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マルケスパッキャオ2・アンダーカード(2008/03/15)

2008-03-16 12:10:23 | ボクシング

●WBOフェザー級タイトルマッチ・スティーブン・ルエバノ対ターサク・ジャンデーン
スティーブン・ルエバノ選手(Steven Luevano)がタイのターサク・ジャンデーン選手(Terdsak Jandaeng)に12回大差の判定勝ちしてタイトル2度目の防衛に成功しています。

サウスポー同士の一戦はルエバノ選手のアウトボクシングが勝りました。ルエバノ選手が足を使いながら放つリードの右ジャブ、フック、シャープな左ストレートの攻撃からは一発の威力は感じさせませんが正確で数もよく出ていました。
対するターサク選手の攻撃は非常にパワーが感じられ、鋭いものでしたがルエバノ選手のアウトボクシングを前にその強打は空転。
4回にターサク選手の素晴らしい左ストレートでダウンを奪われたましたがルエバノ選手のジャブと足がペースを支配し続けた試合でした。

ルエバノ選手は35勝(15KO)1敗。ターサク選手は29勝(19KO)3敗。

試合動画(Youku)


●NABOバンタム級タイトルマッチ・アブネル・マレス対ディオスダオ・ガビ

22歳のバンタム級ホープ、アブネル・マレス選手(Abner Mares)がディオスダオ・ガビ選手(Diosdado Gabi)に2回ストップ勝ちしています。

04年五輪代表のマレス選手の圧勝でした。フィリピンのガビ選手の積極的なアタックにやや先手を奪われかけた初回でしたが、シャープな右ストレートでチャンスを掴み、続く2回に右ストレート、左フックなどで2度のダウンを奪ってのストップ勝ちでした。
マレス選手の正確で伸びのあるパンチはなかなかの可能性を感じさせます。成長に期待です。

マレス選手は16勝(10KO)。ガビ選手は30勝3敗1分。

アブネル・マレス対イシドロ・ガルシア(2007/09/07)


●ライト級10回戦・デビッド・ディアス対ラモン・モンタノ

WBCライト級王者のデビッド・ディアス選手(David Diaz)がマルケス対パッキャオ2のアンダーカードに無冠戦で登場。ラモン・モンタノ選手(Ramon Montano)との10回戦に2-0判定勝ちしています。(99-91,97-93,95-95)

ひとりがドローとジャッジした試合でしたがディアス選手の勝利は間違いないように映りました。
ただスピードが無く一本調子な攻撃で、時折モンタノ選手のスムーズな攻撃に覗き見ガードの間を破られたりボディを抉られていたシーンも目に付いたのは確か。
フィジカルの強さでディアス選手が押し切りましたが、お互いに決め手に欠く内容でした。
この試合で最も光っていたのは、レフェリーのジョー・コルテス氏。10回にモンタノ選手のグラブを止めているテープが大きく剥がれていたのを試合を止める事無く引きちぎり、モンタノ選手の飛ばされたマウスピースを戻す、試合の流れを止めず最小限の時間で仕事をこなす手際のよさが素晴らしかったです。

ディアス選手は34勝(17KO)1敗1分。モンタノ選手は15勝(1KO)5敗2分。

デビッド・ディアス対エリック・モラレス(2007/08/04)



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2 コメント

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Unknown (プクー)
2008-03-18 17:55:51
マレスという選手はすでに王者級ではないでしょうかね。長谷川も危うしくらい。ややパンチがなさそうにもみえますがアマチュアでもプロでもKO率はいいですしね。
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Unknown (管理人)
2008-03-18 20:15:41
>プクーさん
マレス選手はセンス抜群なんですが、なぜか不用意にパンチを貰う場面が時折見られるのが気になっています。
あと一番気になるのが線の細さ。
まあ、まだまだ若いですからじっくりとキャリアを積んでプロフェッショナルな身体を作っていって欲しいですね。
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