ホセ・ルイス・カスティーヨ対ヘルマン・ヌジョー(2007/01/20)

WBCスーパーライト級挑戦者決定戦

ハットン対ウランゴ戦のアンダーカードに登場した実力者ホセ・ルイス・カスティーヨ選手(Jose Luis Castillo)でしたが、カメルーン生まれのカナダ人、ヘルマン・ヌジョー選手(Herman Ngoudjo)相手に大苦戦の末、僅差の2-1判定勝利しています。

いかにもアフリカンなバネを感じさせるヌジョー選手の健闘が光った試合でした。
上下に巧打を打ち分けるカスティーヨ選手の攻撃を真っ向から受け止め、シャープなパンチをヒット。
判定は三者ともに115対113。非常にクロスした内容で勝者が入れ替わっていても不思議では無い試合でした。
この日の勝利で、WBCの指名挑戦権を得たカスティーヨ選手ですが、次戦はハットン選手の持つIBFタイトルへの挑戦になりそうです。(6月に予定）

カスティーヨ選手は55勝(47KO)7敗1分。ヌジョー選手は15勝(9KO)1敗。

Castillo wins controversial split decision over Ngoudjo
Time away from ring shows as Castillo backs into win