犬と猫と考える

レスキューした犬猫と考える。。生き物の大切さ。。

にわとりの話 スーパーで売ってる安いタマゴのわけ。。

2014年01月09日 | その他の動物のこと
今日は犬や猫やなし、鶏のお話。。

私の働いてるシェルターでは、鶏もレスキューしてくることがあるんです。
どこから?

養鶏場。。


ビジネスがだめになって、何百羽という鶏をおいていった飼い主もいます。
一度400羽をレスキューしたときは、まいった。。(-_-;)

でもすぐに、いろいろなアニマルシェルターからも、協力を得て引き取ってもらい、私の働いてるシェルターでは200羽すべて里親にだしました。


先日わたしのおともだちのMさんが、鶏を飼うというので、”ぜひ、うちのアニマルシェルターで引き取って~”とお願いしたら、彼女はびっくりして、”犬猫だけやないのね??”といって3羽引き取ってくれたんです。

彼女にはすでに何羽か飼ってるので、鶏のことをよく知ってる様子。

幾度か連絡をもらい、”ね、グミちゃん、知ってた? レスキューした鶏のくちばしが半分ないんよ。”

私はまったく鶏のことは無知。よ~く話を聞くと、もともとこの子たちは養鶏場出身。
その養鶏場というのは、鶏をぎゅーぎゅーにおしこめて、卵さえうませればいいという状態だったらしい。
押し込められてた場所で、鶏どうし喧嘩しないよう、つつかないようにと生まれてすぐにくちばしをカットされてるらしい。







なので、Mさんの家にいったとき、他の鶏は、餌がなければ地面をつついて虫をたべたりするのに、レスキューしてきた鶏をみてると、地面をつついてるけど、取れない。
よ~くみると、くちばしが半分ない!



雛のうち、雄鶏はゴミ箱のように捨てられます。   










これから先のビデオはかなりひどいアメリカの養鶏場のビデオです。





このひどい養鶏場からレスキューされた1羽の鶏の1年後。。同じ鶏とはおもいませんよね。。




Mさんが引き取ってくれた鶏    


この子達、シェルターでレスキューされたときは、お尻が赤く、羽がなかったんですよ。
でも、Mさんの愛情たっぷりで育ったにわとりみてください。ここまで立派な羽が生え変わり、見事に変身!


それでも、まだ安いタマゴを買いますか?



今日もお付き合いありがとうございました。


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