ヘスス・ソト・カラス対ジャメーイン・サンダース(2008/01/18)

ウェルター級10回戦

WBO10位にランクされる25歳のメキシカン、ヘスス・ソト・カラス選手(Jesus Soto Karass)がジャメーイン・サンダース選手(Germaine Sanders)に10回3-0判定で勝利しています。(97-92,96-93,95-93)

ソト・カラス選手は、ややスピードに欠け身体の固さも感じさせるものの、1発1発に力を込めたパンチをビュンビュン振り抜いていく攻撃的なボクサー。身体全体のパワーとパンチを連続で打ち続ける豊富なスタミナを感じさせる選手です。
対するサンダース選手は37歳という年齢を感じさせないシャープな動きで対抗。
激しく主導権を奪い合う一進一退の攻防が続いた見応えのある10ラウンズでした。
公式の結果はパワーで上回るソト・カラス選手の攻撃を優勢と見ていたようですが、サンダース選手の黒人らしいバネを効かせたシャープで正確なブローも見事で、ソト・カラス選手を大いに苦しめていました。
勝敗自体には異論は無いのですが、ポイント差が開きすぎな感じがします。9回10回と試合終盤を支配していたサンダース選手の印象も良く、もう少し接近したスコアを予想したのですが、ちょっと意外でした。

＋映像では確認できませんでしたが、スコアを見ると減点があった？？
7回にソト・カラス選手のローブローでサンダース選手が倒れこみ、しばしの休憩を与えられていたシーンがあったので、この時に減点があったのかもしれません。

ソト・カラス選手は19勝(14KO)3敗3分。サンダース選手は27勝(17KO)5敗。

Soto-Karass squeaks by Sanders!

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