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WBCライト級タイトルマッチ
WBC王者のウンベルト・ソト選手(Humberto Soto)がウルバノ・アンティヨン選手(Urbano Antillon)の挑戦を受けたメキシカン同士によるタイトルマッチは米カリフォルニア州で行われ、熱戦の末にソト選手が12回判定で勝利して王座防衛に成功した一戦でした。(体格比較)
背を屈めガードを固めながらの前進からのボディ顔面へのショート攻撃で迫るアンティヨン選手に対し、左右アッパーを効果的に織り交ぜるコンビネーションや左右ストレート、フックの正確な攻撃で迎え撃つソト選手。
ソト選手の正確なブローが終始ペースを支配している流れだったのですが、初回からアンティヨン選手のプレスは確かに効いている状況で、なかなかに白熱したペース争いが続いた熱戦でした。
試合序盤戦ではアンティヨン選手のプレスをコンビネーションブローで「弾き返そう」と強く、ハイペースで繰り出していたソト選手だったのですが、止まらぬ挑戦者の前進で中盤以降はやや失速。
しかし、息が上がって強い攻撃を繰り出せなくなるとフットワークとジャブで距離をキープしながらうまく休んだり、ラウンド終盤に強いコンビネーションを集めてより効果的にポイントをピックアップしていくなどのベテランらしい上手さが光っていた試合後半戦でのソト選手でした。
6回にアンティヨン選手の強いショットを連続で食って動きが止まる場面もあったソト選手でしたが、このチャンスで一気にパンチを集めた挑戦者が疲れてしまうと続く7回には力強い逆襲で相手に傾きかけた流れをしっかりと遮断したあたりも流石。
疲労がキツくなった試合最終盤はアンティヨン選手の前進を持て余し、ポイント上での追い上げを許した王者でしたが、円熟の域に達した王者の技巧と試合運びの上手さが堪能できた好ファイトでした。そしてアンティヨン選手の決意を感じさせたアタックも見事でした。
公式のスコアは114-113が2人、115-112が1人の3-0。5回にローブローでアンティヨン選手が減点されていて、これがなかったらドローというスコアでしたが、そこまでポイント的には竸っていた印象はありませんでした。シロート採点116-111ソト。
CompuBox Stats: Soto-Antillon War
ソト選手は54勝(32KO)7敗2分。アンティヨン選手は28勝(20KO)2敗。
Humberto Soto Decisions Urbano Antillon in a War(Mark Vester/Boxing Scene)
Humberto Soto-Brandon Rios in Play, 2/26 on Showtime(Ryan Burton/Boxing Scene)
Humberto Soto Wins Unanimous Decision Over Urban Antillon(Lem Satterfield/Fanhouse)
写真
Soto, Donaire victorious(Francisco Salazar and Felipe Leon,photos by Big Joe Miranda/Fightnews)
Photos: The Soto vs Antillon War, Donaire vs Sidorenko(Boxing Scene)
ウンベルト・ソト対デビッド・ディアス(2010/03/13)
ウンベルト・ソト対ヘスス・チャベス(2009/12/19)
ウンベルト・ソト対アリスティデス・ペレス(2009/09/15)
ウンベルト・ソト対ベノイット・ガウデット(2009/05/02)
ウンベルト・ソト対アントニオ・デービス(2009/03/28)
ウンベルト・ソト対フランシスコ・ロレンソ(2008/12/20)
ウンベルト・ソト対ガマリエル・ディアス(2008/10/11)
ウンベルト・ソト対フランシスコ・ロレンゾ(2008/06/28)
ホアン・グスマン対ウンベルト・ソト(2007/11/17)
ウンベルト・ソト対ボビー・パッキャオ(2007/06/09)
ウンベルト・ソト対ウンベルト・トレド(2007/02/22)
ウルバノ・アンティヨン対レネ・ゴンザレス(2010/05/08)
ウルバノ・アンティヨン対ルイス・アルセオ(2010/02/20)
ウルバノ・アンティヨン対ミゲル・アコスタ(2009/07/25)
ウルバノ・アンティヨン対タイロン・ハリス(2009/05/01)
ウルバノ・アンティヨン対ラモン・クルス(2008/12/12)
ウルバノ・アンティヨン対ダニエル・アッター(2008/09/05)
ウルバノ・アンティヨン対ホセ・レオナルド・クルス(2008/06/06)
ウルバノ・アンティヨン対ボビー・パッキャオ(2008/03/13)
ウルバノ・アンティヨン対アドリアン・バルデス(2007/12/21)
WBC王者のウンベルト・ソト選手(Humberto Soto)がウルバノ・アンティヨン選手(Urbano Antillon)の挑戦を受けたメキシカン同士によるタイトルマッチは米カリフォルニア州で行われ、熱戦の末にソト選手が12回判定で勝利して王座防衛に成功した一戦でした。(体格比較)
背を屈めガードを固めながらの前進からのボディ顔面へのショート攻撃で迫るアンティヨン選手に対し、左右アッパーを効果的に織り交ぜるコンビネーションや左右ストレート、フックの正確な攻撃で迎え撃つソト選手。
ソト選手の正確なブローが終始ペースを支配している流れだったのですが、初回からアンティヨン選手のプレスは確かに効いている状況で、なかなかに白熱したペース争いが続いた熱戦でした。
試合序盤戦ではアンティヨン選手のプレスをコンビネーションブローで「弾き返そう」と強く、ハイペースで繰り出していたソト選手だったのですが、止まらぬ挑戦者の前進で中盤以降はやや失速。
しかし、息が上がって強い攻撃を繰り出せなくなるとフットワークとジャブで距離をキープしながらうまく休んだり、ラウンド終盤に強いコンビネーションを集めてより効果的にポイントをピックアップしていくなどのベテランらしい上手さが光っていた試合後半戦でのソト選手でした。
6回にアンティヨン選手の強いショットを連続で食って動きが止まる場面もあったソト選手でしたが、このチャンスで一気にパンチを集めた挑戦者が疲れてしまうと続く7回には力強い逆襲で相手に傾きかけた流れをしっかりと遮断したあたりも流石。
疲労がキツくなった試合最終盤はアンティヨン選手の前進を持て余し、ポイント上での追い上げを許した王者でしたが、円熟の域に達した王者の技巧と試合運びの上手さが堪能できた好ファイトでした。そしてアンティヨン選手の決意を感じさせたアタックも見事でした。
公式のスコアは114-113が2人、115-112が1人の3-0。5回にローブローでアンティヨン選手が減点されていて、これがなかったらドローというスコアでしたが、そこまでポイント的には竸っていた印象はありませんでした。シロート採点116-111ソト。
CompuBox Stats: Soto-Antillon War
ソト選手は54勝(32KO)7敗2分。アンティヨン選手は28勝(20KO)2敗。
Humberto Soto Decisions Urbano Antillon in a War(Mark Vester/Boxing Scene)
Humberto Soto-Brandon Rios in Play, 2/26 on Showtime(Ryan Burton/Boxing Scene)
Humberto Soto Wins Unanimous Decision Over Urban Antillon(Lem Satterfield/Fanhouse)
写真
Soto, Donaire victorious(Francisco Salazar and Felipe Leon,photos by Big Joe Miranda/Fightnews)
Photos: The Soto vs Antillon War, Donaire vs Sidorenko(Boxing Scene)
ウンベルト・ソト対デビッド・ディアス(2010/03/13)
ウンベルト・ソト対ヘスス・チャベス(2009/12/19)
ウンベルト・ソト対アリスティデス・ペレス(2009/09/15)
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ウンベルト・ソト対アントニオ・デービス(2009/03/28)
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ウンベルト・ソト対ガマリエル・ディアス(2008/10/11)
ウンベルト・ソト対フランシスコ・ロレンゾ(2008/06/28)
ホアン・グスマン対ウンベルト・ソト(2007/11/17)
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ウルバノ・アンティヨン対ルイス・アルセオ(2010/02/20)
ウルバノ・アンティヨン対ミゲル・アコスタ(2009/07/25)
ウルバノ・アンティヨン対タイロン・ハリス(2009/05/01)
ウルバノ・アンティヨン対ラモン・クルス(2008/12/12)
ウルバノ・アンティヨン対ダニエル・アッター(2008/09/05)
ウルバノ・アンティヨン対ホセ・レオナルド・クルス(2008/06/06)
ウルバノ・アンティヨン対ボビー・パッキャオ(2008/03/13)
ウルバノ・アンティヨン対アドリアン・バルデス(2007/12/21)
多彩なコンビネーション、カウンター、ディフェンステクニック、フェイント・・・個人的に好きな選手ですけど。
メキシコ初の4階級制覇はソト選手と予想してます。
グスマン相手に完璧に子供扱いされてた姿が非常に意外で驚きましたが、地力は確かですね。
あの完敗に加え、ロレンゾ相手のまわり道なんかもあっての今を考えると大したもんだと思います。
メキシカン初の4階級制覇は、誰が強いとか優れているとかよりもタイミング次第なんでしょう。
4階級制覇以上は本人の力に加えてこういった別の要素も必要になってくると過去の例を見て思います。
フェザー級のタイトルも暫定でしたし。
スーパーライト級のチャンピオン同士の星の潰し合いの影で、暫定やらノーマルチャンピオンになってそうです(笑)
http://www.megaupload.com/?d=F5F216TV
pass=sweetboxing
探してみました。画質がどうかはわかりません。youtubeのやつ、とやらを見てないのでよくわからないんですが大差ないかもです。