WBAインターナショナル・スーパーバンタム級王座決定戦
ロシアのサーシャことアレキサンダー・バクティン選手(Alexander Bakhtin)がベネズエラの元暫定バンタム級王者ネオマール・セルメニョ選手(Nehomar Cermeno)と空位のインタ王座を争った一戦はロシアで行われ、バクティン選手が大差の12回3-0判定を制して王座に就いた一戦でした。
シャープな左ジャブと前後へ素早く動くフットワークとでスタートからペースを支配していくいつも通りのサーシャ選手。セルメニョ選手もダブルの左ジャブやボディ顔面への右ストレート、ワイルドに振る右フックや左フックでの飛び込みなど、様々な手段でサーシャ選手のボクシングを切り崩しにかかるのですが、サーシャ選手の左とフェイント、ステップワークを前にことごとく空転。
時折見せる右ストレートや右フック、さらには右アッパーなどを織りまぜながら、ほぼ左一本でセルメニョ選手をコントロールし続けたサーシャ選手のイージーにも映った12ラウンズでした。
公式のスコアは119-109が2人、117-111が1人の3-0サーシャ。シロート採点119-109サーシャ。
9回にセルメニョ選手が右を軽く当てたあたりから10回までは、セルメニョ選手のプレスがややサーシャ選手との距離を縮めていた局面で、セルメニョ選手の左フックが入る場面も何度かあってサーシャ選手のボクシングを切り崩しかけてもいた流れにも見えたのですが、それでもそれまでの一方的な流れから見ればそう見えるてな程度。11回にはシャープなワンツー、フットワークで再びペースを完全に支配下に置いたサーシャ選手のいつも通りの完勝劇でした。
サーシャ選手は29勝(11KO)。ここ6戦で1勝5敗1分となってしまったセルメニョ選手は20勝(12KO)5敗1分。
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