ファン・マヌエル・ロペス対ウーゴ・ディアンゾ(2007/08/04)

WBOラテン・スーパーバンタム級タイトルマッチ

プエルトリコの新鋭、ファン・マヌエル・ロペス選手(Juan Manuel Lopez)がウーゴ・ディアンゾ選手(Hugo Dianzo)に10回TKO勝ちしています。

スピードがあって攻防にセンスを感じさせる24歳のサウスポー、ロペス選手。
この日もそのスキルを披露していましたが、ディアンゾ選手の固いディフェンスを前にやや攻めあぐねてもいて、ちょっとパワー不足にも感じました。
なかなかかみ合わない両者の攻防はアクションに乏しく、中盤以降は時折ブーイングも飛ばされる眠たい試合になってしまいました。
このまま判定か、とあくびを噛み殺していた10回、試合は唐突に終了しました。
ディアンゾ選手の側頭部が大きく裂けて激しく出血し、ドクターのチェックが入ると即試合終了。大きくパックリと割れた傷は酷いもので、妥当な判断でした。

いつカットしたのかちょっとわかりませんでしたが、恐らくバッティングによるものでしょう。この場合は負傷判定とかになるような気もするんですがTKOでのロペス選手の勝利となっています。

(追記)
ESPNのDan Rafael氏の記事(scoecard)によると、ディアンゾ選手のカットは2ラウンドにパンチによるもの(?)らしいです。
英語力不足のためよくわかりませんｗ



ロペス選手は19勝(17KO)。ディアンゾ選手は31勝(15KO)12敗1分。


Lopez Remains Unbeaten!
Juanma Wins After Nasty Cut On Diazno's Scalp Halts Fight
Lopez Stops Dianzo in 10th round TKO


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