じるのが親のありがたみ。
そこでしみじみ考えることがあるはずです。
妹さんに他者への痛みの感覚が芽生えるのはそこからです。
早く追い出しちゃえ。

 仮に追い出すことができず、妹さんがアッパラパーであり続けたとしても、
それもまた困ることではありません。
妹さんの面倒を見るために兄弟のうち誰かが大金持ちになればいいのです。
あの子がいてくれたから、かえって私たち裕福になれたのねと、みんなで
笑いあえる日がくるはずです。

ほら、どっちに転がっても、未来は楽しそうですよ。

*************************************

なるほど…
これは納得まさに「同歩」ですね。

「男をコロコロ変える」のが鼻持ちならないのは、お姉さんである相談者が、言葉が適当ではないかもしれませんが、「変な想像」をしているか、世間体を気にしすぎているからでしょうね
小生は最初、この相談の妹さんの行動に眉をひそめた心理は、「前者」の方にありました。(妹さん、申し訳ないです。)

ですが、明川さんがご指摘なさったように、逆転の発想をすれば、将来を見据えて色々な男性と「お知り合い」になって、「品定め」をしていると考えれば、確かにその通り。
大きな買い物でもそうですよね…例えば自動車を新車に買い替えをする時とか…。
予算をある程度立てておいて、様々なメーカーのディーラーから見積を取って、並べて比較しますよね…。それと同じ感覚なのかもしれないと思うと、かなり合点がいきます。
後腐れがないなら、むしろその方が確かに賢明でしょう。

小生が、明川さんの回答で心から「同歩」と感じたのは、一人暮らしをさせてみるという点です。

明川さんが回答で述べている…

「一人暮らしを始めれば、まず感じるのが親のありがたみ。」

や、

「そこでしみじみ考えることがあるはずです。」

は、本当です

小生も2年間、完全に自炊、掃除・洗濯も自分でやらなくてはいけないアパートを借りて一人暮らしをしたことがあります。
今の会社に入社して、山口に配属が決まってからも、家内と寝食を共にすることが決まるまでは、独身寮で(こちらは、自室の掃除と洗濯以外は、賄い付きでしたが…)一人暮らしでした。

「一人暮らし」という意味では、通算で8年間ほどしている計算になります。

その間、色々考えるんです…。
家族の事とか、当時交際していた『応援団に捧げた青春』シリーズでも登場する、初恋の相手のTSさんの事とか…。

この時からです。実家で一緒に生活していた時は、口喧嘩ばかりしていた実妹と、全く喧嘩をしなくなったのは…。

そうなんです

明川さんのおっしゃるとおりで、一人暮らしを始めたとたんに、気付き始めたんですね…家族が、ただ側に居ることだけでどんなに救われていたことか…ということが。
そうなると、実妹と口喧嘩すること自体が実に子供っぽく思えてきて、その気すら起こらなくなったのです。
それは、今も変わらないですね。
(逆に、今では実妹に「説教」されることもあります。)

ですので、一人暮らしをして学ぶこと…これ結構将来的には財産になると思いますね。

食いつぶすのも、色々哲学的に考えて勉強するのも、実は「自分次第」です。
だったら、自分をブラッシュアップするきっかけにする方が得だ…と、小生は考えましたね。

ですから、「朝帰り」まがいのこともして遊びもしたし、「朝帰り」になるまで勉強や仕事もしました
それはそれで充実していましたね

将来、娘が成長して、例えば「親元から遠く離れた大学に進学したい」という話になれば、一人暮らしをさせてみることも、娘の教育の一環かな…と、ぼんやり思ったりすることもありますよ

ですから、妹さんを自立させてみるのも、明川さんがおっしゃるように、「特効薬」になる可能性…大いにあると思いますね


いやぁ~どこまでその明川さんの「世界」は、「深く」て「広く」のでしょうかね

実は12月8日にご登場なさっていますので…また来月始めにでも紹介しましょう

小生自身も明川さんのご登場を心待ちにしています

この次も、またまた期待…寄せちゃいますよ。明川さん

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3 Comments

コメント日が  古い順  |   新しい順
耳が痛い (振られ飛車)
2007-12-11 22:21:09
独身40男、実家住まいには耳が痛い話です。
何かあったら、妹や弟に「出て行け」といわれる羽目になりますから。
返信する
Unknown (プリプリミキ)
2007-12-12 10:04:28
美紀も独身で実家暮らしの独身貴族・・・
給料毎月使い切り・・・

追い出されませんように・・・
返信する
コメント、ありがとうございます。 (Dancho)
2007-12-12 23:28:55
●振られ飛車さんへ

う~ん…月に1度ですから続けているシリーズですが…。

コメンテーターの皆様方にも諸事情がありますから、耳が痛く聞こえてしまうかもしれない…。

小生が現在独身で、両親と同居だったなら…と考えると、ちょっと恐ろしい気も…(冷汗)。


●プリプリミキさんへ

はじめまして。ようこそいらっしゃいました~。

大丈夫ですよ。ご家族が気になさっていないのでしたら、独身貴族を謳歌してください(笑)。

してみると時々思いますが、結婚は焦るとダメです。良い事ないです。それなりに不満も募ります。

明川さんもおっしゃっています。
今は、理想のタイプを探している時期だから…と胸を張っていれば良いんですよ(笑)。

独身時代のドキドキ感を、再び味わいたいと時々思うこと…あります。

なので、この際謳歌しちゃいましょう…独身貴族を。


先ずは、コメントを頂戴した御二方に、心より御礼まで。
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