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スティーブン・ルエバノ対ファン・マヌエル・ロペス(2009/01/23)

2010-01-24 13:09:26 | ボクシング
WBOフェザー級タイトルマッチ

プエルトリコの新スター、ファン・マヌエル・ロペス選手(Juan Manuel Lopez)が2階級制覇に挑む注目の一戦。WBO王座を5度防衛中のスティーブン・ルエバノ選手(Steven Luevano)の保持するフェザー級王座に挑んだ一戦は米ニューヨークMSGで行われ、ファンマ選手が7回TKOで快勝して2階級制覇に成功した一戦でした。(体格比較)

ファンマ選手が右を強振してくるところに軽く的確に当てる右や、良く伸びる左ストレートをヒットさせて自らのボクシングを見せる場面もあった王者ルエバノ選手でしたが、徐々にファンマ選手のパワーに圧倒されます。
ルエバノ選手の右ジャブを外しざまの左ストレートやアウトサイドから叩きつける左右フック、鋭い踏み込みから正確にインサイドから撃ち抜く左右フック・アッパーなどのパワフルな攻撃でルエバノ選手の動きは回を追うごとに鈍っていきました。
ルエバノ選手がちょっと下がると追撃がどんどん加速して出てくるエネルギッシュな攻めも見事で、次第にワンサイドになっていった試合。
7回開始早々に右アッパーでルエバノ選手を大きくよろめかせ、右フックで痛烈に効かせ、トドメに左ストレートも決めて派手に倒した場面でのストップでした。

CompuBox Punch Stats: Juanma Too Strong For Luevano


見事なパフォーマンスで2階級制覇に成功したファンマ選手。この日も含め2戦連続で同じカードに出場していたガンボア選手との対戦なんかが今後クローズアップされていくんでしょうか?ビッグマッチに期待したいです。28勝(25KO)。
ルエバノ選手は37勝(15KO)2敗1分。



試合動画(megavideo)

Lopez, Gamboa stop foes(Mariano A. Agmi and Matt Richardson/Fightnews)
Juan Manuel Lopez Knocks Steven Luevano Out in Seven(Mark Vester/Boxingscene)
LOPEZ CAPTURES WBO FEATHERWEIGHT TITLE WITH 7TH ROUND TKO OF LUEVANO(Ben Thompson/FIGHTHYPE)
Lopez, Gamboa on collision course(Dan Rafael/ESPN)
Juanma Lopez, Yuriorkis Gamboa Win Big at The Garden(Cliff Rold/BoxingScene)
Juan Manuel Lopez Dethrones Steven Luevano Via Seventh-Round KO(Lem Satterfield/FanHouse)
写真
Lopez and Gamboa Remain Unbeaten(Ed Mulholland/HBO)
Photos: Juanma Stops Luevano, Gamboa Clocks Mtagwa(Boxing Scene)
Lopez, Gamboa Photo Gallery( Matt Richardson & Mariano A. Agmi,Photography by Emily Harney/Fightwireimages)

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14 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (ジーコ)
2010-01-24 13:15:49
はじめまして。
ガンボアもファンマも持ち味を存分に出しましたね。ガンボアのノンストップ攻撃、ファンマの一気呵成の畳み掛け、どちらも見事でした。
ファンマはちと被弾が多かったですが、フェザー級でもテクニシャンのルエバノ相手ですから許容範囲でしょうか?
この二人の対決がいよいよ盛り上がってきましたね。
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Unknown (abe)
2010-01-24 17:27:59
下の写真は、左がトリニダード?右は誰ですか?
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Unknown (Unknown)
2010-01-24 18:41:01
コットですよ。
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Unknown (管理人)
2010-01-24 20:07:37
>ジーコさん
5度防衛中だったルエバノに完勝ですから、フェザー級のスタートは上々なのではないでしょうか。
パワーだけでなく、攻撃のバリエーションの豊富さは見事でした。左が良かったです。

>abeさん
Unknownさんの指摘通り、プエルトリコの先輩王者コット(&ティト)です。
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Unknown (abe)
2010-01-24 20:12:42
そうでした^^;
ボクサーの普段って、結構、ふくよかというか
かなり締まっていない印象がします。
でも、トリニダードとコットが仲良く写真に写っているのは、僕としてはとてもうれしいです。
この偉大な先輩の後をファン・マヌエル・ロペスには追っかけていってほしいものです。
(個人的には、ファンマという愛称は、どうも好きになれない・・・・)
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Unknown (Unknown)
2010-01-24 20:40:02
正直ルエバノはもっとも試合のつまらない選手の一人だったので、華のあるファンマがフェザー級に更なる光を与えてくれたことを嬉しく思います。
ルエバノは持ち味のうるさい右ジャブが機能しなかったようですが、その右ジャブを機能させなかったファンマの巧さにも目を見張りますね。
ムタガ戦のダメージも心配しましたがそんなそぶりは微塵も感じさせない快勝でした。
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Unknown (管理人)
2010-01-24 21:40:04
>Unknownさん
2ラウンド目はルエバノの右ジャブがカウンターで良く入っていましたし、左ストレートも良くていいリズムでした。
ただ続く3回にその右ジャブの打ち終わりに打ち込まれた左ストでちょっと効いた場面以降はファンマ選手のパワーショットでじわじわ体力を削られ続ける展開で、回を重ねるごとにワンサイドになっていった流れでした。
ファンマのうまさ、というよりパワーでねじ伏せられた印象です。
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Unknown (hadasha)
2010-01-25 01:00:14
 この試合ちょっとしか見れませんでした。あっち繋げてこっち繋げて、見れたと思ったら、右フックで「クシャ」ってなって終わりでした。この辺りの階級の選手見ると対長谷川を考えてしまうんですが、ファンマはやっかいですね。サウスポーやしゴリゴリくるし。
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Unknown (管理人)
2010-01-25 18:10:52
>hadashaさん
長谷川選手自身の言葉によるものなのか何なのかわかりませんが、長谷川がフェザー級でも普通に通用するとの前提が私には非常に違和感あります。
実際に通用するのかもしれませんが、現時点で考えた場合ファンマやガンボアのような2階級上の超一流選手と比較することはナンセンスな気がします。
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Unknown (JN)
2010-01-25 22:48:24
ファンは勝手にファンマvs長谷川・ガンボアなどを想像してしまいますが、普通に考えたら現時点では無理がある話ですよね。
パッキャオの出現で、周囲の『階級差』に対する意識がかなり希薄になっている気はします。
(昨年のメイウェザーvsマルケスもパッキャオ出現前なら「ミスマッチ」とも揶揄され兼ねない
マッチメークだと感じましたが、あまりそういう論調はありませんでした)
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