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ヘスス・ソト・カラス対クリス・スミス(2008/04/11)

2008-04-18 22:26:25 | ボクシング
WBC米大陸ウェルター級タイトルマッチ

メキシコの25歳、ヘスス・ソト・カラス選手(Jesus Soto Karass)が保持する米大陸王座の防衛戦に臨みましたが、33歳のジャマイカ人クリス・スミス選手(Chris Smith)のインファイトに大苦戦の末に際どく王座を防衛しています。(98-92,96-94x2)

アントニオ・マルガリート選手のメインのスパーリングパートナーを務める(らしい?)WBCとWBOで11位にランクされるソト・カラス選手の大苦戦でした。
オープニングヒットにスミス選手の右ストレートがクリーンヒットして始まった試合。ソト・カラス選手のスピードの無さ、ディフェンスのルーズさが最初から最後まで目に付いた試合でした。
パワーで勝るソト・カラス選手は2回からジャブでリズムを掴み3回にはパワフルな攻撃でプレスを強めますが、逆にスミス選手の反撃のパンチを浴びてロープに詰まる始末。以降距離を取って戦いたいソト・カラス選手に対しスミス選手のしつこい前進と良く当たるパンチでロープに押し込まれる場面が続き、ソト・カラス選手にとって苦しい流れに見えました。
ソト・カラス選手のパンチ、特にボディブローが強く再三入っていたものの、スミス選手のパンチを軽いとはいえ食いすぎでした。
中盤以降ソト・カラス選手のスピードがさらに落ちた感じにも見え、ほぼ互角の攻防ながらもスミス選手が押し気味に試合を進めていたと見たのですが、公式の採点結果は意外なものでした。
ちなみにわたくしめのシロート採点は97-93スミス選手。

この日のソト・カラス選手はハンドスピードなさすぎでした。さらに以前と変わらずのノーディフェンス。硬そうなパンチはなかなか魅力的ですが、今のままのボクシングで上を目指すのは厳しいのでは、と感じた試合でした。

ソト・カラス選手は20勝(14KO)3敗3分。スミス選手は21勝(13KO)5敗1分。

Soto-Karass defeats Smith!
Soto-Karass, Bruseles Emerge in A.C.
Soto-Karass Wins in Atlantic City
Soto-Karass Defeats Smith
写真
April 11, 2008: Jesus Soto-Karass vs Chris Smith - Atlantic City, NJ / Ed Mulholland

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